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2025年2月

2025年2月24日 (月)

Everything was burned.

02231_20250226085901  ポルシェ930系のエンジンルームブロアモータ。コイツは良く焼ける、私のモータも焼けて煙が出て慌てた記憶が有る。
 巻線もコンミュテータもブラシホルダも全てが焼けてボロボロになってしまった状態。こうなると全部をやり替えるしか無い。

02232_20250226085901  コンミュテータは削ってみたけど駄目そうなので新しいのに交換する。前にも書いたけど日本では買えるところが見つからず、アリエクスプレスかe-bayから買う事に成る。大国は裾野の部分もしっかりと存在して居るのを実感。


02233_20250226085901  ブラシホルダもボロボロなので、先週やったようにガラスエポキシの生基板から切り出して再生する。
 今回はベースの板だけじゃ無くて真鍮板で作られたホルダも1個失われて居たので、これも真鍮板から再制作した。

02234_20250226085901  ヘッド側の含油軸受を交換。テール側が傷んで居るのを見た事が無い。やっぱりファンの加重の有無が大きいのだろうか。

 このモータは常に最高回転数で回り続ける。負荷の具合に依るけど最大で15A近く流れるので良く焼けるのも事実。
 日本の冬はドイツの冬ほど寒くないので、一段階細い線を多めに巻いたロータを作り、少しだけ低速・低電流のブロアを作って試そうと考え中。たぶん実害も無く電流は減少し、寿命が向上して良い方向に行きそうな気がする。
 もうすぐ春が来るので試すなら早めにやらないとダメだな。

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2025年2月21日 (金)

This hole should be plugged.

02211_20250223121801  ポルシェ930なのか964なのか解らんけど、パワーウインドウモータ。回転しないという症状。
 電源を繋いでも過大な電流が流れるだけで回転しない。内部はウォームなので出力軸を回す事は出来ない。

02212_20250223121801  分解したら・・・と書きたい所だけど簡単には分解出来なかった。
 ウォームユニットは外れるけど、ケースからロータが出てこない。それ以前にロータが回転しない。
 表に出ているロータ軸は傷を付けてはいかん場所ばかりなので、アルミに溝を掘ったような簡単な治具を作って軸を保持し、少しずつコジコジしながらようやく分解。
 テールの軸受とホルダがロータにくっついて出て来てしまった。。。このサイズの含油軸受は在庫が有ったと思うけど、作業が圧入する作業が面倒な感じがする。
02213_20250223121801  上に開いた穴から水が入り、テール軸受廻りに溜まってサビさせたのが良く解る写真。これを掃除して壊れた固定具を補修し、ロータ軸から古い含油軸受を外し、軸を手入れして新しい軸受をセットした。
 セットには非磁性の簡単な治具が必要に成るので旋盤で削り出した。うーん、サイズの割に面倒臭いヤツだ。
02214_20250223121801  この写真の下の方に見える穴が水が入り込んだ穴。このモータは左右で勝手反対の配置に成っているようで、モータの反対側にも穴が有ってその穴はプラグで塞いで有る。
 上の穴はプラグで塞ぎ、下の穴は積極的に開放して間違って浸入した水は速やかに排出する。まあ正しい思想のように思える。
 と言う事は、プラグの向きが反対の勝手反対の部品を付けて有ったのかな?。メカの人に言っておこう。

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2025年2月20日 (木)

3D printers are not a panacea.

02201_20250223115601  ポルシェ993の内装部品らしい。こう言う作業は得意じゃ無いのでやらないけど、他の作業の絡みで頼まれたのでやってみた。
 完成写真しか無いけど各部がバキバキに割れてしまっていた。特に取付ビスの座面は全て失われて居たので、オリジナル形状を想像してゼロから作るしか無い。
02202_20250223115601  何となくこんな雰囲気かな?と妄想しながらでっち上げたビスが通って居るボス。本当にこれで合うんだろうか(笑)。




02203_20250223115601  こっちはベロみたいな部品が入りそうな開口部。ここも上のブリッジ部分が半分ほど割れて失われて居たので適当にでっち上げ。
 同じ樹脂じゃ無いので力を入れて押し込んだら割れるかもしれん。まあ許して貰おう。
 最初は3Dプリンタで作ったら?と言う話だったけど、このぐねぐねした3Dモデルのデータを作る事が私には出来ない。キーエンスの3Dスキャナでも買えば出来る様に成るのかな?。営業の給料から想像するに安くは無いんだろうなあ。

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2025年2月19日 (水)

I could not find the culprit.

02191_20250223112801  ポルシェ930のオートヒータ系の部品で、エンジンルーム内にあるブロアファン関係を制御して居るユニット。
 足元のアディショナルブロアが勝手に回って漏電する。コイツを叩いたら治ると言う症状。

02192_20250223112801  コイツはアディショナルブロア用の元電源を供給しているので、そこに無条件に12Vが出ていると聞いた症状が出る。
 色々テストするけど症状は出ない。さらにコイツがアディショナルブロア用の12Vを出力するには、エンジンルーム内ブロアに規定以上の電流が流れる必要が有る。何回やってもそういう状態には成らないし、回路を追っかけてもそれに繋がる異常は発見出来ない。
02193_20250223112801  仕方無いので良く壊れる部品を交換し、裏面も全部を再半田してリフレッシュ依頼の時と同じ作業を終えた。




02194  このケースは古風なアルミプレス製で、プリント基板をガイドする溝もアルミのプレス溝。その溝の突起部と基板の端っこが結構近いので、念のためにカプトンテープを貼って置いた。
 まあ、ここがショートしても聞いた症状にはならない場所だけど。
02195  このユニットを整備したので勢いが付き、自分の車の同ユニットも降ろして来た。
 私のはこの冬になってからブロアが回らなく成り、何時か修理しなければ・・・と放置して居た箇所。
 ブロアが回らなくてもエンジン冷却ファンの風がながれて来るので、まあまあ寒くない程度には暖房は効くので放置して居た。
 原因は大リレーコイルの断線だった、こう言う事も有るんだ。小リレーの入手は難しいけど大リレーは比較的簡単に入手出来る。手持ちのリレーに交換して修理完了となった。この場所に関してはリレーの入手よりも脱着の半田作業の方が難易度が高い。

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2025年2月18日 (火)

4-wire resistance measurement method

02181_20250223110201  ポルシェ993のエンジンルームブロア用レジスタ。普通に勉強した電機屋さんは「PWMでしょ」と言うと思うけど、信頼性なのか価格なのか知らんけど、モータと直列に抵抗を入れる変速方法が結構採用されて居るのは事実。

02182_20250223110201  当然の事ながら抵抗はメチャ発熱するので、この場合は自分が起した風の中に抵抗が設置される構造。本当にこれが最善の方法なんだろうか?。
 この車両は何回も問題を起していて、最終的に新品モータと新品レジスタに交換して有る。それでも時々レジスタと直列に入って居る安全ヒューズが切れてしまう。
 バイメタル式で冷えたら手動復帰出来るのだけど、復帰するまではCCUの制御でファンが全速で回転するから心穏やかには運転出来ない。
02183_20250223110201 電流が低いのなら接触不良とかもあるけど、電流が増える「負の接触不良」とか「虚数の抵抗値」とか聞いたことが無い。仕方無いから レジスタの抵抗線を交換して抵抗を大きくしてみる事にした。
 抵抗値は0.4Ωとかそんな領域なので、こんな領域の抵抗をそれなりに測定するには少しだけ工夫が必要。一般的には4線式抵抗測定法が用いられる。
02184_20250223110201  4線式のうち2本の線は電流供給線で、定格の電流をガーッと流す。多少の接触抵抗が有っても設定電流になるまで自動的に電圧を上げるので問題無い。
 残りの2本は電圧検出線で、設定された電流が流れて居る抵抗の両端電圧をそーっと測定する。ここで測定器のインピーダンスが十分に大きければ実用になる電圧が測定出来る。あとはオームの法則から計算すれば抵抗が出るという仕組み。
 ワニ口クリップを組み合わせて測定すれば良いのだけど、いまはアリエクスプレスなんかで安価な4線式のテストリードが入手出来る。値段的にもそっちを買った方が安い。
02185_20250223110201  最終的に0.4Ωを0.8Ωくらいまで上げてみた。言葉で書くと簡単だけど作業は治具を作ってカシメたりする必要が有るので以外と難しい。こういう時に機械と電気、理系と文系、等となぜ分けるんだろう?と思う。
 最終的にそれっぽいブロアの吹き出し口の先で発熱の検証。行けそうな感じなので装着して貰った。
 さて、今度はどうなるかな?。安全ヒューズの短絡とかはして無いので、「都市高速でポルシェが炎上」のニュースには成らないと思いたい。

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2025年2月16日 (日)

Wiper motor for Porsche 914

02161_20250223104201  初めてやるモータでポルシェ914のワイパーモータらしい。全然トルクが無いと言う症状らしい。電源を繋ぐとトルクが無いだけじゃ無くて電流は過大で明らかに内部が異常の雰囲気。


02162_20250223104201  中を開けるとコンミュテータは焼けて居るし、巻線は変色して締まっている。





02163_20250223104201  ブラシホルダもバラバラに崩壊。






02164_20250223104201  巻線を解すだけで絶縁被覆が全て剥がれてくる。こんな状態で絶縁出来て居る訳が無い。




02165_20250223104201  パキスタン人の気分で絶縁紙を切り出して巻線をまき直す。でも工賃は2000ルピーじゃない(笑)。




02166_20250223104201  飛び出し防止の部材を差し込み、ワニス処理の後に静バランス取り。動バランスマシンはまだ完成してない。




02167_20250223104201  ブラシホルダはガラス基板から切り出す。一番面倒なのは表面の銅箔を剥ぐ作業だったりする。




02168  良い感じに復旧出来た。モータ単体の試運転も上手く行った。
 このモータは古いDCダイナモに有る様な3ブラシ式で、発電機の3ブラシとよく似た考え方で、逆起電力の低いブラシを使う事で拘束回転モードを得て居る。

02169  全体を組み合わせて定位置停止モードの確認まで終わったら完成。
 最初の想像よりも大変な作業だった。ただメインのサイズと構造が930のエンジンルームブロアとほぼ同じだったので助かった部分はある。

 

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2025年2月14日 (金)

This motor does not rotate.

02141_20250223102201  ポルシェ964系に使われて居るエアコンフラップモータ。確か1台に5種類のモータが使われて居たと思うけど今回はそのうちの2台の修理。



02142_20250223102201  通常はプリント印刷された抵抗体のエンド部分が焼損して居たり、その上を摺動するブラシが傷んで居る事が多い。その理由はエンド位置の調整不良が考えられる。
 このモータアームとフラップの位置関係を調整するには、モータに正逆の電源を印加してストロークエンドまで動かし、そのときにフラップが物理的エンドの少し手前に来るように調節する必要が有る。
 これをやらずに適当に取り付けてしまうと、新品のモータを付けた所でどちらかのエンドでモータが唸ってしまい、過電流が流れて何処かが焼損する事に成る。必ずプラマイの電源を用意してストローク調整する事が重要。
 今回の1台は珍しく摺動リングの中央部分が焼損して居た。これってもしかしたらフラップに何か異物が噛み込んでしまい真ん中辺りの位置で止まったのかも知れない。
02143_20250223102201  そのせいか2台ともモータも傷んでいた。1台の方は修理出来なかったので手持ちのモータに交換した。




02144_20250223102201  もう1台の方は何とか修理出来たので修理して搭載した。
 このモータはモータ単体の無負荷だと精々70mAくらい。ギヤを組み合わせた状態でも100mAくらいの容量。しかし過負荷などで異常が起ると1.5A制限の電源を振り切る様な電流が流れる。
 この巻線を見たら解るように、これに1.5Aを超える電流が流れたらそりゃ焼損する。それだけで済んだら良いけど高価なCCUの内部ドライブ回路が死んだり奇妙な不調が出るようになったら痛い出費。
 と言う事で、964乗りの方はエアコンのフラップ系統を常にスムーズに動く様に整備して置きましょう。

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2025年2月13日 (木)

Warning Unit

02131_20250222203201  930辺りに搭載されて居る警告ユニット。時代に依って少し違いが有るかも知れんけど、うちの白骨号だと油圧、サイドブレーキ、シートベルト、ブレーキフルード量、ブレーキパッド量、等の警告灯になる。
 表示灯は3個しか無いのでそれぞれが兼用になっており、さらにブレーキパッドは一瞬だけ点いたらキーを切るまでは点きっぱなしになる様な自己保持回路が入って居る。
 シートベルトはうちの車はタイマで消灯するけど、時代が進んだら?ロック部にスイッチが入っていて装着を確認するみたい。
02132_20250222203201  単純なトランジスタとサイリスタによる回路だけど、車体全体の構成と信号の特性が解ってないと修理とかその後の試験ができない。
 今回は聞いた症状と回路の故障具合が一致せずにおかしいな・・・と思って居たけど、車体に装着したら治って居たので結果オーライ。
 後になって思えば、私が見つけた不具合に依って直接的に起る問題だけでは無く、回路の一部が浮いて電流が回り込む様な感じなら聞いた症状が起こりえる気がしてきた。
 結果オーライの作業では先が無いけど、後になってギリギリ理解が追いついたのでヨシとしたい。整備の神様お許し下さい。

 そう言えば久しぶりに「ロマンスの神様」を聞いた。一時期は毎週のようにアルペンに行って聞かされていた広瀬香美。気持ちが少しだけ元気になる。
 YI君は嫁さんとミズホに行ったりしているみたいだけど、我が家は道具を全部捨ててしまった。今はどこにでもアルペンが有る時代では無くなったので道具を買うにも一苦労だ。
 そう言えば次男とインド嫁がスキーの話をしていた。今年はどこに行っても雪がありそうだから試しに行ってみるには良いシーズンかもしれない。

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2025年2月12日 (水)

What is this powder?

02121_20250222130301  良く解らん国産車のレギュレータ。車体が漏電していてヒューズが飛び、コイツを外したら漏電が止まったらしい。
 以前に直接話が有ったけど最低賃金の1/10で働く事に成りそうな予感がしたので断っていたヤツ。それが近所の整備工場経由で入って来た。まあ間にワンクッション有るから気は楽だ。
 蓋を開けるとこんな感じ。白いのは正体不明の粉がびっしりと付着している。指で擦ると1/3は取れるけど2/3は残る感じ。何じゃこりゃ?。有毒物質か?。
02122_20250222130301  なんとか修理してくれと言う話なので、浮き錆を落として粉が浮かないように油性のペイントを全部に塗り込んで目止め?をした。それから作業だ。
 普通のオルタネータ用でフィールドコイル用の配線しか出て無いのにリレーが2個有る。しかも1個は配線がカットしてあってどこにも繋がって無い。
 DCダイナモ用か?、それともチャージランプ用か?。面倒臭いから追求しない。使って有る電圧調整用の方だけを修理して速く手から離したい。
 凄く気に成るのは制御方式が合って居るかどうか。このレギュレータはフィールドコイルの+側をオンオフするタイプだけど、もしかして車体はマイナス側をオンオフするタイプじゃ無いのか?とか不安は消えない。
 まあでも面倒臭い事を考えても仕方無いので、各部の手入れをして制御電圧の調整をして完成とした。あとは整備工場さんに任せた。よろしくお願いいたします。

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2025年2月11日 (火)

Fake MINI

02111_20250222124301  ネジチョコ機体を持って来た三男だけど、新しく買った車で彼女と来て居た。早速確認しに行くと。。。
 今まで自分で散々「偽物」とけなしていたBMWのMINIが止まって居た(笑)。初期型の中古で30万円らしい。それなりの金と度胸が無いとオリジナルのMINIは買えんわな。
02112_20250222124301  中を見るとATだった。これは彼女の事を思っての選択とも言えるし、古い趣味的な車はMTの方が高い傾向にあるから経済的な理由かもしれない。
 ライトカバーは意外と綺麗だったけど、よく見るとクリヤ塗装がされている様な感じ。まあしばらくは持つだろう。
 全体的に可も無く不可も無くのイメージで、このMINIに詳しくない私は15万と言われても80万と言われても「そうなんですね」としか言えん位の感じがした。要は普通の中古車の感じ。
 新車のライズじゃ無かったと言う事は、彼女もそれなりに変な女の子の可能性が高い(笑)。我が家向きかもしれん?。

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2025年2月 9日 (日)

Don't crash the right wing.

02101_20250222115401  次男がお土産にこんな物を持ってきてくれた。ニュースでやって居た九工大とコラボしたネジチョコみたいだ。
 ネジチョコ自体は正月に食べて、悪くは無いが「外箱で東京タワーでも組立てる様になって居れば・・・」と話して居たのだけど、ちゃんと製品があったみたいだ。
02102_20250222115401  部品はちゃんと揃って居る。工具としてちょこのスパナが付属していたら良いけど、そうなると価格的な問題も出て来るかもしれん。
 組立は難しくは無いけど、クッキー生地の胴体の穴がガタガタで主翼と尾翼が直角に固定できない。
 焼き上げる過程で縮んだりすると思うので難しいとは思うけど、抜き型を更新する機会があるなら穴をもう少し小さくしたほうが良いと思う。
02103_20250222115401  デルタ航空の垂直尾翼電子手帳に右翼端をぶち当てたネジチョコ機。電子手帳の置き場所が悪かったのかも知れないが、当てるまで止まらないのは格好良くない。



02104_20250222115501  破損した右翼端を囓ってみたらあまり美味しく無かった。ネジチョコ自体は割と美味しかったので残念だ。強度との絡みで味を追求したレシピには成りにくいのかもしれない。
 試しにエンジンと固定ボルトと一緒に食べてみると、たけのこの里というかきのこの山というか、そんな感じで割と美味しく食べられた。もしかしたら一機を一口で食べるのが正しい食べ方かもしれない。

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2025年2月 7日 (金)

Microcontroller control works a little differently.

02071_20250222114201  964あたりに使われて居るリヤスポイラーコントローラユニット。OPアンプとかトランジスタを組み合わせたタイプが多いけど、後期型?はマイコン制御になっている。
 今回のは正常に動作しないというよりも、時々変な動きをするレベルで壊れて居た。

02072_20250222114201  メインの制御は右端のマイコンが行うけど、入出力信号の処理は周囲と裏面にびっしり実装されたディスクリート部品が受け持つ。
 予防的な意味も有って他の部品も交換する事が多いけど、今回の主犯はシリーズレギュレータとリセットが一体に成った様なIC。このIC単体のデータシートはあるけど、マイコンがこれをどう使っているかは良く解らん。
02073_20250222114201  取りあえず治ったみたいなので試験機に繋いで最終確認。
 フルディスクリートタイプと比べて少しだけ動作が違う。例えば高速時に手動操作でスポイラーを上げようとした時、ディスクリートタイプは上昇限まで操作をし続けないといけない。それに対してマイコンタイプは「チョン」と操作しただけで後は勝手に上昇限まで動いてくれる。
 こんな感じで使用者に取っは便利な方向に改善されて居る感じ。私はこの手の補助的な機構は好きじゃ無いので嬉しいとは思わんけど、世の流れではあると思う。

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2025年2月 4日 (火)

Direction of rotation of DC motor and DC generator

02041_20250206201601 YouTubeにアップした動画の紹介です。ここでは何回か書いた事が有るけど、DCモータとDCダイナモの回転方向に関する動画を作りました。
 ここをクリックすると開くので、DCダイナモに関係のあるバイクや車に乗っている人は参考に成るかも知れません。

 この動画ではモータリング時と発電時の回転方向が同じである事を簡単な実験で示して居ます。後はレギュレータに内蔵されているカットアウトリレーの存在理由に関しても少し触れています。
 次は逆にモータリングした時の弊害に関しての動画を作る予定ですが、「見せる」為の段取りが意外と面倒なので何時になるかは??。

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2025年2月 2日 (日)

Setsubun

02021_20250202215201 今日は節分。近くに住んでいる三男が彼女と一緒に来たので皆で豆まきをした。
 毎年ちゃしろを鬼にしようとするけど嫌がられる。いい加減高野さんに虐待だと怒られそうだから止めて置こう。


02022_20250202215201  外に撒いた豆はちゃしろが食べてしまう。あまり食べ過ぎると下痢をしやすい犬なので適当な所で止めておいた。
 ちゃしろが食べて居ない豆は、夜の間にイノシシが食べてしまうと思う。最近は本当に多い。先週は散歩の途中で鹿が目の前を横切った。自然と言えば聞こえは良いけど、それなりに怖い思いをしながら共存している。
02023_20250202215201  食事は手巻き寿司にしたけど、デザートは「鬼ロール」。なかなか可愛らしいデザインで今日一番のヒット作だった。
 スポンジもクリームも硬めで、フワフワが好きじゃ無い私に取って味的にも良い締めくくりとなった。
 あとは三男と彼女がどんな感じに進んでいくかが我が家的には一番の関心事だ。私は勢いと成り行きで生きて来たけど(笑)、息子達は意外と熟考するタイプなのかもしれない。

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2025年2月 1日 (土)

Two ignition plugs per cylinder

02012_20250202213901  近所のバイク屋さんの依頼でゼファー?のイグナイタ作業。
 通常はピックアップの信号も解らんし中が樹脂で充填して有ったりするのでバイクのイグナイタは作業しないのだけど、今回は現車が有って測定が出来るとのことなので、取りあえず見てみる事にした。
02013_20250202213901  まあそれ以上に大きいのは、ここの若いオニイチャンが話の通じる人で、技術に関して前向きな人なのも「やって見ようか?」と言う気分に成った大きな理由の一つだったりする。
 1気筒に2プラグなので面倒臭いピックアップかな?と想像して居たけど、ストライカが変な形をしているだけでピックアップは1個だけのシンプルな構造だった。
02011_20250202213901 セルを回してピックアップの信号波形も取得できた。これが有れば任意波形発生器で擬似信号を入力し、卓上で進角などの様子を確認する事が出来る。
 信号を見て気に成ったのは二山の後の平坦部のギザギザ。この位なら誤動作はしないと思うけど、通常なら平坦になるべき部分がギザギザなのは気に成る。
 ストライカに傷があるとか、磁性体のゴミが付着しているとか、そういう軽い問題が有るような感じ。イグナイタ本体はこれからじっくり見ていく事に成りそう。

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