Don't the Chinese like straight?
中国製プロジェクターLEDユニット、H4用の穴に挿入する部分と先端のレンズがズレて居る事を書いたけど、さらに全体的に角度が付いている事が解った。
反射鏡を基準に書くと、H4バルブのセンターよりも6mmくらい上に装着され、全体が1.5度くらい下向きに照射する様になって居る。
日本の車検では普通の乗用車ならロービームが下向きに0.5度くらい。ハイビームだと今はほぼ水平の照射が適合。その為にこのユニットを装着すると反射鏡をかなり上向きに調整する必要が出てくる。
すると取付位置の関係でレンズ先端がかなり上に来る。前に書いた様に上に来ると純正レンズがかなりギザギザの部分になって居て、光りが不必要に散って宜しくない。 悩んだけど純正流用と同じ感じで取付プレートを作ることにした。H4のバルブと交換したらOKと言う話は立ち消えだ。
もしかしたら芯が合っているユニットも有るかも知れない。でも私が買った2種類はどちらとも上記の感じで芯は出ていなかった。左右で4,000円とか国産のLEDバルブよりも安い様なユニットを買っているのが原因かも知れない。。。
プレートを作るときに数mmだけ下に下げたけどまだ不足気味だ。それとは別に光軸がレンズの中心よりもさらに下を向いている事も解った。訳が解らん。でも折角買ったので使って見ようと両方とも中華3インチを装着。 良いタイミングで照度計が来たので明るさを定量的に測定して見た。これは車検が一発で通ってテスター屋の費用が浮いたので注文していたヤツ。1,500円なので精度の保証は無い。
ロービームの測定点付近の明るさはx10モードなので12200lx。壁までの距離は1.7mなので車検で使われて居るカンデラに直すと12200x1.7x1.7= 35300cdと成り、色温度とか色々な問題は有るとしても基準の6400cdは余裕でクリヤして居ると思われる。 こちらはハイビームの最高輝度点で17200lx。こちらもcdに直すと49700cdと成り基準の15000cdをクリヤして居る。数日前に車検に通ったライトとの比較でも明らかに明るいので問題は無い感じ。
上向きの迷惑照射に関してはプロジェタータイプなのでH4の時代よりも明らかに少ないし、試しに反射鏡のままでH4互換LEDバルブを付けてみた時よりも少ないから問題は無い。
心配なのは発熱と耐久性。別に書こうと思うけどスズキのユニットは片側の消費電力が25Wくらい、それに対してこの中華ユニットは40Wも有る。その分明るいけど発熱も多い。技術が進んでいると言うよりも、電流を沢山流して居るから明るいという力業が支配的な感じがする。要は無理をさせて居るわけで1年くらいで切れたりしないかな?、と心配に成って来る。
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