2022年10月 5日 (水)

Central Locking Unit

10051_20221005190201 今回の久住も白骨号で往復した。大きなトラブルは無かったけど施錠が出来ない問題が発生した。
 金目の物は何も無いし、あんな車の中を開けて漁るヤツも居ないと思うからナフコとか買い物に行っても何時も開けっぱなし。でも白丹温泉に風呂に行ったときに閉めようとしてロック出来なかった時は少しだけ困った気分に成った。
10052_20221005190201  ロッキングユニット自体の作業は何回かやったし、今は試験機も作ったのでスムーズに作業が進む。でもそれ以前にやる事が沢山ある。
 発電不良で直ぐにレギュレータを外して「修理してください」と送ってくる人が居るけど同じ話で、レギュレータは発電系の一つの構成部品でしかない。今回の例でもロッキングユニットは指令を出すだけの装置。
 いずれもそれっぽい機械だけど、それだけを修理したら全体が治るほど世の中は甘くない。特に古い車の場合は他の部分「も」複数故障して居たり不安定な部分が有るのが普通だから。
 と言う事で、少しだけ落ち着いたのでユニットを車体から外してコネクタを引っ張り出し、アクチュエータにダイレクトに別バッテリから電圧を印加してみたり、コネクタに来ている12Vを使ってアクチュエータを動かして見たり、各リミットスイッチ類の動作を確認したりし始めた。
10053  一つハッキリと解ったのは動作が非常に重い事。モータの動きが悪いと言うよりも、手で動かしても重いので内部の摺動部の状態が悪いんだろう。ドアの内張を剥がすのは嫌だなあ。
 ユニットも中を開けて見たけど面倒臭いのでまだ何もやってない。自分のだから適当にやっつけてしまおう。
10054  最後は洗濯物とちゃしろ。
 嫁さんが洗濯物をたたんでいたら横に来て、たたんだタオルにアゴを載せて寝始めたらしい。
 呼ばれたので私が行ったら何か怒られそうな気配を感じたのか、アゴをスッと下ろして何とも言えない顔をしていた。
 本当に犬は気配を読むなあ、でも今回の私は怒るつもりは無くて写真を撮りたかっただけだけどね。

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2022年10月 4日 (火)

Poor contact

10041_20221005183501 久住に行っている間に入ってきていた作業。ポルシェ356あたりの燃料計。
 満タンにしても2/4くらいまでしか針が振れないらしい。このタイプで「振れない」のはちょっと嫌らしい。何故なら接触不良でセンサの抵抗が大きくなると針が振れる方向のシステムだから。
10042_20221005183501  タンク内センサを確認すると年数なりに痛んで居る。抵抗変化が全く滑らかじゃ無かったのは、抵抗体表面の汚れとアース線の断線。
 その辺りを修正して取りあえずこちら側は終了。でも針の振れ幅が少なくなる方向の作業。
10043_20221005183601  タンク表面に出る部分もかなりサビサビ。平たい端子が溶けてしまったと思ったら、このタイプは電線を直接繋ぐらしい。
 とは言ってもナットの下も錆びだらけなのでできる限り掃除した。そしてこれも針の振れ幅が少なくなる方向の作業。
10044_20221005183501  あとは写真を撮り忘れたけど、表示側にも接触不良が有った。ユニットの固定とアース端子を兼ねたボルトがあるけど、その回りの錆びもかなりのモンだった。ここの清掃は針の振れが大きくなる方向の作業。
 全部をこんな感じでやっていって、6V車なので7V弱を印加して試験したらそれっぽく触れ始めた。やっぱりメータ裏の接触不良が効いた感じ。
 久住から持ち帰った工具類とか、書類の整理とかもやらないと行けなくて、何となく気がついたら1日が終わって居る感じ。そんな感じなのでフィリピン英会話を再開できてない。

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2022年9月28日 (水)

Broken Diode

09281_20220929100101 メグロ屋さんから半導体式に改造したレギュレータが帰って来た。車体側の症状は過充電で、別の半導体式に交換したら治ったらしい。
 ここは何台もダイナモを修理したり、半導体式の改造をやったりした所。だから故障診断も適切だと思う。そうなるとこのレギュレータが壊れている可能性が高い。
 外から端子を当たると確かにおかしな所が有る。でもメインのダイオードもフィールド制御用のFETも生きている。ちょっと変な感じなので充填した樹脂を剥がしながら故障箇所を特定していった。
09282_20220929100101  するとフィールドコイルと並列に入れて居るフライホイールダイオードがショートモードで死んで居る事が解った。
 回路的に考えるとフィールドコイルの両端が短絡されるわけだから磁力はゼロ。そうなると発電するわけが無い。うーん。
 今このダイオードが死んで居るのは事実だけど、車載状態でどうだったか、過充電の時はどうだったか、故障の初期はどうだったか、これだけの情報ではわからない事だらけだ。
 良くわからんけど、取りあえず復旧作業。作業しながら考えて、それでも解らなければ修理したのをもう一度使って貰って様子を見て貰おう。
 別のメグロで有ったのは、走行中に振動で妙な箇所がショートしてしまって居た例が有る。こんな例だと静止状態でいくらテスタを当てても解らない。そして走っていると不定期に死ぬと言う事に成る。
 こう言うトラブルシューティングは難しいね。

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2022年9月27日 (火)

advance characteristics

09271_20220927211501 昨日紹介した超高性能(笑)進角特性測定器を使って、依頼品のポルシェ356用デスビを測定してみた。
 以前の例だと空冷VW用みたいな特性のヤツが有ったりした事が有ったけど、今回のは2個とも356用だと思われる特性が取得できた。
 グラフが綺麗な形じゃ無いのは測定器が「アレ」だからと言う理由も有るかと思うけど、デスビはクランク軸の1/2の回転数で回って居る事や、遠心進角機構のガタや摺動抵抗を思うと悪く無いデータだと思う。
09272_20220927211501  グラフ名の018と022はそれぞれ銘板の末尾の番号。どちらも最大進角量は30度で一緒だけど、途中の特性が少し違うかもしれない。いっしょかもしれない。まあその程度の違いの範疇。
 当然の事だけどこのグラフは進角量だから、アイドリング時にすでに5度進角していればトータルの最大進角量は35度となる。
 取りあえずのデータは取れたので、一旦分解してカッコイイのに作り替えたい。

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2022年9月26日 (月)

Ignition advance tester

09261_20220927182301 何か訳の解らないグチャグチャした機械だけど、旧車の点火系の遠心進角の具合を見る試験装置。
 必死で探せばどこかで売って居るか、売って居たのの中古が見つかるかも知れない。でも以前に探した時は見つからなかったので作った。
 今回試験の依頼が有ったので少しだけ改良したのがこの状態。「改良してこれかい!」と言われそうだけど(笑)。

09262_20220927182301 これが被試験物のディストリビュータ。ディストリビュータと書いて居るけど分配部分は外して居て、実際に試験するのは点火信号を作る下の段。



09263_20220927182301  点火の具合を見るために、実際に火花を飛ばしている部分。ここも三針式の本物っぽいヤツに交換したいところ。
 高圧ケーブルに怪しいクランプ式電流計が付いて居る。これが次の写真のタイミングライトの信号源に成っている。

09264_20220927182301  手前が自作のLED式のタイミングライト。それなりに明るいLEDが出て来たので、高電圧が必要な放電管は要らないと思う。
 ここも本物のタイミングライト式では無くて、ポイント信号からダイレクトにワンショットマルチバイブレータでも駆動して、0.5度くらいの幅の信号を作ってLEDを瞬間的にドライブした方が綺麗に行きそう。
 まあ、こうやって改善点だけはいくつも気がつくのだけど、色々な作業の納期も有るから何時も適当にやりくりして作業を終えてしまうのが良く無いなあと思って居る。

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2022年9月22日 (木)

pozidriv bit

09221_20220922223601 数日前に書いて居た964か993のオルタネータ。こいつはスリップリングの銅に厚みがあったので切削したら生き返った。
 直射日光の下で撮影したら不思議なスジスジが写るのは何故?。

09222_20220922223601  時々あるヘッド側のベアリングが特殊なヤツ。6300系列じゃ無くて6400系列とでも言いたい寸法。
 今回ので在庫が無くなったので手配しないと行けない。入手まで結構時間がかかる事が多い嫌なベアリング。

09223  で、この手の電装品にはプラス頭にポジドライブと呼ばれている規格のヤツが有る。
 ポジドライブのドライバは1番、2番、3番と持って居るけど、今回は新たに1/4六角のビットを買った。

09224  ベッセルでいいやと思って探したけど2番だけしか探し出す事が出来ず、仕方無くPBのビットにしてみた。
 よく見たら海外仕様なのでくびれの位置が日本仕様と違う。でもうちのインパクトドライバは海外仕様なので何も考えなくて良い。
09225  こちらは日本仕様というかフィリップス?タイプのプラスビット。これらは多分ベッセルのビットだと思うけど、海外仕様のチャックに合わせる為にくびれ位置を追加工して居る。
 どっちが良いか今の所は解らんけど、衰退国の日本だけが使って居る規格とは早めに別れて置いた方が良いと私は思う。
09226  で、ビットが何故欲しかったかと言うとショックドライバで使いたかったから。
 特にオルタネータのプラス頭は固着している事が多く、最初から慎重にショックドライバを併用しないと回らないのが多い。
 特定の場所に関しては、7割くらいの確率で潰しながら外して新品のネジに交換するしか無い部位もある。

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2022年9月20日 (火)

How to fasten truck tires

09201_20220920214801 あんまり他人のブログとかビデオをネタにした話題は書きたくないのだけど、ちょっと気に成ってしまったので紹介したい、と言うか知っている人が居たら教えて欲しい。
 いつもの様に変な工作とか作業系の動画を見ていたら折れ込んだボルトを抜く動画がお勧めに上がって居た。面白いかな?と思って見たら面白いと言うよりも真似できない凄い技術の動画だった。
 でも気に成ったのはボルト抜きの溶接技術じゃ無くて最後の方のトラックのダブルタイヤの取付方法。たぶんこの手の業界の人しか知らないし興味も無いと思うけど、ちょっと妙な感じな訳。気に成る人は事前の知識として「トラック ダブルタイヤ ISO」なんかのキーワードで検索してから見て貰うと少しだけ面白いかも。
09202_20220920214801 何が妙かと言うと、2個のタイヤを1本のスタッドボルトと1個のナットで共締めしている訳で、これはISO方式。
 でも2枚目の写真で解るようにネジは左ねじで、これはJIS方式。
 車体が話題の(笑)日野なので日本の中古車かもしれないし、JIS方式で輸出して居るのかもしれない。
 さらに細かい変な所は1枚目のスタッドボルトの径で、JIS方式ならM20くらいの不安に成る位の細さの筈。でも見た目的に外側タイヤ用のM30位に見える。さらに画面左上に見えるナットも記憶にあるJISの外側ナットとは違う様な気もする。
 で、もしかしたら内側タイヤを固定する袋ナットを先にボルトに被せてしまい、その上に2本のタイヤを締め付けて居るのかな?とか、もしかして上記のナットを溶接してしまって居るのかな?とか、もしかしてM30のスタッドボルトを作って交換して居るのかな?とか思って居るわけ。
 リーフスプリングが2倍以上マシマシしてあるから、昔の日本くらい過積載して居ると思う。その環境下で取りあえず使えて居ると言うことは、M30のボルトをゼロから作って交換して居るのかもしれない。
 これとは別に左側がなぜ左ねじが有利なのか、私にはその理由が昔からわからない。でもそれは今回の話じゃ無いのでまた後日にでも。

 わたしは若い頃に数年間トラックのディーラーで整備士をして居た事が有り、その頃の新車整備には「リーフスプリング増し」とか「あおりかさ上げ」とか「コボレーン装着」とかがセットで普通に存在した。
 かさ上げとかコボレーンは比重の軽い物を積むからでは無くて、リーフスプリング増しと同じ理由で過積載のため。この時代の本に「ああダンプ街道」と言う本が有るので、興味のある方は読んでみると面白いかもしれない。
 今パキスタントラックの動画で見ているような世界が、ギリギリ日本にも残って居た時代のことが書いて有る。10トントラックに最大で50トン積んで居たとか(笑)。
 私がパキスタントラックの動画が好きなルーツはこの辺りに有ると思う。

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2022年9月18日 (日)

I have to inspect the rice fields and the roof tops.

09181_20220918201501 964か993の空冷ファンが当たるという話で、「テールベアリングのホルダが崩壊してるんじゃ無いですか?」と言っていたヤツ。入ってきたので分解して見たら無実だった。
 分解前から崩壊しているヤツとは感触が違って居て、実際に分解しても樹脂製のホルダはしっかりと形状を維持していた。
 ベアリングはシャーッと音が出ていたので結構な時間使われて居た事が解る。でもホルダは何とも無い事から今まで崩壊していたヤツとは材質が異なる事が予想される。
09182_20220918201501  もし崩壊するヤツとしないヤツが有るなら面倒な話だし、湿気とかの関係で加水分解するなら、それはそれで面倒だ。
 取りあえず今回は別の原因を探って貰うしか無い。

09183_20220918201501  明日の早朝に我が家のほぼ真上を台風が通過するらしい。窓ガラスと薪棚は対策をしたけど、今に成って薪ストーブの煙突が未対策なのに気がついた。
 瓦屋根から2mくらいは飛び出て居るわけで、風による加重は結構な物になると予想される。もしパイプとして持ったとしても、瓦との接合部に何らかのクラックとか破損が発生してもおかしくない。
 もう暗くなって風雨も強くなって来たけど、田んぼを見た後で屋根に登って修理をしておく必要が有るな(笑)。

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2022年9月16日 (金)

Small one and Big one

09161_20220916201901  昨日のバイク用のセルモータ。組んで試験したらまともに回った。
 コンミュテータを削ったので6Vで少しだけ回して当たりを付けて、最後に12Vでギャーッと回したらお終い。
 トルクの検証をどうやってやろうか悩み中。
09162_20220916201901  これは別の所から来た4輪用のセルモータ。ポルシェ用じゃ無い感じがするけど、水冷だとこんなのも有るのかな?。
 こっちは今からなのでギャーッという画像は無し。


09163_20220916201901  アルゴンのボンベを倒してしまい、その邀撃でフローメータが割れた。買うしか無いと思ったけど、よく見たら樹脂製で割れ目がピッタリと合う。じゃあ接着してみよう。
 透明なのはスーパーXしか無かったのでそれを使って見た。あれは弾性があるのでこんなのには向かん気がする。後で気がついたけどアクリル用のヤツを隙間に流し込んだらくっついたかもしれん。
 でももう遅い。スーパーXを塗ってしまったから。

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2022年9月15日 (木)

Burnt out starter motor

09151_20220916195901 車種は良くわからんけどバイクのセルモータ。前にも書いたけどやる事は一緒なのにバイク用は小さいから割高に感じてしまい、結果的に単価を上げにくいのであまりやらない。
 好きなことを適当にやっているように言われる事が多いけど、えげつなく金の事を考えて居るわけだよ(笑)。じゃ無いと25年以上も会社は続かん。
09152_20220916195901  で、これはポルシェの電装品でお世話になっているショップからの依頼なので、まあやっておこうか・・・と。
 とは言っても凄く嫌な感じのコンミュテータだ。


09153_20220916195901  グローラで試験すると2箇所巻線の短絡があった。





09154_20220916195901  写真ではわざと接地させてランプを点灯させて居るけど、シャフトへの短絡は無かった。




09155_20220916195901  巻線を解すとワヤクチャになるので、なんとかインチキでここまで修正した。





09156_20220916195901  巻線を半田とポンチで固定したけど、何か不安になってタコ糸と接着剤で固める事にした。
 モータによっては最初からこんな感じで固定してあるのがある。もう少し鉄心側だけど。

09157  接着剤を染み込ませて、






09158  硬化したらもう一度グローラで試験。
 上手く行くかな、今日はここまで。

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