Your airtightness is perfect.
気密試験で落ちた高度計。スリーボンドの液体パッキンで救うことが出来たけど手間が凄すぎるのとイマイチ格好良くない。
新品で側面の気密性が良い角断面のゴムリングが有ったらなあ・・・と考えて居たら整備の神様がこんな型の中にシリコーンゴムを流し込んでプレゼントしてくれた。
硬化後にどうやって外したら良いか少し悩んだけど、エアガンで空気を送り込んだら簡単に離型出来た。
なんかそれっぽい。そしてカチカチに成ったオリジナルに比べるとしなやかで弾力性も有っていかにも効きそう。
早速組込んで気密試験。試験高度は18000ftなので506hPa。今回の高度計はメートル計なので相当高度は5496mに成る。
少し高い方向に誤差が出ている。今までの古いwinterは全て高高度で高い方向に誤差が出ている。ネジで留めてあるアームがずれるとは考え難いので、一部にある曲げたアームが経年変化でアームが長い方向に戻って居るのかな?と想像。
取りあえず今回の目的では無いので誤差は無視して現在の針の位置だけ覚えて1分間観察。結果は漏れ量「ゼロ」で製作したOリングの効果が確認出来た。
後は耐久性だけど今までの経験的にこの手のシリコーンゴムは数年で硬化したりボロボロには成らない。そして高度計は2年毎に検査するので次に漏れが増えたら交換したら良いだけ。
最後の写真は昼食を食べて1時間くらい経った後の写真。高度が上昇して居るのは温度変化などの影響だろう。真空ポンプは止めて居るので誰かが真空側に引いた可能性は無い。このまま劣化しなければ与圧した機体でも使えるな。
| 固定リンク


コメント