No faulty parts were found.
1週間くらい前に作業したオルタネータが帰って来た。まだ可笑しいらしい。
前回は一体型レギュレータの配線を修理し、各ブロックに分解してチェックした。そこで今回は更に細かく分解して見て行くことにした。
まずはステータコイルを単体にして確認するけど悪い所は無い。絶縁チューブと一部の絶縁皮膜が傷んで居たので交換したり補修したりしたくらい。
3相の巻線が2組並列に成って居るのもあるけど、これは位相がずらして有って6相みたいな感じの結線。だからダイオードも中性点を含めて14個もある。
ダイオードユニット側。念のため1個1個確認する為にそれぞれの接続を外して14個を単独測定した。でも異常は無い。
ダイオードユニットを裏側から見たところ。黒くて小さい円筒形のヤツがそれぞれのダイオード。
プラス側の放熱器とマイナス側の放熱器が有り、その中間地点のA-Kの接続分にステータコイルの出力が繋がる構造。
最後にもう一回測定したけど大して変化は無い。
1000rpmくらいで電圧が下がってきて、900rpmくらいで14Vのバッテリに対してチャージランプが点灯し始める。
後で聞いたら3.2Lと言うことなのでアイドルは低くても800rpmは有る。プーリ比が1.2としてもオルタの回転数は960rpmでチャージランプは点かない計算になる。
良く解らん。自分の3.2Lエンジンでも有ったけど、あるタイミングでレギュレータがバカに成っていたりするのかも。私は常に電圧計をシガレット端子に付けて居るので気がついてレギュレータを作り直したけど、普通のユーザーはそこまでせんよなあ。
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