2026年6月17日 (水)

The History of My Car

06171_20260617182401 朝一に陸事に行ってきて白骨号の登録事項等証明書を取ってきた。これには初回の登録からどういう人や組織がこの車を使ってきたかが掲載されて居る。
 昨今の個人情報を気にする風潮の中で5年か10年したら全面開示はされなく成る可能性を感じる書類。
 今でも「興味の為」と言う理由は通らないそうなので、適当な理由をでっち上げて貰って来た。追加を含めて2,000円も払い、「ここまでの枚数は久しぶりに出した」と言われながら。
 年月日は私の嫌いな和暦で書かれているので、メチャ長くなるけど西暦に尚したのを記念に?アップしてみたい。
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1985年07月02日
茨城県の個人が新規登録
使用者も同じ

1986年08月14日
栃木県の自動車販売店へ移転登録
使用者も同じ

1986年08月28日
栃木県の個人へ使用者の変更登録
所有者が販売店のままなのは販売店のローンか?

1988年03月22日
栃木県の自動車販売店(現所有者)へ使用者の変更登録
買った店へ売った

1988年09月12日
栃木県の個人へ移転登録
使用者も同じ

1991年10月19日
宮城県の自動車販売店へ移転登録
使用者は宮城県の個人なので販売店のローンか?

1992年10月16日
宮城県の自動車販売店へ移転登録
使用者も同じ

1995年09月21日
宮城県の個人へ移転登録
使用者も同じ

2001年03月21日
一時抹消登録

この間1年11ヶ月寝ている

2003年02月28日
大阪府のオートローン会社へ新規登録
使用者は宮城県の個人なのでオートローン購入

2008年03月03日
宮城県の自動車販売店グループ企業へ移転登録
使用者も同じ

2008年03月03日
一時抹消登録

この間5年4ヶ月寝ている

2013年07月19日
福岡県の個人(自分)が新規登録

実際は宮城県の業者から福岡県の個人(事業主?)が購入(時期不明)し、その人から私が購入した。
福岡県の個人(事業主?)は登録して無かったので、私が宮城県の業者の次の所有者という事に成る。
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 結局私が最長期間の所有者みたいだ。
 私の直前の宮城県の業者は、住所を見てみると津波被害をギリギリ免れた所の様だ。震災前に福岡に来ていたのか、震災後に在庫車の処分で福岡に売ったのかは解らないけど、なかなか面白い歴史を知れて2,000円分の価値は有った気がする。
 嫁さんからは「意味ないでしょ、バカじゃ無いの?」と言われたけど、こう言う歴史は楽しい。日本史も世界史も嫌いだったけど。

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2026年6月16日 (火)

Stuck Check Valves

06161_20260617181101 数日前に作業したヘッドライトウォッシャーポンプが帰ってきた。水が出らんと。
 先方でも悪そうな所の目星が付いているようでポンプから先の配管が一緒に来ている。配管が詰まって無ければ原因はチェックバルブ?だろう。

06162_20260617181101 水が水道の蛇口を捻ったように出ても効果が低いので、ングググッと溜めてプシャーッと出るようにバルブが付いて居る。どうもこのバルブを開ける事が出来て居ない様だ。 



06163_20260617181101 試しにエアでやって見てもびくともしない。7-8barかかって居るのに。。。
 そこで台所洗剤を溶かしたお湯で煮てみたら中のバルブが動く様に成った。



06164_20260617181101 減圧弁で試して見ると開弁圧は3.5barと4.0barくらいだ。こんなに高い圧力では前回作業したポンプでも開弁出来ないんじゃ無かろうか?。



06165_20260617181101 何回やっても開弁圧は変わらないので実際の回路を組んで試してみることにした。このポンプは呼び水では無くて既にポンプが水に浸かってないと働かない。そこで家にある機材を駆使してウォッシャータンクの下部に設置されているのと同じ環境を作ってみた。

06166_20260617181101
 ダメだろうな。と思いながら試験したら勢いよくプシャーッと水が出た。これならヘッドライトも少しは綺麗に成りそうな感じがする。
 ポンプを作業した時は無駄にデカいモータだと思ったけど、4.0barのクラッキング圧に打ち勝って噴出させる為には必要なサイズだったんだと今に成って納得した。

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2026年6月12日 (金)

It will probably work just fine.

06121_20260612205501 ここ数日やって居る焼損したDME関連の作業。インジェクタ部分の修理が終わり引き続いて全体的なリフレッシュも終わったので総合試験。
 上の段が点火コイルの電流で下の段がインジェクタの電流。3.2Lエンジンはインジェクタ6本が全部並列なので、単純にクランク1回転に1回噴射が有るだけ。
06122_20260612205501 時々左右バンクのグループ噴射と書いて有るのが有るけど、DMEの配線は2本出て居るけど内部で一つに纏まって居る。
 今回焼損したメイントランジスタも1個しか無いので間違い無く6個を纏めての噴射。
 波形を見て解るように両者の定常状態の制御は違う。点火コイルはPWMが使え無いのでシリーズレギュレータ的に余分を熱で捨てながら一定電流に制御。対してインジェクタはPWMでも構わないのでギザギザのPWM波形が確認出来る。06123_20260612205501
 念のためかDMEリレーも入っていたので動作チェック。問題無いけどせっかくなので内部もチェックして置く。




06124_20260612205501 内部は半田にリングが出来はじめて居た。これは半田クラックで接触不良が起るはじめの段階。全ての半田部を再半田して置いた。これで暫くは大丈夫だ。良いタイミングでチェック出来たと思う。 


06125_20260612205501 インジェクタが原因の可能性が有ると伝えて居たのでインジェクタも送られて来た。
 怪しい銀色のインジェクタで型番も消えて居るけど、形状と電気的特性は3.2L用の純正品の様だ。
 錆の為なのかオリジナルの黒い塗装は全部剥がされて居てシンナーで簡単に解けるクリヤ塗装がされていた。
06126_20260612205501 試験して見ると最初はちょっと気になる位の誤差。超音波洗浄する程でも無いので3回ほど大開弁周期で測定を繰り返したら良い感じに揃ってきた。
 p-pで2.8%、±なら1.4%の誤差に纏まって居る。40年前のインジェクタにしては上出来だろう。
 だいぶ時間がかかったけどようやく完成した。昼からは草刈と生け垣の剪定をして疲れ果てた。

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2026年6月11日 (木)

Golf Mk1 Diesel

06111_20260611212301 インジェクタ駆動関係が燃えたDME。0127の互換品が出来たので装着して組上げた。
 常時オンモードで死んで居たトランジスタも交換し、変わった固定方法の押え金を取り付けたらひとまず修復は完了。

06112_20260611212301 電流波形はこんな感じでピッタリと理想通りに動作して居る。全体のスケールは後で調整する必要が有る。
 これで取りあえず動く様になったので、後は追加で依頼のリフレッシュ作業に着手する事に成る。
06113_20260611212301  標準じゃ無いROMが付いて居たので中身を確認して見た。弄って有るROMだった。面白いのはアイドリングが結構弄って有る。どうしてだろう?。



06114_20260611212301 そんな事をして居たら変な音の車が上がって来た。高校の同級生Sだ。足車に買ったゴルフディーゼルが来たので見せに来たらしい。
 普通なら中古のN-BOXとか買うもんだろう、ちょっと捻ってもSAKURAとか現行FIAT 500位で手を打つモンだ。初代のゴルフディーゼルを買うとか頭がおかしい。
06115_20260611212301 自分で変な車を買っておきながら、やれ○○がおかしいとか××が動かないとか言う。知らんがな(笑)。
 彼なりに拘りがあるみたいでホイールは純正の鉄にするらしい。そうなるとタイヤは70扁平になるけど70タイヤとか今時入手出来るんだろうか?。
 唯一色だけは落ち着いた良い色だと思う。爺さんに成ったらこう言うのも悪く無いと、ちょっとだけ考えた。

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2026年6月10日 (水)

Compatible replacement for the BOSCH “0127” special IC

06101_20260610211901ポルシェ930の3.2L用DME。既に分解した状態で入ってきた。こう言うのは全然駄目なヤツのサインだ。




06102_20260610211901 派手に燃えている。これはインジェクタ駆動電流を検出する為の抵抗。これが燃えると言う事はメイントランジスタか制御ICかその両方か、さらにその周辺部品のいくつかが死んで居る事は確実。
 DME内部が原因ならDMEを修理すれば治るけど、変なインジェクタを付けた事が原因だと再発してしまう。3.2L用のインジェクタに関しては目茶苦茶なヤツが売られて居る事を自分で購入して確認済みなので少し不安だ。刻印の方式が違うけどこれには純正型番が入って居るのが罪が深い。06103_20260610211901
 こっちは煙が付着しただけと思いたい。よく見ると24pinのままでスペシャルROMが入って居る。変なインジェクタが付いて無いか不安だなあ・・・。



06104_20260610211901 取りあえず明らかに燃えた部品と燃えた基板を物理的に修理して試験器にかけてみた。
 まあ予想通りにトランジスタが常時ONの状態で盛大な電流が流れる。あとは順番に怪しい部品を外して交換するしかない。


06105_20260610211901 メイントランジスタ、フライホイールダイオードをオンオフするトランジスタ、その制御用トランジスタ、電流検出用抵抗、そして制御ICがダメに成っていた。
 このICはBOSCHのスペシャルICで普通は売ってない。部品取りしようにも930のDMEなんか正体不明のヤツが10万以上するし同じICが使って有る944用なんかも最近は4-5万はする。そして中身が同じように死んで居る可能性が有るので怖くて買えない。
06106_20260610211901 そうなると作るしか無い訳で、5年くらい前から試行錯誤して互換品開発を細々と進めて来た。
 左の写真はごく初期のヤツで汎用基板上にスルーホール部品を使って組立てて居る。これでも機能は同じなのでまともに動く。確かこの方式で1台納入した筈。06107_20260610211901
 次は現行バージョンで特製の小基板両面に表面実装部品をちりばめて作ったスペシャルIC?。0127と刻印が有る謎のICとピンコンパチに作って有る。今回もこの方式で修理して行く事に成る。
 3ピンのCDI、6ピンのCDI、そして3.2L用DMEに関しては、ケースさえ有れば中がグチャグチャに壊れて居ても治せるだけの解析と必要部品の開発は済んでいるので、動かない車を前に「もうフルコン入れましょ」と言われて、なんか違うよなあ・・・と感じて居る人はお問い合わせください。

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2026年6月 8日 (月)

The condition isn't that bad.

06081_20260608225501 たぶん930系のクーラーブロアだと思う。切り貼りしてあったりするしモータの見た目が違うから私がコンプレッサのシールキットを買ったアメリカの店のブロアかも。
 受け入れ検査では普通に回ってしまった。これはモータ自体に3速の切替が付いて居るけど、その3段階の速度切替も普通に動く。06082_20260608225501
 ただ不動という事なので「良好です」と返した後で問題が発覚するのも嫌だ。取りあえず分解して見た。
 アメリカの製品らしく各部のネジがインチ規格だった。アメリカには素晴らしい所が沢山有るけど、トランプとインチだけはクソだな。
06083_20260608225501 唯一良く無かったのがコンミュテータ。油とブラシのカス?まみれで黒くコーティングされて居てマイカ深さも何も無い状態。
 写真は後ろにピントが合ってしまったので良く解らん状態。


06084_20260608225501 コンミュテータの手入れ後。今度はピントが合っているから良く解る。
 あとは普通にモータの手入れをやって組立てたらお終い。



06085_20260608225501 ファンを付けない時の無負荷電流が少し下がって居た。それ以外は受け入れ時と大きな差は無い状態。ただ中を確認したので「モータ部分に関してはOKです」と自身を持って言える。

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2026年6月 7日 (日)

Live Center

06071_20260607203501 本物の回転センタが安く出て居たので買った。新品が送料込みで5,700円とかなり安い。
 もう15年以上に成ると思うけど自作の回転センタとか傘センタを使っていた。先日のホブ用アーバ製作で振れを20umくらいには押さえたいなと思い、本物の回転センタを物色して居たら見つけたヤツ。
06072_20260607203501 旋盤に装着してもコンパクトで良い感じだ。あとはこれでどの程度の精度が出るかだけど、今までの深溝玉を2個使ったインチキ自作品よりも良くなる事は明らかだろう。



06073_20260607203501 メチャ苦労して居る356のダイナモ。よく見ると巻線が1本切れて居る。





06074_20260607203501 これもコンミュテータに行く線が1本無くなって居るのが解る。このタイプは溝の出口に「蓋」が無いので、以前にも修理したけど遠心力で巻線が飛び出してショート、断線して居るのが有る。これもそうだろう。


06075_20260607203501 出来るかどうか解らんけど、このままでは使い物に成らないのは明らかなのでほぐし始めた。
 今までやった事のあるどのモータとも巻き方が違って居るので一つ一つ確認しながら分解。


06076_20260607203501 あれっ、ここにも巻線が1本切れているのが有る。それ以外にも黒く焦げたのが多数あるので、無理をしたのか膨らんで接触した巻線経由で短絡電流が流れて焼けてしまったんだろう。



06077_20260607203501 1本か2本の長いエナメル線をグルグル巻く方式では無くて、巻き枠に巻き付けた小さなコイルを溝に押し込んで行く方式の様だ。三相モータの巻線みたいな感じ。



06078 ようやくここまでたどり着いた。これで巻線の構造は把握出来た。あとは実際に巻けるかどうかだ。
 まずは巻き枠を作って長さと形状を試行錯誤しないと行けない。そういうのは地味に時間がかかるので何かの合間にボチボチやるしか無い。356用なのでそれなりの請求が出来るから何とかビジネスになるかも?のライン。
06079 こう言うコイルが30個必要。コンミュテータも状態が悪いけど、これはたぶん中国通販で見つかると思う。
 電子部品だけじゃ無い。変な機械部品でも中国の力は圧倒的だと思う。まあ私がNidecの購買なら日本メーカでも相手にしてくれる所が有るかも知れんけど、「直径○○mmで○○セグメントのコンミュテータを2個」とか相手にしてくれる日本メーカが有るなら教えて欲しい。
 こう言うのは趣味の用途だけじゃ無い、小さなビジネス、大学や企業の研究開発、試作、教育、そういうのに薄く長期的に影響してくる現象だと思う。国が基礎研究を蔑ろにして来たのに近い影響がある気がする。

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2026年6月 6日 (土)

These two dynamos are in pretty bad condition.

06061_20260607093001 2個まとめて入ってきた356のダイナモを分解した。1個はプラスねじが使って有ってインパクトで締めたの?と言う位カチカチにしまっていたので頭が死んだ。最終的にマイナスネジに交換するから良いけど。


06062_20260607093001 一見して解るのはフィールドコイルの保護テープとか配線の絶縁材がほぼ全部ダメになって居る事。




06063_20260607093001 もう一個の方もこんな感じで最低でも保護テープの巻き替えは必要に成る。コイル巻替え程じゃ無いけど結構な手間だ。




06064_20260607093001 コイルを全部外してみた。引出線も全部ダメなので最低でも巻き始めと巻き終り部はやり替えになる。
 界磁鉄心を止めて居るサラビスは普通の力と工具では緩まんので、自作のジグというか機械が必要。昔から当たり前の事みたいで、古いダイナモ整備の本なんかにはジグの写真とかが載っている。
06065 よく見ていくと被覆が剥げたり素線が摩耗したりショートしたりして居る場所が見つかった。ああ。。。巻き替えか。




06066 久しぶりに高性能(笑)万能巻線機を引っ張り出して来た。





06067 一つ巻いて気がついたけどVWや今までの356とは界磁鉄心のサイズが違って居た。これはオリジナルで14Vと刻印が有るヤツなので、設計状態で何か違うみたいだ。
 エナメル線が1個分廃棄になってしまった。銅は高いのになあ。
 巻き枠の外側は流用出来るので中心部だけ新たに作り直した。
06068 テープ巻きとワニス処理は手が汚れるので写真が無い。グラステープにワニスを含浸しているので、今回ボロボロになった紙テープよりは長持ちすると思う。まあ環境にも依るけど。 
 この後ロータ側に移る訳だけど、界磁側以上にギャーッの状態でどうしようか悩み中。

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2026年6月 2日 (火)

Is such a large volume of water really necessary?

06021_20260603191801 車種は解らんけど多分空冷ポルシェのヘッドライトウォッシャポンプ。固着したのか回らんので修理。
 1週間くらい前から色々やって居るけど回らない。20Aくらいの拘束電流が流れるだけ。

06022_20260603191801 状況を依頼者に話したところ、塩ビの部分が壊れても怒らないから無理矢理開けても良いとの回答があった。
 割れるとこちらの被害も大きいので、極力慎重にバリバリ剥がして行ったらこんな感じに分離できた。
 バラバラにまでは成って無いけど細かい部分は割れてしまった「縁」なんかが有る。
06023_20260603191801 回転する羽根は簡単に引き抜ける構造でその下にモータのシャフトがある。この辺りは何とか固着を外そうと外部から油を注して居た影響でギトギト。と言う事でこれから先の写真は無し。
 モータを手入れしポンプはフランケンシュタイン状態だけど元通りに復旧出来た。インプットのパイプが折れて居たので適当なパイプを継ぎ足したら見た目は完成。何だかんだで1日近くかかってしまった。06024_20260603191801
 モータはそれっぽく回って居るけど実際に水を流して実負荷試験。
 水道か?と言う感じで水がドボドボ出てくる。こんなパワーが要るんだろうか?。アウトバーンでヘッドライトが汚れると死活問題だからこの位の水量が要るのかもしれん。
 それにしてもモータのデカサよ。ドイツ人の考える事は解らん。
06025_20260603191801 2台纏めて入って来た356のダイナモ。受け入れ検査としてモータリング試験をして居るけどかなり変。
 1台目は回るけど軸方向に盛大なガタが有る。何処かのスペーサを付け忘れか変な所が摩耗して居るのか。

06026_20260603191801 もう1台は回転中に異音がする。そして場所に依っては起動出来ない場所がある。これってコンミュテータが部分的に死んで居るかロータの巻線が部分的に死んで居るかだ。



06027 フィールドコイルの巻線も危うい感じ。見た目は綺麗だけどやる事が多そうなダイナモ2台だなあ。。。 



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2026年6月 1日 (月)

Repair of two timing lights

06011_20260603185301 タイミングライトの検出部。スナップオンかブルーポイントのかなり賢いヤツ。
 誰がどう見ても壊れて居るのでこの部分から修理開始。何かに挟んだのかアルミ製のクリップ全体が激しく変形して居る。これの修正が結構難しかった。

06012_20260603185301 中はこんな感じで凄く雑な配線。細ーい巻線に太めのケーブルが直接空中で繋いである。なんか好きに成れん構造だけど、あまり拘りすぎると作業が前に進まんので適当に纏めてお終い。


06013_20260603185301 マイコン内蔵と思われる本体だったらお手上げなのでこの時点で最終確認試験。日頃の行いが良いのできちんと動作した。
 このタイミングライトは外部12Vが必要。アメ車には良いかもしれんけど空冷ポルシェだと別にバッテリを用意しないといけないので面倒だ。
06015_20260603185301 奇跡の1枚が取れた。上死点前ほんの少しで点火して居るのが解る。12V電源だけ有って屋外でもストロボが見えるのは良いところ。




06016_20260603185301 そう言えば随分前に越前会長がタイミングライトを持って来ていたのを思いだした。こんなハイカラな機材は使えんと思うけど(笑)、勢いでこっちも修理して置く事に。
 大昔から有るナショナルの電池式だ。便利そうなので買おうかな?と思いながらも自作のLEDライト式があるので買わずに居る。06017_20260603185301
 ケーブルも傷んで居るけど中を開けたら中も酷い。電池の汁があちこちに残って居るじゃ無いか。これは駄目な可能性が高い。取りあえずお湯で洗って乾燥させてから作業だ。


06018 回路は凄くシンプル。よく見てないけどトランジスタで発振させて高電圧を作り、サイリスタを使ってピヤッとキセノン管を光らせる感じかな?。



06019 検出部も物理的に壊れて居たので修理。スナップオンに比べて懲りまくった構造だ。この辺りが日米の差かな。
 スイッチなんか信じられん位の凝った構造だった。何回も汎用スイッチを接着材で貼り付けようと思った事か。

060110 何となく動く様に成った。外は雨が降り出したので白骨号で試す事は出来ない。卓上で点火コイル試験機を使って試して見たら見事に光った。光った写真は撮れなかったけど。
 こっちは電子式で使い勝手が良いけどライトが明らかに暗い。屋外では使い物に成らない気がする。
 ただこのライトは大昔から有るので、想定した作業場は薄暗い整備工場だろう。そこで偏屈なオヤジがこれを使うと言うストーリー。大してスナップオンは最近の設計だしアメリカ製なので。明るく綺麗なガレージで電気をガンガン使って光らせる思想なんだろう。
 最近は日本の整備工場も明るくなって居るので、電池式でも明るいのが求められるんじゃ無かろうか。まあ使うのは偏屈なオヤジじゃ無くて日本語の堪能なベトナム人かネパール人の若いメカニック。
 タイミングライトの修理だけで日米の設計思想や現代の整備を取り巻く環境まで考えさせられて、有意義な?時間を過ごせた(笑)。

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