Two of them were completely clogged.
インジェクタ試験機が直ったので依頼品の作業に着手。
写真には12個写っているけど依頼品は930のインジェクタが6個。930のインジェクタは低抵抗タイプを電流制御しながら駆動しているので、専用の駆動回路を準備しないと正確な動的特性が得られないかコイルを焼いてしまう。 取りあえず受け入れ検査として100%開度で1分間試験して見たらこのザマだ。
右の2個は完全に詰まってしまって動いて無い。左から2番目も目盛りを読むまでも無く明らかに異常。
もしかして断線?と思ったけど通電はして居た。ソレノイドが固着してカチカチ言ってない。これって治るのか?。
超音波洗浄はやって見たけどダメで、横から叩きながら試験機で圧力とパルスを印加していたら何とか動き始めた。あとは灯油とガソリンとアルコール系で何回か洗浄と噴射を繰り返す。 出の良い3本は後で良いので最悪の3本だけを作業した。この写真の様に少しずつ流量が揃って来て何とか成りそうな気配。
最終的に通常と同じで6本一緒に作業して行く感じ。 最終的にはこんな感じで美しく揃った。これは通常で有りそうな10%開度での試験なので、通常使用時にインジェクタの不揃いから来る不調を感じる事は無いはず。
数値的には±0.9%の範囲に揃ったので、番号は振らずに交換部品と一緒に納品。
こっちは白骨号のフロントタイヤ。エンジンを降ろして作業するモチベーションが湧かないので(笑)、簡単にできそうなタイヤ交換に逃げた。
明らかにトレッド用のゴムと本体用というかサイドウォール用のゴムが違うのが解る。 普通のファミリーカーのタイヤだ。最近のファミリーカーよりもゆっくりと走っているから白骨号には丁度良い。
縦溝が深くてウェット性能というか耐ハイドロプレーニング性能が良さそうな感じ。
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