Would this solution be permanent?
先日の依頼品の中にリークの酷いCDI用コイルがあった。そう言えばうちにもリークが酷くて試験に使え無いコイルが有った事を思い出し、捨てる前に分解して見ることにした。
古いコイルだからPCBとか入って居るかもしれん。でも今更PCBの害が気に成る様な歳でも無いので気にせずに開けて見た。
中には半固体状態の何かが入っていた、タール系かな?。取りあえず中の線を切らないように上にあった充填物を取り出した。中心の高圧電極廻りをパーツクリーナで清掃し、試験機にかけたらリークが治って居る様な感じ。 これで改善するなら儲けモンと言う事で、中にアルコール系のシリコーンシーラントを充填してみた。
縁をカシメ治してさらにシーラントを盛ったらいい加減な修理の完成。
このまま硬化を待った方が良さそうだけど、密閉してしまったから硬化しないかも知れない。それに待てなかったので直ぐに試験してみた。 テスト用の3ピンCDIに繋いでみるとテストプラグの5mmくらいの距離は安定して放電できている。今まではこの距離でもコイル内部でリークして火花を飛ばす事が出来て居なかったから改善だ。
1-2日待って少しだけでも硬化したら、三針式試験機にかけて最大放電電圧を試験してみよう。もし2万Vとか3万V位が出るなら実際の圧縮下でも点火が期待出来る。今は正常品が1個しか無いので予備が出来たら心強い。トラブルシューティング用に貸し出しも出来る様に成る。
さて、何万V出るかな?。そしてどのくらいの耐久性があるかな?。
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