I use the power of chemistry.
結果は解らんけど取りあえずステムシールの交換は終わった。あとは今しか出来ない懸案事項を潰して置きたい。
一つはクランクシールからのオイルにじみ。酷くは無いけど出来るタイミングでやって置いた方が良い作業。 オイルシールを交換してエンジンを割らないと交換出来ないOリングの事を考えて居ると、小さな打撃痕が見つかった。
これってOリングから漏れて居たけど分解するのは嫌だから叩いて誤魔化したと言う事だろうか? ハーバードで応用化学を学んだ私は力で解決する様な事はしない。化学の力を信じる私が採用するのはセメダイン・メタルロックだ(笑)。
一部の水冷乗りはギクッとなるインターミディエイトシャフトのカバー。ここも怪しいので外してみたらOリングの装着が良く無かったみたいだ。
でもこのOリングは手配してない。手持ちにも近いサイズが無い。 こうなったらロックタイト518に全てを任せる。
エキマニのフランジの状態が良くない。この後でハンディのベルトグラインダで削ってみたけど完全じゃない。
困ったな、ここのガスケットも注文してないわけだ。明日は雨なので今日の内に組んでおきたい。うーん。 パキスタンの動画なら小さな小屋にオッサンが壊れたヘッドガスケットを持ち込むと、小屋の主は首を少し振った後で複製を作り始める。しばらくすると鋏とハンマでそれっぽいヘッドガスケットが出来上がる。
そう言えば私はパキスタン人のメカニックだった。気がつくと0.5mmのアルミ板と鋏とタガネを使ってエキマニのガスケットが出来上がって居た。 自作の怪しいガスケットにホームセンターの素人用マフラー修理パテを併用して触媒を装着する。
このパテは砂を水で練ったようなヤツで、少し硬化が速い感じ。今回の用途なら途中で炭化するのも納得の上で、高温用のシリコーン系シール剤の方が良かったかもしれない。 昨日書いたようにボルトはSUSにした。ナフコで買ったから材質は良く解らん。A2-50位とすればオリジナルよりも強度が低い。
焼き付き防止コンパウンドをベタベタに塗ったので焼き付きは無かった。さて、結果はどうなるか? ようやく形に成ってきた。最後の懸案事項は燃料ホースの再制作。私のもカシメ部が緩くなって居るので何時漏れても可笑しくない。今のうちに修理すべき部分。
仕事としてやって居る方は再メッキしたけど、自分のはメッキ無しで良かろう。金具は仕方無いから丸棒から削り出すか。。。
| 固定リンク
コメント