2026年3月10日 (火)

It woke up, but it's not functioning properly.

03101_20260310202901 F大ASK21の持ち帰った作業を片付けて行く。
 最初は液漏れのマスターシリンダ。漏れが酷かったので心配したけど、Q大のヤツほど傷んで無かったのでOリング交換だけで行けそうな雰囲気。

03102_20260310203001 一応AN規格のOリングも在庫して居る。内部を手入れしてOリングを交換したらO/Hの完了。
 ちなみにこれのフルードは鉱物油系なので車用のブレーキケミカルを使ったらダメ。パワステポンプを弄る様な感じで油脂を選択すべき世界。
03103_20260310202901 次はトータルエナジーノズル。上が曲がって居たし下の方が欠けていたので修理しようと持ち帰った。
 表面のテープを剥いだら結構な重傷だった。何回か割れたのを接着材で補修し、表面を白のテープでボロ隠しして居た様だ。

03104_20260310202901 欠損部は針金を入れた接着材とパテで整形した。サンディング後にサフェーサを吹いたら今日の所はお終い。
 明日はサンディングして白とオレンジに塗装しよう。


03105_20260310203001 問題のオーディオバリオ。サイズが少し違うけどスピーカを交換した。





03106_20260310202901 RSに頼んだヒューズは「在庫あり」になって居たのに16日到着予定と返ってきた。最近のRSはこう言うのが多いな。マルツ経由でデジキーに注文した方が速いくらいだ。昔は翌日に来ていたのになあ。
 仕方無いので手持ちのポリスイッチというか復帰出来るヒューズを組込む事にした。ポラリスのHF無線機にもこの手のヤツが入って居るらしい。念のために電解コンデンサも交換。
03107 そーっと組立てる。 






03108 電源を繋ぐとスピーカから音が出た!。やったかも。電流もそれっぽい感じ。





03109 いつまで経っても沈下に入った状態から復帰出来ない。後ろのニップルに息を吹きかけても変わらない。軽く吸っても変わらない。




031010 バッテリチェックモードを試す。今度はプラスに振り切れるだけで全然チェックの役に立ってない。




031011 あーあ、と言う気持ちで見て行くと、電源スイッチの横が焦げて?盛り上がって居る事に気がついた。あらら。。。
 ヒューズは160mAだからヒューズが切れるだけではこんな状態には成らない。ヒューズを経由していない配線が短絡的な状態になった可能性が高い。
 後席のインジケータは3本線が繋がる筈だけど2本しか繋がって無かった。本体への12V線は途中のターミナルから外して有ってビニテで絶縁した状態でブラブラしていた。
 これらから想像出来るのは、あるタイミングで焦げっぽい故障が起ったんじゃ無かろうか?。そこで電源線を切り離したと。。。
 もしかしたら治せるかもしれんけど可能性は1-2%だと思う。今後の全体的な事を考えると、14-15日の作業ではオーディオバリオ関係のグチャグチャの配線は全て切って撤去するべきだと思う。今のままでは生きている機器に悪さをしてしまう可能性があるし、もし将来オーディオバリオを購入するにしても今の配線を使うはずは無いから。
 上手く行く可能性が低いことは認識して居たけど、上手く行かないと精神的にくたびれるな。

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2026年3月 7日 (土)

SB-8 Electric Variometer

03071_20260307202901 F大ASK21から外してきたオーディオバリオと言うか電気式バリオ。動作しないだけで無く、後ろの配線がグチャグチャだから不安でもあるので外そうと考えた。
 そしたら4年の女の子が「Q大の21には付いて無いけど、F大のにはオーディオが付いて居るんです・・・」とか言う訳だ。若い女の子に言われたら無条件に従うのがオジサンの勤めなので(笑)、見るだけ見てみると言って外して持ち帰ったと言う訳。
03072_20260307202901 久住でも試行錯誤して電源ピンは見つけて居た。後でWEBでも確認したピンとも同じ配置。配線を修理したらここまで12Vが来る様になった。でもウンともスンとも言わない。
 同じ事を卓上でも試して見たけどウンともスンとも言わない。電源装置を確認しても電流が全く流れて居ない。
 これって大本の基本的な所の故障じゃ無かろうか?。だとしたらワンチャン治せるかもしれない。そんな気持ちで分解開始。
03073_20260307202901 なんか高級そうな中身だ。真ん中の発泡スチロールの中には温度変化を嫌う回路が入っているんだろう。そんな箇所は見ても解らんので周辺部を見て行く。



03074_20260307202901 コネクタに近い基板に白い異常な異物を発見。電解コンデンサかと思ったけど違って居て、その隣のヒューズと書かれた円筒形の部品から白い粉状?の物が吹き出た感じ。



03075 該当の部品を外して見た。やっぱり粉状というか綿菓子の様な奇妙な物体が張り付いて居る。そしてここは電源の入り口に近い回路で有る事くらいは私でも解る。



03076 160mAのヒューズらしい。こんな形のヒューズは初めて見た。検索したら同じ会社の製品が出て来て現行でも買えることが解った。



03077 ちなみに抵抗値は57オームくらい有る。データシートに依ると正常な抵抗値は0.8Ω程度とあるので明らかに異常。




03078 異常と判明したのでカバーを壊して中を見てみた。最初は切れて無いように見えたけど、グラスファイバーに細い線が巻き付けて有る様な構造で、巻いて有った細い線が切れて炭化した状態。これが57オームの正体だ。
 RSに同じ物があったのでとりあえず注文した。基本的にヒューズが切れて新しいヒューズを付けたら治る事は希。何故なら根本的な原因を治して無いから。
 でもこのユニット内で根本的な原因を見つける事は今の私には無理だろうと思う。ただ計器板後ろのグチャグチャの配線には、被覆が剥げたりブラブラした配線などが多数あった。希望的観測としてこれらの外部要因が原因で有ったならば、ヒューズの交換だけで治るかもしれない。30パーセントくらいの確率かな?。
03079 ヒューズが来るまでやる事が無いので内蔵スピーカをチェックしてみた。そしたら何と断線していたでは無いか。
 Q大のASK21でもスピーカが断線していたけど、ボイスコイルの断線ってこの程度の頻度で発生するもんだろうか?。
 もしユニットが治ったとしても、グチャグチャの配線を何とかしないと再発するだろう。再発以前に外付けのフライトコンピュータ?と遠隔表示ユニットが正常に動作しない。これはこれで大仕事だ。
 自分の機体を十分な時間をかけてやるなら良いけど、寒い格納庫で学生には他の作業を指示しながらやる仕事では無い気がする。でも受けてしまった仕事だもんなあ。。。

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2026年3月 6日 (金)

Many parts will need to be replaced.

03061_20260307101401 F大ASK21の続き。
 久住に来る前にアンテナを2個作って居た。1個はダイポールでもう1個はラジアル付きのホイップと言うか、GPのラジアルを1本にした物と言うか、短縮率の違うダイポールのエレメント角度を180度から狭くした感じの物。
 私にしては珍しく交換を考慮してコネクタ取り合いにしたり、マッチングボックスを作って大まかにマッチングを取った。詳細は機体に取り付けて調整しようと思って。
03062_20260307101401 そしてこれはオリジナルで機体に取り付けて有ったアンテナの特性。26.342MHzだから共振周波数がずれて居ると同時にSWR特性も良くは無い。
 この機体は「当分の間」の特例を使って天虎の無線機を使う予定だけど、将来的にポラリスを使うならSWR1.5以下が指定なので使え無い。天虎であってもこれでは飛ばないのは当然で実際にウインチまで届かなかった。

03063_20260307101401 と、ここまでは普通に不調な機体の時の話で有ってこの機体はそうでは無かった(笑)。
 車でもバイクでも大学入試でもそうだけど、7年間も放置して居た後で復活させるのは困難な事が多い。
 最初はHF無線機も電気バリオもVHFも外気温度計も全然動作しない。計器板裏に多量の配線がテープでグルグル巻きにしてあったのでほどいたらこれだ。。。
03064_20260307101401 機体内にも訳の解らん配線が散らばって居る。この写真は私が切ったわけじゃ無い。
 後席マイクに行くまでに2個もコネクタが有ったり、何用か解らないスイッチが多量に有ったり、正に魑魅魍魎の済む世界その物。


03065_20260307101401 最初は過電流で燃えたのかな?と思ったけどこんなのが複数有る。どうも絶縁被覆が劣化でボロボロに成って居る様だ。
 そう言えばポルシェ964か993で同様の問題が起ってリコールになって居た筈。特定の時期のヨーロッパの配線に固有の問題だろうか?。理由はどうであれこのまま放置して良いわけが無い。
03066 マイクとPTTの配線。調子が良いとか悪いとか言うレベルでは無いと思う。
 まあ滑空場で「発航出来ないから直ぐに治せ!何分かかる?」と言われて作業したのかも知れないので何とも言えないけれど、それなら合宿が終わってからきちんと手入れしようぜの世界。
03067 前後席PTTスイッチ、グースネックマイクの配線、外気温度計の配線、バッテリーボックスの修理、VHF無線機の取り外し、電気バリオの電源線までの解析、ここまで終わったら時間切れ。
 かなりの強敵だ。SWRがどうのこうのいうのは遙か先の話だ。整備の神様は難しい過大を与えたと思う。少し嫌いになった。
 昼過ぎに冷たい雨が降って止んだ。外を見たら久住山の上の方は雪が積もっていた。ちょっと困った夏タイヤだから。最悪は熊本に下りて高速か3号線で帰ろうと思っていたけど、凍結も雪も全く無くて無事に帰宅できた。次はオールシーズンタイヤにしようかな。

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2026年3月 5日 (木)

Can you wake up?

 細かい事が色々有ってブログの更新をサボっていた。まだちょっと忙しいので後戻りして更新するのは止めにして現時点から再開。03051_20260307094001
 今日は久住でグライダーの整備。こんな寒い季節にやるのは気が乗らない。でも車は少なくて快適なドライブが出来たので気分は悪く無い。
 整備する機体は九州私学の雄F大学のASK21。7年くらい寝かして居たらしいので通常の整備では心許なく、2日を2セットの4日間の整備を予定している。
03052_20260307094001 まずは機体が組めるのか(笑)、操縦系統や全体を見ていってギャッと言う所が無いか?を確認して行った。幸運にも大きなギャッは無かった。整備の神様ありがとう。



03053_20260307094001 細かい不具合はポツポツとあって、マスターシリンダからブレーキオイルが漏れて血糊の様だ。持ち帰ってO/Hを試みるけどOリングの交換だけで生き返るか少し不安。
 本来は好ましく無いけどブレーキオイルまみれよりは良いので、パーツクリーナと刷毛を駆使して学生さんに掃除して貰った。
03054_20260307094001 可能な限り各部を分解して点検していく。F大はほぼ全員が1年生、それにクマモン大が3名くらい応援に来ている状況。ディスカスの整備みたいに放って置いても独りでに作業が進む状況では無い。


03055 ブレーキパッドは摩耗限度は超えて無かったけど耐検なら交換した方が良いレベル。直ぐに注文したけど在庫が無くて最終整備日程には間に合わない事が判明。仕方無いので掃除して組み直す事に成った。
 あまり飛ばなければ良いけど、貸し出してガンガン飛ばしたら途中で交換になるかも知れない。
03056 Q大の機体で問題となったノーズホイールのチューブ。汎用の短いタイプを真鍮パイプで延長した改造版のテスト。




03057 丁度良いくらいの出具合になった。海外通販で買ったロングタイプは少し出過ぎて居て、低背キャップも取り付かない状態。耐久性は不明だけど取り合い的にはこっちの方が良い。
 とりあえず複数の道が出来た。急にパンクしても慌てる必要は無くなったのは好ましい。

 まあこんな感じで機械的な部分に関しては割と順調に作業が進んだ。1日の終わりに白丹温泉に行ったらボイラー故障で休みだった。他を探して行くほど綺麗好じゃ無いので宿舎に帰った。
 今度は宿舎の水が出なかった。外の止水栓を探してそれっぽいのを弄ったけど出ない。もう諦めて外の溝の水で手を洗い、外で立ちションして終わりにした。女の子は困るかな?と思ったけど合宿教官じゃ無いので班長さんに任せる。
 教官部屋は一人で退屈だったのでスマホでオンライン英会話のレッスンをしてみた。何時もの先生を取ったら廻りの環境が違うのに気づき、その関係の話で盛り上がったのは良かったかな?。

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2026年2月 5日 (木)

DIN 985

02051_20260205224001 天気に依るけど土曜日にASK21のレリーズを交換する事に成って居る。真面目な整備士なので(笑)、事前に整備マニュアルを読んで置くことにした。
 今になって気がついたけどナットは毎回新品に交換しろと書いて有った。ボルトの方は交換するなら・・・と言う風にも読めるのでまずはナットだけ早急に対応したいところ。
 前回の飛行機曳航用レリーズの時はボルトもナットも交換して無い。それまでの機体も交換した事が無い。。。全然真面目な整備士じゃ無かった。
02052_20260205224001 笑い話では無いのでもう少し調べてみた。ボルトの規格は書いて無いけど、強度区分のみ指定されて居るという事は10.9か12.9のボルトを選べば良いという意味だろう。
 この強度区分に関してはDINもISOもJISも共通なので、規格上はJIS規格で10.9か12.9のボルトを準備すれば良い事になる。
 ナットは別の所に記載があってDIN985を使えとある。これは薄型の樹脂製緩み止めナットで、レリーズや操縦系統にはM6が使われて居る事が多い。通常のナイロンナットは数回の再利用が可能と認識して居たけど、ASK21では操縦系統でも毎回交換する様に記載が有り結構厳しい。
 DIN985はISO10512と共通だけどJISで該当するJIS-B1199-1は少しだけ違う。具体的にM6の場合は高さがDINとISOは6mmだけどJISは5mmしかない。そして強度区分も6が要求されて居るけどJISは5までしか無い。
02053_20260205224001 スペースがあるならJISの標準厚みで8mmのヤツを使えば良さそうだけど、オリジナルから変わるのは気分が良く無いし厳密な人は嫌うだろう。。。かと言ってナイロンナットを何回も使い続けるのはもっと問題だろう。
 で、色々探していくとドイツの自動車系部品屋さんが日本国内でもDIN985ナットを販売している事が解った。ユーザー登録は法人のみとなって居るけどうちは零細だけど法人だから問題無い。年金とか色々な面で零細法人はデメリットが多いけど、こう言う時にほんの少しだけ良い事もある。
 残る問題はボルト側だけど、JIS規格で良いやと成っても今は長さが解らん。仕方無いので今回は外して寸法だけ測定し、将来の為に適合したボルトを準備しておこう。

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2026年2月 4日 (水)

The characteristics of a dipole antenna are smooth.

02041_20260204211401 近々Q大の機体のレリーズ交換をやらないといけない。その序でに無線の調子が悪いので見てくれと言われている。
 自分で直接トラブルシューティングして居る訳じゃ無くて、メールで又聞きみたいな感じで症状を聞くだけなのでもどかしいし良く解らん。
 何となく「後席が悪い」「ウインチ曳航中が悪い」イメージがあるみたいなので、後席マイクと途中のシールドケーブルは用意した。それとは別にアンテナも準備中。
 今は1/4λのホイップを前席と後席の間の窓枠みたいな場所の内側に貼り付けてある。ポラリスに交換した時にSWRが指定の1.5以下まで下がらなかったのでグランド線というかラジアル線を追加した。
 このホイップは下から上に向かって居るので、ウインチ曳航中はウインチへの送信が一番弱くなる指向性になる。これを反対向きに付けて見ようか?と思って1個目は1/4λのホイップを準備。
02042_20260204211401 2個目はダイポールアンテナ。これは無線機後方から直ぐに分岐して左右の胴体に沿わせてエレメントを配置する予定。
 バカっぽいけどディスカスの例では角度が良いのかSWRも下がるし通信状況も悪く無い。

02043_20260204211401 畳の上なので詳細は違うと思うけど1/4λのホイップアンテナの特性。
 ラジアルが無いと全く安定しない。ラジアルを付けてもエレメントの近くに物があると特性がフラフラ変わる。かなり難しいアンテナだ。


02044_20260204211401 こちらはダイポールアンテナの特性。エレメントの調整代を残して居るので共振周波数が低めだけど、まあポラリス指定のSWR1.5以下は行けそうな雰囲気。
 こうやって比べるとダイポールアンテナの方がSWR特性がなだらかだ。さらにエレメントの近くに物があっても影響が少なくて使いやすそう。そういう部分がディスカスで上手く行っている理由かも知れない。

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2026年1月25日 (日)

Your glider requires a long stem.

01251_20260125195401 昨日の白川でASK21のノーズホイールに手持ちのチューブを付けようとしたけど口金が短すぎてダメだった。そこで千切れたヤツと同じ製品を付けた訳だけど、これとて延長バルブをあらかじめ取り付けて引張ながら組むような取り合い。
 以前にシェンプヒルトのショップ?に「長いステムのタイプはもう売ってません」的な表記が有ったのを思いだし、検索して見るとこんなページを見つけた。
 TR-87と呼ばれる曲がった口金には3種類の長さがあり、それぞれ28mm、32mm、41mmだと。そしてASK21のノーズホイールに合うのは41mmだと書いて有るでは無いか。
01252_20260125195401 組んだ感じからも41mmは正しそうな気がする。そしてお勧めで背の低いキャップが売っているのはタイヤハウスへの干渉を防止する為だろう。
 売っているのが解ればQ大にはこれを買って貰おう。そして非常用に手持ちの口金を41mmに延長しておこう。
01253_20260125195401 私が手配したのは28mmのショートタイプの様だ。
 千切れたヤツは32mmのミディアムタイプみたい。



01254_20260125195401 28mmを途中で分割して中央に13mmくらいの延長部を追加したら41mmに成る。手元にTOSTのホイールが無いから微妙な干渉チェックが出来ないけど、まあ記憶とカンジニアリングででっち上げよう。 
 中央の延長部はΦ9.0mmの真鍮棒から削り出した。全長が19.0mmで両端の3.0mm程度はオリジナルのバルブを挿入して半田付けする構造。
01255_20260125195401 ゴムが焦げるかな?と心配したけどそんなに焦げる感じは無かった。加硫の温度に耐えるんだから半田付けは行けるみたいだ。 
 ホイール側面の穴と延長棒の9.0mmの外径が干渉しそうな気もするし、ギリギリかわしている様な気もする。今度機会があったら付けて見よう。
01256 チューブは2個有ったので2個とも41mmタイプに改造して置いた。Q大には新品チューブを買うように連絡して置いたけど、それが来るまでにパンクが発生したらコイツを使う事に成るかも知れない。
 うまく入るかな?。取りあえずエアー漏れは無いみたい。

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2026年1月24日 (土)

This tube is defective.

01241_20260124202601 今日は昨日のCDIをやろうと思って居たけど、その前にUV-K5のコイルを調整しようと思ってコイルを巻いていたら嫁さんが電話だと叫ぶ。
 土日の朝の電話は良く無い電話が殆どだ。だから土日にQ大の電話は取り次が無いように言って居たんだけど(笑)、居ると言ってしまったみたいで出るしか無い。
 ASK21のノーズホイールがパンクして居るらしい。勝手にやっとけと言いたい所だけど、航空法上は運航整備士以上の確認が必要な作業となって居るから行くしか無いのかなあ、白川まで。
01242_20260124202601 滑空場に着いてチューブを見たらバルブ部分が完全に脱落していた。前回や前々回と全く同じ破れ方で凄く嫌な気分に成る。
 前々回の修理の時に「タイヤが滑ってチューブが引きちぎられて居るんじゃ無いか?」と言う話が有ったので、前回の交換作業ではチューブはタルクまみれにしたし、ホイールとタイヤの接触面には薄らとゴム系接着材を塗って摩擦係数の向上を試みた。それでもこれだ。
01243_20260124202601 基本的にメインホイールならブレーキ力が有るのでタイヤがずれるかも?の話はわかる。でもこれはノーズホイールだからブレーキは無い。ノーズを付いた瞬間の慣性モーメントだけが抵抗に成るだけ。それで規定圧のタイヤがずれるとは考えられない。
 それ以上に短期間に3回とも同じ部分が同じように千切れている事実がある。まあ理由は解らんけどこのメーカのチューブを使う気にはなれない。
 ホイール側の問題かも?と考えてみたけど、このチューブを使うまでの期間は何も問題無く過ごして来た機体とホイールだ。だから可能性としてはこのチューブに原因があるんじゃ無いかと考えるのが普通じゃ無かろうか。
 とは言ってもトーストのホイールは設計が悪くて市場にあるどのチューブでも口がホイール側面から出るとは限らない。私が買ってみた他社のチューブは口が側面とツライチにしか成らず、延長バルブを付ける事すら不可能。それに対して3回破れたチューブはギリギリ延長バルブが付く。
 まあ色々と問題は有るけど、このメーカのチューブを今後も使う気に成らない。貴重な土日に滑空場往復は嫌だ(笑)。そこで今は他社の少し短いチューブの口金を延長加工しようと考え中。
 それとは別の話として、Q大も整備士を養成しろよと言う話だ。

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2026年1月20日 (火)

Do you pay attention to microphone polarity?

01201_20260123203301 カラオケ用なのかボーカル用なのか知らんけどジャンクマイクを入手した。ハードオフの500円のヤツとヤフオクで4個350円のヤツで合計5個のダイナミックマイク。
 なんでこんな事を始めたかと言うと、Q大のASK21の無線が不調だと言う話が来たから。あの機体の無線は数年前に不調になり、「このままでは7大戦に出られないので直ぐに修理してくれ!」と言われて突貫作業でやり直したヤツ。
 症状を聞くとアンテナの問題かな?と言う気もするけど、後席が悪いという話も有るのでマイクの可能性も有る。今回は前回よりも時間が有るので真面目に取り組んでみるか・・・と言う気持ちから色々テスト。
01202_20260123203301 マイクを解体して先端のユニットだけを取り出した。これをカプセルと呼ぶらしい。こう言うのが解ると検索範囲が広がって情報量が加速度的に増える。
 低周波なのでどうでも良いと思ったけど、無線機側の説明書には600Ωと有るので、680Ωの抵抗で終端してオシロで出力波形を見てみた。前回使った秋月のユニットも一緒に。
01203_20260123203301 これは「あーーー」と言う音を拾った波形でゲインの近い2個のユニットを比較して居る所。こういった感じでゲインの選別をしようとして居たのだけど妙な事に気がついた。
 一部のマイクで波形がひっくり返って居るのだ。別の言い方をするとプラスとマイナスが逆になって居ると言うか、シールドと芯線の極性が一定では無くてマイクに依って違って居たという話。
 1個のマイクで話したり歌ったりする時は大きな問題じゃ無いかも知れないけど、復座のグライダーでは問題に成りそうな気がしてきた。そう言えば長男は音響設計学科を卒業した筈なので、次に会った時に聞いてみるか。
01204_20260123203301 これはVHF無線機の取説中にある外部配線図で2個のヘッドセットが想定されて居る。マイクの接続をよく見ると2個のマイクは単純に並列に接続されてから無線機に入力される様になって居る。
 ASK21のVHF無線機もこの配線図の通りに前席と後席のマイクを並列に接続してから無線機に入力している。
 ここで2個のマイクの極性が逆だったらどうなるか、ヘッドセットみたいにほぼ独立していたら良いかも知れないけど、復座のグライダーみたいな環境だと前席と後席で同じ音を拾う可能性が高い。そうすると前席と後席で出力が打ち消し合う様な事に成るんじゃ無かろうか?。
01205_20260123203301 こちらは天虎のHF無線機内部。こちらでは前席の音は無線機本体に内蔵されたECMで拾う事に成って居る(S01をオンにしたとき)。そして後席の音は後席に設置された、若しくは手に持ったマイクで拾って左側の赤矢印の経路でECMの信号とミックスされる。
 その後は330Ωの抵抗を通って変調回路に入る訳だけど、ここでも両者の極性が逆だったら打ち消し有ってしまうんじゃ無かろうか?。
 現行のポラリスの回路図は無いけど、外部機器は天虎と互換性が有る様に設計して有るみたいなので近い思想なんじゃなかろうか。

 ちゃんとしたメーカのちゃんとした製品ならこんな事は起らないのかも知れないけど、無作為に集めてみたマイクで極性違いが見つかったりすると一気に不安になってしまう訳だ。
 次に作業する時はハンディーオシロでも持参して、マイクの前で「あーーー」と叫んで極性を確認してから並列に接続する必要が有りそうだ。

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2025年12月15日 (月)

I wanted to understand the inner workings.

12151_20251217220201 数ヶ月前に書いて居た高度計。グライダー関係のバタバタが有ったので放置して居たけど納期が過ぎたので慌てて作業開始。
 Oリングがスカスカで気密試験に通らなかったヤツはOリングを新たに作ったら漏れなくなった。仕上げとして前面ガラスのリングナットをしっかり増し締めしたら針が動かなく成ってしまった。
 ちょっと焦って色々見て行くと前面ガラスと針の隙間は凄く微妙で、柔らかいシリコーンゴムでOリングを作った為に増し締めでガラスが針に接触し始めた事が判明。
 ここまで解ったら対策は分厚いOリングを作る事しか無いので、型を彫り込んで厚みを増し、新しいシリコーンゴムを流して分厚いOリングを作って対策した。
12152_20251217220201 せっかくバラバラにしたのでスケルトンの状態で動作を見てみたくなり、真空チャンバに骨組みだけの高度計を入れて色々と観察してみた。



12153_20251217220201 一番確認したかったのは円弧状のギヤの動き。空盒の僅かな動きはロッドで大きな円弧状の歯車に伝えられ、それが小さなピニオンを駆動して動きが拡大される。
 疑問なのはあまりに高高度に行くと円弧からピニオンがはみ出てしまわないか?と言う部分。それで真空チャンバ内を20,000ftまで減圧したのがこの写真。メートルで言うと6,000mちょっとかな?。
 解りにくいかと思うけど、円弧状の歯車の7割くらいの位置までピニオンが来ている。この調子なら9,000m位までは大丈夫かも知れない。それ以上に行くと歯車のかみ合いが外れ、予圧を掛けて居るバネの力で針がクルッと回る事に成りそう。
 この実験で色々と解ったけど、この高度計のQNH設定部分が大きくずれて居た原因も何となく想像出来た。その辺りも調整してケースに入れたら完成。
12154_20251217220201 最終試験の1番目は気密試験。新品Oリングは素晴らしくてもれは0mだった。この後はサーキュラーで決められた試験をして完成。
 一緒に来たフィート計に比べてこのWinterのメートル計は全体的に精度が悪い。最終的にWinter規格には入る様になったけど、試験の度に測定値がばらつく。規格内なので合格では有るけどもう一個に比べたら少し見劣りがする。メーカの差かな?、それとも古いから佳那?。

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