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2025年3月

2025年3月31日 (月)

Toe Strap

03311_20250331204001  ムーブメントも壊れて居たスバル360タコメータ、鼻水流しながら細かい作業を重ねて無事に再生できた。厳しかったので途中経過の写真は無い。
 基板側も全部やり替えたけど、こっちは何時もの定番作業なのでそんなに難しい訳じゃ無い。
 総合試験でも無事に動き、通常の調整範囲で数値も許容範囲に入った。と言う事はムーブメントの修理も既定値内に修理出来たという事だろう。
03312_20250331204001
 こっちは白川から持ち帰ってきたワイヤーロープ。ASK21の後席ラダーペダルについている「トーストラップ」?の内部。
 ラダーペダルの付け根で切れてしまったので修理を依頼されたけど、スペックが解らんので切れっ端を貰って帰った訳。
 3mmという話だったけど測定して見たら2.5mmの様だ。色と質感からSUS製と思われる。構成は7x7で普通Z撚り。まあ一般的なワイヤーロープで良かった。
03313_20250331204001  操縦索じゃ無いので何でも良いと思うけど、念のためにシュライハーに確認だけしておこう。もし返事が来なかったらJISの吊り下げようのヤツで良かろう。
 これはラダーペダルの穴に差し込んだ後でカシメ作業がしてある。その為に機体内で作業する必要が有る。後席計器板の下辺りで面倒臭い場所だ。
 昨日の白川はメチャ寒かった、あんな寒い時に面倒臭い作業はしたくないし手がかじかんで上手く動かない。暖かくなってやろう。待って貰えんかな?。

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2025年3月30日 (日)

What is the cause of the small gap?

03301_20250330172701  白川滑空場。体調は75%くらいだけど、YI君が五月蠅いので白骨号に工具を積んでここまで来た。
 ASK13とASK21を使って合宿が行われて居たけど、横風と気流の乱れが凄いみたいで度々待機になる様な天候だった。なんか冬の木曽川を思い出すな。
03302_20250330172701  私は訓練の横を通ってディスカスのトレーラへ。今日の作業は主車輪のチューブ交換。以前にQ大のA君が電話して来たヤツだ。パンクなので彼が壊した訳じゃ無かろう。



03303_20250330172701  合わせホイールなのでチューブを噛まない様に組立て、良く解らん内径合わせの為のスリーブを使いながら組立てる。
 車軸の受けにブシュが入って居る。主翼の結合部などを見てもシュライハーよりもシェンプヒルトの方がセンスが有るなと思うけど、こう言う部分を見てもこっちの方の設計センスが好きだ。
03304_20250330172701  前回の耐空検査までは割ピンを縦に入れて居たけど胴体に擦るようになったらしい。そこで今回は横向きに入れて端が出てこないように溝に押し込んだ。
 割ピンが当たる様に成った原因は解らない。これこそA君が斜めに降りたんじゃ無いか?と疑っている(笑)。
03305_20250330172701  家に帰ったら、ちゃしろが俺も乗せろと五月蠅いので、白骨号の後ろに乗せて近所をドライブした。家に来たときからドライブの好きな犬だ。



03306_20250330172901  これは白骨号の油温計。自宅から菊水ICまで120km/hを維持して走ったけど80度くらいまでしか上がらない。
 白骨号のエンジンには2種類のオイルクーラが付いて居て、1段目はエンジンに作り付けのヤツで常時作動する。2段目はフロントフェンダ内のヤツでサーモスタット部が86°C(だったかな?)に成ったら循環を始める構造。
 今の負荷と外気温だとフロントのオイルクーラは全く不要という事に成る。さらに80°Cから考えると今使って居る0W-30ですら硬すぎて0W-20とか0W-16位の方がポルシェが設計したオイルの動粘度に近いかもしれない。
 まあ流石の私でも0W-16は入れんけど、冬場はエンジンのオイルクーラにシャッタでも付けようか?と言う気分には成る。

 

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2025年3月29日 (土)

Cherry blossoms are blooming.

03291_20250329183701  天候が目茶苦茶だけど桜が咲いている。我が家には桜の木が無いけど隣の山に生えている天然?の桜が窓から見える。
 10日ほど前から嫁さんの体調が悪く、熱も39度くらい出て3日ほど食えなかった。数日前から仕事に行き始めたけどまだ咳が残って居る。
 彼女は学童で働いて居るからある意味仕方無い。不特定多数の子供と毎日遊んだり食事したりして居る訳だから色々な病気も貰うだろう。そういう状況なのにコロナ下で休校にしながら学童は開けろと命じた安倍は、本気で感染対策なんかする気は無かった事が良く解る。忘れ去られては行かんので何回でも書く。
 そんな事を思って居たら次は私が調子悪くなって来た。熱が少し有る、咳が出る、食欲は無いが7割くらいは食える、人生のやる気が出ない、ちゃしろの散歩は這ってでも行く。そんな状態が3日ほど続き、ようやく7割くらいまで戻って来たのが今日。

03292_20250329183901  実は嫁さんが体調を崩し始めた日に長男のところに子供が生まれた。私は3人の息子達に「結婚はしなくて良いから25歳までに子供を作れ」と言い続けて来た。それは実現しなかったけど10年遅れでようやく一人目が出て来た訳だ。
 取りあえず目出度い、神様ありがとう。光安家の繁栄の為に後に続いて欲しい。
 良く居る爺さんなら孫の写真を掲載する所だけど、長男夫婦はそういうのが嫌いかも知れない。だから出たがり?のインド嫁の奇跡の1枚を代わりにアップしておこうと思う。ヘソ出しの写真も有ったけど義理の父として少し恥ずかしい。
 彼女は今友達と一緒にインスタで「takuminihongo」と言うインド人向けの日本語や日本文化や来日手段などを紹介するサイトを運営している。
 もし貴方がインド人なら、彼女のインスタをフォローして欲しい。

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2025年3月28日 (金)

This is a troublesome failure.

03281_20250329103801  数日前のとは別のスバル360のタコメータ。動作不良だけど3000rpmで針が止まったままらしい。
 単なる引っかかりなら良いけどムーブメントの故障だと面倒で高価な作業に成ってしまう。


03282_20250329103801  信号を入れて見るけどピクリともしない。メータAssyを揺すってみると針がビヨンビヨン振れる。これって・・・ムーブメントが機械的に死んで居る感じか?。



03283_20250329103801  嫌な予感と共に分解して行き、ムーブメント単体に微弱電流を印加したけど動かない、やっぱりね。しかも針の動きが変。
 そこでムーブメントを分解して行くと中から真鍮の小片が出て来た。何じゃこりゃ?。
 仕方無いから更に分解して行くと、真鍮の小片は針のバランス重りらしい事が解って来た。それの接着が剥がれてしまい脱落。そして悪い事に片方のゼンマイバネを壊していた。
 うちが得意なのはもう少し荒っぽい機電一体品。ICの半田付けもするけど旋盤でシャフトを作ったりハンマでどついたりする世界。でもやり始めたので時計旋盤の世界もやるしか無いなあ。

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2025年3月27日 (木)

Do you like clean windows?

03271_20250329102101  964か993か知らんけどあの辺りのメータ。ガラスが樹脂製でさらにシートが貼ってある感じの多層構造になって居る。
 ヘッドライトと一緒で最初はメリットが有るんだろうけど、何十年も使うとデメリットが出てくる。このメータの場合は曇ったりシートが剥がれたりして見苦しくなったり中が見えなくなったり。
03272_20250329102101  磨いてくれとの依頼だったけど、柔らかいシートが劣化して居て磨ける感じじゃ無い。右側の新品に交換する事にした。




03273_20250329102101  中が埃っぽかったので簡単に掃除したけど、このタイプはあまりしっかり掃除しようとするとトレーシングペーパみたいな膜が破れて大変な事に成る。何事もちょっと足りない程度の適当が一番(笑)。
 頑張っても結果が見えにくい作業が多いけど、これは誰が見ても綺麗に成ったのが解って素晴らしい。全ての作業がこうで有って欲しいもんだ。

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2025年3月26日 (水)

Could silicone oil be the culprit?

03261_20250329100501  以前に作業したスバル360のタコメータが動かなく成ったらしい。そのまま送って貰ったので、そのままの状態で確認すると確かに動かない。
 故障は良く無い事だけど到着したときに同じ故障が再現出来て居るのはトラブルシューティングの観点からは有り難い事。
03262_20250329100501  裏面からユニットを外して行く。「ー」とマーキングがあるけど、この端子はポイントの信号を拾ってくる端子。まあこの間違いなら最初から動かないので単なる記載ミスだろう。


03263_20250329100501  単体にばらして試験するとピッタリで動作する。うーん、と言う事はあそこか。
 このユニット、「+」端子と「ポイント信号」端子はネジで取り出して有るけど「GND」だけは鉄板のベロを本体の筐体に押しつける形で導通が取ってある。
 作業毎に磨いて綺麗にしているけど、50年以上前の鉄板とメッキなんだから接触不良が起ってもおかしくない。その部分を磨くと簡単に解決した。
 経年劣化の可能性も高いけど、もしかしたらシリコーン系の影響かもしれない。一部の電子パーツメーカは注意喚起しているけど、シリコーンオイル雰囲気中では電気接点に不動態皮膜が形成させて接触不良が発生する。これの主成分はSiO2すなわちガラスなので薄くても絶縁力は強い。
 大昔は無かったけど最近はシリコーン系のお手入れ剤が多い、メーカの資料に依るとリレーのプラスチックケース経由でも影響があるらしいので、ダッシュボードを磨く程度でも悪影響があるかも知れない。
03264_20250329100501  取りあえず原因は解らんけど私は修理屋なので修理する事と再発の可能性を下げるのが仕事。
 手っ取り早い対策としてアース線を追加する事にした。バカっぽくて申し訳無いけどしばらくはこれで行けると思う。そして今後のスバルは全てこの対策をした方が良いかも知れない。

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2025年3月25日 (火)

Do you believe in “fully repaired”?

03251_20250326213301  数日前とは別のCDI。こちらも6ピンのタイプで同じ物が続いた事になる。
 赤い丸を見て欲しい、これはメインコンデンサの固定リベットで、これを壊さない限りコンデンサは交換出来ない。
 緑の丸は1次側の最高電圧を規制するツェナーダイオードで、ここも交換したらネジ山を覆っている樹脂は新しい物に成る。
 何が言いたいかというと、世の中に溢れて居る「完全O/H済み」を謳うCDIの怪しさ。これらは綺麗にブラストして有ったり再塗装してあったりするけど、これらの部分が交換済みなのは非常に希だ。
 うちではリベットを破壊した後はビスとナットで固定しているけど、アメリカの業者の写真を見ても頭の丸いビスで固定している。ここが鉄のリベットのままなら、少なくともメインコンデンサは交換されて居ないと考えた方が良い。
03252_20250326213301  作業前の試験でコンデンサ電圧が妙な感じ。なんかおかしいのは明らかだ。





03253_20250326213301  最低限の分解はこんな感じに成る。メイントランジスタとかサイリスタはケースに付いたままだけど、これらを交換したのは今までに1回か2回くらいしか無い。
 メインコンデンサは特別の依頼が無い限り交換して要るし、トランスも時々新作して交換する事がある。
03254_20250326213301  このCDIは基板とコネクタを繋ぐ「帯」と言うか「バスバー」のうち1本がほぼ溶損していた。誤接続だろうと思う。銅板で代用品を作って作業完了。
 6本しか無い端子のうち1本が溶けていたら動作しない筈だけど、GNDが2本あるうちの大電流側のGNDが溶けていた。信号用のGNDは生きていたのでかろうじて動いて居たと言う話。
03255_20250326213301  下の黄色がデスビからの信号で上がメインコンデンサ電圧。綺麗に揃って居るし6000rpm時に300V以上有って良好だ。
 黄色の波形がギザギザして居るのはわざとノイズが混ぜて有る。この程度のノイズでも誤動作しないようにあえて作った汚いピックアップ信号。

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2025年3月24日 (月)

better than nothing

03241_20250324202701  930あたり?のスピーカカバー。私の白骨号のヤツもボロボロに崩壊して居たけど、他の車もそうなるみたいだ。




03242_20250324202701  単純に割れるだけじゃ無くて、取付ビスの受けが全て取れてしまうからたちが悪い。カバーが落ちてしまうから。
 安く修理したいオーナとかコストをかけたくない中古車だと「取りあえず形にしたい」時が有るのは良く解る。私が何時もそうだから(笑)。
03243_20250324202701  自分の修理では結構苦労した記憶が有る。今回は4個とも崩壊して居るのでかなり面倒臭い。。。と言う事でネジの受けを3Dプリンタで出力しておき、それを本体に接着する手法をとった。


03244_20250324202701  裏からみたら汚いけど誰も見ないからOK。次に作業するメカニックが「汚えなあ」と思う位。




03245_20250324202701  表側から見たらこんな感じになり、ここにビスの頭が来るので殆ど中は見えない。
 周囲のひび割れはどうにも成らん。全部を再塗装するならマシになるけど、シボシボの模様を残しての再塗装とか私には出来ん。


03246_20250324202701  全体の仕上がりはこんな感じ。こうやって見たら気に成る仕上がりだけど、カバーが取り付かずにポケットの中に落ちているのに比べたら100倍マシだ。
 でも、もうちょっと綺麗に仕上がったらもっと良いな。。。

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2025年3月23日 (日)

Your EKG is normal.

03231_20250324200001  車種は解らんけどナローか930辺り?の時計。取りあえずの不具合点は中央のつまみというか竜頭的なヤツが動かない。




03232_20250324200001  外からやっても壊しそうな感じなので、周囲のカシメを起して分解した。両側から攻めたら割とすんなりと作業が進んだ。
 最近はこの手の部分の潤滑にはヤマハの楽器用オイルを使っている。以前に書いた様に各濃度が少量で揃って居て全て化学合成油。私が知って居る中で一番経年劣化や固着・固化が起りにくい油だから。
03233_20250324200001  ついでに動きを見てみたら少し変。mAレベルの電流プローブは持たないので抵抗を直列に入れて電圧で見た。すると電流波形が一定じゃ無い訳だ。



03234_20250324200001  電解コンデンサが2個直列的な使い方をしてあり、これがアンバランスに劣化したせいかもしれんし、写真では解りづらいかも知れんけど細かいゴミがパネル裏やギヤに付いていた。これがギヤに噛み込んで居るのかも知れん。

03235_20250324200001  気に成る所を全部施工して電流を見てみると綺麗に一定のリズムを刻むように成った。回路的には水晶発振した波形を分周してステッピングモータ的なモータを「クッ、クッ」と一瞬だけ駆動する構成。
 今日の作業でモータドライバ以降の問題が解消されたので、あとは水晶発振の安定度だけの問題に成るはず。

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2025年3月22日 (土)

Boost Sensor

03221_20250324194901  時々書いて居るゼファー1100の点火系。極低速の進角にはブーストセンサなるものが影響している事が解った。
 バイク屋のオニイチャンに言ったらタンク下に有るのを見つけてくれて、マニュアルにあるテスタを使った簡易試験ではダメだったとの回答。
 テスタも持たない、マニュアルも無いし検索もしないバイク屋が沢山有る中で、このオニイチャンは素晴らしい。
03222_20250324194901  持ち帰ったブーストセンサをどうせ壊れて居るなら・・・と破壊しながら分解してみた。
 名前はブーストセンサだけどターボとかは付いて無いので単なる負圧センサ。小さな負圧センサとOPアンプとレーザートリミングされた抵抗が組み合わさった感じの中身が出て来た。

03223_20250324194901  各部の半田付けを外したりしながら回路を想像して居たら、出力端子に電圧が出て来た。治ったのか?。
 何らかの変化があったのは確かだけど、基準のデータが無いのでこの電圧が正しいのか間違って居るのか解らない。
 取りあえず将来の為に注射器と負圧計を繋いで圧力と出力電圧のデータだけでも取っておこう。車だと世界の何処かに細かい事をやって居るヤツが居るけど、バイクはそういう変人がなかなか見つからない。

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2025年3月21日 (金)

You have not deteriorated.

03211_20250324194001  しばらく動かして居ない車を起すのでCDIのチェック依頼。ケースを見たら以前にうちで作業したヤツだった。話を聞くと作業をした後で殆ど動かさずに放置状態だったらしい。
 たぶん行けそうな気がするので、分解などせずに実負荷をかけて性能試験することにした。6ピンなのでピックアップコイル的な擬似信号が必要。
03212_20250324194001  2000rpmでは問題なし。半周期での誤点火も無い。





03213_20250324194001  6000rpmでも問題無い。電圧も300V出て居るので点火エネルギも十分。
 と言う事で何も作業は必要無くて性能試験だけの作業で済んだ。ごく希に性能が出ているCDIも有るけど、40年以上前の回路だから普通はリフレッシュ作業をしている。今回は何年前か解らないけど、うちでメインコンデンサまで交換済みと解って居たのでテストのみでOKとした。

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2025年3月20日 (木)

They did a good job.

03201_20250320215701  ミーブトラックのタイヤを交換した。車検で純正の8プライに交換して居たので、常用しているオールシーズンに交換。
 今回の車検は近所の整備工場に出した。なぜなら1月に車検が切れていたのに気がつき、無車検で遠くのディーラまで持って行くのが憚れたから。
03202_20250320215701  初めて出す所なので不安だったけど、遣り取りもちゃんとして居たし値段もディーラよりも安かった。
 前輪のディスク廻りも一通り作業してあるみたいだ。


03203_20250320215701  後輪はドラムだけどちゃんと分解して作業してある。問題無いから次からもここに出そうかな。




03204_20250320215701  気に入って居るミネルバのオールシーズンタイヤ。この地方だと年に数回2-3cm積もった雪の上を走る事が有る程度なので、この位がベストバランスのような気がする。
 スタッドレスだとグニャグニャ感とかウェットグリップの悪さを感じていたけど、オールシーズンにしてからそれらが全く無い。
 福岡の一般人に取って、札幌のタクシー運転手と同じタイヤがベストでは無いと思う。
03205_20250320215701  白骨号はオイルクーラ廻りの隙間埋めをした。
 これは以前にやって居て劇的な効果があったのだけど、全塗装時にフェンダを外した時に一部を分解してそのままになって居た。次の夏に向けてしっかりと準備。
 930は電動ファンが無いので渋滞だと油温が上がりやすいけど、この対策をしたら少し走っただけで劇的に油温が下がる。スポンジみたいな跡が有ったので、たぶん純正でも同等の何かが付いて居たと思われる。

03206_20250320215701  こちらはフロントの落ち着きを期待してチンスポイラーを3cm延長してみた。
 ゴム板を接着剤で貼り付けただけなので、硬化後の感触をみてビスかタッカでの固定を追加するかも知れない。


03207_20250320215701  端っこの部分はあと50mmくらい延長したかったけど、先にゴムを切ってしまったので思い通りの形状に出来なかった。
 ここは本来ならもう少し手のひらみたいな形で張り出して、ダウンフォースを期待した形状が良いとは思う。でも80年代の車にあまりやり過ぎると場違いな感じに成ってしまうのでまあ・・・良かろうと言う感じ。

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2025年3月19日 (水)

diamonds are effective

03191_20250319201601  普段は加工だけの仕事はしないけど、いつもお世話に成っている所からの相談なのでやってみた仕事。
 確かヒータ系という話だったので流体は水かな?、その接続用に飛び出たニップルが折れたらしい。そして部品を取ったらサイズが合わないと。
03192_20250319201601  ニップルが改良型になって、それを使うには本体も新型を使わないといけないとか、面倒臭い話なのかも知れない。取りあえず調べて再注文とかやっとれんので作れないかとの依頼。
 オリジナルは樹脂製でネジの付け根が折れて居る。サイズ違いで来た部品は鉄製でサイズもデカくなって居る。
 これを作れそうな材料はPOM、真鍮、アルミ、鉄、を思いついたけど鉄は錆が怖い。POMは強度が心配、真鍮が良さそうだったけど手持ちの材料は小さかった。と言う事でアルミになった。
 手持ちに有った5052系の丸棒から削り出したけど削りにくい。ハイスの研いだヤツにしたら少し良くなったけど直ぐに構成刃先が出来る。そして最後の方になってダイヤモンドバイトを持って居た事を思い出した。
 交換して削ってみると全然違う。サクサクと言うかサラサラに近い感じで削れて行く。構成刃先とか出来る気配も無い。速く気づいて居れば良かった。
 こんなに調子が良いなら、ねじ切りバイトも手持ちのダイヤモンドバイトを改造して作って置く意味は有りそうだ。

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2025年3月18日 (火)

Relatively good performance.

03181_20250318205801  音信不通(笑)の間にやって居た作業も少しずつ紹介しておきたい。
 これはメグロのDCダイナモで12Vのタイプ。確か古いのが6Vで新しいのに12Vが出てきた様な話を聞いた事が有るけど、まあ私の作業には関係無い。

03182_20250318205801  そうだ、グローラの作業こそ動画で紹介すべき作業だと思いついた。
 鉄片が振動するとか唸ると書かれても良く解らんと思うけど、動画で見たら一目瞭然。頑張って編集しよう。


03183  各ユニット毎に整備していく。今回はDCダイナモが2台に半導体式に改造するレギュレータが2台有る。




03184  モータリングで着磁とブラシの馴染み運転が終わった後は発電試験。メグロの軸端はテーパなので専用のカップリングが必要に成る。



03185  1850rpmで13V出て居るのでメグロの12V用としては比較的良い状態と言える。
 あとは先日の動画で説明したように、取付前に逆回転とかしたらダメよ・・・と祈って出荷。

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2025年3月17日 (月)

front wheel deflector

03171_20250317183701  白骨号をリフトアップしたので気に成って居たフロントの空力対策をしてみた。
 やったのは最近の車には殆どと言って良いほど装着してあるフロントタイヤ前のデフレクタ。
 RRの白骨号は高速道路でハッキリ解るほどフロント加重が減って?直進安定性が悪くなる。それが少しでも改善出来たら良いなと言う気持ち。
03172_20250317183701  今の車みたいにタイヤハウス内に円弧状の内張などは無く、ランダムな形状のでっかい空間がある。だからデフレクタの装着位置もかなり前になってしまい、本当に効果があるかどうかは怪しい。
 たぶんハッキリと効果があるのはチンスポイラーというかリップスポイラーみたいなヤツを追加する事だと思う。これはいずれやってみたいと思っている。
03173_20250317183701  良い位置にあったボルトを利用してアングルを共締めし、それにゴム板を接着剤で貼り付けた。ボルトも併用した方が良いとおもうけど、手持ちのゴム板が薄くて腰がなかったのでいずれ交換になると思う。そのときにボルトを追加する予定。
 ゴム板よりもプラスチックの板の方が良さそうな気がする。FRPで作っても良いけど積層が面倒なので、ナフコで適度に強度があって弾性が有って粘り気の有る様な樹脂板を見つけて作り直そう。

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2025年3月16日 (日)

Long time no see.

 コメント欄に書いたけど、割と仕事が詰まって居たのに加えYouTubeにいくつか動画をアップしようと編集作業に四苦八苦して居た。
 ブログの文章で説明するよりも動画の方が解りやすいのは当然・・・と言うかそういう分野は確実に有るわけで、そういうのは動画にしたいなと言う気持ちは有ったしそれを実行したい。でも面倒で時間ばかりかかるもんだなあ、と言うのが今の実感。
 直流モータと発電機の回転方向に関してはこの動画
 カットアウトリレーの動作に関してはこの動画
 DCダイナモのモータリングに関してはこの動画
 をアップしてきた。この関係であと二つくらいアップしたいと思って居るけど、なかなかスムーズに行かんので取り合えずブログの方も上げてみる次第。

03161_20250317103301  久しぶりに白骨号をリフトアップして下回りをチェックした。
 先日作業したオイルリターンチューブ廻りは異常無し。



03162_20250317103301  ズーッと前に作業したリターンホースもまだ生きている。クランプ式は格好悪い気がして、散々苦労してカシメにしたけど今こうやって見るとやって良かったと思う。
 何となく本物感というか素人作業では無い感じが漂って悪くない。そして信頼性の面でもホースクランプよりはマシだろう。
03163_20250317103301  インチキ修理したヒータダクトも異常無し。接着面に何か塗って置いた方が良いかも知れない。本体はアルミなので私が死ぬまでは大丈夫だろう。
 調節バルブの開度が左右で違って居たので同調させた。全閉状態で合わせて居たけれど、ガタなどもあるから理想的にはこんな感じで途中の状態で合わせた方が良い結果が得られると思う。
03164_20250317103301  タイヤがそろそろ限界だ。若干中央が残って外側が減りすぎの感じだけど7月の車検までは持ちそうに無い。
 前と後ろでサイズが違うので同一銘柄で買おうとすると結構限定される。オールシーズンにして冬用ホイールを売っぱらおうか?とか考えて居るけど、今既にホイールが有るから別々のタイヤを組んだ方がお得かも知れない気もする。
 ピレリの安いヤツにするか、軽トラに付けて居るミネルバが結構良いのでそれにするか、ヨコハマに縁が無いのでヨコハマを使って見るか考え中。

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