I have removed the engine.
体調不良の次はグライダー関係の作業が入ったりして最近は自由な時間が無かった。
今日は小雨が降り続いていたけど折角の日曜日なので一気にエンジンを降ろしてしまう事にした。
既に燃料ライン以外は外して居たので作業は速い。新作のエンジン台も好調で非常にスムーズにエンジンが降りた。 問題のオイルクーラを外してみた。上の圧力ラインからは漏れて居ない感じがする。
下のサクションラインからは少し漏れていて、それが周辺にしみ出して居たのかな?と言う感じ。
でもここはサクションなのでエンジン回転中は負圧気味じゃ無いのかな?。症状としては止まって居る時に漏れて居る訳じゃ無くてエンジン回転中に漏れて居るからイマイチ納得出来ん。 車体に付いていたときから気に成って居たけどサクションパイプが曲がっている。その影響と思われるけど両端の側板も少し傾いて居る感じ。
もしかしたらこの影響で下のOリングのつぶし代が少し減って、一番最初に漏れ始めたのかも知れない。 ポルシェ屋の社長がニヤニヤしながら「コアが漏れて居る」と言うので加圧試験してみた。
下の方は漏れて無い。でもバケツが小さくて上の方は確認出来ない。もう少し清掃後に石けん水で試験して見よう。 普段は見えないコア上面の冷却フィンにそれなりの潰れがあった。下のサクションパイプもその下にヒートエクスチェンジャがあるから普通は曲げたりしない場所。
どういう整備経歴の車なんだろう?。フィンを潰しても良いけど潰したら元に戻して置けよと思う。そういう態度では本当に困った時に整備の神様は味方してくれない。 クラッチハウジングの右側。こっちも油で濡れているのはなぜだ?。やっぱりクランクシールも漏れて居るのかもしれない。面倒だけどミッションを外して確認する必要が有るな。
数年前にホースの劣化からガソリンが漏れてきた短いリターンホース。エンジンを降ろさずに手探りで作業したにしては上手く修理出来ている。あと10mmくらい長ければもっと良い感じなので作り直そう。
私が部品を買わずにインチキ修理した理由はこれ。純正品は100ドルだけど出ない。社外品の値段は179ドルと238ドルだ。この70mmくらいしかない燃料ホースに2万とか3万円は出せない。
こっちは別の燃料ホース。無理な曲げが無いからかホースからは漏れて無いけど、カシメ部がユルユルなのでもう寿命。こちらも買おうとしたら15万円とかそういうレベルの部品。
外装部品に比べたらあまりにも高すぎる。お金があっても物とのバランス的に出したくないレベルの値段。
太いオイルホースは過去に中国からカシメ機械を買って自作した。それでも純正部品の金額よりも安かった。このホースは未だに漏れて無いから最低限の品質はある。今回もその方向で行くしか無いな。
最近のコメント