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2025年9月

2025年9月30日 (火)

It's a minor difference.

09303_20251001090501 先日の九大ASK21の整備の時、無線機のスピーカが死んで居た事を書いた。取りあえず使える様にするために、格納庫内に転がって居たヤツを付けて居るけどきちんと修理しておきたい。
 で、九大の学生さんに近いのを手配して貰ったのが左側の黒っぽいヤツ。これは既に穴加工後の画像だけど取付穴の位置が少しだけ違っていた。
09301_20251001090501 それ以外はかなり仕様が近くてインピーダンスも8Ωで一緒だしマグネット廻りもサイズ感が違いのでワット数も近かろう。
 航空機で気に成る重量を量ってみるとオリジナルは268gだった。







09302_20251001090501 対して新しいのは266gとほぼ同じ重量。さすが旧帝大だけはある。同志社だと50g以上違うのを買って来そうだ(笑)。
 
 ちなみに故障した方は抵抗が無限大なので内部が断線して居る様だ。端子の先のリード線でも抵抗は変わらんので巻線の断線かな。流石にこれは直せない。




09304_20251001090501 新しい穴位置はプレスの段の所で嫌らしい。中間プレートを作るのも面倒なので小細工で逃げた。
 段差の部分に接着剤を盛り上げてナットが締まる平らな面を作ったら完成。まあ中間プレートを作るよりは速かった。
 この接着剤には紫外線硬化型を使って見たけど結構使い勝手が良い。用途に応じて使い分ければ楽が出来そうな感じ。

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2025年9月29日 (月)

Red spider lily

09291_20251001085601 お彼岸が過ぎてから彼岸花が咲き出した。最近はこんな感じが多いけど気候変動で夏が長くなって来ているんだろう。トランプ支持者は陰謀だと否定するけど。
 下の県道から見たらこんな感じ。家はよその家だけどうちの畑の周りにびっしりと咲いている。写真ではイマイチ迫力が伝わらん感じか。
09292_20251001085601 別の場所から見たらこんな感じで昔はどこの畦にもモグラよけ?にびっしりと植えて有ったと聞く。




09293_20251001085601 庭には白い彼岸花が少しだけ咲いている。これは意識して買って来たのかな?。でも部落内にポツポツと白いのがあるから自生だろうか?。

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2025年9月28日 (日)

TSUMURA Hyper-F

09281_20251001084301 刈払機の新しい刃でツムラのハイパーF型。随分前のコメント欄でこれが良いと教えて貰ってから、実際にこれが一番良かったので継続して購入している。
 今までは通販で買っていたけどナフコで売っているのを見つけたので、今回はナフコで買ったヤツ。まあ同じ物とは思うけど。
09282_20251001084301 下が新品で上が使い込んだ刃先。チップのサイズが全然違うことが解る。
 田んぼの畦だけを刈っている人だと安物チップソーでも問題無いと言う人が居るけど、私のように家の周りの石だらけの場所がメインだとそうは行かない。
 3枚1,000円みたいな安物を使い捨て覚悟で使う事は有るし、コンクリの際をチップの無くなった刃で擦るような刈り方をする事もある。でも基本はツムラのコイツを研ぎながら使ってたまにナイロンコードのパターン。
 これの凄いところはここまで研いで使える事。他だとここまで研ぎ減るまえにチップが脱落して使え無く成ってしまう。写真で解る様に多少は脱落してしまうけど、半分に成るような事は無い、精々1/4が脱落するくらいで済む。
 ようやく涼しくなって来て1日で10cm以上伸びる様な事は無くなった。草刈の頻度が下がって来るし刈った後が長持ちするのが嬉しい。

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2025年9月27日 (土)

Is this an aircraft instrument panel?

09271_20251001083301 高度計をいくつか送ったという連絡が有ったので、プチプチに巻いたのが2-3個来るかな?と思って居たらこれだ、航空機の計器板かと思った。
 わざわざ中仕切りを作って等間隔に穴を開けて・・・と、技術的に凝り性な送り主だと容易に想像出来る。
09272_20251001083301 取りあえず真面目に検査するのはこの2個らしい。あとは時間がかかっても良いヤツやオモチャにしても良いヤツ。
 取りあえず外観をサラッと見たところ異常は無い。今の気圧とコールスマンウィンドウの値と表示高度に妙な所も無い。そうなると次は気密試験だ。
09273_20251001083301 たしか18000ftで1分間放置して100ft以下の漏れ量が既定値。前にも書いた様にグライダーだとほぼ意味の無い規定だけど決まって居るからやるしか無い。
 で、ターゲットの2個ともがスースーに漏れて居て困った状態に陥っている。先日の九大のヤツよりも酷い感じがする。ここまで酷いと非予圧機体の静圧系統試験にも合格出来そうに無いレベル。
 さて、どうしようか。

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2025年9月26日 (金)

KT-A16

09261_20250927084501 中国製のエアバンドトランシーバでKT-A16と言う機種。アイコムにA16と言うハンディーエアバンドトランシーバが有るので、それを念頭に置いた型番かな?と思われる。
 特筆すべきはその価格で送料込みで9,000円台で手に入る。アイコムのヤツを並行輸入で販売している業者が8万円、正規品?で10万円程度の実売価格なので正に中華価格。
 問題は性能だけどレビューに「これはdeafだ」と書いて居る人が居た。ニュアンス的に「聴覚障害者」では無くて差別的に「つんぼ」と書きたいんだろう雰囲気。
 それに対して「俺のは普通に使えて居る」とか「高い無線機を売りたい人が頑張ってるね」的なコメントもあったりと混沌として居て良く解らん感じ。
 本当の性能は実際に自分で試すまで解らんし、安物の常で個体差が激しい可能性も有る。全ては運試しだ。
09262_20250927084501 450個くらい売っている実績の有る店を選んだからか、直ぐに発送されて注文から5日後くらいに来た。
 海外と違って日本では免許証と局免が無いと送信出来ない。私は免許証はあるが局免は無い。ファームとかで簡単に送信禁止にできる術が解らなかったので、分解してPTTボタンのスイッチを外す事が日本国内で唯一の合法的な使用方法に成るかと思う。写真の真ん中のスイッチがそれ。
09263_20250927084501 久住滑空場で40km離れた熊本空港のATISを受信してみた。付属の短いアンテナでもかすかに受信できて10回くらい繰り返し聞いたら内容が把握出来る程度。
 UV-K5で使って居る自作の改造アンテナを付けると電波が強く成り、UV-K5と同等に受信できるように成る。
 UV-K5のエアバンドは比較的良いと言われているみたいなので、KT-A16の受信も悪く無いのだと思う。でもエアバンドの受信だけの為にこれを買う意味は全く無い。
 アイコムのA16は業務用っぽい素っ気ない液晶画面だけど、こいつは盛りだくさんで賑やかな最近の中華トランシーバ画面。だれかが作ったメモリ編集ソフトも有るので、自分の使う周波数を名称と共に登録する事も出来るのは今風な感じ。3分割後の8.33kHzにも対応して居るから将来も安心、そこまで持つかどうか知らんけど。
09264_20250927084501 技術的な興味と、海外に飛びに行く人が予備用とか非常用に持参する事を想定してtinySAで送信の具合を見てみた。私は専門家じゃ無いしtinySAも買ったばかりで変な使い方をしているかも知れないのでヌルい目で見て欲しい。
 高調波は全く見当たらない程綺麗な波形。基本波だけが1本スッと立っている、UV-K5の違法送信状態とは大違いだ。ちゃんと交信できるかどうか知らんけど、他局に迷惑を掛ける送信機では無い感じ。
09265_20250927084501 送信周波数近辺の拡大画像。これも良く解らんけど綺麗なんじゃ無かろうか。
 電気的な性能が問題無ければ国内でも局免が降りるのかもしれない。自分で測定データを準備して申請するのかな?。それだと大変だ。それに毎年の検査も有る。
 そもそも国内でハンディーで免許が下りるのだろうか?。下りるとしたら航空局?、航空機局?。もし航空機局で免許が下りた無線機を地上で使ったら違法かな。
 汚い電波で他人に迷惑を掛けるのは良く無いけど、ルールばかりを考えると息が詰まりそうに成る。ボアアップとか勝手にやって居る車やバイクの世界の方が私は好きだな。

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2025年9月25日 (木)

We completed the work on schedule.

09251_20250926083901 ASK21の整備作業2日目。昨日に続いて曇り時々雨のパッとしない天候。飛ぶわけじゃ無いのでどうでも良いのだけど、やっぱり天気が良い方が気分が良いのは事実。



09252_20250926083901 残りの作業が終わったら機体を組立てる。 






09253_20250926083901 無線のチェックをして居たらVHFの受信が出来ない事が判明。更に見ていくとスピーカ単体が故障して居る事が解った。スピーカが壊れるとか珍しい故障だ。
 このままでは検査に合格しないのでスピーカを交換するしかない。でも手配してもう一回来て作業は嫌だ。そこで格納庫内を探し回ってジャンクのスピーカを見つけ出し、元の位置に装着して取りあえず検査はいける様にした。
09254_20250926083901 組む前に単体の重量を測定。 






09255_20250926084001 組んだ後で重心位置の測定。この写真では主車輪と尾輪で加重を受けて、尾輪の重さを測定する事で機体全体の重心位置を計算している。



09256_20250926083901 解りにくいけどノーズから右翼までの長さを測定しているところ。なにかトラブルが有れば各基準点間の長さに変化が出る。
 とは言ってもFRPで10m以上の長さがあるわけで、温度変化だけでも数mmは変わってもおかしくない。

09257 主翼の固有振動数を測定中。今年はだれも固有振動数測定アプリを入れて無かったので口で「イチ、ニイ、サン・・・」と数えて測定した。



09258 夕方には何とか全ての作業が終了した。あとは撤収作業。
 一部の機材は出したままでも良いかな?と思ったけど、台湾とか香港の台風のニュースを見ると怖くなったので全ての機材を格納庫内に押し込んだ。
 牽引免許持ちが誰も居なかったので全部の機材を手押しで動かしたけど何とか成った。人力は偉大だ、人の力だけで万里の長城やピラミッドだって作れるんだから侮れない。

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2025年9月24日 (水)

It was an incredibly tough day.

09241_20250925205701 久住でQ大のASK21の耐空検査整備。今年は耐空検査関連以外の作業が多くて予備日として3日目まで設定してある。。。憂鬱だ。
 胴体下のガリガリキズはディスカス整備の時に内職作業で処理したので、今日は学生さんにペーパ掛けとコンパウンド磨きをやって貰ったら完成。
09242_20250925205701 ダイブブレーキの上面に段がある。練習機だから良かろうと思っていたけど、昨年の全国大会で「こんな状態では来年の大会前検査は通さない」と言われたらしい。
 検査員は私の大学の先輩で整備面でもフライト面でも怖い人(笑)。「光安が担当ならやらせておけ」みたいに言われたらしくやるしか無い。
09243_20250925205701 上面の板が反っていてバネを弄っても何とも成らない。仕方無いので削る事にした。
 工程的に今日中に上塗りまで終わる必要が有る目茶苦茶な状態。電動工具でガーッと削って適当にパテ埋めしてサフェーサ塗って帰る前に上塗りをした。
 左の画像は翌日の状態で大局的には凹凸が無くなった。色は合って無いしパテで拾えて無い細かいへこみはあるけど、人生で細かい事を気にしだしたら負けだ。
09244_20250925205701 先日パンクした時に福大のASK21から前輪を借りて居たので前輪を外して福大のASK21に装着し、新たなチューブをホイールに組込んでQ大の機体に装着した。

 同じ様な感じでラダーペダルのロックスプリングも福大のASK21から借りて居たので、福大の機体に新品のスプリングを取り付けて、九大の機体に付いていた中古スプリングは外して新品に交換した。
 やった事がある人なら解るけど、狭くて作業性が悪くてバネの力が強くてピンを入れるのが難しい嫌らしい作業。
09245_20250925205701 ブレーキパッドが消耗していたので新品に交換。パッドを交換したら終わりと思って居たら、学生さんが手配してくれたのはリベットを自分で打ち替えるキットだった。
 忙しいときに面倒臭いキットを手配してくれてありがとう(笑)。

09246_20250925205701 パッドを組み付けて安全線をかけたら作業完了。





09247_20250925205701 例のスプリアス規制の関係でHFの無線機を交換。天虎の無線機から ポラリス製に交換する。
 天虎と互換性のある変換アダプタが付いてきたので作業自体は簡単だけど、アンテナも含めて変換アダプタだらけで美しく無い。接点が増える事に良いことは一つも無いので自分用の作業なら絶対にこんな状態で済ませたく無いけど、今回は時間との勝負なのでこのまま突き進む。
09248_20250925205701 ポラリスの説明書にはSWRが2を超える場合は高出力モードは使用不可と書いて有る。面倒臭いけど終段を焼いたりしたらシャレに成らんのでSWRを測定しながらアンテナを調整。見にくいけど1.55まで下がったのでヨシとした。

09249 後席ラダーペダルのトークリップが切れて居たのでビニールチューブとワイヤーロープで再制作した。
 シュライハーに聞いたら「日本の工業用汎用品で適当にでっち上げてくれ」と回答が来たので適当にでっち上げる。

092410 それっぽく出来上がった。材料はまだ有るのでもう少し大きくとか小さくにも対応出来る。でもこの機体で曲技とかしないと思うから活用される事は無いと思う。



092411 学生さん達には並行して耐空検査整備をやって貰ったので、時々はそちらを見に行って確認したりしながら作業を進めた。
 最後の写真はピンのカラーチェック。カラーチェックで疲労破壊の亀裂を見つけるのは難しいので現実的な意味はあまり無いけど、体験というか勉強の意味でやって貰った。
 宿舎に帰っても教官部屋は一人だし疲れて居たので21:30には寝てしまった。

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2025年9月23日 (火)

Excessive leakage was detected in the case.

09231_20250923192901 Q大の高度計が3台来ている。順番に検査しているけど最後のヤツでちょっと引っかかった。
 Winterのメートル計だけど最初の気密試験でツーツーに気圧が抜けてしまう。グライダーの場合は予圧も無いし形状が綺麗だから機内の気圧は静圧と大差無い。だから高度計の筐体から気圧漏れが多少有っても実害は無い。とは言っても単体の基準はあるし機体に装着状態で静圧系統の漏れチェックもある。ウーン。
09232_20250923192901 このままでは不合格になるのは確実なので分解して怪しい所を潰してみる事にした。
 最初に目が行ったのは銘板の固定リベット、密閉が大事なのにケースを貫通して銘板が固定して有る。こう言う場合はシールにするかリベットを使うにしても貫通させない構造にすべきじゃ無かろうか。
 怪しいのでニップルの周囲と一緒に接着剤でシールして置いた。
09233_20250923192901 次はQNH調整ノブの軸。個々には何もシールが無くて少し粘り気のあるゴミの塊が溜まっていた。
 正しいかどうか解らんけど、ここにはシリコーングリースを塗ったOリングを追加しておいた。 

09234_20250923192901 最後はガラスのシール面。ここは角断面のゴムリングでシールしてあるけど、筐体とゴムが接触する周辺部がゴリゴリに汚れた感じ。なんかオリジナルのグリースなのか後で追加したシール剤なのか解らん。
 ここも掃除してシリコーングリースを付けて締め直したら完成。
09235_20250923193001 せっかく開けたので可動部の清掃と注油をして置いた。前回の作業では一番薄い油を使ったけど、その後で時計用オイルを調べて居たら種類は有るけどエンジンオイルに近い動粘度である事が判明。
 と言う事で今回はVG32くらいの化学合成油を気持ちだけ注油して完了。
09236_20250923192901 作業のおかげか漏れは止まったし、注油のおかげかほぼ全ての範囲でWinter規格を超える精度が確認出来た。
 あー、良かった。一時はどうなることかと思ったけど何とか助かった。
 整備の神様ありがとう。

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2025年9月22日 (月)

Semiconductor DME Relay

09221_20250923191901 つい先日も書いた気がするけど半導体式DMEリレーの注文が来たので組立てて試験した。
 そう言えばWEBページを見直して居らず、今でも「改造します」と成っていた。FTPでアップする環境が壊れてしまって放置状態なのが原因だけど、注文してくれる人に迷惑を掛けるから早急に復旧して修正しないといけない。
09222_20250923191901 基板に部品を実装した状態で半完成品で在庫して居るので、注文が来たら足のパーツと組立てて試験したら完成。
 再注文する部品が軒並み値上げされているので、修正したページでは少し値上げになりそうな気配。
 ごめんなさい、でもそれなりの利益が無いと継続できないのでご理解を。

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2025年9月21日 (日)

Your harmonics are unacceptable.

09211_20250923185101 tinySAで最初の現実的な測定は「あかんやつ」の高調波測定。
 グライダー訓練のモニタとして使えるか?の動画をアップしたけど、送信したらどうなるか興味が湧いた。実際に送信すると違法だけど電波の質がどうなのか技術的な興味というか確認。
 アッテネータ経由でtinySAに入れて居るので電波は出て居ないけど、それでも文句を言いたくなる人が居るかもしれない。私はアマチュア無線はこう言うモンだと思うし技術的な興味の検証もそんなモンだと思うからそういう意見は無視だ(笑)。
09212_20250923185101 周波数を26.342MHzにセットしてPTTボタンを押したら凄い事に。。。どこが基本波か解らん状態で驚いた。
 3倍から7倍辺りの高調波の方が基本波よりも高いし5倍はエアバンドの上限辺りにかかって居る。ルール違反以前に技術的に送信して良い状態じゃ無い事は明らか。
09213_20250923185101 SDカードに波形が保存出来るらしいのでSDカード経由の綺麗な画像がこちら。うん、やっぱり酷い。
 イタリア人だったかブラジル人だったか忘れたけど、フィルタとか自作してCBバンドの合法的な無線機に改造して居る人が居た。もし綺麗な電波が出る送信部が出来たら免許状が降りるのかな?
 少し興味が有るけど技術面よりも書類面が面倒臭そうだ。ただ綺麗な送信が出来る様に成れば、万が一ファームの設定を間違えて送信可能な状態でPTTを押してしまっても(笑)関係者以外に迷惑を掛ける事は無い。それは技術者の最低限の嗜みの様な気もする。

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2025年9月20日 (土)

Basic Measurements of Tiny SA Ultra

09201_20250923183901 nanoVNAが予想以上に面白いし高周波の理解が進んだので、第二弾としてtinySAを買ってみた。性能的な理由じゃ無くて老眼対策として画面の大きなUitraにしてみた。
 基本の使い方はネットワークアナライザほど難しく無い。キャリブレーションとか無しでも取りあえず繋げばそれっぽいグラフが出る。こう言う部分は門外漢に取って嬉しいところ。
 買う前に調べたら偽物が沢山あるらしい。オープンソースの物に対して偽物という言い方は妙な感じだけど、低性能の物が有ると言う認識で受け取って置いた。
 だからといって正規の店で買うような人間では無いので(笑)、いつもの様にアリエクスプレスの安いのを買ったのがこれ。セルフテストも通ったし何も繋がない状態のノイズが-90dBmくらいなので行けるんじゃ無かろうか。
09202_20250923183901 取りあえず最初は任意波形発生器の信号を見てみた。サイン波の10MHzだとこんな感じ。何でも屋の発生器だから高調波はこんなモンなんだろう。


09203_20250923183901 同じくこの任意波形発生器の最高周波数である20MHzの拡大波形。何となくそれっぽい感じが有る。
 取りあえず面白い。新たな「もの」が見える様になったのは嬉しい。

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2025年9月19日 (金)

There was another issue as well.

09191_20250920215101 ダイオードを交換したのでOKと思って居たらメカ的な問題も有った。
 分解前になんか変だなと思っていたテールベアリングの保持器、スーパーXかシリコーンシーラントを塗ってあるけど、これはシールが目的じゃ無くて崩壊した「かす」を寄せ集めて固定するためのシーラントだった。
09192_20250920215101 保持器の写真は無いけど、外したらボロボロに崩壊したので新しくPOMで削り出したのがこれ。
 このオルタネータは珍しいので保持器の販売が無いのかもしれないけど、流石にシーラントで固定はいかんと思う。

09193_20250920215101 POMの色が黒の方が合うけど、今は在庫に白しか無いのでしかたない。テストベンチに取り付けて試運転。 




09194_20250920215101 停止と低速時はチャージランプが点灯する。当然の事ながらキーオフだと消灯していた。




09195_20250920215101 1100rpmで13.5V位でている。本当は14Vの瞬間を撮影した積もりだったけどずれたみたいだ。まあ十分な性能。
 意外と色々有ったO/H作業だった。

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2025年9月18日 (木)

It used to be less expensive, though.

09181_20250920211101 以前に1回だけ紹介した事が有ると思うけどナロー用の面白い構成のオルタネータ。ダイオードの配列が他とは違う。
 キーオフでチャージランプが点灯して、キーオンで消灯すると言う面白い症状。そして来たのがこのオルタネータだったので原因が一瞬で解った。最終出力用ダイオードの短絡だ。
 以前に書いた回路図が見当たらないので適当に文章で書くけど、良くある三相全派整流台ダイオード列の出力にチャージランプとフィールドコイル駆動電流が取り出して有り、その先に2こ並列に付いているでっかいダイオードの先にバッテリープラスが繋がる。。。言葉では解らんよね(笑)。
09182_20250920211101 ダイオードを2個とも外したら1個はオープンモードで死んで居てもう1個はショートモードで死んで居た。この2個が並列接続なのでワイヤードオアでショートになっていた。
 奥の赤いのが取り出したオリジナルダイオード、中央が互換品、手前が定格が3倍近い強化品。
09183_20250920211101 前回も死んだんだから同じでは再発するだろうと強化品を使ったけど、今回も同様に死んで居るから強化品を使う。
 このダイオード、前回から3倍近い値上がりしていて驚いた。世界的にインフレ傾向だし半導体不足で一時期一気に値段が上がったりしたけど我が身に降りかかるとびっくりするしかない。
 サイズがデカいのでアルミのベースプレートを機械加工して穴を拡大し、その穴に強化品を圧入して再生する事に成る。あとは普通のO/Hだ。

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2025年9月17日 (水)

fig jam

09171_20250920210001 行橋の不良地方公務員から毎年ジャム用のイチジクを貰うけど、今年のは程度が良かったので全部生食で食べてしまった。
 私もイチジクジャムが好きだけどインド嫁が好きで「オトサン、コトシハジャムヲツクリマスカ?」と聞いたりするくらいなので作るしかない。
09172_20250920205901 産直の店は午前中にめぼしい物は無くなるので、朝一に家を出て仲哀トンネルの先の産直の店へ。
 箱は無くて6個入りのパックが並んでいた。何時もは箱で貰うからどのくらい買うべきか解らなかったけど、適当にパックを買って家に帰り、スプーンで中をとりだしてコトコト煮た。
09173_20250920205901 良い感じに火が通ったら砂糖を加えてちょっと煮たらできあがり。砂糖を加えたら色が濃くなるのは何故だろう?。




09174_20250920210001
 大きな寸胴鍋で瓶と蓋を煮沸消毒してジャムを詰めたらできあがり。うちではヨーグルトにかけて食べる事が多いのと、保存性から砂糖は多め。
 出来た、あとはラベルを印刷して貼り付けたらおしまい。

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2025年9月16日 (火)

OREGON Techni 280°

09161_20250916210101 草刈り機用のナイロンコード。私はチップソーを使う事が多いけど、たまにナイロンコードも使う。ナイロンコードの方が刈り終わりが綺麗に見えるのと、チップソーで綺麗に刈ると残った草の畝の下をイノシシが掘り返すから。
 常用してないので減りは遅いけど何時かは無くなるので買わないといけない。悩んだ末に今回も同じテクニ280°を注文した。
09162_20250916210101 これに行き着くまでに色々な種類のナイロンコードを試したけど、ことごとく溶着して繰り出せなく成ってしまう。でもテクニ280°だけは溶着せずに最後まで使い切る事が出来る。
 これに行き着いたのは10年以上前なので今はもっと良いのが出て居るかも知れない。でも別のを買ってダメだったら悲しいので毎回同じ物を買ってしまう。
09163_20250916210101 溶着に関しては強いと思うけど石垣廻りを刈ると一気に無くなってしまう。石やコンクリに対する耐摩耗性は良く無い気がする。でも耐摩耗性が良いのを見つけたとしても、私が使っているホルダ内で溶着してしまうと意味が無い。
 草刈ばかりして居る人はここを見てないと思うけど、もし「これが良いんじゃね?」的なヤツが有ったら是非教えて欲しい。

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2025年9月15日 (月)

Aneroid barometer

09151_20250916110801 今日は祭日らしい。昨日の作業で右肩廻りがバキバキに疲れて居るので草刈はしたくない。軽い作業ということでアネロイド気圧計を弄ってみた。
 これはジャンク品で買って居たヤツでそれなりの数値は示す。それを整備して「正しい」数値を示す様にしたいなと言う訳。
09152_20250916110801 内部は気圧高度計とほぼ同じ。針が何回転もしないので針の駆動部が違うくらいで基本構成は全く一緒。
 清掃と注油と軸受部のガタ調整をしてみた。レバー比を調整する部分に弄った跡が見受けられたので、滑らかに動く様に成った後で再調整が必要かも知れない。

 そう言えば今回の久住行きで一番驚いたのは友人の娘がアイドルをやって居た事。なんとか48の一員らしいので小泉今日子レベルでは無いにしても、帰って調べてみたら全国放送に単独で出たりするみたいだし写真集も出している。5chに個人スレがあって既にNo.3まで来ていたのでかなりのモンだ。
 父親は私とほとんど変わらない背格好でパッとせんヤツなので奥さんがかなりの美形としか思えない。でも私の嫁さんは彼の事を毎回「カッコイイ!!」と言うので何らかの人を惹きつけるオーラが有るのかもしれん。
 写真集買うべきかなあ(笑)。

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2025年9月14日 (日)

The job was completed successfully.

09141_20250916105501 サフェーサの縁を滑らかにサンディングし、少し離れた所にマスキングをやり直す。マスキングの縁にぼかす様な小技を使えば良いと思うけど、今回はそんな事をする時間が無い。



09142_20250916105501 側面の追加の補修部も含めて上塗り塗装まで終えた。色合わせは適当なので出来上がったら違いが解ると思う。でも下面なので殆どの人が見ることは無いのでOK(笑)。



09143_20250916105501 前の画像でも解るけど一部の塗装はマスキングの縁までべっとり塗りすぎた。マスキングを剥がしたらはっきり解る段差が出来上がった。これは完全硬化後に削り取るしか無い。ちょっと手間が増えた。


09144_20250916105501 ディスカスの測定も終わって昼過ぎには撤収。機体と機材車を格納庫に入れておしまい。
 家に帰るまでが遠足なので安全運転で帰った。行橋の不良地方公務員はぶっ飛ばして直ぐに視界から消えていった。彼のスイフトの前輪は側面が3cmくらいまで接地している。頭がおかしい。

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2025年9月13日 (土)

The additional work is more difficult

09131_20250916104101 雲底の低い久住滑空場。この条件で飛ばす事は出来ないけど、それ以前に先日の事故の影響でフライトは中止のままなので今日は整備だけの為に集まっている。
 基本はディスカスの耐空検査整備だけど、ASK21の胴体下面の補修が追加になった。何となくそっちの方が作業量的には大変そうな予感。
09132_20250916104101 作業箇所が胴体受けで支える部分なので、まずは胴体受けを外しても胴体が自立する治具をでっち上げた。
 学生さんに2x4材を買ってきて貰い、適当に切ってはコースレッドで組立てて完成。何となく力学的にも安定した感じなので作業中に転けたりしないと思う。
09133_20250916104101 ちょっと解りにくいけど前輪と主輪の間に多くの縦キズが入っている。そしてレリーズの前は大きめのゲルコートハガレが2箇所。
 深さはゲルコート層だけなので精々1mm。でもサフェーサで隠れる深さでは無いのでまずはポリパテで溝を埋めてからマスキングしてサフェーサを塗装。
09134_20250916104101 当初の予定以外に胴体側面に2箇所、以前に補修した跡があった。序でなのでそこも一緒に塗装する事にした。
 ディスカスの作業と並行してASK21の作業も行い、夕方までにサフェーサの硬化とサンディングまで終える事が出来た。
 それなりに予定通りで良かったけど、狭い上向き作業の連続で三半規管的な気持ちの悪さが発生し、何回も寝て起きてを繰り返すので腹筋がバキバキに成った。サンディングで右肩と肘はボロボロになった。工程は守れたけど肉体的にはキツイ1日になった。

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2025年9月12日 (金)

Where did the little cap go?

09121_20250912222201 精度チェックしたディスカスの高度計。QNH調整つまみの化粧キャップが付いて無かった。これは無くても動作するし何の問題も無いけど見た目が悪い。いかにも無くしました感が漂う。そういうのはあまり好きじゃ無い。


09122_20250912222201 自動車用の化粧キャップで良いのが無いかな?と探したけど見当たらず、仕方無いので3Dプリンタで作る事にした。
 どのくらいがシックリ来るのか解らなかったので数個作って良いのを採用。こう言う作業に3Dプリンタは最適だ。

09123_20250912222201 上から押し込んだところ。積層台の表面が凸凹して居るけど、それが丁度良い感じの模様になった感じ。
 YI君に追加で1万円請求しよう。

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2025年9月11日 (木)

Two tachometers

09111_20250912221301 スバル360用のタコメータ。定番作業だけど2台一緒に入って来るのは初めてかも知れない。
 2台とも全然ダメ。1台は全く動かずもう1台は少し動くだけ。


09112_20250912221301 ムーブメントに通電したら動くので基板のO/Hに取りかかる。製作時代が違うのかメーカが違うのか基板の色とパターンも少し違う。



09113_20250912221301 前回から基本作業に取り入れたバランスウエイトの再接着。このウエイトの脱落トラブルを修理してから気をつけて見ていると正常に動いているメータでもウエイトの接着が簡単に剥がれる事が解った。
  そこで作業するメータは全てウエイトを剥がして再接着する。剥がすと書くと無理をして居る感じが有るけど実際は直ぐに取れる。そのくらい接着剤が劣化して居るという事。値段は少し高くなるけど「RSで修理したけど直ぐに動かなく成った」と言われるよりはお互いに良いと思う。
09114_20250912221301 メータ単体で基準信号に対して調整と測定を行う。





09115_20250912221301 組立てて最終的に動作確認したらおしまい。

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2025年9月10日 (水)

Semiconductor DME Relay

09101_20250911094301 DMEリレーの注文が来ていたので組立てて試験した。今回の注文は手持ちのリレーの改造をご希望だったけど、改造は物ネタの種類が多すぎて仕事しては成り立たない。今は完成品の販売だけにさせて貰って居る。
 現行のバージョンはこんな感じでFETが5個並んで居る。大電流なのでパターンだけでは電圧降下が気に成り、パターン上に銅線を半田で固定して許容電流を増やして居る感じ。
 ここまでやるとピン位置での電圧降下はリレーよりも低くなる。それを性能面で体感する事は出来ないけど、発熱や効率の面で悪い方向じゃ無い。しかもメカ的な劣化や振動面のデメリットも無い。
09102_20250911094301 ただ別のデメリットはある。まず値段がリレー式より高い。あとはショートなどの以上電流が流れた時、リレーは接点が焼損しても磨けば何とか使える事が有る。それに対して半導体はパワー素子が死んでしまうので交換しない限り治らない。
 あとは、今回の件に関しては関係無いけど、リレーの様に簡単に絶縁できないのもデメリット。

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2025年9月 9日 (火)

My UV-K5 broke.

09091_20250911093301 いつからか覚えていないけどUV-K5で航空無線が入らない様に成っていた。故障なのかファームウェア関係の問題なのか設定なのか、今日はそれを突き止めようと色々やって見た。
 結論から言うとAMモードがダメに成っている様だ。別のファームに変えてもダメだし場所を変えてもダメ。FMは綺麗にガンガン入る。
 FMとAMは違うIC何だろうか?、おなじICから違うピンで出て来ているんだろうか?、それともソフトで処理しているんだろうか?、良く解らんし解っても対応出来んと思う。
 3,000円以下のオモチャだから買って遊んでいるけど、実用面だけで言えば広帯域のラジオの方が適して居る。ただ、3,000円の無線工学の教科書を買って読むよりは勉強に成るのは確かなので、もう一回買い直そうかな?と考え中。

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2025年9月 8日 (月)

These are cheap but usable.

09081_20250911092001 接着剤に使う紙コップを買いにダイソーに行った。今日は人が少なかったので、何時もはオバチャンとか若い女の子が多いので躊躇していたコーナーもぶらぶら。そしたら使えそうな物を発見した。何事も避けてばかり居てはいかんな。
 最初のは時計ドライバのビットがドリルに成った様な商品。1mmとか1.5mmの穴を簡易に空けるような工具。見た瞬間に用途が思いついたので直ぐに籠に入れた。
 私の用途は基板の穴を掃除したり拡大したりする用途。修理の為に半田を吸い取った基板の掃除や、試作で組んでいる途中で部品の足が太くて穴に入らない時の為の工具。
 今まではドリルとチャックだけの組合わせで拡大したり、キリやケガキ針で無理矢理拡大していた。正にこのためのような工具だ。
09082_20250911092001 こっちも同じく手芸的なコーナーに有ったシリコーン製の凹形。本来は樹脂とビーズとかを入れて固めたりする用途みたいだけど、私はオイルを小分けして取ったりごく少量の接着剤を混ぜるのに使う予定。
 シリコーン製なので汚れは拭き取れば落ちる。100円なので長持ちはしないかも知れないけれど、まあ暫くは使えると思う。

 避けて居たコーナーに面白い物が有ったので今後は色々な棚を見て回りたい。場違いな場所では手芸用品店に行ったときの様な気恥ずかしい気持ちが湧いてくるけど、気持ちを切り替えれば何とか成るような気もする。
 難しい作業に挑むときに「俺はパキスタン人のメカニックだ」と思い込むように、ダイソーの手芸コーナーを物色する時は「私は意識の高い理科教師だ」と自己暗示にかけよう。

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2025年9月 7日 (日)

Several small flat-blade screwdrivers

09071_20250908111801 今回は高度計だったけど、通常は速度計とかタコメータの作業をする事が多い。その手の機器には規格外のマイナス頭が使われて居る。
 規格外という言い方が正しいのかどうか解らんけど、JISのすり割り付き・・・とかに載ってない寸法という意味。
 必要なサイズは削り出して作るしか無いので、色々な作業をやって行くと自然とドライバも増えてくる。右側が歯幅4mm以下のヤツで握りがちゃんとしたヤツ。左は時計ドライバとか精密ドライバセットとして売られて居るヤツ。
 所謂精密ドライバセットは握りの径が小さくて旧車とかのネジは回らない事が多い。しかも軸がピアノ線?で作られて居るのか、高トルクをかけるとブレードが割れたり欠けたりする事も有る。そんな理由で私の用途では精密ドライバセットは登場の機会が少ない。
09072_20250908111801 こっちはリングナットとかヘンテコなナットを外すための工具類。ソケットを削った様なヤツがまだ有るけど、それも含めて整理しないと行かんな、と考え中。
 今なら中国通販で安いセット品が売っているかもしれない。

 夕方に成って日が陰ってきた。これから日没までが草刈のゴールデンタイムだ。完全装備で草刈をして居ると某不良地方公務員が急にやってきた。ASK13のピンのサイズがどうだとか、アジャスタブルリーマがこうだとか、面倒臭い話を始めた。
 私はそういう大変そうな作業はしたくない訳だ。少し興味は有るけどヤレと言われたら困るから極力近寄らない様にして居る(笑)。もっと簡単な塗装のタッチアップとかチューブの交換くらいが私の守備範囲。
 しかも明日の朝は雨が降るかも?との予報だから今は貴重な時間帯。ピンのガタが治るかどうかより草刈を進めたい。ちょうど混合油が無くなったので混合油を作りながら話をした。
 彼は私よりもキチンとした人間だし、西武支部で育った事も有って責任感も強い。私が良くやるなあ・・・と思うような事も頑張って進めて居る。
 ちょっとお疲れ気味な感じだったので、無理せずに適当に抜きながら進めて欲しいと思う。たぶん手抜きは出来ん性格と思うけど(笑)。

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2025年9月 6日 (土)

This altimeter is functioning accurately.

09061_20250907134201 久住のジャンク箱から拾って来た高度計、QNH設定つまみの位置調整機構を理解してずれをゼロに合わせる事が出来たのは書いた。その状態で再度精度検証をしてみたら全体の半分くらいは「TSO-C10b」規格から外れて居る事が解った。

09062_20250907134201 セロ点だけ合えば治ると思ったけど甘かった。どうせ捨ててあるなら中をみて勉強してみようと思い、壊さない様に怖々分解して見たのが今日の写真。



09063_20250907134201 構造が解らないし精度が悪いとはいえ取りあえず動いて居るから壊してしまうのは避けたい。一工程ごとにじっくり考えながら作業した。



09064_20250907134301 日々の徳の高い生活のおかげで壊さずに分解する事ができた。





09065_20250907134201 航空計器の教科書でしか見たことが無いアネロイド式高度計の中身だ。かなりワクワクする。構造はシンプルだけどそれなりの精度で動き続ける機構を作り上げるのは大変な技術だと思う。
 それっぽく動いて居たのだから特に壊れて居る箇所は無い。調整箇所も沢山有るけどそういうレベルの不具合では無いと思う。誤差の方向性から動きが悪い感じを受ける。
 そこで整備の基本である清掃と給油をやって見る事にした。ブラシとクリーンエアスプレーで掃除し、小型の刷毛にヤマハの一番薄い楽器用化学合成油を含ませて軸受とギヤ歯面に塗布した。塗布と言うよりもうすーーーい油膜が付いたレベルの給油。
 色々やって見たい気分ではあったけど、ぐっと我慢してそのままで元通りに組み直した。この状態でバイブレータを効かせて2回ほど昇降させて全体を馴染ませた後に再試験。
09066_20250907134201 結果は・・・素晴らしい。この画像は1500ft地点だけど誤差は-15ftくらい。ここでの基準は±25ftなので見事に範囲に入っている。
 こんな感じで20,000ftまで試験したけど全ての測定点で基準に入って居た。

09067_20250907134201 素晴らしい、調整ネジとか回さなくて良かった。目茶苦茶繊細な機構という事が理解出来た。エンジンの振動とか加わっても寿命的に大丈夫なんかな?。
 取りあえず、整備の神様ありがとう、面白かった。

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2025年9月 5日 (金)

Your resistor is open-circuited.

09051_20250907132801 メグロのSG系のレギュレータ。DCダイナモ用のカットインリレー、電圧レギュレータ、そしてセルモータ用のリレーが内蔵されている。
 発電不良との事なので確認するとまずはフル発電命令時のフィールドコイルへの供給が悪い。これは接点が焼損して居るからだった。
 そして接点が離れて中程度発電に成った途端に界磁電流がゼロに成ってしまう。これの原因は2枚目の画像に示すように電流制限抵抗が断線しているせいだった。
 断線の部分をよく見るとショートなどによって過電流が流れて焼け切れて居る感じ。この手のヤツは修理は難しいし信頼性が得られないので別の抵抗器に交換するしか無い。
 それらとは別にカットイン電圧が目茶苦茶低かったり制御電圧が目茶苦茶高かったりと、不調のDCダイナモ系ではアルアルの状態だった。
09052_20250907132801 交換すべき抵抗器は片側はナットで固定だけど反対側はリベットで固定。訳が解らん思想だ。
 この部分の抵抗はかなり無理をして居て、埃とか付くと煙が上がる程度の発熱をして居る。抵抗値の問題も有るので代品を探すのは難しい。
09053_20250907132801 かと言ってカシメとかスポット溶接で組立ててある抵抗器を修理するのも困難。それっぽく修理は出来るけど信頼性がイマイチ。
 今回は幸いにもスペースが十分にあったので汎用のセメント抵抗を2個使って抵抗値とワット数の両方を満足できる構成にした。裏から見ると見た目がイマイチだけど動く事が優先だ。

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2025年9月 4日 (木)

You should paint it.

09041_20250904195601 高度計試験装置を改良したりして居たら早々に仕事としての作業が舞い込んで来たので未塗装のまま実作業に突入。
 未塗装でも性能的な問題は何も無いのだけど、こうやって紹介したときの「しっかり感」がかなり違う。理想を言うならアルミとか鉄に塗装にすべきだけど、まあ単品物の筐体にそんな手間も掛けて居られない。
 いかにもの和室に違和感を覚えると思うけど、ここは我が家の座敷。なぜ作業場でやらないかと言うとここしかエアコンが無いから。
 いい加減な人間ではあるけど、それなりの結果を出そうとしたら温度などの環境も大事。嫁さんに怒られると思うけど座敷に店開きした。
09042_20250904195601 真空チャンバもそれなりに動いて居る。高度計を載せた台には秋月の振動モータが取り付けて有り、チャンバ外のスイッチで振動の有無が選択できる。
 今日の測定で振動に依って高度計が少しずつずれていく事が確認されたので、何らかの固定が必要になった。輪ゴムででも固定するか?。
 あと、真空ポンプの振動が真空チャンバに響いてしまうので、真空ポンプは台の下、畳の上に置くことにした。実際に作業してみると細かい改善点が出てくる。
 取りあえず1台目の高度計「TSO-C10b」基準に合格だった。高度計が良好だったと同時に、この試験装置もきちんと動作して居る事が確認出来たとも考えられる。

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2025年9月 2日 (火)

I understood the mechanism.

09021_20250903101001 久住のジャンク箱に転がって居た高度計。拾って来て色々と遊んで居る。
 出来上がった試験装置で試験してみると指示誤差関係はほぼ合っている。明らかにおかしいのはQNHの設定つまみと内部の表示。これが200ft弱ずれて居て使い物にならない。
 つまみは左下の固定ビスと同じ位置なので、最初は誰かが誤解してつまみ関連を無理矢理回してしまい、内部のギヤが歯飛びを起こして居ると考えて居た。今日はどうせ壊れて居るなら中を確認しようと軽く分解したら原因は違っていた。
 前記のずれを修正する機構がちゃんと組込まれて居て、それは巧妙なロックプレートを小ねじで固定して有る。そして内部のギヤは壊れて無かったしキズも無かった。と言う事は誰かが内部の機構を理解しないままに固定の小ねじを外し、その状態でつまみをクルクル回した可能性が高い。
 ハンディーの気圧計を参考にしながらギヤのずれを修正して組み直してみた。何となく合っている。最終的には横河の測定器で調整すれば生き返るかもしれない、めちゃ嬉しいぞ。
09022_20250903101001 手前がオモチャっぽいハンディーの気圧計。精度と分解能が低いので高度計の試験には使え無いけど、横河のヤツとほぼ同一の数値を示すから驚きだ。
 向かって右側はゼロ点が合ったジャンク高度計。これはフィート計だ。左はディスカスの高度計でメートル計。
 私はインチとかフィートとか嫌いだけど、航空業界のジャイアンがインチに拘る国だから仕方無い。でもあと数十年してボーイングが没落して中国やインドの航空産業が発展していけばISO系に変わって行くかもしれない。その頃私はメートル系で作られた棺桶の中だ。

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2025年9月 1日 (月)

the second CDI

09011_20250903100001 2個目の6ピンタイプCDIも完成した。これは完成後の試験画像で2本のプローブはそれぞれデスビからの入力信号とメインコンデンサの電圧を測定している。



09012_20250903100001 下の赤がデスビからのピックアップ信号で上の黄色がコンデンサ電圧。
 ピックアップ信号が上から下へストンと落ちるタイミングで点火する様になって居る。ごく希にデスビ信号を逆に説明してある所が有る。それでもそれっぽい位置で点火はするけど、緩い傾斜の部分で判断する事に成るから点火時期が不正確になる。BOSCHの技術者がわざわざ急な傾斜を作ってそこで点火する様に作ったんだから、作業者側としてもその思想を尊重して整備しないといけない。
 ピックアップ信号がノイズまみれなのは以前にも書いたけどワザとノイズを混ぜている。それによってユニットのノイズ耐性を確認する為に。

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