This is a semiconductor.
以前に1回だけやった事があるナローポルシェのウインカーリレー。メチャ凝った構造というか一般的では無い構成に成っている。
前回に解析済みなので基本部分で悩む事は無いけど、接点や電流検出値を調整後に何度試験しても変な動作しかしない。
これは前回に書いた基本回路図だけど、カチカチするメインのリレーとともにインジケータを光らせたり球切れを検出する電流検出リレーが入って居る。今回の問題はその電流検出リレーの中身だった。
色々見ていっても原因が解らず、リレーの端子を浮かして測定したら接点間が絶縁されて居ない事が判明。
絶縁されて居ないと言っても数百キロΩの抵抗が有ってCMOS回路が誤動作したと言うレベルじゃ無い。なんと14Ω程度の抵抗で半分導通して居た。
14Ωだと14V印加時に1Aも流れる。電力的に14Wだ。インジケータランプの電力なんか余裕で超えて居るから、簡単に誤動作させる事の出来る抵抗値。
これの発生源を探していったらリベットで組んである接点部材間の絶縁シートが問題だと判明。
単体だと100kΩ程度の抵抗(これでも十分低いが)だけど圧縮すると10Ω台まで下がる。
理由は解らんけどこの絶縁材は使え無いので、別の絶縁シートを持って来て近いサイズにカットして組立てた。絶縁シートを交換してからはきちんと想定通りの動作をする様になった。不思議な絶縁低下だ。
こっちはオマケで裏の栗の実。右側のヤツもそんなに小さなヤツでは無いけど、左側のヤツは馬鹿でかい。
数年前に植えた何とか言う品種に去年から実がなり始めたけど、今年の実は凄くでかくて驚かされる。
味はまあ普通。茹でて半分に切ってスプーンで食べる事が多いけど、大きいだけ有ってゆで時間が長い様な気がする。
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