Everything was burned.
ポルシェ930系のエンジンルームブロアモータ。コイツは良く焼ける、私のモータも焼けて煙が出て慌てた記憶が有る。
巻線もコンミュテータもブラシホルダも全てが焼けてボロボロになってしまった状態。こうなると全部をやり替えるしか無い。 コンミュテータは削ってみたけど駄目そうなので新しいのに交換する。前にも書いたけど日本では買えるところが見つからず、アリエクスプレスかe-bayから買う事に成る。大国は裾野の部分もしっかりと存在して居るのを実感。
ブラシホルダもボロボロなので、先週やったようにガラスエポキシの生基板から切り出して再生する。
今回はベースの板だけじゃ無くて真鍮板で作られたホルダも1個失われて居たので、これも真鍮板から再制作した。 ヘッド側の含油軸受を交換。テール側が傷んで居るのを見た事が無い。やっぱりファンの加重の有無が大きいのだろうか。
このモータは常に最高回転数で回り続ける。負荷の具合に依るけど最大で15A近く流れるので良く焼けるのも事実。
日本の冬はドイツの冬ほど寒くないので、一段階細い線を多めに巻いたロータを作り、少しだけ低速・低電流のブロアを作って試そうと考え中。たぶん実害も無く電流は減少し、寿命が向上して良い方向に行きそうな気がする。
もうすぐ春が来るので試すなら早めにやらないとダメだな。
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