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2025年12月

2025年12月31日 (水)

New Year's Eve

12311_20251231222501 餅を飾ろうと思って鏡餅の場所を聞いたら「今年は作らないって言ったでしょ」と答えが返ってきた。
 えっ?と思ったけどユズリハとか準備して居たので小餅を2個重ねてミニ鏡餅を作った。後ろにはヒンドゥーの祭壇がある奇妙なセットが出来上がった。
12312_20251231222501 三男の仕事はこの季節が一番忙しいので不在。ちょっと寂しいけど普段に比べたら十分賑やかなメンバーで年越し蕎麦を食う。




12313_20251231222501 餅つきの日に私が以前3Dプリンタで出力していたドリッパーでコーヒーを抽出したら熱で変形したとクレームが入った。
 前回のヤツはPLAで取りあえず出して見たヤツなので耐熱性が不足して居た様だ。そこで今回はカーボン入りナイロンを使って出し直したのがこれ。
 前回のPLAは注出温度が200度くらいに対して今回のカーボン入りナイロンは300度と100度くらい高い。これなら大丈夫じゃ無かろうか?。確認の意味で食後のコーヒーを出してみたけど問題は無かったので正月明けに渡して置こう。

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2025年12月30日 (火)

Culture is passed down.

12301_20251231145601 今日は餅つき。09:00時くらいから竈に火を入れてゆったりとスタート。





12302_20251231145601 最初は家族だけで1臼目をつき始めた。次男が着ている給食エプロンみたいなヤツはモンベルの「フィールド割烹着」と言う製品らしい。しまむらで売っているヤツと何が違うんだろうか。


12303_20251231145601 10:00過ぎ頃から人が増え始めた。私たちの世代と子供の世代と孫の世代で3世代がゴチャゴチャに混じった混沌とした状態。




12304_20251231145601 流石に孫の世代は実際の役には立たんけど、将来を見据えて厳しく?教育中。





12305_20251231145601 お年寄り世代は竈の火を囲んで談笑。手を出したら邪魔になるだけなので(笑)隅の方で静かにしておくのが世のため。




12306_20251231145601 我が家の嫁と嫁候補?。 






12307_20251231145601 ちゃしろは小さなお友達から餅の欠片を貰ってそれなりに楽しそうにして居た。





12308_20251231145601 昼飯のカレーは大混雑。たぶん今までで一番人が多かった感じで35人くらい居たはず。カレー皿がそんなにある筈が無く、グラタン皿まで引っ張り出して台所は大変だったみたい。


12309_20251231145601 皿が足りないくらいなので座る場所も無い。適当に空いた場所で食べたり立って食べたりちょっとした騒動だった。

 終わってから次男が「あれだけ車が来たのにトヨタ車が1台しか無かった」と言う。彼はT社のファイナンス部門勤務なので、そう言うのを敏感に感じ取ったみたいだ。
 言われて見れば確かにその通りで、14台くらい居たのにトヨタ車は1台でそれも20年以上前のMR-S。市場のシェアから考えたら異常な割合で、この集団は何らかの意思を持った奇妙な集団かも知れないと感じる。
 そう言えば爺さんの葬式の時に集まった親戚の車の中にトヨタ車は1台も無かった事を以前に書いた事が有る。我が家とその周辺の人物達は平均的な日本人とは少しずれて居る可能性が高まった。

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2025年12月29日 (月)

Preparing for Mochi Pounding

12291_20251231143801 餅つきの準備では無いけど、今日の夜に長男が孫を連れて帰ってくるので嫁さんの車にチャイルドシートを装着した。自分の子供の頃に比べると格段に進歩して複雑化して居る事に驚く。
 このために買うのは高すぎるので市の社会福祉協議会がやって居る貸し出しで借りて来た。1ヶ月で500円と格安で有り難い。
12292_20251231143801 餅箱とか餅を丸める台を納屋から出して来た。





12293_20251231143801 餅米を水に浸しておく。 






12294_20251231143801 杵は傷んだ部分を補修してスタンバイ。小さな子供も来るかも知れないので小さい杵も一応準備しておこう。




12295_20251231143801 竈の確認。羽釜の中を掃除して水を入れ、試験的に火を燃やして状態のチェック。夏の間に草ボウボウにして置いた方が草の根で補強されて良い様な気がする。



12296_20251231143801 今年は薪が十分にあるので安心。薪割りが遅かったので一部に乾燥の悪いのがあったりするけど、まあこれだけ数があれば良いのを選べば問題無い。

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2025年12月28日 (日)

Prancing Horse

12281_20251229135101 年賀状のネタになるかなと白骨号のエンブレムを撮影して来た。改めて見ると凄く傷んでいる事に気がつく。
 特に酷いのは馬の胴体の部分と左上のシダの葉っぱ?みたいなヤツ。この時代だから七宝焼きかも知れないけど、黒い部分が明らかに欠落している。
 リュータで掃除して窪みにウレタン塗料でも流し込めば良いのだろうか?。そんなやり方では逆に汚くなってしまうかな。年老いた女優が整形しても醜く成る様に、これもあるがままに手を入れないのが正しい対処法か?。
 間違い無く綺麗にする方法は新しいエンブレムを買う事だけど、これが結構なお値段がする。安いのも有るけど写真で見ても安っぽい感じが漂うので、実際に付けたら悲しくなるかもしれない。
 歴史を感じながらこのままで行くか。。。

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2025年12月27日 (土)

Car refrigerator

12271_20251229134401 ちょっと前の話に成るけど「治らんかなあ」と持ち込まれた車載用の12V駆動冷蔵庫。調子良く使って居たけど急に冷えなく成って来て今は全然ダメらしい。
 下の隅の方にユニットが搭載されて居るのでカバーを開けて中を確認する。随分コンパクトなユニットで一つの板の上にコンプレッサとコンデンサがセットに成って搭載されて居る。家庭用冷蔵庫に比べたら随分コンデンサが小さい感じを受ける。
12272_20251229134401 怪しい箇所が2箇所有ったけど、コンプレッサを運転して見たらその1箇所は明らかに漏れて居た。
 家庭用エアコンのガスは有るから入れて見ようかと思って居たけど、どこにもバルブは無いし配管は細いので手持ちのバルブを付けるには相当の改造が必要そうだ。
 それとは別にバルブを付けたら蓋が閉まりそうに無い事など色々と考えて居たら「無理じゃね」と言う結論に至った。こう言うののガス封入はどうやって居るんだろう?。専用のパイプらしき物があって先端が潰して有るんだけど。

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2025年12月26日 (金)

Solid-State DME Relay for Porsche 964 and 993

12261_20251229094001 半導体式DMEリレーでポルシェ964と993用のタイプ。丸ピンの930用は早くから完成して居て販売していたけど964用は難航していた。
 その理由は大きく二つあって、制御方式が違うのとセキュリティー絡みの部分。それらが解明できたのでこの夏くらいからポチポチ販売をして居る。
 いかにも対策をした感じの基板が格好悪いけど(笑)、大メーカ製の製品でも分解すると意外とジャンパが飛んで居たり技術者の苦労が垣間見える。と言う事で現バージョンはこう言うオマケの部品付きです。
12262_20251229094001 パワー回路面も1個だけ大型のツェナーと言うかサプレッサダイオードが付いて居る。こっちは改良版を出すとしてもこのままの方が放熱面で有利かも知れない。
 パターンの上の電線は電流容量を上げる為の物で、いかにも大電流回路的で頼もしい気がするのは私だけか?。 
 一応100AクラスのFETが5個付いて居るので、ショートとか致命的な問題があるとFETじゃ無くてコネクタとか配線が燃えるかもしれん。
12263_20251229094001 制御方式が違うので当然試験機の内部も違う。ぱっと見はみすぼらしい箱にしか見えないけど少しずつバージョンアップしている。そろそろ箱を更新しようや。。。

 

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2025年12月25日 (木)

What does “Certified Original” mean?

12251_20251225181001 中国から荷物が届いた。私はパヨクだから中国から物を買う事に抵抗がない。傷んだ段ボール箱が何時もの明るいグレーのビニール袋の中に入っていた。
 makitaのDTW700と言うインパクトレンチ。18Vの電動式で700N・mクラスのヤツだ。サイトには「Certified Original」とか「Genuine」と言う文字が有ったりするけど、それを信じる人は流石に誰も居ないだろう(笑)。
12252_20251225181001 さらに電池取付部には「×」のマークが。。。不良品か?、それとも本物のmakitaだけど不良品だと偽装したいのか?。うーん訳が解らん。
 まあ送料込みで5,645円だったから形有る物が届いただけでも喜ぶべきかも知れん。でも2,000円のロレックスだって動く事は動くらしいからコイツも動いて欲しいモンだ。
12253_20251225181001 コイツを買ったのは今まで使っていた左側のヤツが少し不調になって来たから。左のも中国製で3,000円台の280N・mと書かれて居たヤツだけど、それなりに使える位の力は有った。そして5-6年は私の作業に付き合える耐久性も有った。
 具体的なトルクとして白骨号のホイールナットを例に挙げたい。これの締め付けトルクは130N・mだけど、年に数回脱着する時に左のインパクトで問題無く外す事が出来た。その事から200N・m位は出て居ると思われる。
 ただこれでは足回りの硬くしまったボルトは外せない。そのときはエアーのインパクトを持ちだして居たけど、一度充電式を使うとエアーを準備するのが面倒になる。そういう面も有って新しいのは700N・mクラスにしてみた訳。
 早速白骨号のホイールナットを外して見たら一瞬で緩んで力強さを感じた。この感じなら足回りの対辺寸法で21とか22辺りのボルトも緩みそうな雰囲気。500N・m位は出て居るかな?。
 今後は小トルク作業には左のヤツを騙し騙し使って行こうと思っていたけど、DTW700「表記」のインパクトが調子良く使えそうなので、同じシリーズでDTW285「表記」のヤツを買ってみようかな、と言う気持ちに成って来た。

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2025年12月24日 (水)

All drill bits are sharp.

12241_20251225164501 ドリル研磨機が来た時に色々と試行錯誤的に研いで見たけど、今日は実用作業としてドリルセットの刃を研いでいった。
 必要に成る度に買い足していたドリルビットだけど、グチャグチャに成って来たので0.1mm飛びのホルダに纏める事にした。オークションを見て行くと7割くらい刃が入ったホルダが出て居たのでそれを落札し、自分の手持ちと合わせて完全なセットにして使って居たヤツがこれ。
12242_20251225164501 使いたいサイズが研がれて居ない時は研いでから使って居たけど、良いタイミングなので全部の刃を綺麗に研ぎ上げていった。
 全体の1/3くらいはNACHIとかのブランド品で、次の1/3位はしっかりした感じはするけど掴み部が傷だらけでメーカが解らないヤツ、残りの1/3はいかにも安物的な見た目のヤツ。
 安物的な見た目のヤツでも綺麗に研げばブランド品と変わらなく切れるから、取りあえず材質はハイスが使って有るみたいだ。ステンレスとか難削材だと違いが出ると思うけど、そういうときは単品でちゃんとしたヤツを買って入れ替えれば良い。
 現時点でもよく使うサイズはまともな製品になって居るので大きな支障は無い。あと飛び飛びだけど超硬のドリルビットも20本くらい有るので、本当に硬いヤツを加工する時はそれを使う事に成る。今はこのドリル研磨機にはハイス用のCBN砥石が付いて居るけど、これをダイヤモンド砥石に交換すれば超硬も研げるように成る。

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2025年12月23日 (火)

I don't need a locking mechanism.

12231_20251225163701 苦労して探し当てたと書いて居たメリーランド鉗子と持針器。時々活用しているけど持針器のロック機構が邪魔だと感じて居た。
 メリーランド鉗子には先端を閉じたままでロックする機構は無いのだけど、持針器には先端で物を掴んだ状態を保持するロック機構が備わっている。私の用途ではそれが邪魔な訳だ。
 ロック機構を外そうと思いながら、結構しっかりと作って有るので分解が難しく躊躇して居た。今日は一部の部品をリュータで削って壊すことでロック機構を無効にした。これで単純に途中が長くて先端だけが開閉するピンセットに成った。

 使い始めてしばらくした頃に、これってグライダーの曳航索の接合につかえるんじゃね?と思いついた。試しに繋いで見たら良い感じで、お尻に曳航索を咥えてでっかい縫い針の様な感じで中を進んでいくやり方よりも、この持針器を逆方向からあらかじめ通しておき、先端で曳航索を咥えて相手の曳航索の中に引き込むやり方の方が私は速い気がした。
 ただこれはそれなりの長さがあるので、リトカーの中に置いて居たり手に持って走ったりする時に曲げてしまうかもしれない。そういうタフさと言う観点では単純な縫い針方式の方がタフかもしれない。

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2025年12月22日 (月)

Rewound DC dynamo

12221_20251223214301 メグロの250ccで6Vの車種に搭載するらしいレギュレータの製作。スペース的に「前に作って貰ったケースで作って」との事なので以前と同じサイズのアルミケースの中に組込み中。
 スペースと取付位置の関係でこのケースから直接長い配線が出て居た方が車載の際に楽らしい。良く解らんけど今回はそういう仕様で作って行く。
12223_20251223214301 6V用なので制御電圧はこんなモンか。12V系に換算すれば14.4Vとか14.5V辺りになる感じ。




12222_20251223214301 ダイナモは巻替えた6V品。発電量は少ないけど立ち上がりの電圧特性はVWとか356の6V品よりも良好。

 以前に、個人からの依頼でメグロとW1系の作業はやらないと書いたけど今回は今までにお付き合いのあるショップからの依頼品。申し訳無いけど今も個人からの依頼品はお受けして居ません。
 メグロとW1系は今までに散々弄り回されていて現仕様が様々なのに、個人からの依頼ではレギュレータとかダイナモだけがポンッと来て、修理後に返送したら「未だ治って居ません!」とか「また燃えたようです!」みたいな事が起り、真摯に対応しようとしても先方はテスターすら持ってない、そして私よりも年上の大先輩に説明するのも大変。。。
 こちらも残念ですがご理解を。

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2025年12月21日 (日)

What was in the burned area?

12211_20251221201301 情報によると右ハンドル用らしいエアコンユニット。こっちもいくつか動作がおかしい所が有ったけど、開けて見たらこんな状態だった。



12212_20251221201301 部品面から見たらこんな感じで2個並んで居たトランジスタが並んで燃えている。二人で焼身自殺したみたいでヤナ景色だ。




12213_20251221201401 焼け焦げた部分を綺麗にしたら基板もかなり炭になって無くなってしまった。





12214_20251221201301 接着材で基板の厚みを復旧して定位置に穴を空ける。





12215 適当な銅線を持って来てオリジナルのパターン通りに配線作業。





12216 上から紫外線硬化型の樹脂で固定とコーティングしたらこの部分に関しては復旧完了。
 とは言ってもここまで燃えるのはガチガチのショートとか逆接とか相当な問題が車体側にあった筈なので、それを修理せずにユニットを装着したらまた同じ事が起ってしまう。
 この手のユニットにはIGがオフでも常時12Vが来ている線が2-3本有るので、IGを切った状態でも裏のコネクタを差し込んだだけで燃えるかも知れないのでご注意を。
12217 燃えた場所が修理出来たら後は通常のO/Hと言うかリフレッシュ作業。





12218 焼損時にマイコンの端子が死んだピンがあるみたいで一部に動かない機能が有った。マイコンを復活とか出来ないので入出力を適当な回路で繋いでインチキ修理するしか無い。
 海外の変態さんのページとかも色々見るけど、「このユニットのマイコンは○○○○でオレ様がハッキングして作ったソフトはこれだから焼いて修理しろ」とか書いて居るヤツはまだ見つかって居ない。
 取りあえずインチキ修理で全機能が復活した。たぶん貴重と思う右ハンドル用ユニットが生き返って良かった。

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2025年12月20日 (土)

The fuel pump is not working.

12202_20251221195201 今日は3.2Lのエンジンが始動しないという案件で出張作業。3.2用の試験装置を色々と積み込んで出かけた。
 1枚目はDMEリレーと車体との間に入れる試験ユニットで、各端子に12Vが来ているか、DMEが回転と当時にポンプを起動しているか、強制的にポンプを起動したらどうなるか、なんかを試す事が出来る箱。これで見る限りは大きな問題は無い感じ。ただ強制的に燃料ポンプを回しても音が聞こえない様な気がする。
12201_20251221195201 こちらはエンジンのテストポートに取り付けた圧力計で燃料の圧力を測定しているところ。クランキングしても強制的に燃料ポンプを起動しても圧力が上がらない。
 始動不可の原因がこれだけとは言い切れないけど、まずは燃圧が確認出来るまで修復しないと話が始まらない。
 この後で最近のBOSCH製品は新品でも不良のヤツが有る・・・的な話に成ったけど、新車の時と同じ工場で作っているとは限らないので妙な所に外注していたら嫌な話だ。まあどこに外注していても商売的にBOSCHの名前で売っているならBOSCHの品質なんだけど。
12203_20251221195201 我が家の和室が大変な事に成って居た。ちゃしろの機嫌が悪かったみたいで中国通販の袋がベリベリに破られている。
 そう言えば私の作業用メガネの「つる」を破壊したのもアイツだ。見た目がモフモフで可愛らしいから散歩していると「可愛いですね」と言われることが有るけど、ヤツの本性は破壊王だ。

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2025年12月19日 (金)

I'm a 60% completion rate person.

12191_20251221191501 前面パネルが複雑骨折状態だったエアコンユニット、ボリュームの半田付けも2箇所剥がれて居たしやっぱりジャンクで一旦は放り投げたヤツじゃ無かろうか。
 本体の動作は数点おかしい箇所が有ったけど、それらは通常のフィルレッシュ作業で交換する部品の範疇だったので結果的に通常作業で済んだ。
12192_20251221191501 一通りの作業が終わったら基板の状態で試験機にかけて確認。いつまで経っても試験機が未完成で格好悪い。。。




12193_20251221191501 このユニットにはつまみ類が一切付いて居なかった。中央のスライド用つまみは良く紛失して居るので3Dプリントで作って居たのを付けたけど、これは両端の丸いつまみも失われて居る。
 4mmの軸をつまんで試験するのは大変なので良い機会と丸いつまみも3Dプリンタで出力して於いた。
 つまみ類は3Dプリンタで出しっぱなしの状態なので、ポルシェに乗っている人に「製品」として提供できるレベルでは無いけど実使用に支障は無い。
 このつまみ類も試験機と同じで60%の出来。世の中には難しい事も100%の結果を叩き出す人が居るとは思うけど私は無理だ。私が100%を目指していたら今までやってきた仕事は何一つ完成できずに未完成のまま立ち止まっていたと思う。それ以前に起業する事も出来て居なかったし結婚もして居なかったはず(笑)。出来の悪い人間は100%を目指さずに60%の出来で進み続けるのが最適解かも知れないと思ったりする。

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2025年12月18日 (木)

Complex fracture

12181_20251219123001 対称の形が面白いと紹介して居たエアコンユニットの実作業。基板側とは別にフロントパネルの作業も有る。
 基本的にこのユニットのフロントパネルは機械的に脆弱なので、綺麗に見えるユニットでも2-3箇所は割れやヒビがあったりする。でもコイツは酷い。
 外側の黒いフレームも内側の透明フレームも複数箇所が折れて居るし、押しボタンのフレームや押しボタンの内部まで破損している。つまみ類が何も付いて居ない事から想像するに、ゴミの山に放り投げて有ったジャンクだったんじゃ無いか?と想像してしまう。
 以前ならそのまま朽ち果てて行ったユニットだけど最近は死ぬほど高い。きちんと動くヤツなら安い軽の中古車が買えるくらいの値段がしてしまう。だから手間を掛けてでも復活させたい訳だ。
 長時間の外科手術の甲斐あってぱっと見には正常な配置に復活できた。あとはつまみ類が無いと試験もやりにくいので3Dプリンタで適当なつまみをでっち上げる必要が有る。当然ウン十万も出してユニットを購入したポルシェユーザーが満足できるようなつまみはプリント出来んので、あくまでも試験用だ。
 模型好きの人なら3Dプリンタで出したつまみを切った貼ったしてそれっぽく仕上げる事が出来るかも知れない。私はそういう細かい丁寧で美観を求める仕事は苦手だ。

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2025年12月17日 (水)

He must be crying in disappointment.

12171_20251217223901  今日図書館に返してきた本で田中久重の伝記というか、彼の廻りのかなり総合的な内容の本だった。
 この本を借りようと思ったきっかけは彼が作った「万年時計」の仕組みに興味が湧き、調べて行くうちに彼自身の事も知ってみたいと思ったから。
 振り子の位置を調整する方式では無く、彼の様に文字盤の文字を動かす方式を何時か作ってみたいと思っている。機構に関しては何も考えて無いけど、彼の作った「虫歯車」方式を踏襲するのも一つのリスペクトかもしれない。
 読んでいて思ったのは類い希な才能の人間が日本の一番面白い、激動の時代に生きた偶然。さらに彼は長寿で70歳を超えても新しい物を作り続ける事が出来た生物としても優れた個体だった事は初めて知った。
 「東芝の祖」と有る様に晩年に彼が作った会社が東芝の元になる訳だけど、死ぬまでチャレンジし続けた彼がインチキにチャレンジした今の東芝をみたらどんな気持ちになるだろう・・・そう考えると悲しくなって来る。

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2025年12月16日 (火)

3-terminal ignition coil

12161_20251217222801 非常に珍しい点火コイルが入って来た。トヨタの新品だけど端子が3こ付いていてどこに繋いだら良いのか?と。
 こんなコイル初めて見た。最初から繋ぐのは怖いのでテスタとかLメータを使って内部の接続を想像し、何となく把握出来たので点火コイル試験器に繋いで実際の状態を確認した。
12162_20251217222801 内部を分解まではしていないけど、内部の接続はこんな感じだと思われる。上の2端子間に初期のフルトラ用コイル1次側が入って居て、下の端子は直列に外付け抵抗経由の端子に成って居る様だ。
 2枚目の写真の様に接続すると、赤と緑のリード線間の抵抗は2.6Ω~2.7Ωと成ってポイント式でつかえる感じ。実際に試験機でドエルアングルを変えて試して見たけど想像通りの挙動を示すので間違い無かろうと思われる。
 何でこんなモンがあるんだろう。ポイントからフルトラへの移行期に部品の共通化を進めた結果の産物かな?。なかなか興味深い。最近はBOSCHの古い電装品の信頼性が低下しているので、新品のトヨタ製を選ぶのは悪く無い選択にも思える。デンソーの偽物が無ければの話だけど。

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2025年12月15日 (月)

I wanted to understand the inner workings.

12151_20251217220201 数ヶ月前に書いて居た高度計。グライダー関係のバタバタが有ったので放置して居たけど納期が過ぎたので慌てて作業開始。
 Oリングがスカスカで気密試験に通らなかったヤツはOリングを新たに作ったら漏れなくなった。仕上げとして前面ガラスのリングナットをしっかり増し締めしたら針が動かなく成ってしまった。
 ちょっと焦って色々見て行くと前面ガラスと針の隙間は凄く微妙で、柔らかいシリコーンゴムでOリングを作った為に増し締めでガラスが針に接触し始めた事が判明。
 ここまで解ったら対策は分厚いOリングを作る事しか無いので、型を彫り込んで厚みを増し、新しいシリコーンゴムを流して分厚いOリングを作って対策した。
12152_20251217220201 せっかくバラバラにしたのでスケルトンの状態で動作を見てみたくなり、真空チャンバに骨組みだけの高度計を入れて色々と観察してみた。



12153_20251217220201 一番確認したかったのは円弧状のギヤの動き。空盒の僅かな動きはロッドで大きな円弧状の歯車に伝えられ、それが小さなピニオンを駆動して動きが拡大される。
 疑問なのはあまりに高高度に行くと円弧からピニオンがはみ出てしまわないか?と言う部分。それで真空チャンバ内を20,000ftまで減圧したのがこの写真。メートルで言うと6,000mちょっとかな?。
 解りにくいかと思うけど、円弧状の歯車の7割くらいの位置までピニオンが来ている。この調子なら9,000m位までは大丈夫かも知れない。それ以上に行くと歯車のかみ合いが外れ、予圧を掛けて居るバネの力で針がクルッと回る事に成りそう。
 この実験で色々と解ったけど、この高度計のQNH設定部分が大きくずれて居た原因も何となく想像出来た。その辺りも調整してケースに入れたら完成。
12154_20251217220201 最終試験の1番目は気密試験。新品Oリングは素晴らしくてもれは0mだった。この後はサーキュラーで決められた試験をして完成。
 一緒に来たフィート計に比べてこのWinterのメートル計は全体的に精度が悪い。最終的にWinter規格には入る様になったけど、試験の度に測定値がばらつく。規格内なので合格では有るけどもう一個に比べたら少し見劣りがする。メーカの差かな?、それとも古いから佳那?。

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2025年12月14日 (日)

Open burning is illegal.

12141_20251217214701 下の土地に置いて居た竹を燃やすために、その周りに生えた草を刈ろうとした。そしたらまさお君のバッテリが上がっていたので外して充電中。
 充電後にどうして上がったのか調査したら充電して居なかった。さらに追いかけて行くと整流器のコネクタが錆で接触不良になって居る事を発見。
 何回か脱着した後で接点グリースを吹き付けて作業完了。弱いけど充電するようになったので良かろうと思う。
12142_20251217214701 まさお君で刈った後で竹を燃やし、その後で再びまさお君で刈り取ったのがこの状態。これだけ見たら何も無い平地だけど、今まではここに10トン車1台分くらいの体積の竹と草が生い茂って居た。
 竹を燃やしていたら駐在のミニパトが前の県道を通った。何か言われるかな?と思ったけど何も無しで素通りして行った。別の地区では野焼きしていたら注意された事が有るらしいけど、この地域の駐在は何も言わないので素晴らしい(笑)。
 取りあえず法的にも農業でやむを得ない場合はOKと成って居るし、田んぼの中の野焼きを注意したりしたらこの地域で駐在とか出来なく成るので黙って通り過ぎるのが正解だと思う。引き継ぎがされているのかもしれない。

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2025年12月13日 (土)

Subaru 360 tachometer

12131_20251217213901 定番作業のスバル360のタコメータ。普段はAssyで来る事が多いけど今回は単体で来た。単体でも問題無く作業は出来るけど、組込む時にアースと前面カバーの具合を確認して貰わないと最終的に問題が出たりする。
 来た時に試験したけど全く動かなかった。ムーブメントの故障だと困るなと思ったけど、ムーブメント単体に電圧を印加したら振れたので良かった。
12132_20251217213901 最近は針のバランス重りを必ず再接着する。以前よりも値段が高くなってしまうけど、脱落の不具合が発生して居るし合わせ面にカッターナイフを当てると簡単に剥がれる程度に劣化して居るので有無を言わさず作業している。


12133_20251217213901 作業完了後にスケールを合わせて各回転数毎に校正したら作業完了。





12134_20251217213901 試験中の電流はこんな感じ。試験中は信号発生器から直接信号を入れて、最終確認時は点火コイル試験器に信号発生器の信号を入れて実点火で確認したら完成。

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2025年12月12日 (金)

Chinese-made current probe

12121_20251217184701 昨日のDMEリレーと一緒に来たDME本体。別の言い方をすればエンジンコンピュータとかECUと呼ばれて居るユニット。
 こちらも動作確認の依頼なのでエンジンエミュレータに繋いで動作の確認をして居る。結果から言うと問題無かった。と言う事は車体側の問題という事に成る。
 車体側と言っても配線、インジェクタ、燃料ポンプ、点火コイル、、、色々有るから一筋縄では行かない。単体での依頼なので単体での診断と対応しか出来ないのは仕方無い。
12122_20251217184701 こちらはオシロの画像。上から点火トランジスタのコレクタ波形、同じくコレクタ電流、インジェクタ駆動トランジスタのコレクタ波形、同じくコレクタ電流となる。
 今までは電流プローブが1個しか無かったので電流波形は1個しか取れなかったけど、中華製の電流プローブを買い足したので2箇所の電流を測定する事が出来る様に成った。
 このCP024と言うプローブは安いけどそれなりにつかえる。波形の綺麗さでは上に見えるテクトロの最下位機種よりは綺麗に取れる。唯一の欠点は電池電圧に敏感な所で、起動直後とか何かあった時に直ぐに電圧低下の状態になってしまう。メイン回路にコンデンサでも追加したら改善するかな?。
12123_20251217184701 2枚目は2400rpmくらいの時で3枚目は6000rpmくらいの時。ドエルタイムと点火コイルの飽和具合とか、最高回転近くではインジェクタがフルに吹いている事などが解る。
 それ以外にも点火側は電流制御の為にオンオフ出来ないのでアナログ的に熱に変えながら定電流制御して居るけど、インジェクタ側はPWM制御になって居るのも解って興味深い。
 こんなの見て喜ぶヤツはあんまり居ないと思うけど。

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2025年12月11日 (木)

This is also functioning properly.

12111_20251217184101 昨日とは違う車のエンジン不調に関連したDMEリレーの動作確認依頼。
 2個とも機械式のヤツでうちで作った半導体式では無い。キーオン直後の燃料プリチャージが無いだけでDMEリレーテスタで同様にチェック出来る。
 チェックした結果、全く問題無く動作して居る事が解った。2個とも正常だ。うーん、どうする?。

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2025年12月10日 (水)

It is functioning normally.

12101_20251217183401 930か964か993か知らんけどドアロック様のアクチュエータ。動作不良でまずはコイツをチェックしてくれと言う依頼。
 このタイプは以前に作業して居るのでピン配置などのデータが有るからスムーズに作業が進む。。。結果は正常だった。
 このユニットにはモータとその回転を直線運動に変換する歯車が入って居り、モータの印加電圧を逆転すればロッドが伸びたり縮んだりする。
 それとは別に3個並んだピンの方はエンドリミットSW。正確にはエンドでは無くて半分よりも端側に居る事を検出するイメージのスイッチが内蔵されている。これは動作のフィードバック用だ。
 スイッチの接触不良とかも無かったので、内部を洗浄して給油して最後にもう一回動作確認してから完了とした。
 アクチュエータじゃ無いとしたらコントローラ側か?。だとしたら車に依ってはセーフティー関連と絡んでいるので面倒臭い系統だ。来たら嫌だな(笑)。

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2025年12月 9日 (火)

Is this the French standard?

12091_20251209223701 嫁さんの車のタイヤ交換。私と違って彼女は学童の仕事で必ず出勤しないといけないので冬タイヤに交換。
 交換して居たらエイミーが赤ん坊を連れて来た。上の子は保育園に行っているらしい。スイミングに連れて行っていたデカい小学生が二児の母だ。ハロルドセン家は順調だなあ。
12092_20251209223701 交換序でにブレーキ関係のチェックをしたらディスクがかなり摩耗していた。私の白骨号は社外品のディスクとディクセルのパッドに交換しているからか、ここまで減ったりして居ない。


12093_20251209223701 パッドの方も次の車検で交換に成りそうな雰囲気。メガーヌなら効き重視で直ぐに減っても構わんけど、900ccのコンパクトセダンには日本車みたいな耐久性重視のディスクとパッドでも良かろうと思う。
 でもパリジェンヌはガンガン飛ばしてギーッとブレーキを掛けるから、こんな感じの効き重視のブレーキシステムなのかもしれん。
12094_20251209223701 たしか993のシフトロッド関係の部品。壊れたけどAssyでしか出ないので特殊形状のボルトを作ってくれと言う依頼。
 物は小さいけど、スケッチして削ってねじ切りとフライス作業が有って特急なのでメチャ高額作業に成る(笑)。Assyを買った方が安かった・・・と成っても知らんぞ。

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2025年12月 8日 (月)

The two are symmetrical.

12081_20251209223101 この時期にしては珍しい964・993のエアコンユニットが2台入って来ている。毎回言い訳をしている乱雑な試験機で試験してから作業にかかる。
 前にも書いたけどこのユニットは2枚におろして作業するので、作業中に途中で試験する事が出来ない。作業完了後に2枚の基板を複数のピンで半田付けして結合して初めて試験が出来る嫌らしい構造。
 ボタンが2個有る方はファンの具合がおかしいのとコンプレッサの電磁クラッチがオンに成らない。これって春頃に苦労して別回路を組んだヤツと同じトラブルだろうか、だとしたら面倒だなあ。
12082_20251209223101 面白い事に気がついた。この2個はボタン類の配置が逆というか対称に成って居る。何の必要性があってこんな配置に成っているんだろうか。
 もしかして右ハンドルと左ハンドルかな?と思ったけど、その為に温度と風量のダイヤルを逆配置にする程の事かなと思う。私は気にしないけどドイツ人的には許せない事かもしれん。 

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2025年12月 7日 (日)

Can I become smart?

12071_20251208151501 昨日から家の周りの片付けというか草刈的な対自然戦闘行為を行っている。今日は庭の端っこにある菅原道真公の祠の整備。
 この夏はほったらかしにして居たので草とか蔓に覆われて遺跡状態に成って居た。その草とか蔓を切って中から祠を発掘した。
 前にも書いたけど何故こんな物が有るのか解らん。遠い親戚の話によると槍の師範だったと言う話が有ったり、曾爺さんは竹槍一揆で襲撃された悪徳?地主の家から養子に来た歴史はあるけど学問的な話は聞いた事が無い。
12072_20251208151501 どっちにしろあまり知的な歴史の話は無いので、知的な何かを求めてご先祖様が道真公を祀ったのだろうか。
 取りあえず牛に乗った姿が見えるように成った。暫くは受験とか関係の無い我が家だけど、これで偏差値が10くらいアップしたんじゃ無いかと期待して居る。
 頭が勉強モードだったのか、夕食後に森高の「勉強の歌」を聞いた。歳取ってからこの歌を聞くと心に染みるな(笑)。

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2025年12月 6日 (土)

Chickpea rice cake

12061_20251208150301 今年の餅つきには料理の得意な小娘がイケメンの旦那を連れてくると電話が有った。一度うちに来た事があったと思うけど、そう言えば餅つきは初めてだ。
 今年もそういう季節になったと考えて居たら去年のひよこ豆餅が少し残って居た事を思い出した。冷凍庫から取り出して薪ストーブで焼いて食べたけど久しぶりなので美味しかった。
 最初は左に少し写っているチャパティ用のタワの上で焼こうとしたけど火力がが足りず、ストーブの天版の上に直接置いて焼いた。人に食わせるなら嫌な人も居ると思うけど自分で食うからどこで焼いても構わん。
12062_20251208150301 ちゃしろが食わせろと五月蠅いので少しだけやった。その後の英会話レッスンでインド人の先生にChickpea rice cakeを食わせたと言ったら「犬にひよこ豆を食べさせても良いの?」と言われた。私はそういう話は知らないけどそういう話が有るのだろうか?。それともインド特有の話なのか先生の誤解なのか。
 今はタマネギはダメとか鳥の骨はダメとか色々なルール?が有るけど、昔の犬にはタマネギが入った味噌汁をかけたご飯とかやって居たし、骨付きの鶏肉もやって居た。自分の事なら本能の赴くままに食べるけど、いぬの事に成るとやっぱり気になってしまう。

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2025年12月 5日 (金)

magnesium alloy

 12051_20251206093301前にもやったような気がするキーレスのコントローラ。動作不良という事だけどリモコンを操作してもウンともスンとも言わない。




 前回のようにパターンが死んで居る様な12052_20251206093301単純なトラブルでは無かったので地道に追っかけて行く。
 5Vで動作する高周波基板が有り1本だけ信号線がマイコンに繋がって居る。マイコンには8ピンのEEPROM?が繋がって居る。プログラムはマイコンに入りそうだからROMには信号の暗号化なんかに関連するデータが入って居るんだろうか?。
12053_20251206093301 高周波基板は2個のトランジスタと調整コア付きコイルとOPアンプくらいしか無いシンプルな機構。もしかしてCW何だろうか。高周波基板からマイコンに行く線をオシロで見ると何が信号が来ている。そしてリモコンを操作したらボタン毎に違うパターンで信号が流れる。断定はできんけど高周波基板は動作している様な感じだ。
 マイコンには4MHzのセラロックが繋がって居て、その両端は正しく4MHzで発振して居る。マイコンにもEEPROMにも5Vが正しく来ている。でもマイコンの他の端子からは何の信号も出てこない。リモコンのボタンを押したら高周波基板の出力は変化するけど、マイコンからは何も出てこない。
 マイコンが死んだ。EEPROMのデータが死んでデコード出来なく成った。。。うーん、良く解らんのでこのまま返却だ。
12054_20251206093301 ナローくらいの時代のクランクケース。マグネシウム合金の嫌らしいヤツだ。クラックが有ってオイル漏れすると言う話なので知り合いの変な溶接屋を紹介して居たけどトーチが入らないと断られたらしい。
 以前の作業でデブコンで補修して有るけど漏れは止まらないとか。オイルプレッシャーだけの話ならリリーフ圧でも10Barは行かないくらいなので、アルミ用の構造用接着剤とガラスクロスでインチキ修理できるかも?と思って置いていって貰った。
12056_20251206093801 じっくり見ていくと話が違うことが見えて来た。これはシリンダ側から見た写真で4本のスタッドボルトにはシリンダヘッドからの爆発力が加わる。左側はフライホールで今回のクラックが有る面。
 クラックの場所はこの写真で向かって左側のスタッドボルトネジ穴の底面の横くらいだ。これって鋳物の巣からのオイル漏れ的な話じゃ無くて、強度的な問題からクラックが発生し、そこからのオイル漏れじゃ無いのか?。
12057_20251206093801 フライホイール側。バーナーで炙ってみると紫線の部分にクラックが有ってオイルが染み出てきた。そしてその周囲が浅いV型に削られて居てかつてはデブコンが盛られて居たと思われる。
 スタッドボルトからの引張力は反対側クランクケースに加わるクランクシャフトの反力と相殺される訳だけど、その経路上にある太いリブというか柱が今回のクラックの場所だ。
 と言う事はこのクラックは奥まで達していると言うか奥から発生した可能性が有り、もし私が完璧なマグネシウム合金溶接技術を持っていたとしてもV型の切り欠きはもっともっと深く、スタッドボルトねじの下穴に達する位まで彫り込んでから溶接しないと行けない筈だ。
 要はスタッドボルトの力を伝える太い柱に亀裂が入っている訳だから、その柱の不具合部分を全部入れ替えるくらいの手術になるという話。昨日写真を載せたチェンソーのクランクケースはプラスチック製だから、今の樹脂や接着材を上手に使えば修理出来るかも知れない。でもそのやり方は向こうが見えるくらいまで不具合箇所を切除し、広い面で補修する様なやり方になる筈だと思う。
 取りあえず今出来る話じゃ無い事は明らかだ。

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2025年12月 4日 (木)

Holzhausen

12041_20251206091401 ただ薪割りをしていても面白くないので、「スイス積み(ホルツハウゼン)」として紹介してある積み方をしてみた。
 なんか良く解らん。どういう感じで組んでいくのか解らんし、縦横に組んで積み上げて行くのに比べてメリットが解りにくい。でも何となくカッコイイ感じがする(笑)からよしとしよう。そう言えば昔は藁をこんな感じで積み上げて居たりしたな。
12042_20251206091401 私がこんな事をしている間に隣の人は家の庭の花壇を潰して駐車場を作って居た。
 このユンボはこの人と2軒向こうの人の共同所有。うちのよりも二回りほど大きい。
 花壇を潰して石を縁に並べて、バラスを入れて転圧して・・・と全部一人でやり、今はコンクリを打つためにメッシュを入れて針金で括って居る所。
 コンクリは明日、1枚目の写真に写っているダンプで取りに行くらしい。この辺りで暮らして居ると自分で色々な事をやらないと生きていけない。収入に対して土地の広さが広大すぎるので、業者に頼むとかあり得ない選択に成る。何となくアメリカの田舎のパパに似ている気もする。
12043_20251206091401 太い木が有ったので大きい方のチェンソーも使った。こっちはパワーに任せて無理をしがちなのか、バーの傷みが激しい気がする。
 このチェンソーは全開のパワーはあるけど始動性がイマイチ。最初に買った中国製の45cc?は常に一発始動に近かったのでそういう面では中国製の方が使い勝手が良かった。重量は少し重かったけど。

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2025年12月 3日 (水)

PORSCHE 964 air flow meter

12031_20251206085801 930じゃ無くて964だったと思うけどエアフロセンサが2台。1台はハンチングという話だけど、ハンチングは制御系の集大成的な挙動なのでエアフロだけで治る可能性は低いと思う。
 エアフロだけの可能性としては隙間が変わってダンピングが弱く成って居るとかの可能性は有ると思うのでそこだけは見ておきたい。12032_20251206085801
 今回の様にO/H依頼の時は必要は特に無いのだけど、外から開度毎の出力を測定するテンプレートを準備している。
 本当なら巨大な送風機で実流量との関係を測定すべき。これに関しては色々実験をして居るけど数kWクラスの送風機が必要に成るので実現は難しいかも知れない。
12033_20251206085801 同じく非分解で状態を測定する為のベーンを動かす為に必要な力の測定。これは結構重要でかなりのエアフロでバネが弄って有るから。
 面白いのはバネを強くしてあるエアフロが多い。バネを強くするとベーンが動きにくくなり、出力的には同じ空気流量に対して「少ししか空気が入ってないよ」 と言う出力になる。結果として燃料も少なくなるのだけど、「バネを強くすればエンジンも強くなる」的な思考回路なのかな?。
12034_20251206085801 外部からの試験では出力が途切れる等の問題は無かった。カバーを開けて確認すると良くある筋が付いている。
 これは改良型で摺動子が3個有る。930のヤツは2個しか無いので不具合が出やすい。あと中央接点に追加でリード線が付いているのでここの接触不良も起りにくい。
12035_20251206085801 摺動子を外して確認すると溝は結構深くてもうそろそろ出力にも目に見える不具合が出てくる時期。もしかしたら条件によっては不具合が出て居たかもしれない。
 この位なら接点をずらす事でインチキ修理が出来るけど、はっきりと深い溝が出来て抵抗体が途切れてしまって居ると内部をごっそり別のセンサに交換する事に成る。
 自分の車でこの辺りは色々と実験しているけど、今年の春まではトヨタのセンサを使ったエアフロを使っていた。今は新しいセンサとベーンを組み合わせたエアフロを使っている。大体データが取れてきたのでどのタイプにしても交換直後からほぼ普通に走れる様になって居る。
 もし出力が不連続に成る程酷いエアフロの場合とか、有接点は嫌だから無接点にしてくれと言う要望があればそういう改造をする事に成る。

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2025年12月 2日 (火)

Become proficient in operating machines

12021_20251204130401 この機械の向かって左側にはドリルを定位置にセットする機構がある。ドリル径に応じてストッパを調整する事に成って居るけど、ドリルによっては上手く行かない。
 色々と試してみるとこの調整は「ドリル径」では無くて直接的には「ウェブ厚」のセットであることが解ってきた。
 最終的にはホルダの二面幅に切れ刃を並行にセットするわけだけど、それを自動的にするためにドリル径=ウェブ厚をセットする様になって居る。だからウェブが厚いドリルは実際の直径よりも大きめの数値をセットしないといけない。
 例としてエンドミル素材か?と思う位ウェブの分厚い10mmがあったので研いで見た写真。
12022_20251204130401 横から見るとチゼル部にすくい角が付いていて切れそうな事が解る。これがこの研磨機の美点かなと思う。
 下穴を空ける人に取っては意味が無いかもしれないけど。


12023_20251204130401 ポンチも下穴も無しで6mmくらいの鉄板に穴を開けて見た。良い感じ。





12024_20251204130401 ウェブ厚によってシンニングの具合が変わる例。シンニングの深さが変わる訳じゃ無くて、シンニングは中心まで削っていくのでウェブ厚が薄いと削られる量が少なく、ウェブ厚が厚いと沢山削られると言う事に成る。


12025_20251204130401 2.5mmの切れ刃だけを研磨した状態。まだシンニングはして居ない。古いドリルとかはこの状態で売っているのもあったけど、今は小径でもシンニングがしてある。



12026_20251204130401 シンニング後の状態。X型の雰囲気で削り取られて居る。明らかなアンバランスは無くなったので2.5mmも実用範囲に入ってきた。



12027_20251204130401 2.5mmでの穴開け試験。両側から切り子が出てスムーズに穴が空いた。手研ぎだと両側から同じ量の切り子を出すのが難しい。
 鉄工所のオッサンなら出来るけど私には出来ないから機械に頼る。

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2025年12月 1日 (月)

drill sharpener

12011_20251204113401 ドリル研磨機を買った。今までは小径は自作の研磨機を使っていて、13mmを超えるような大径は両頭グラインダを使って手研ぎしていた。小径のシンニングは2段研ぎというかX型というか、全部の稜線が直線になるやり方。大径の方は小型のディスクグラインダを使ってS型もどきにフリーハンドでやって居た。
 買ったのは2mmから13mmが守備範囲の中華製。このタイプは20年くらい前から色々な所で売られて居るから、オリジナルはどこなのか解らない。それくらい安定してシンプルな機構なんだろう・・・と言うのが選定の決め手となった。
 調べて行くと微妙な違いは主にシンニングのやり方だと解って来た。それに関連してトイシの形状が微妙に違うしシンニング持に使う穴位置が違う。中華製なのでYouTubeで見たのと一緒と思って買っても中身が違うかも知れない。だからいつもの様に悩まずに一番安いのを買った。200V用なら送料込みで2万を切るけど100V用は数が出ないのか2万を少し超える。
12012_20251204113401 早速試しに10mmくらのドリルを研いで見たのがこの写真。切れ刃はバリを取って無いけどバリを取ったら割と綺麗。
 シンニングはS型に近い感じだけどチゼル部分にもすくい角が付いていて切れる感じに研げるのが良さげ。
 左右のシンニングの深さに差がある様に見えるのが気になる。
12013_20251204113401 2mmを研いでみた。スペック上の最低直径だ。似た機械でもメーカに依っては3mmが最低のスペックの機械もある。オリジナル設計は3mmで2mmは無理をした数値かもしれない。


12014_20251204113401 上と同じドリルを180度反対側から撮影した画像。明らかにシンニングの深さが違う。そして10mmの時はS型に見えたシンニング形状が2mmではX型に見える。
 この位のアンバランスだと実用上も何か違いが出るかもしれない。2.5mmはM3の下穴で使うし、3.3mmはM3のバカ穴で使う。出来れば改善しておきたい。あと2mmに対してはトイシが少し荒いような気がする。
12015_20251204113401 アンバランスの原因を色々見て行くとコレットホルダの内面がイマイチな仕上がりであることが解った。指に凹凸を感じる。




12016_20251204113401 ドリル研磨持に基準となる円筒面をチャッキングし、テーパ内面を測定したら0.15mmくらい振れて居た。うーん。。。




12017_20251204113401 あまり削るとコレットの位置が前に出すぎるので、凹凸の凸の部分だけをギリギリ落とす感じで加工してみた。




12018_20251204113401  加工後に研磨した2mmのドリル。シンニングのアンバランスがかなり改善されて居ることが解る。
 コレットの先端が削れて居るのは私の選択が悪かったから。2.0~3.0のコレットを使ったのでコレットの先端が大きく突出してしまいトイシに干渉した。よく見たらその下に2.0~2.5と言うコレットが準備されていたのでそっちを使うべきだった。反省だ。

 色々と30本くらい削ってみた感想として、4mmから13mmくらいの用途なら問題無くつかえる。そしてシンニングの形状が良くてチゼル部にすくい角が付くので13mmをポンチとか下穴無しで空ける様な使い方も出来るのは素晴らしいと思う。
 ただ2.0mm辺りに関しては箱出しの状態ではダメだった。これは個体差かも知れないので別の機械は良好かも知れないしもっと悪いかも知れない。私の環境で言えば修正加工後も自作の研磨機の方が精度良く研磨出来ている。でもこの研磨機の方が明らかに作業が速いので2.5mmを研ぐ時もこっちを使う可能性が高いかな。
 私は高校の頃からドリル研磨には興味が有って超安物をいくつか試した事が有る。本格的な研磨機を買ったのは今回が初めて。その経験から言うと超安物を買うくらいなら10mmくらいのドリルを2本くらいダメにする覚悟で手研ぎを練習した方が良いと思う。
 ただ、小径は難しいのとシンニングを市販品と同じようにやるのは難しいし安定もしない。そういう部分まで期待するならこのタイプの研磨機を買うのも有りかなと思う。今は10mmくらいのドリルも安物で1,000円、ブランド品だと2,000円くらいするからコスト面でも馬鹿高い訳じゃ無い。

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