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2026年1月

2026年1月31日 (土)

It is a hybrid meter.

01311_20260203150101 専用ICが死んでしまった速度計。慌てても仕方無いので腰を据えて見て行くと色々な所が見えて来た。
 オドメータのリセット動作がイマイチ決まらなかったけど理由はこれの様だ。リセットの時に全桁を同時にゼロにするアームが途中で折れて居る。
 これでは最後まで押し切れないのでゼロセットがパシッと決まらないのも当然だ。これは溶着と接着で何とか成るはず。01312_20260203150101
 分周回路かマイコンか解らんけど自分で回路を組む必要が出て来た。そうなるとオドメータの構成をきちんと把握する必要が有る。
 幸いにもギヤは崩壊まではしていなかったので歯数を数える事が出来る。すると妙な事が判明した。
 キロのメータならギヤの在庫が有ると思っていたけどこれは歯数が違う。しかもかなり違う。そこで全部の歯数を数えて計算して見ると、デフからのパルスが標準的な物であればこのオドメータはマイルメータらしい事が解って来た。
 盤面は明らかにキロ表示になって居る。もしかしてこれってマイルメータの盤面だけキロに変えて有るんだろうか?。それならパルス数と歯数の関係が合う。と言う事は今まで針はキロで下のオドメータはマイルを刻んでいたのか?。
01313_20260203150101 ここまで解って来たら方針は決まった。キロとキロなら分周回路でも行けるけど、メカ的にキロとマイルでこの機会に表示をキロとキロにしたいならマイコンの方が楽そうだ。
 寒くてイマイチやる気が出ないけど、少しずつ進めようと基板を作った。外形だけ。

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2026年1月30日 (金)

This is the most severely corroded electrode.

01301_20260130214001 何十年?も放置されていたCDIらしい。テープが貼ってあるから車体から外してCDI単体で保管されて居たのかもしれない。




01302_20260130214001 劣化したマスキングテープを苦労して剥いだら中から凄い電極が出て来た。
 写真で解りにくいかもしれんけど、今までこんな状態になった電極を見た事が無い。試しにテストリードを当ててもkΩの単位を示す。

01303_20260130214001 メインコンデンサもpFの単位なのでダメだ。まあ分解したら一律で交換する様にはして居るけど。




01304_20260130214001 かなり手入れしたコネクタの電極。磨くというレベルでは無くて、ヤスリやスクレイパを使って表面の固い被膜を削り取る作業。
 取りあえず導通はする様に成ったので実用には成るだろう。


01305_20260130214001 中の配線も劣化したのがあったので一部は入れ替えたりして作業完了。





01306_20260130214001 今回は入力波形を紹介したい。この波形は無接点式デスビの出力信号を模した物で、メチャ条件の悪いデータよりも更にノイズのレベルを上げた物。
 これで誤動作せずに正しいタイミングで火が飛ぶかをチェックして居る。

01307_20260130214001 ちなみにこれが先日作業したターボ用デスビが実際に出力した波形。廻りに何も無い事も有るけど、O/H直後なので綺麗な波形が取れて居る。
 ネット上で逆に書いて居る人が居るけど、点火はプラスからマイナスへ急激に落ちて居る線が0Vを横切る地点で行われるのが正しい。
 配線を逆に繋いでも動作はするけど、この場合は緩やかに0Vを横切る地点で点火する事に成ってしまう。幾何学的に考えると解ると思うけど、急に横切るよりも緩やかに横切った方が誤差が多いと言うか交差点の位置精度が悪くなる。
 そういう理由からデスビの配線は急に0Vを横切る様に配線しましょう。

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2026年1月29日 (木)

The special IC has died.

01291_20260130211701 オドメータが動かない930辺りの速度計。適合するギヤの在庫が有るかな?と思って分解したらギヤは生きていた。ただし強く触ったら崩壊する位のCheesyな状態なので交換は必要。



01292_20260130211701 じゃあ何が原因なのか?と信号を入れて見たら速度計の針は振れるけどオドメータ駆動のモータは止まったままだ。モータだけにしても動かない。
 なんか速度計の値もおかしいかも?と思って周波数を変えたりして居たら速度計の針までだんだん動かなく成ってしまった。アララ。。。
 まあ1-2%は何らかの行為で壊してしまった可能性も有るけど、客観的にみてモータ駆動部に続いてメータ駆動部も死んでしまったのでは無かろうか?。どうでしょう整備の神様?。
01293_20260130211701 何回やってもダメでパターンを追っかけて信号を見たけどICに入力はされているけど出力が出て居ない。原因は良く解らんけど今の状態は壊れて居るのは確かだ。
 放熱器が付いたICの形状を見れば解るように、ステッピングモータ?を駆動する駆動回路が内蔵された専用ICで間違い無い。こんなモンアリエクスプレスでも見つからんだろう。
 40年以上前の回路だ。将来的にこのICが壊れて来る可能性は十分考えられる。私の立場的にやっておくことは、マイコンとトランジスタでも使って互換の基板をでっち上げる事かもしれない。
 ちょっと時間がかかるかも知れない。でもやるしか無いなあ。。。

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2026年1月28日 (水)

Relay for decompression

01281_20260130210601 良く解らんリレー。セルモータ用リレーという話だったけどセルモータ用リレーはレギュレータの中に入っている。しかもコイツはセルモータ用リレーの出力に直列に繋がって居る。
 調べて見るとデコンプを作動させるソレノイドを駆動する為のリレーであることが解った。
 電気的な動作はセルモータに数十Aから100Aを超えるような電流が流れたらこのリレーが動作し、同じタイミングでソレノイドを駆動する。そうするとデコンプが作動するという仕組み。
01282_20260130210601 デコンプの抜け具合に依ると思うけど、この仕組みだとセルを回して居る時は始動しにくくて、セルを切った瞬間にデコンプが解除されて圧縮が上がって始動する事に成らないだろうか?。
 実際の動作は良く解らんし実車がないのでこれ以上の憶測は無駄だ。3台来ていたので3台を比べながら接点の隙間などを調整した。
 105Aと書いて有るので接点が閉じる電流が105Aと言う意味だろう。電源装置では105Aは出せないので、バッテリとセルモータを使って試験をしたら3台とも動作した。動作する正確な電流は解らないけど、クランプメータなどで探った限りでは近い辺りで動作して居る感じなのでOKとした。

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2026年1月27日 (火)

Burned Bakelite

01271_20260130205401 メグロのレギュレータが3台。内部にセルモータ用リレーが入っているから250のヤツだろうと思う。
 現状では3台ともダメでニコイチサンコイチでも良いから使えるのを作ってくれと言う依頼。

01272_20260130205401 一番難しそうなヤツ。接点の板が反り上がって居るし、電流検出の太い線は焼けて表面のエナメルが無くなって居る。
 これの巻き直しは出来なくは無いけど、相当な手間と費用に成るから後回し。


01273_20260130205401 比較的軽傷?に見えた1台。カットインリレーの接点金具を浮かせて固定するベークライト板が焼損して居る。その為に接点金具がフレームに落ちて居ると言う致命的な故障。
 ただ解りやすい故障でも有るのでリベットを外し、燃えたベークライト板を切り取り、その部分に新しいベークライト板を挟み、磨いた電極板をビスで固定した。スペース的にリベットをカシメる事が困難だったのでビスを使ったけどビスは緩みの懸念がある。その為に周囲を半田でべっとりと固定して置いた。
01274_20260130205401 裏面のブスバーも磨いて半田併用で再固定。これで狂ったレギュレータくらいまで復活したので後は通常の作業。




01275_20260130205401 接点の手入れと電圧の調整をしたら生き返った。上手く行けばもう1台も復活できるかも知れない。2台復活出来たら電流検出線が燃えたヤツは費用がかさむだけなのでヤメにしておこう。

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2026年1月26日 (月)

Homemade busbar

01261_20260130204101 数日前に書いて居た一部が溶損したCDI。溶損した部分はリン青銅の薄板から切り出して代用品を作った。
 ちょっと見た目が不細工だけど機能的には十分なので許して貰おう。


01262_20260130204101 トランスの定数が少しおかしかったので1次巻線だけ少し弄って後は通常のリフレッシュ作業。
 溶損の原因が良く解らない。もしトランスの定数がおかしくなって過電流が発生したのならプリント基板上に切れる場所がある。今までもそこが切れて居た。
 今回の場所が切れる条件を色々と考えて見たけど、もしかして誤接続かな?と言う気がしてきた。車体が無いし単体で修理を試みたCDIなのかも知れない。取りあえず修理は出来たのでよしとしよう。
01263_20260130204101 何時ものコンデンサ端子電圧。このオシロにしてから発振のギザギザが解りやすく成った気がする。縦軸の分解能が上がったおかげかも知れない。その分繊細に成って直ぐに壊れたりしないでおくれよ・・・。


01264_20260130204101 そう言えば電流を出して居なかった気がする。今は13.5Vで3Aくらい。MSDとかに比べたら省エネなユニットだと思う。
 3Aなりの発熱はするけど、6Aとかそんなヤツに比べたら許容範囲だ。 



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2026年1月25日 (日)

Your glider requires a long stem.

01251_20260125195401 昨日の白川でASK21のノーズホイールに手持ちのチューブを付けようとしたけど口金が短すぎてダメだった。そこで千切れたヤツと同じ製品を付けた訳だけど、これとて延長バルブをあらかじめ取り付けて引張ながら組むような取り合い。
 以前にシェンプヒルトのショップ?に「長いステムのタイプはもう売ってません」的な表記が有ったのを思いだし、検索して見るとこんなページを見つけた。
 TR-87と呼ばれる曲がった口金には3種類の長さがあり、それぞれ28mm、32mm、41mmだと。そしてASK21のノーズホイールに合うのは41mmだと書いて有るでは無いか。
01252_20260125195401 組んだ感じからも41mmは正しそうな気がする。そしてお勧めで背の低いキャップが売っているのはタイヤハウスへの干渉を防止する為だろう。
 売っているのが解ればQ大にはこれを買って貰おう。そして非常用に手持ちの口金を41mmに延長しておこう。
01253_20260125195401 私が手配したのは28mmのショートタイプの様だ。
 千切れたヤツは32mmのミディアムタイプみたい。



01254_20260125195401 28mmを途中で分割して中央に13mmくらいの延長部を追加したら41mmに成る。手元にTOSTのホイールが無いから微妙な干渉チェックが出来ないけど、まあ記憶とカンジニアリングででっち上げよう。 
 中央の延長部はΦ9.0mmの真鍮棒から削り出した。全長が19.0mmで両端の3.0mm程度はオリジナルのバルブを挿入して半田付けする構造。
01255_20260125195401 ゴムが焦げるかな?と心配したけどそんなに焦げる感じは無かった。加硫の温度に耐えるんだから半田付けは行けるみたいだ。 
 ホイール側面の穴と延長棒の9.0mmの外径が干渉しそうな気もするし、ギリギリかわしている様な気もする。今度機会があったら付けて見よう。
01256 チューブは2個有ったので2個とも41mmタイプに改造して置いた。Q大には新品チューブを買うように連絡して置いたけど、それが来るまでにパンクが発生したらコイツを使う事に成るかも知れない。
 うまく入るかな?。取りあえずエアー漏れは無いみたい。

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2026年1月24日 (土)

Your radio signal is good.

01244_20260124205401 スプリアスが気に成って眠れないので(笑)新しいコイルを巻くことにした。
 今までは直径2.0mmの軸に0.5mmとか0.4mmのエナメル線を巻いていたけど、少しインダクタンスを増やそうと思って2.2mmの軸を探してきた。測っているのは鉄の釘。これに0.4mmのエナメル線を巻いてコイルを作って行く。
01245_20260124205401 新しいコイルに交換完了の図。これが正しいのかどうか解らない。そもそも新旧のコイルのインダクタンスを正確に測定する事すら出来ていない。
 とは言っても1回目のダメダメなデータから、2回目は規制値ギリギリ位まで追い込む事が出来て居る。その流れで3回目はもう少し綺麗な電波が出るように成って無いかな?と期待して測定。
01246 2回目と同じ36dbのアッテネータを付けて測定したグラフがこれ。最初は電波が出ていないのかと思った。素晴らしい。
 まず基本波は36dbのアッテネータ付きで-1.6dbm有るからオリジナルは34.4dbmの2.8Wくらい。
 それに対してスプリアスは何次か解らんくらいの場所で-63.8dbm。この位に成るとスプリアスじゃ無くてオモチャ測定器のノイズにまみれて意味が無い領域だと思う。それでも無理矢理計算してみると、基本波との差は62.2dbcと成り絶対値は-27.8dbmなので1.66uWと出た。
 前回の私は法の解釈を間違って居たみたいで、5W以下なら絶対値の50uW以下を採用するべきみたいだ。1.66uWは当然の事ながら50uWを余裕を持ってクリヤして居るので規制値に十分入って居ると言う事に成る。

 ここまで来たら一息付ける。取りあえずの目的は機体の無線機廻りを整備したとき、本機に小さなアンテナを付けて微弱無線局として送信して機体の受信を確認する為なので。
 未改造の状態でもその手の作業は出来るのだけど、未改造だと26MHzの基本波に対して30dbも強力な高調波が出ている。解りやすく書くと26MHzの弱い電波で試験している間、その1000倍の強さの電波が関係の無い周波数に巻き散らかされて居る状態なのだ。
 私は遵法精神の希薄な人間だけど、この状態は技術者として心が痛むと言うか恥ずかしい状態だった。今は胸を張って言える、今まで申し訳ございませんでしたマルコーニ様。

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This tube is defective.

01241_20260124202601 今日は昨日のCDIをやろうと思って居たけど、その前にUV-K5のコイルを調整しようと思ってコイルを巻いていたら嫁さんが電話だと叫ぶ。
 土日の朝の電話は良く無い電話が殆どだ。だから土日にQ大の電話は取り次が無いように言って居たんだけど(笑)、居ると言ってしまったみたいで出るしか無い。
 ASK21のノーズホイールがパンクして居るらしい。勝手にやっとけと言いたい所だけど、航空法上は運航整備士以上の確認が必要な作業となって居るから行くしか無いのかなあ、白川まで。
01242_20260124202601 滑空場に着いてチューブを見たらバルブ部分が完全に脱落していた。前回や前々回と全く同じ破れ方で凄く嫌な気分に成る。
 前々回の修理の時に「タイヤが滑ってチューブが引きちぎられて居るんじゃ無いか?」と言う話が有ったので、前回の交換作業ではチューブはタルクまみれにしたし、ホイールとタイヤの接触面には薄らとゴム系接着材を塗って摩擦係数の向上を試みた。それでもこれだ。
01243_20260124202601 基本的にメインホイールならブレーキ力が有るのでタイヤがずれるかも?の話はわかる。でもこれはノーズホイールだからブレーキは無い。ノーズを付いた瞬間の慣性モーメントだけが抵抗に成るだけ。それで規定圧のタイヤがずれるとは考えられない。
 それ以上に短期間に3回とも同じ部分が同じように千切れている事実がある。まあ理由は解らんけどこのメーカのチューブを使う気にはなれない。
 ホイール側の問題かも?と考えてみたけど、このチューブを使うまでの期間は何も問題無く過ごして来た機体とホイールだ。だから可能性としてはこのチューブに原因があるんじゃ無いかと考えるのが普通じゃ無かろうか。
 とは言ってもトーストのホイールは設計が悪くて市場にあるどのチューブでも口がホイール側面から出るとは限らない。私が買ってみた他社のチューブは口が側面とツライチにしか成らず、延長バルブを付ける事すら不可能。それに対して3回破れたチューブはギリギリ延長バルブが付く。
 まあ色々と問題は有るけど、このメーカのチューブを今後も使う気に成らない。貴重な土日に滑空場往復は嫌だ(笑)。そこで今は他社の少し短いチューブの口金を延長加工しようと考え中。
 それとは別の話として、Q大も整備士を養成しろよと言う話だ。

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2026年1月23日 (金)

The terminals have melted due to overcurrent.

01231_20260124201301 「始動不良」と書いたテープが貼ってあった6ピンタイプCDI。どういう不良か解らないので検査してみると妙な事が解った。
 アース端子を使うと発振音すらしない完全に不作動状態。それに対してケースをアースすると火花は強くは無いけど取りあえず動作する状態。
01232_20260124201301 良くわからんので分解して行くとアース端子に繋がる内部配線というか細いブスバーが途中で溶断していた。
 DC-DCコンバータの異常とか誤接続で内部が溶断しているヤツは今までに有ったけど、どれもが基板のパターンが燃えていた。こんな所が溶けて居たのは初めて。
 何かの拍子で過電流が流れたのだろうか、そしてパターン側じゃ無くてここに過電流・・・。DC-DCコンバータの故障に依ってはそういう状態が起るような気もしてきた。
 トランスかメイントランジスタかベース駆動回路か、その辺りの一時的な異常があるのかも知れない。症状を再現するのも難しそうでヤナ感じだ。

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2026年1月22日 (木)

Your radio signal is acceptable.

01221_20260123214601 あまりにも結果が悪いので見直して見ると変調回路の作業を一部忘れていた。これがピークパワーが低すぎる原因だと思われる。
 それとは別にローパスフィルタの具合がイマイチだったので、もう少し高周波をカットする方向にずらそうと思ってコイルを3個作り替えてみた。
01222_20260123214601 前回と同じように試験するとパワーが出て居たので、今回はアッテネータを30+6+36dbに変更して試験した。




01223_20260123215801  36db減衰させて-1.5dbmだから元々は34.5dbm=2.8Wくらい出て居る計算に成る。参考にした人は4.5Wとか書いて居るから何処かで発熱して居るのかな?。2倍の高調波は差が46.2dbcで絶対値は68uW出て居る事に成る。ただグライダー専用周波数は出力が1W制限なので、もし規制に合わせるならどこかで上手に出力を制限する必要が有るのは確か。 
 新しいスプリアス規制だと2.8Wの場合の必要な差は43+10xlog2.8=47.5dbcとなるから微妙にオーバーして居る事に成る。現時点でオーバーはして居るけど、この位まで来ると微妙な調整の範囲かな?。
 あとはボチボチ詰めて行けば現行のスプリアス規制に合格出来る電波に成りそうな気がしてきた。まああくまでもダミーロードを付けた状態での技術的な遊びだけど、こう言うのが上手く行って「もしかして局免取れるんじゃね?」と進んで行けば、技術的な遊びとしては正しい方向性なんじゃ無かろうか。
 まあ世界一厳しいドローンの規制を作って置きながら、今に成って国内量産化に助成金を出そうとしたり年間8万台作れという政府やそれを支持する人たちに取っては只の不法行為にしか見えんだろう。
 ただ、普段から危ないから走ってはダメと言われ、それを律儀に守っている子供が、運動会に成って頑張って一等賞を取りなさいと言われても上手に走れないのは誰にでも解るはず。
01224_20260123214601 帯域外領域?も見てみたけど、こっちは法律の内容をよく読んでないので現状では解らん。ただ単に拡大した波形を取ってみただけ。
 まあ面白かった。ボチボチ遊んでいこう。

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2026年1月21日 (水)

Your radio signal is dirty.

01211_20260123211701 昨日に続いて無線の話。一世を風靡した?UV-K5と言う中華無線機、私はこれをグライダー試験飛行のモニタに使ったりして居るけど、送信電波がもう少し綺麗なら小さなアンテナを付けて微弱無線局として整備中の無線機試験にも使えるから便利。
 どうせ微弱無線局の電波強度にするなら電波の質とかどうでも良さそうだけど、この無線機でグライダー専用周波数の26.342MHzを出した時の汚さは流石に許容出来ない。
01212_20260123211701 26.342MHzの送信電波を30dbのアッテネータ経由でtinySAで受けた画像。よく見たら解るけど一番高いのは3倍高調波で26MHzは左端の低いヤツ。
 定量的に言うと26MHzが-33dbm位なので500uWくらい。対して79MHzは-3.8dbmなので420mWくらいと、まあ目茶苦茶な状態。
01213_20260123211701 調べてみると何処かの国の人がCB無線用に改造して居た。彼のデータ的には合法の範囲に入ったらしい。それを真似したら国内で技適を取れるまでは行かんにしても、2cmくらいのアンテナで微弱無線局にする時の罪悪感というか技術者としての良心が痛まない様な気がした。
01214_20260123211701 と言う事で最終FET以降の部品を全部撤去し、改造の時に役立つ様にパターンの範囲を調べて行った。
 2段に成ったπ型のフィルタとか設計出来んので、彼の定数どおりに部品を組んで行くだけ。

01215_20260123211701 何となくそれっぽいのが出来上がった。彼は受信部もCB無線用に改造して居るけど、私はVHFのモニタもしたいので受信部は弄らなかった。



01216_20260123211701 期待に胸を膨らませて測定したのが左の画像。取りあえず基本波の26MHzが一番強く成ったけど綺麗じゃ無い。
 具体的には基本波が320mW位で2倍の高調波が500uWくらいで差が28dbc位と現行のスプリアス規制には全く及ばない結果と成った。
 それ以前に基本波の出力が低すぎだ。なんか間違っているか壊してしまった感じ。

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2026年1月20日 (火)

Do you pay attention to microphone polarity?

01201_20260123203301 カラオケ用なのかボーカル用なのか知らんけどジャンクマイクを入手した。ハードオフの500円のヤツとヤフオクで4個350円のヤツで合計5個のダイナミックマイク。
 なんでこんな事を始めたかと言うと、Q大のASK21の無線が不調だと言う話が来たから。あの機体の無線は数年前に不調になり、「このままでは7大戦に出られないので直ぐに修理してくれ!」と言われて突貫作業でやり直したヤツ。
 症状を聞くとアンテナの問題かな?と言う気もするけど、後席が悪いという話も有るのでマイクの可能性も有る。今回は前回よりも時間が有るので真面目に取り組んでみるか・・・と言う気持ちから色々テスト。
01202_20260123203301 マイクを解体して先端のユニットだけを取り出した。これをカプセルと呼ぶらしい。こう言うのが解ると検索範囲が広がって情報量が加速度的に増える。
 低周波なのでどうでも良いと思ったけど、無線機側の説明書には600Ωと有るので、680Ωの抵抗で終端してオシロで出力波形を見てみた。前回使った秋月のユニットも一緒に。
01203_20260123203301 これは「あーーー」と言う音を拾った波形でゲインの近い2個のユニットを比較して居る所。こういった感じでゲインの選別をしようとして居たのだけど妙な事に気がついた。
 一部のマイクで波形がひっくり返って居るのだ。別の言い方をするとプラスとマイナスが逆になって居ると言うか、シールドと芯線の極性が一定では無くてマイクに依って違って居たという話。
 1個のマイクで話したり歌ったりする時は大きな問題じゃ無いかも知れないけど、復座のグライダーでは問題に成りそうな気がしてきた。そう言えば長男は音響設計学科を卒業した筈なので、次に会った時に聞いてみるか。
01204_20260123203301 これはVHF無線機の取説中にある外部配線図で2個のヘッドセットが想定されて居る。マイクの接続をよく見ると2個のマイクは単純に並列に接続されてから無線機に入力される様になって居る。
 ASK21のVHF無線機もこの配線図の通りに前席と後席のマイクを並列に接続してから無線機に入力している。
 ここで2個のマイクの極性が逆だったらどうなるか、ヘッドセットみたいにほぼ独立していたら良いかも知れないけど、復座のグライダーみたいな環境だと前席と後席で同じ音を拾う可能性が高い。そうすると前席と後席で出力が打ち消し合う様な事に成るんじゃ無かろうか?。
01205_20260123203301 こちらは天虎のHF無線機内部。こちらでは前席の音は無線機本体に内蔵されたECMで拾う事に成って居る(S01をオンにしたとき)。そして後席の音は後席に設置された、若しくは手に持ったマイクで拾って左側の赤矢印の経路でECMの信号とミックスされる。
 その後は330Ωの抵抗を通って変調回路に入る訳だけど、ここでも両者の極性が逆だったら打ち消し有ってしまうんじゃ無かろうか?。
 現行のポラリスの回路図は無いけど、外部機器は天虎と互換性が有る様に設計して有るみたいなので近い思想なんじゃなかろうか。

 ちゃんとしたメーカのちゃんとした製品ならこんな事は起らないのかも知れないけど、無作為に集めてみたマイクで極性違いが見つかったりすると一気に不安になってしまう訳だ。
 次に作業する時はハンディーオシロでも持参して、マイクの前で「あーーー」と叫んで極性を確認してから並列に接続する必要が有りそうだ。

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2026年1月19日 (月)

Your role is to clean up the air in Japan.

01191_20260122221301 メチャ固いポルシェターボのエアポンプのフランジ。ベアリングプーラというのかセパレータというのか知らんけど、大きめの1個を専用に加工して何とか外した。
 外した軸はさび付きなどは無く綺麗な状態。これはキツく焼きばめされて居たと考えるべきだろう。
01192_20260122221301 綺麗に成った偏芯シャフト付きの裏蓋。最初は偏芯シャフトが回転しない事が不思議だった。
 良くこんな機構を考えついたモンだ。



01193_20260122221301 ロータも全てのカーボンシールを取り外して清掃。この位綺麗に成ったら行けるかな?。




01194_20260122221301 難物のハウジングもだいぶ綺麗に成ってきた。ポート廻りをもう少し綺麗にしよう。





01195_20260122221301 ベーン組立のシミュレーション。軸には2stのコンロッドみたいなニードルベアリングが入って居る。




01196_20260122221301 仮の偏芯シャフトを使いながら組立てる。手が4本くらい欲しい作業。ヒンドゥー教のドゥルガーなら楽勝だ。




01197 裏蓋まで組立て。中央部の穴はロータの中空部に繋がって居る。もしここから水が入ったらロータ内部に水が入ってしまう。
 どう見ても蓋は無いからロータ内部の通気を重視した設計の様だ。 


01198 固かったフランジを焼きばめし、その上に歯付ベルトのプーリをネジ止めしたら完成。エアーフィルタは掃除だけして置いた。

 前回も書いたけど排ガス関係の検査は将来的に楽な方向には行かないと思う。指定工場の人は口をそろえて「厳しく成った」「工程毎に写真を撮る」と言う。バックに強力な力を持ったディーラー(笑)以外ではインチキ車検は成立しなくなるだろう。そして今の価格のポルシェターボを買って維持する様な人たちは「改」が付いた様な車は好まないと思う。
 そう考えるとオリジナルの公害防止装置をきちんと維持・整備すること、その為の部品をオリジナルの状態に戻せる事は重要に成って来ると思う。次に向けて治工具を整備しておく必要が有るな。

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2026年1月18日 (日)

round pin SS-DME-relay

01181_20260118230901 ポルシェ930の3.2Lに使われて居る丸ピンタイプの半導体式DMEリレー。昨年末に在庫切れになって居たけど、ようやく全部の部品が揃ったので5個ほど組んで見た。
 共通化したのでパワー回路面は964なんかの平ピンタイプとほぼ同じ。ピンが違うので接続分が微妙に違うけど。
 制御回路面は制御自体が違うのでそれなりに違う。まあ基本的な考え方は同じだけど。
01182_20260118230901 このシールももう少し色気のあるデザインにしたいな。とは言ってもシール屋に頼むとコストが発生するし、自分で印刷すると余白のあるパッとせん仕上がりになる。
 元ネタが値上がりしたので本バージョンから@17,000円に値上げさせて戴きます。文句は私に言わずに高市さんと円安推進者に言ってね。

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2026年1月17日 (土)

apex seal ?

01171_20260118224601 ポルシェターボの排ガス対策部品でエアーポンプらしい。そう言えば国産車にも二次エアーを導入して追加燃焼?をさせるような機構があったなあ。
 最近は車検が厳しくなって来て、ガス検をクリヤするだけじゃ無くて、エアーポンプが付く時代なら装着されて居なければ通りにくくなって居るとか。
 そう言えば去年だったか触媒の付いて居ないポルシェを買った客が裁判を起こして、販売店が負けた判決があったのを思い出す。これからはこの手の作業が増えてくるかもしれん。
01172_20260118224601 回らんので最低でも回る様にして欲しいという依頼。まずは見た目のチェックで通る様にしておかないとダメな世界らしい。
 初めての機械なので恐る恐る裏蓋を開けたらこれだ。水没車なのか何処かから水が入ったのか知らんけど、これは誰が見ても回らんでしょうと言う状態。
01173_20260118224601 色々な所が固着して居るので、動くところから少しずつ分解して行く。正常動作の時と順番が違うかもしれん。
 基本構造は良くあるベーンタイプのポンプだけど、ベーンが偏芯軸に固定されて居てバネなどで押しつけられて居るタイプとは違う。
01174_20260118224601 そーっとベーンを取り出した。ベークライト系の良くあるベーンに見えるけど、中心には返信軸に刺さるコンロッドに相当する軸受が並んで居る。
 3枚の羽の軸受が交互に並んで居るのでこの位置にしか付かない。3気筒までなら星形エンジンのコンロッドもこんな感じで行けるのかな?とか考える。
01175_20260118224601 銘板はデンソーだ。この時代なら日本電装の時代か。
 BOSCHは技術的に出来なかったのか、日本やアメリカの方が排ガス対策は進んで居たからまるごと購入したのか?。


01176 このフランジが取れん。検索したら全く同じタイプは見つからなかったけど、少し違うタイプでも外人のオッサンが「ネジじゃ無いよね」とか「死ぬほど固いぞ」とか書き込んでいるのを発見した。
 それっぽい治具を作ってプレスで抜くしか無いのかな。ネジじゃ無さそうなのでネジ山を壊す心配は無い。あとはどんな治具を作ってちゃんとした段取りが出来るかどうかだ。
01177 フランジが抜けんのでベーンの両側に付いて居るシールを抜いた。これも抜ける所と抜けない所が有る。そして抜いたヤツの1本は隅っこが欠けていた。
 カーボンのいかにも脆そうな材質だから、錆でガチガチに固着して居るのを無理に回そうとした時に欠けたんだと思う。
 依頼者か私か解らんけど、少しだけ回って居たので心理的に回したく成る。これは仕方無いなあ。整備の神様お許しください。
 まあ全体のシール面積から考えると十分小さいので、性能的にはほぼ無視できる隙間だと思う。実際にこのベーンは外周に密着しておらず、微小な隙間を保って偏芯軸の廻りを回って居る。要はこの部分に既にそれなりの隙間が有るという事だ。だから少し欠けても大勢に影響は無いと・・・思う。
 じゃあどうして隙間の有るポンプにしたんだろう?と言う疑問が湧いてくる訳だけど、潤滑剤の無い環境下で常時回って居るから摩耗が無視できなかったのかも知れない。それを避ける為に凝った偏芯機構で動かしたと。
 調べたら日本電装の特許が出てそうだ。

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2026年1月16日 (金)

warm up regulator

01161_20260118220801 昨日までのデスビと同じ車のウォームアップレギュレータ。デスビに比べたら凄く綺麗だけど取付場所の関係だろうか?。




01162_20260118220801 初めてやるのでメモと同時に写真も沢山撮影しておく。





01163_20260118220801 ネジも全然固着とか錆とか無く分解出来る。中身は少しだけアルミの錆的な粉があったけど、簡単な清掃で綺麗に成るレベル。
 こりゃどう見ても最近交換して有るとしか思えん。


01164_20260118220801 一応動作データは探し出して来たけど、中を見る限り変にバラバラにして再設定するよりも弄らない方が良いと判断した。
 これはバイメタルの動きをダイヤフラム側に伝える棒。組み付けの為か摩擦の為かグリースでネットリと支持してある。私も同様にグリースで潤滑と支持をしながら組んだ。
01165_20260118220801 合わせ目のゴムパッキンも十分柔らかかったし出代もあった。念のために非硬化型の液体パッキンを軽く塗ってから組立てた。
 まず間違い無くこのまま行けると思う。

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2026年1月15日 (木)

I finally assembled it.

01151_20260116115801 錆と固着の酷いディストリビュータ。色んな所が固着して居たり摩耗していたりする。こんな部分を外すのにもかなりの苦労をした。
 シャフト中央にフェルトの「栓」が有るけど、あれは只の「栓」では無くて油を染み込ませる為の物。だから定期的にあのフェルトに注油しておきましょう。
01152_20260116115801 通常はあり得ない位のシムを使って組上げた。摩耗部分はシムで対応出来る範囲だったし、固着部分も焼き付きまでは行って無かったのでほぼ完全に復旧出来た感じ。
 前回のターボデスビもかなり状態が悪かったけど、メンテ無しで乗り続けて来た車がこう言う状態に成って来たのかもしれない。この状態なら復旧出来るけど、これ以上に酷くなるとダメかも知れない。
01153_20260116115801 上側のコイルとか星形ストライカも装着。ストライカの隙間も調整して良い感じ。結構時間がかかったので今日はここまで。測定と調整は明日やろう。

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2026年1月14日 (水)

Abnormal wear was discovered.

01141_20260114214501 ダイヤフラムが2重になって居るからターボ用?のデスビかな。
 まず感じるのが軸の異常な重さ。今までに触ったどのデスビよりも重くてこれで良く回って居たなあ・・・と感じるくらい。軸方向のガタは殆ど無いと最初は感じたけど、単に軸が重いだけで力を入れたらこちらも今までで一番ガタガタだった。
01142_20260114214501 受け入れ検査で進角を確認するレベルではないので最初から分解して行く。ダイヤフラムを外した段階でヤナ予感。
 ロータが付く軸もサビサビで中身がどうなっているか凄く不安だ。ここがサビサビだとフルトラ用のストライカが抜けないんよねえ。
01143_20260114214501 壊してはいかんので苦労して抜いたシャフト。変なゴミが付いているなと思って居たら調整用シムが薄くなりすぎて破れて飛散していた。
 こんなのが中を舞っていたらスムーズに進角なんか出来る訳が無い。これだけが不調の原因では無いかも知れないけど、これが不調なのは誰が見ても明らかだ。
01144_20260114214501 遠心進角のベースプレートも異常に摩耗している。進角重りのピンは常に干渉しながら動こうとして居た感じか。




01145_20260114214501 ハウジング側の摩耗も凄い。シムだけでは間に合わなくてアルミ板で削れた分をかさ上げしないとダメかも。
 上の方で光っているのは干渉しては駄目な突起部。今までにここが干渉して居るのを見た事が無い。かなりの量が削り取られた感じだ。
 治るとは思うけどなかなか手強そうなヤツだ。ああ、ダイヤフラムも確認しないと、あれが漏れて居たらメチャ面倒だ。

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2026年1月13日 (火)

You can use O-rings.

01131_20260114211301 数日前に書いて居た旧式ヒューズの接触不良対策。そのときはインシュロックで締め上げるやり方を紹介したけどOリングを使うやり方の法が簡単で持続性があるかも知れないと思っている。
 インシュロックだと何らかの要因で張力が抜けてしまうとお終いだけど、Oリングだとある程度の長さなら張力を維持できる。初期の張力はインシュロックに及ばないと思うけど、時間が経過するとOリングの方が良くなる様な気がして来た。
01132_20260114211301 これは前の「フランク」に有るヒューズボックス。ヘッドライト関連の白ヒューズにOリングがかけてあるのが解るだろうか?。サイズは1枚目のヤツが良い感じだったけど、じっくり探せばもっと良いのがあるかも知れない。


01133_20260114211301 こちらは青の大電流用にOリングをかけた状態。耐久性は解らないけど輪ゴムよりは長持ちしそうな気がしている。
 セットのOリングは8個くらいしか無かったので、追加で購入して全部のヒューズに対策をしておこう。1個が20円とか30円の世界なので気軽にやって見る事が出来る。

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2026年1月12日 (月)

It seems to be working properly.

01121_20260114190301 原因箇所を突き止める事が出来なかったのでリフレッシュ作業的に定番の部品を交換していく。まあ言われた症状は解らなかったけど、複数の不具合は確認出来たのでこの程度の部品交換は必要に成った感じ。
 この写真とは別にトランジスタも8個くらい交換して基板の半田を再半田したら完了。
01122_20260114190301 このユニットは後ろに付いて居るファンの音が五月蠅いという要望もあったので、モータの手入れとファンの掃除もしておいた。 
 分解して気がついたけど今までやった事のあるモータと内部が少し違って居た。色々なバージョンが有るみたいだ。

01123_20260114190301 どうかな?と思いながら試験機で試して見ると全て正常に動くようになって居た。良かったよ、もしダメならもう一回やり直しだった。
 やり直すのは良いけどこの基板は古いのもあってパターンが剥がれやすい。毎回2枚におろしてからの作業に成るので、接続部分のパターン剥がれが嫌で出来るだけ作業は1回で終わりたい訳だ。
 取りあえず今回は良かった。整備の神様ありがとう。

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2026年1月11日 (日)

Do not spray indiscriminately.

01111_20260114184701 これも年末シリーズの残りで993のエアコンユニット。起動後の数分が不調という話だったけど試験機で検証するとあらゆる部分が妙な挙動を示した。
 出来るだけ症状を再現してからトラブルシューティングしたかったけど、何回やっても色々な不具合のオンパレードだったので仕方無く分解して全体をO/Hして行く事にした。
01112_20260114184701 開ける過程で何か変な感じがしたのはコネクタ廻りがベチャベチャな事。写真はかなり拭き取った後だけど、それでもコネクタの隅に液体が残って居るのが解ると思う。
 コネクタにスプレーするくらいだから接点復活材だろうか、それともCRC-556とかWD-40辺りの潤滑剤かな。もしかしたらシリコーンスプレーかもしれない。理由は解らんけどシリコーングリスとかシリコーンスプレーを盲信する信者的な人が居るので困る時が有る。
01113_20260114184801 コネクタだけなら罪が軽いけど、こんな感じで基板にも飛沫が飛んでそれが埃を呼んでどんどん状況が悪くなってしまう。
 マイコン制御のデジタル基板だから影響は無いでしょ?的な感じがするけど、多数のアナログ入力が有ってそれを2個のアナログマルチプレクサでマイコンのAD入力ピンへ時分割で入力しているゴリゴリのアナログ回路。だからフロントフォークのオイルシール廻りは綺麗にしておきましょう的なノリで基板面は綺麗にしておくべき。
 前記のアナログマルチプレクサはかなりの確率でいくつかのポートが死んで居る事が多い。これは車体各部から来る入力に対して保護が十分じゃ無いんだろうと思う。
 定番のリフレッシュ作業で治ってくれたら良いのだけど。。。

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2026年1月10日 (土)

slapdash work

01101_20260111203701 白骨号のヒューズ部分。これはエンジンルームに有るヒータブロアなんかのヒューズが3個並んで居るヤツ。
 私は出来るだけ当時のオリジナルを残して使い続けたいと考えて居るけど、毎日の様に実用で使って居るとイマイチな所も出てくる。その一つがこのタイプのヒューズで特に25A等の大電流のヤツは宜しくない。
 直ぐに接触が悪くなって発熱したり動作不良になったりする。頻繁にクルクル回して接触抵抗を下げる様にしては居るけど限界が有る。特に今は毎回ヒータブロアが回るのでこの部分の25Aヒューズはフル活動だ。
 そこで25Aだけでも今風のブレードヒューズに変更しようかな?と思って改造元の部品を買ってみた。そして実際に装着しようと思った所で厚みが有り過ぎてカバーが装着出来ない事が判明。930用と書かれた完成品も売っているけどあれはどうなっているんだろう?。
01102_20260111203701 取りあえず自作でヒューズホルダを作るのは時間がかかりそうな事が解った。でも毎日の発熱は嫌なので何とかしたい。と言う事で思いついたのがこの圧着?法。
 インシュロックで締め上げてヒューズ両端と電極の接触を良くしようという試み。まあ悪くは無いと思うけど、いかにもやっつけ仕事で格好良くは無い。

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2026年1月 9日 (金)

GEORGE DANIELS WATCHMAKING

01091_20260111202301 去年の12月だったか田中久重の本を読んだことを書いた。そしたら彼があの時代にどうやって細かい加工をしたのかが気になりだし、色々と調べて行く過程で時計作りのビデオを見た。 
 オモチャレベルとは言えCNC工作機械を作って居た人間から見るとプリミティブで信じられない様な作業の連続だった。
 さらに興味が湧いてきて調べて行くと1冊の本に行き着いた。これがその本で時計作りのバイブル的な本らしい。早速注文していたのだけど結構時間がかかって年が明けてから到着。
01092_20260111202301 時計作りの本だけ有って時計の事が沢山書かれているけど、取りあえず今の私には用がない。欲しいのは工作に関する部分だ。




01093_20260111202301 ここは細かいシャフトやギヤを熱処理する部分。針金で廻りを囲ったり石鹸を付けたりと、今まで触れたことの無い世界が広がって居て面白い。
 時計旋盤に関しても、バイトの送り装置も無い木工旋盤方式の旋盤で細かい部品を作っていく工程に驚かされる。
 私が時計を作る事は無いと思うけど、今の仕事の課程でメータ類の部品製作に於いて近い作業が有るのは確か。直接利用できる内容は少ないけど、ビックリしたり非常に参考に成る作業が満載で楽しい本だ。
 そう言えばもう一つ良い事が有った。海外の本や資料だとインチ系が使われて居てイラッとする事が有る。でもこの本はミリ系で書かれているから何も感じずに読み進める事が出来る。
 調べて見たら作者はイギリス人の様だ。この世でインチ系を使うのはアメリカ人とその影響力の強い航空関係だけかな?。アメリカの航空環境は羨ましいと思うけど、未だにインチ系はバカじゃ無いかと思ってしまう。

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2026年1月 8日 (木)

The loss is sufficiently small.

01081_20260110213201 964/993用の半導体式DMEリレーの事を書いたせいか、注文がポンポンと入ったので絶賛増産中。
 それに合わせて試験機の方も若干の改造を施し、993等のセキュリティーユニットによる電源のオンオフもシミュレート出来る様にした。
01082_20260110213201 そう言えば丸ピンタイプで損失を測定していたけど平ピンタイプでは未測定だった。基本的にFETが同じなので同じ筈だけど、検証の意味で測定して見た。
 電源装置の表示はDME用とポンプ用の両方を合算した数値。細かく分けるとDME用として5Aを食わせて、ポンプ用として10Aを食わせている。電力的に言うとポンプの消費電力が135W程度で想定されている状態。
01083_20260110213201 実際のポンプの消費電流は4Aとか5Aの例が多いけど、不調で過大な電流が流れた事を想定しての10A。ちなみに中華アンプ的な表示なら許容電流値300Aと成る(笑)。 
 この状態でFETのDS間の電圧降下を測定して見る。これがFETのロスになる訳だ。

01084_20260110213201 電圧降下は11.7mVと出た。ここに10Aが流れて居る訳だから損失というか発熱は117mWと言う計算に成る。
 117mWは1/4Wの抵抗には少し過大だね、と感じる程度の発熱量でしか無く、基板面で放熱される3個のFETに取っては十分過ぎる余裕が有る。実際に動作中のFETや基板を触っても殆ど発熱して居ない。
 とは言っても半導体なので誤接続などには弱いので、リレー接点なら焼けた面をヤスリで削れば良い焼損でも半導体だと一瞬で死んでお終いと成るのでご注意を。
01085_20260110213201
 取りあえず5個作った。これで暫くは大丈夫だろう。普段はそんなにバンバン売れる商品じゃ無いし、1個売れても大した利益になる訳じゃ無い。
 自分の製品を世に出したい気持ちや、日本にもこんな変な製品が有るぜと、世界にアピールしたい心意気だけで作っている様な商品だしね。

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2026年1月 7日 (水)

I want to reconstruct these stone walls.

01071_20260110190801 うちに来たことが有る人なら知って居るけど家の周りに野面積みの石垣が有る。そしてそれがかなり傷んでいる。
 この石垣は家の周りを「コ」の字型に囲っていて、正面形状で行くと道に面した1面は長方形で残りの2面は坂道に面した三角形。
 私が高校の頃までは三角形の面は昔ながらの石垣だったけど、道に面した長方形の面は土の法面に生け垣だった。それが大学で家に居ない間にこんな感じに成ってしまって居たと言う訳。
01072_20260110190801 近所の造園業者が施工したらしいけど、割と速い段階で倒れが出て来て目地をモルタルで補修したらしい。でもそんなモンは本質的な補修には成らんのは誰でも解る。
 そもそもの原因は3.3mも有る擁壁を垂直に施工した事と、多分裏面には石もコンクリも入ってない手抜きと言うか無知な施工方法。
 私が帰ってきてからは割れ目の寸法は大きく変わっておらず変化の速度が落ちている事は実感出来る。でも次の地震とか大雨で崩れる可能性は排除出来ない。
 原発みたいに規制委員会を騙せば良い世界では無く、自分の心の中に何時までもモヤモヤした不安感を抱えて生きるのは宜しくない。そして自分が「爺さん、負の財産残しやがって!」と感じる気持ちと同じ気持ちを息子達に引き継ぐのも格好良く無い。
01073_20260110190801 と言う事で業者に見積もりを依頼した。業者の規模とか能力的に過小で有ったり過大で有ったりして今の所2社からしか見積もりが帰って来ていない。1社はやり替えでもう1社は樹脂の注入に依る補修。
 見積もりを見るまではケイマンの中古くらいで行けるなら腹を括ろう!と考えて居たけど、実際は991の中古が買えそうな値段が書いて有って腰が抜けた感じなのが今。福岡城の石垣を補修中という業者は話す内容も納得できる信頼感溢れるところだったけど、金額も程度の良い356が買えるレベルに成るそうでお引き取り願った(笑)。
 業者から言われるけど、最近の普通の家の規模じゃ無いのは確か。高さ3.3mで延べ長さが59m有る。大きな石は比重に依るけど計算したら3トンとか5トン有る。どうしてこんな負の財産を残してくれたんだよ~!。と泣きながら叫ぶ日々。

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2026年1月 6日 (火)

That resistor is worn out.

01061_20260110185101 ガクガクすると言う症状のエアフロ。蓋のシール部を見ると何らかの作業がしてある様に見える。
 純正よりも強固に接着して有るし、前回の開封時のヒビとかも有って蓋を開けるのに一苦労だった。

01062_20260110185101 出力電圧とか軸トルクとか測定したけど、出力電圧は一応は出て居る。ガクガクする程の変動は無かったけど、3枚目の画像に有る様に抵抗体が摩耗しているので条件によっては接触不良が起っていてもおかしくない。
 軸トルクは変な位置に調整されて居た。ここを弄っても最大出力は増えたりせんのだけど、皆弄りたく成るみたい。サブコンと言われる機器も一緒。
01063_20260110185101 抵抗体のアップ写真。よく使う部分がすり減って居てベースの板が出てしまって居る。これよりも軽傷なら摺動子の位置をずらしてインチキ修理が出来るけど、ここまで摩耗してしまうと4本の独立した抵抗体と成ってしまい、この部分の特性が変になる。
 ずーっと以前に書いたけど、この抵抗体は完全にリニアな特性ではないので、上の方に写っているレーザートリミングされた抵抗で10箇所吊り下げるような感じで直線性を補正してある。
 抵抗体が筋で完全に縁が切れてしまうと、トリミングされた抵抗による補正が一番上だけ強く効いて下は効かない様なイメージになり、想定されたリニア特性は得られない。
 ここまで傷んだのは無接点化する事に成るけど、今回は予備品が有るとの事で作業中止となった。
 ここまで来て気がついたけど前回の作業は何をしたんだろう?。ここまでの抵抗体のキズは放置したままでベーンのトルクだけ標準とは違う値にずらしただけ化?。良く解らん。

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2026年1月 5日 (月)

Corroded printed circuit board patterns

01051_20260105181901 昨日に続いて年末の箱から出してきたコントローラで、今日の作業はドアロックユニット。見た目はそっくりでピンの配置も数も一緒だ。
 これも試験機を作って居るので簡単に受け入れ検査ができる。一部では無くほぼ全部の機能が動作不良だ。

01052_20260105181901 開けて直ぐに目に付くのは電解コンデンサの液漏れとパターンの腐食。これはチマチマと相似と修復を繰り返すしか無い。
 これとは別に1個のトランジスタが死んで居たので関連のヤツと合わせて4個ほど交換。運が良ければこれで動く筈。動かなくても不具合は一部に減っている筈。
01053_20260105181901 試験したら全ての機能が回復していた。昨日に続いて整備の神様ありがとうだ。
 まあ楽勝の作業では無いけど、初期の診断通りの作業だけで復旧すると気分が楽だ。まあダメで2回目、3回目の作業が必要に成ったとしても、その都度診断と作業と結果が一致していると気分が良い。

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2026年1月 4日 (日)

Rear Spoiler Controller for Porsche 993

01041_20260105180601 そろそろ仕事でも始めるかと、年末に来ていた箱からリヤスポイラーのコントローラを取り出して来た。
 試験して見ると手動の昇降は行けるけど自動での下降が動かない。なんかヤナ感じだ、何故ならこれは後期型でマイコン制御タイプだから。
 もしマイコンのプログラムや出力端子が死んで居た場合、マイコンを交換しない限り修理が出来ない。今の所おなじ動作をするマイコンは開発できていない。
01042_20260105180601 基板を見て行くと数カ所のチップトランジスタに半田付けの跡がある。トランジスタを交換したかクラックなどで再半田したか。
 廻りを見る限りクラックは無いし、クラックの可能性が高い大電流の回路に再半田の跡は無い。と言う事はトランジスタの不良を疑って交換した可能性が高い。それでも治らなかったと言う事は、マイコンから信号が出て居ない可能性が高い。。。新年一発目から終わったか?。
01043_20260105180601 試験機のVRを弄りながらオシロで信号を見ていくとマイコンからは信号が出て居る様だ。それならとリレー駆動側のトランジスタをチェックすると怪しいのが見つかった。
 念のために駆動関係の全てのトランジスタと電解コンデンサを交換しておく。リレーは切れて無いし手動なら昇降するからこれで治って居るはず?。
01044_20260105180601 再び試験機で試して見ると完全に動作する様に成った。ちょっと妙な感じだった警告灯の消灯と上昇のタイミングもピッタリ合うように成った。
 整備の神様ありがとう、今年もよろしく。

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2026年1月 3日 (土)

KURATE high school

01031_20260104180401 鞍手高等学校の手ぬぐい。ちゃしろの散歩の時に柴犬を散歩させて居る近所のオバチャンから貰った。
 このオバチャンは直方二中か三中あたりの出身で鞍校へ進んだ卒業生。旦那はうちの遠い親戚のお医者さん。散歩の時に私も鞍校出身だと言う話をしたらこの手ぬぐいをくれた。
 これは鞍陵祭という全校一斉の同窓会みたいなヤツの記念品か何か。この人は母校愛に満ちた人みたいで同窓会にも参加し、私にも記念品を渡して来年は行きましょうと言う感じの人。なんか私はそういうのは苦手なのだけど、固辞するのも何なんで貰って来た。
 うちの息子は3人とも鞍校出身なので帰省してきた時に話題となり、ネタとして正月の間はここに飾って置いた。

 「くらこう」と言う呼び方は地域に依って意味合いが違って居て、筑豊地区では「鞍手高等学校」を意味するけど北九州地区では「小倉高等学校」を意味する。こう言うのは良くあるけど大学で言えば大阪の「でんつう」と東京の「でんつう」が違うみたいな感じ。
 大阪の「でんつう」よりも東京の「でんつう」の方がレベルが高いみたいだけど、同様に筑豊の「くらこう」よりも北九州の「くらこう」の方がレベルが高い。
 そう言えば工業大の場合は大阪だと「だいこうだい」で東京だと「とうこうだい」に成るから混乱が無くてスマートな略称だ。

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2026年1月 2日 (金)

It snowed.

01024_20260103163601 朝起きたら雪がうっすらと積もっていた。冬用タイヤが必要な程じゃ無いけど世の中全部が白く見える程度には積もっていた。
 今日の午前中に長男家族が帰るので赤間駅まで送っていった。ルーテシアは安物だけどスタッドレスを履いているのでまあ問題は無い。
 夕方のニュースを見ると地域によってはかなりの混乱があったみたいなので、夏のように長男が車で帰省していたら色々とドラマが有ったはず。

 昼くらいに成ると雪も溶けていって太陽光パネル上の雪もずれ始めた。いくらうっすらでもパネルの上に雪が積もると発電はゼロに成ってしまう。南国なら問題無いけど雪国で太陽光発電を実用的に使うなら何らかの工夫が要る感じ。
 昼過ぎからは恒例の中村家での新年会。来るメンバーは餅つきと同じメンバーだけど、年が明けたと言うことで(笑)再集合。
 みんなが若かった頃は24時を過ぎても話し込んでいたりしたけど、最近は全員が老人になったので眠くてたまらない。19:00を過ぎたら帰ろうか・・・モードに成ってくる。
 そう言えばうちの孫にもお年玉を貰った。ルール上は両手で「おちょうだい」が出来たら支給という事に成って居た筈だけど、固辞するほどの事でも無いのでありがたく戴いてきた。
 ネコババせずにちゃんと送りますので私を信用して下さい。

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2026年1月 1日 (木)

I will dress formally.

01021_20260102130701 あけましておめでとうで御座る。






01022_20260102130701 お屠蘇はミルクで御座る。 






01023_20260102130701 次男とインド嫁は1日からランニングで御座る。 

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Happy New Year

01011_20260101000501 明けましておめでとう御座います。
 本年もよろしくお願いいたします。

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