Making of a vacuum chamber.
高度計試験機の続き。
高度計の筐体に漏れがある場合、後ろのニップルにホースを繋いで試験すると少しずつ漏れて高度が変わってしまう。
筐体の漏れは少しは許容されているので、漏れのある高度計を試験するには真空チャンバーが必要に成る。
そこでこんなモンをでっち上げた。塩ビの水道管というか薄い方なので下水管と言った方が正確。
それの前面に20mmのアクリル窓を付け、後面は標準のエンドキャップで密閉。前後の耐圧的なバランスが凄く悪いけど(笑)、入手出来る材料で作ったらこうなったので仕方無い。
高度計を入れたらこんな感じ。サーキュラーに依るときちんと垂直に設置しないといけないので、内部に簡易的なブラケットを準備する必要が有る。
後はバイブレータを準備したら性能的にも法規的にもOKの試験装置ができあがり。
こんな感じで高度を上げ、半日くらい放置して居たけど変化は無い。サーキュラーに依ると各ポイントで1分くらい静止させる事に成って居たので、十分な性能が確認出来た。
そろそろ大きな箱を作ってそれっぽい形に纏める時期が来た。今のままでも性能的にはOKだけど見た目が悪すぎるし、嫁さんから「早く片付けなさい!」と怒られる。
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