Is it too tight?
ディモナのウイングレットを修理したとき、組立て時の治具を作ってくれと言われた。ちょっと前に図面が来ていたのでそれの製作の様子でも。
主桁のピンのアライメントを見るためにボアスコープを中心に保持する為の治具。ピンのメス側を傷つけたく無いので、アルミか樹脂が良かろうという感じ。
旋盤作業時はキャリパー式のマイクロメータを使って居るけど、これは使うのにコツが要るのとキャリパ由来の誤差がある。まあノギス程じゃ無いけど。
それに比べて三点式は割と簡単に正しい安定した数値が読めるので好ましいと思う。でも単体で高いし測定範囲が2mmとかバカみたいに狭いので全部をそろえるとか無理。ジャンク的な値段で安いのが出たときだけ、ポツポツと買って居るのが実情。
ジャンクでは有っても手入れして、さらにジャンクの(笑)リングゲージを複数手に入れて相互に検証していくと「これとこれは行ける」的な感触が得られる。
そんな測定器で測定しながら今回は2種類の治具を作って見た。キツキツなのと少し緩いヤツの2種類。
内径で行くと8.015mmと8.040mm。
外径だと24.985mmと24.961mmくらいの2種類。
内径はボアスコープの挿入穴なので、相手がそんなにシビアな寸法じゃ無いと思う。もしかしたら0.05mmくらいで開けた方が良いかも。
外径は25mm基準だけど、相手がH8なのか何かも解らん。だからもしかしたらキツキツの方は入りづらいかもしれない。
特に手を伸ばして入れるような場所なので、こっちも一律に0.05mmのガタを意識的に作るくらいの公差、H8にf8くらいの積もりで作った方が良いのかも知れない。
取りあえず2種類送って感想を聞いてみよう。
旋盤つながりでダイヤモンドバイトの効果について。やっぱりヤフオクのジャンクでしか買えないけどダイヤモンドバイトの試験。
左勝手の写真だったからだれも入札しなかった小型のダイヤモンドバイト一山。ほぼ全てが左勝手だったけど、中に2本だけ真剣タイプが有った。それの試験がこれ。
左側がサーメットで右側がダイヤモンド。素人でも全く違うのが解るくらいの差がある。5052とか削るならダイヤモンドバイトが良いなと言うお話。
左勝手もバイト台に横向きに付けたら使えるので、安かったら買ってみる意味は有ると思う。
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コメント
まとめて 更新しないで!
読むの大変!!!
気まぐれなんやから。。
聞かれる前に 言うけど
ダイヤモンドバイト 要るぞ!!!
鋼球を押し当てる バニシングツール
造ろうと考えてた。 ちょうど良いわ!!
投稿: MASA | 2024年12月 3日 (火) 13時29分
ちょっとね、バタバタ忙しかったのよ。写真だけはこまめに撮っていたけど。
ダイヤモンドは左勝手しか残って無いけど工夫して装着したら使える。
ダイヤモンドバイトが2本に完成バイトが10本やね。これが今年のお歳暮(笑)。
投稿: みつやす | 2024年12月 3日 (火) 13時36分