GEORGE DANIELS WATCHMAKING
去年の12月だったか田中久重の本を読んだことを書いた。そしたら彼があの時代にどうやって細かい加工をしたのかが気になりだし、色々と調べて行く過程で時計作りのビデオを見た。
オモチャレベルとは言えCNC工作機械を作って居た人間から見るとプリミティブで信じられない様な作業の連続だった。
さらに興味が湧いてきて調べて行くと1冊の本に行き着いた。これがその本で時計作りのバイブル的な本らしい。早速注文していたのだけど結構時間がかかって年が明けてから到着。
時計作りの本だけ有って時計の事が沢山書かれているけど、取りあえず今の私には用がない。欲しいのは工作に関する部分だ。
ここは細かいシャフトやギヤを熱処理する部分。針金で廻りを囲ったり石鹸を付けたりと、今まで触れたことの無い世界が広がって居て面白い。
時計旋盤に関しても、バイトの送り装置も無い木工旋盤方式の旋盤で細かい部品を作っていく工程に驚かされる。
私が時計を作る事は無いと思うけど、今の仕事の課程でメータ類の部品製作に於いて近い作業が有るのは確か。直接利用できる内容は少ないけど、ビックリしたり非常に参考に成る作業が満載で楽しい本だ。
そう言えばもう一つ良い事が有った。海外の本や資料だとインチ系が使われて居てイラッとする事が有る。でもこの本はミリ系で書かれているから何も感じずに読み進める事が出来る。
調べて見たら作者はイギリス人の様だ。この世でインチ系を使うのはアメリカ人とその影響力の強い航空関係だけかな?。アメリカの航空環境は羨ましいと思うけど、未だにインチ系はバカじゃ無いかと思ってしまう。

































最近のコメント