Cheap tools are not to be underestimated.
今までは安いエンドミルとしてMonotaroのヤツを使っていたけど、アリエクスプレスで更に安いのを見つけたので買ってみた。
3mm-200円、4mm-200円、5mm-375円、6mm-375円と信じられない様な値段のエンドミル。材質は「Tungsten Steel Carbide Blue Nano Coating」と有って日本で言う超硬とは違うのかも?と言う雰囲気も有った。
でもハイスだとしても安いし、コーティングが只の着色だとしても安い(笑)。到着したヤツを持って見たらハイスよりも重くて超硬的な雰囲気。早速削ってみた。
ちょうど自作の「少女A」ことA軸ユニットを装着していたのでA軸でサンプル加工。
アルミ5052の廃材端面を六角加工とA軸を回しながらの円筒加工。悪く無い。
今度は鉄筋を削った廃材が有ったのでそれで同様の加工。こっちはびびって刃が妙に当たったりしてよろしくない。
でもこれは刃物の問題じゃ無くて機械の問題。たぶん剛性の無いA軸で片持ち加工なのと、チャックの一番先端の爪で5mmほどしか掴んで無かったのが悪かった様な気がする。
こっちはバイスに固定したS45Cのキー材を加工してTスロットナットを作って居る所。
良い感じで切れて居る様に思う。この機械は主軸が1600rpmまでしか回らないので、もし超硬だとしたら性能をフルに引き出せて居ないはず。
ハイスなら今のままでも良いけど、超硬でグリグリ削る積もりなら回転数を上げたい所。
ここまでやった刃先はこんな感じ。
欠けとかは無いし角も尖ったままで丸くなったり焼けたりはしていない。着色かも(笑)と思って居たコーティングも本物のコーティングの様な気がしてきた。
この感じならMonotaroのエンドミルを買うことは無いかもしれない。しばらくはこれを使ってみようと思う。
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