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2024年11月

2024年11月30日 (土)

The climate is strange.

11301_20241203103601  えらく寒いなと思っていたら大きな音がして雨が降り出した。雨にしては音が大きいなと思って外を見たら霰だった。
 霰と雹の気象的な違いはよく知らんし漢字もどっちがどっちか解らんけど、まあ氷の塊が空から降ってくる事に違いは無い。
 この地方で雹害が発生するほどのサイズは降らないと思うけど、最近の気候の変化を思うと数年以内に5cmくらいの雹が降る様になっても可笑しくない。
11302_20241203103601  つい先日まで秋なのに半袖とか言っていたのにこれだ。地球全体が暑くなってきただけじゃなくて、気候の変化が極端で激しくなってきた感じを受ける。
 今までに無い災害とか発生する可能性を覚悟しておかないといけない。まあ自然はどうしようも無いから諦めるしか無いけど。

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2024年11月29日 (金)

It is too over-current.

11291_20241203101801  ポルシェ993?のエンジンルームブロア。例のCCUに依って制御されて居るブロアで、中速に故障があると高速で回り続ける。
 オーナーはOBD2の診断機を持って居るようで、それでも中速のエラーが確認出来たそう。
 特にガタとか重さは無いので電源を繋いで回して見たら電流が凄い。
 ケーシングやフラップが無いと大電流になりがちだけど、それを差し引いても12Vで20A、13Vで27Aも消費するのは今までに経験の無い大電流だ。
 中速用の抵抗は内蔵されたバイメタルスイッチが開になっていたので手動でリセットした。そいつを直列に入れて回して見たところ中速でも12Aも流れる。普通に最高速での電流だ。
11292_20241203101801  次に抵抗とバイメタルスイッチを試して見ると、自然冷却だと12Aだと30秒以下、10Aでも1分以内、7.5Aでも5Aでも2-3分以内にヒューズが作動した。
 ファンの冷却風を当てるともう少し持つけど、12Aは流石に持たずに1分ちょっとでヒューズが動作する。
11293_20241203101801  この写真では解りづらいけど、ブラシホルダの真鍮板も色が焼けた虹色っぽく変色している。そりゃ最高で27Aも流れたら焼けるわ。



11294_20241203101801  ファンを外してモータ単体だとガタも無く静かに回る。電流も過大じゃ無い。軸受を手入れして組み直したけど過電流の傾向には変化が無い。ロータ単体にはして無いけど、隙間から測定した感じでは短絡は無いし、特定の巻線が焼けた感じは無い。
 今の時点での想像だけど、界磁の磁力が弱くなって来てモータが高速型になって締まったんじゃ無かろうか。高速型のモータに標準用のファンを付けて回そうとすると、モータは当然の様に低速過負荷の状態になる。直流モータだと負荷と電流は比例するので過電流になるという流れ。
 自分の車なら細い線を多めに巻いて低速型に改造するか、形の合うジャンク品を探して来て交換するかやりそうだけどこれは仕事。きちんと修理したいお客さんの様なので、純正品をお勧めして置いた。

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2024年11月28日 (木)

Only this one unit is in trouble.

11281_20241203100301  以前に3台くらい続けて作業したスバル360のタコメータ。そのうちの1台だけが走行中に不調らしい。不調の内容は針が振れない時が有る方向での不調。
 帰って来たので色々やって見るけど症状が再現出来ない。聞いて見ると車体側はポイントもコンデンサもコイルも全部当時の純正品らしい。と言う事はフルトラでバチバチ強すぎる・・・的な話は無くて、可能性としては火花が弱くて検出が出来て無い方向かも知れない。
 試験機でコイルへの印加電圧を下げていくと確かに検出が困難になってくる。これを改善するにはポイント電圧の検出部の定数を弄れば行けるけど、コイルを変えた時に高電圧が印加されるのは怖い。
 そこで今回の対策としてはトランジスタのhfeを高いヤツに変えてみることにした。抵抗も5%くらいの誤差はあるけど、トランジスタのhfeは下手したら数倍の違いがある。それを表に出ない様に設計するのが優れた設計者とは思うけど、この回路の場合は「1石」なので色々と難しい所も有ったんだと思う。
11282_20241203100301  今まで電圧を下げて行ったら不検出になっていたゾーンでも検出する様になった。だからといって実車に乗せたら解決するとは限らない。
 もしかしてこのユニット以外の原因だったとしたら、車体全体を見ないといけないので大変な作業に成る。
 複数台のタコメータを依頼する位なので、業者さんか凄いマニアか、どっちにしてもそれなりの人だろうから何時かは解決すると願って返送した。

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2024年11月27日 (水)

Dried dates taste like dried persimmons.

11271_20241203092701  開店・閉店を繰り返して居る近所のパキスタン料理屋が再開したので行ってみた。料理人も変わって居て味が違う気がする。博多に有る店の姉妹店という事なので同じ物を持ってきて居ると思うのだけど店で調理しているのかな?。
 ほうれん草カレーとチキンケバブとナンを食べたらサービスなのかセットなのかラッシーも来た。帰りに干しデーツを買ってみた。あの地方では良く食べられて居るらしい。
 夜にオンライン英会話でパキスタンの歯医者のオネエチャンに聞いて見たらその通りらしい。私はドライフルーツ系が好きだけど、これは日本の干し柿その物だと感じた。この地方で言う「つるし柿」だけど、食感も味も殆ど一緒で目をつむって食べたら見分けられない自信がある。

11272_20241203092701  こっちは図書館で借りてきた本。全部同じ作者の同じ路線の本で、日本の将来を人口減少や人口構成の面から考察する内容。
 この人の場合は単純に主観的な感想や意見を書いている訳じゃ無くて、多くは政府系が出して居るデータを分析した結果だから説得力が有る・・・と言うか、日本の将来的には救いが無い(笑)。
 借りたのはネトウヨ系の人?がこの人の著作物を批判していたのを読んだのがきっかけだけど、どうして彼はこの人の主張が嫌いなのか理解に苦しむ。日本国の未来を憂い、人口増を考える事はまさに愛国じゃ無いのか?と思うのだけど良く解らん。
 オレには5人子供が居るぞ。埋めよ増やせよ!。オマエらも早く結婚して子供を沢山作れ!。独身なんかパヨクだ!。と主張するのが右翼系の生き方じゃ無いのか?と思って居たけど、ネット上では独身の正しさを主張する愛国者の方が目立つ気がする。
 私的にはこの人の主張の方が愛国者な気がするけど、人の感性は解らん。

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2024年11月26日 (火)

There is a feeling that restoration will be difficult.

11261_20241203091501  928のエアフロ。配線図から解る範囲で電源とかを供給してみたけど動かない。本質的な故障か単純な接触不良か解らんけど、中の基板を発掘して検証するしか無い。
 固定は半田とスポット溶接とロックタイト盛り盛りのビス。930とかのエアフロも一緒だけど、このビスを外すのはかなり難しい。
 物に依るけど簡単には取れず、慣れて来ても数本に1本は折れ込む。なぜここだけにロックタイトを付けるのか意味が解らない。取りあえず今回は3本とも折れずに抜けた。整備の神様ありがとう。
11262_20241203091501  例によってセラミック基板みたいなヤツの上に構成された回路。本体に熱的に結合してあるから発熱するんだろう。
 BOSCHの教科書に依ると白金線を定電流で駆動するみたいなので、その辺りの回路が発熱するんだろう。
 なんか治らんと言うか解析するのは難しい気がする。もし手元に実車が有れば、自分の白骨号にやったようにパイプの中に現行車のセンサを突き出して、出力をPICで変換すれば何とか成る。
 でも実車が無くて風量と出力電圧の関係も解らないと成ると、無理なんじゃなね?。。。と言う気持ちが強くなってくる今日この頃。

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2024年11月25日 (月)

Is this platinum?

11251_20241126085101  久しぶりに半導体式DMEリレーの注文が来たので、半完成品を組上げて試験。何事も起らない普通の製品に成った。




11252_20241126085101  お騒がせ県民(笑)の人から送られて来た古いBOSCHのエアフロ、ポルシェ928用らしい。
 928のベーン式は部品取りで買ったヤツのデータを取ったからある程度挙動は解るけど、DME側がベーン式と同じとは限らんので参考には成らんだろうなあ。
11253_20241126085101  中を見たらこんな感じで、BOSCHの燃料噴射教科書で初期のエアフロとして紹介されて居る説明図そのままで感動する。
 たしかこの線は白金線だったはず。もしダメで捨てる事に成ったら売りに行こうか。今は金に比べて白金の方が相当安いから期待は出来んけど。
 でもクレジットカードだと金よりもプラチナが偉くて、プラチナよりも黒が偉いのは面白い。この場合の黒は何の象徴なんだろう、全てが燃え尽きた後の炭だろうか?だとしたらかなり哲学的だ。
11254_20241126085101  朝夕が寒くなったので薪ストーブを燃やしてみる事にした。まだ煙突掃除をして無いけど、我が家のストーブはそんなに煤が溜まらんので良かろう。
 今年から着火剤を使って見ることにした。バーベキューコンロのウェーバーが出して居る着火剤で安い。ちなみにバーベキュー用の炭もウェーバーのヤツがルミエールの炭の次くらいに安い。
 たき付けを使わずに、普通に燃やすサイズを積み重ねて真ん中くらいに着火剤を2個置いてバーナーで着火。あとは放っておいたら簡単に火が付いた。
 薪ストーブには拘りの人が多くて、「マッチ1本で点くでしょ?」的な美学の人も居る。でも私はたき付けを準備するとか面倒臭いのでバーナーでゴーゴー点火していた。
 それはそれで良いのだけど、ゴーゴーやって居る間は扉を開けたままにするので室内が煙たくなる。それを防止する為に着火剤。取りあえず初日は良い感触で終わった。

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2024年11月24日 (日)

DRO upgrades.

11241_20241124212901  今日はほぼ1日かけて旋盤のDROを更新した。今まではメチャ安物を付けて居たけど、今回は安物にアップグレード。
 時々書くように私は機械加工が仕事では無いけど、仕事の一部として変な加工が必要に成る事は良く有る。今回の費用はセンサと表示部で16,000円くらいなので、仕事としての費用対効果を考えても十分にペイする金額。
11242_20241124212901  それとは別に嫁さんから「貴方は仕事か遊びか解らん」と何時も言われる様に、よく言えば研究開発、悪く言えば単なる遊びの作業で1日が終わる。16,000円で1日の楽しみが増えると思えば万々歳だ。


11243_20241124212901  DROのメリットの一つに実際の刃物の位置を検出している事がある。そのメリットを生かすにはセンサの位置は刃物に近い程良いのだけど、そういう場所に付けるのは難しい。結果的に刃物から遠い場所、もしかして逆のモーメントで変な動きに成るんじゃ無いの?的な場所に設置する事に成ったりする。
11244_20241124212901  旋盤自体が中学の教材用なので剛性が無い。その為に材質とか切り込み量に依って刃物と実際の寸法が変動したりするのだけど、前回の測定時と切り込み量をそろえる事によって0.01mmまでは何とかコントロール出来る様な感じ。

11245_20241124212901  今までのオモチャは最小分解能が0.01mmだったのと、X軸を直径モードに変更出来ない事が不便だった。
 Z軸に関しては0.01mmでも十分で実用的だったけど、折角なのでXもZも新システムにした。

11246_20241124212901  ブラケット類は加工性から薄いアルミ板を使ったけど、微小な変位を拾う部品にヤング率の低いアルミを使う設計者はクソだ。
 将来的に鉄板に変更したいけど、まあ何時に成るか解らんし変更しても変化は解らんと思う。

11247_20241124212901  まだケーブル類を纏めたり固定したりする作業が残っているので、明日以降の空いた時間に綺麗に纏めたい。




11248_20241124212901  あとは表示部がグラグラなのでボタンが押せない(笑)。全体をしっかり作り直すのは大変なので、後ろの壁までつっかい棒を追加しようと思っている。



11249_20241124212901  かなり高機能なユニットみたいだけど、私はXとZの表示が見えて、ゼロセットとか任意の数値にセットが出来ればそれで十分。
 あとは耐久性がどうかだけど、表示部だけで6,000円くらいのモンなので壊れたら買い換えが合理的かもしれない。
 凄い時代だ。

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2024年11月23日 (土)

I will write about my car.

11231_20241123213601  久しぶりに白骨号の事でも。
 寒くなってきたからか、デンマーク人とカナダ人からオートヒータに関して問い合わせが有った。一人は直接、もう一人はYouTubeのコメントで。
 デンマーク人がPCBボード廻りを詳しく知りたいみたいだったので、メモしていた回路図を清書して送ってやった。こう言う事を体験すると、やっぱり英語でコミュニケーションしないとダメだと感じてしまう。分母が違う。
 メモが不鮮明だったりして一部の抵抗値に怪しい所が有るけど、まあ大筋では合っていると思う。細かい話はどうでも良くて、この系統に関してそれなりに追求したデータがどこにも無いのだから叩き台には成ると思う。
11232_20241123213601  こっちは先日から久住を往復していた時の燃費。下の道で12.1km/Lは今までのベストだと思う。と言う事は全てが良い状態に有るという事を意味する。
 インチキででっち上げたエアフロがバラック配線のままだ。これで完成と考えて綺麗にカバーしてしまおう。トヨタ嫌いとか書いて居ながら、入手性からトヨタのセンサを使って居るから見つかったらかっこ悪い(笑)。
11233_20241123213601  先日からやって居るヒータダクト関係。内径が63mm程度の耐熱・難燃性ダクトが要るのだけど、関東のVW屋がピッタリの物を売っていた。
 でも買うだけでは面白く無いし、珍しい仕様だからそれなりに高い。それに売っているのを買うだけでは、将来誰かからディノを貰って、71mmの変なダクトが必要に成ったりした時に困る。そこでホームセンターの100mmダクトを切り貼りして63mmを作ってみた。
11234_20241123213601  G17で貼り付けたので信頼性はいまいちだけど、アルミダクトは意外としっかりして居て剛性が有るので、接着部が剥がれても形状を維持していると思う。漏れは微小だろう。
 それよりも振動でパックリ割れるとかの可能性があるかも知れない。

11235_20241123213601  最初の画像は左側。次の画像は右側のダクト。それなりに付いたし穴が開いた布よりは良いと思う。このまま薄汚れて来ればインチキ施工とは誰も気がつかないだろう??。

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2024年11月22日 (金)

Why is this such a combination?

11221_20241122204501  911のオルタネータ。レギュレータが別体式なのでナローの時代だろうか?。発電せずで入って来たけど変な所が有るのでまずは試験機で試験。
 レギュレータが一緒に来たけどオルタネータは見ての通りレギュレータ一体形。そしてチャージランプを接続したら普通に発電する。
11222_20241122204501  じゃあレギュレータは?と中を確認して見るとこっちも生きている。とは言ってもレギュレータ一体形に別体式のレギュレータを追加してまともに動く筈が無い。
 しかも、オルタネータはフィールドコイルのマイナス側を制御する構成なのに、このレギュレータはプラス側を制御するタイプ。
 ???、どうなっとるんだ?。車体の配線がどうなっているかに依るけど、どう接続してもこの二つの機器でまともに動くはずが無い。古い車にはこんな事が良く有る。

11223_20241122204501  こっちは中国通販ネタでキー溝ブローチ。今まではヤスリで加工していたけど、歳を取ってきて活力と根気が無くなって来たので道具に頼る事にした。
 ちなみに買ったのは一番上のギザギザの工具だけで、真鍮製のガイドは加工する穴径に合わせて自分で準備する必要が有る。
 もしかしたら穴径毎にガイドも売っているのかも知れないけれど、色々な内径があるからガイドくらいは自作できる人用の工具と言えるかも。これで1個が2,500円だから私的には「買い」。
11224_20241122204501  試しに5052の丸棒に17mmの穴を開けて4mmのキー溝を加工してみたのがこれ。
 明らかにヤスリで加工するよりもスッキリとした仕上がりになっている。素晴らしい。
 S45Cだとどうなるか解らんけど、この感じなら行けそうな気配。この加工面を見ただけでニヤニヤ出来る。
11225_20241122204501  加工はこんな感じで上から押す。押したら座屈しそうな気がしていたけど、実際にやって見ると座屈せずに行けた。
 背中に入っている板はキー溝の深さを調整する為のシム。最初の切り込みはこの板無しでカットし、次はシムを追加して押す。
 実際にやって見て難しいと思ったのはガイドの溝の深さ。今回は適当にカンジニアリングで深さを決めたけど、少し深すぎた様で全長の1/4くらいの刃はスカスカで使い物にならなかった。
 背中にシムを入れれば良い話だけど、出来るだけキッチリ行きたい。次を作るときはCADで作図して深さを決めようと思う。

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2024年11月21日 (木)

What a complicated structure.

11211_20241121204801  たぶん356のウインカーかコンビネーションのランプ。接触不良の修理。
 356の部品はアホみたいに高いので、もし壊したり症状が酷くなったりしたら・・・と考えると冷や汗が出るから心臓には良くない。

11212_20241121204801  圧入と半田で固定して有る内部ソケットを取り出す。





11213_20241121204801  バネで伸縮する筈の中心電極が動いて無い。さらに導通も無い。





11214_20241121204801  しばらく悩んだけど、樹脂部分を破壊するしか無いと心を決めて中身を取り出した。それなりに綺麗にしたのがこの状態。




11215_20241121204901  バネを巻いたり、どうやって樹脂で成形するかを考えながら作業した。





11216_20241121204801  何とか形に成った。オリジナル通りに半田でも固定した。





11217_20241121204801  サビサビだった保持部にはローバルのさび止め塗装。新たに充填した樹脂と生き返った中心電極が見える。




11218_20241121204801  無事に点灯した。電球の脱着も問題無い。






11219_20241121204801  レンズを付けても良い感じ。
 写真で振り返ると直ぐだけど、実際の作業はほぼ1日近くかかった、はぁ。。。

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2024年11月20日 (水)

I prefer second-hand high-end goods and cheap goods.

11201_20241121203101  Vブロックを手入れしたけど、元が安物だからカッタ目が有ったりとパッとしない状況を書いた。そこで今回は高級品を買い足した。
 ユニセイキの焼き入れVブロック。サイズにも依るけど新品だと8万円位する。私が買うのだから中古だけど(笑)。
 写真で見る限りそんなに痛んで無い感じだったので買ってみた。実物も十分過ぎる状態で、これが4,000円なら買った意味が有った。
 機械加工が本業では無いけど、作業の一部として測定したり加工したりは頻繁に発生する。そのたびに外注とか現実的じゃ無いから自分の所でヤルしかないし、最終的にはそれが強みにも成る。
 だからそれなりの機材は必要に成るのだけど、頻度とか考えると高級品の新品はキツイ。商売として考えても損益分岐点が遠ざかってしまう。だから中古。。。と言うかジャンクに近いのが多いな。
11202_20241121203101  シルバーピジョンのレギュレータ。ラビットと同じようにセルのリレーも一体化して居る。
 少し違うのは電流リレーが単体で存在せず、ボルテージリレーと一体化して居てフィールド電流を低減する方式になっている事。

11203_20241121203101  メチャでっかいけど中身はしっかりして居る。調整は大幅にズレて居たけど接点の研磨とか再調整で生き返った。
 ダイナモと車体側の配線に問題が無ければ、初期の性能でキッチリと発電できるはず。

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2024年11月19日 (火)

Do it properly.

11191_20241120084701  独身の日で買った物シリーズで今回は耐熱ボードとでも言うのか、ろう付けなどの時に下にひくハニカムのセラミック板。
 日本のアマゾンでも「割れてました」のコメントが有ったりするので半分は諦めて居たけど、発泡スチロールのケースに入って届いた。中国の会社がちゃんとやり出したら、日本の会社は勝てない気がする。
11192_20241120084701  加熱しているのは古いハイスの棒。バイト用として安かったので買ってみたら熱処理が必要なヤツだった。1170°Cでアーダコーダ書いて有ったけど、うちには酸素が無いので1000°Cを濾すような加熱が出来なかった。
 今回は狭い部屋を作ってホームセンターのガスバーナ2本を使って加熱したら、雰囲気で1000°Cを超すような色になった。
 真面目にヤルなら1200°Cで数十分くらい保持したり、500°Cで1-2回焼き戻し?をしたりする必要が有るみたい。でもそんな事は出来んので、10分くらい加熱して急冷し、次も感で500°Cくらいまで加熱してみた。
11193_20241120084701  適当に刃を付けて削ってみたら削れた。前回までは直ぐにダメに成っていたので適当な熱処理でも少しは効果があるみたいだ。
 被切削剤が鉄筋から作った丸棒なのでムラが有るけど、S25Cくらいなら綺麗に削れると思う。
 これで時々必要に成る変な形のバイトに対応出来る様になった。
11194_20241120084701  解る人にしか解らない画像で、白骨号のヒータコントロールバルブの周辺画像。
 ヒータを弄りたい訳じゃ無くて、その奥の配線とかホースが密集している所をちゃんと整理して確認するのが目的。


11195_20241120084701  ここは全塗装の時に穴が空いて居るのに気がついて切開してパッチ修理したけど、その際にエアコンホースを切って締まった場所。それ以外のホースや配線は大丈夫なのか確認して整理するのが今回の目的。
 日々いい加減な生き方しかして居ないけど、時々はちゃゃんとした大人になろうとして居る訳だ。
11196_20241120084701  ダクトが破れて居たのでグラステープで補修した。このグラステープはメチャ高いのだけど、耐熱ダクトの値段を調べたら腰が抜けるくらい高かったので補修に走った。
 工業用の耐熱ダクトホースは高すぎるので、ホームセンターで見かけるアルミのヤツを切り裂いて直径を調整したら行けるかも知れない。。。と考え中。

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2024年11月18日 (月)

Singles Day

11181_20241119092201  ポツポツ書いて居たDCダイナモの纏め的な内容でも。
 グローラでロータの短絡試験の様子。問題無い。



11182_20241119092201  同じく開放とか接続不良側の試験の様子で、こちらも問題なし。
 フィールドコイルは機械的にバラバラに成りそうだったので補修したけど、こちらも電気的には純正のままでOKと思われる。


11183_20241119092201  レギュレータはオーソドックスな3個構成だけど、電圧リレーは2ポジションしか無い。これは「最大発電」と「かなり少なめに発電」の2種類しか制御が出来ない事を意味する。これに対して新しい時代の3ポジションのヤツは「中くらい発電」の命令があるから制御がきめ細かい。
11184_20241119092301  試験機に付けて総合的な試験をするけどちょっと・・・的な事が起った。





11185_20241119092201  発電はスムーズにするんだけど、発電開始の回転数が高い。12Vを出すには2000rpm必要だし、14Vを出すには2200-2300rpm必要。
 これはVW何かのDCダイナモに比べたらかなり高回転に成る。そういう仕様なら良いけど故障なら困る。とは言っても各部は正常。あえて言えばフィールドコイルの抵抗が高めだけど、状態から故障とか切れかかりでは無くて標準と思われる。
 もう一つ気に成るのは電流計が-6Aくらいを示して居ること。高回転から回転を下げていった時なので、カットアウトの接点が繋がったままに成っていて電流が逆流している。この状態が続くとチャージランプは消えているのにバッテリは放電し続ける事に成る。
 これは良く無い状態だけどある程度は仕方無い。VWとか356の初期のヤツだと-4A~-9Aが許容範囲なのでこの程度は流れても仕方無い。後期の12Vタイプに成るとかなり減る。そういう意味からもここをダイオード式に改造する事は意味があるけど、過去の技術を殺す事にも成るので難しい判断。356にインプレッサのエンジンを積む事が無条件にお勧め出来ない様に。
11186_20241119092301  依頼者に聞いて見ると元々が高回転かも知れないという話。そしてこの車にはアバルトの高回転用プーリが付いているので、アイドルではハッキリとチャージランプが点く傾向は更に激しいかも。と言う話だった。
 良く解ったこの手の専門の方なので、このままで取りあえず行ってみようという事に成った。もし、もう少し低回転型にしたいという話に成ったら、ロータ側は面倒なのでフィールドコイルを巻替える事に成ると思う。
 手離れの良い仕事が好ましいけど、まあこういった感じの事も有る。相手と話が通じて理解し合って進むなら問題は無い。話の通じない相手との手離れの悪い仕事は精神的にキツイ。

11187_20241119092201  アリエクスプレスから「安いから買え!」とメールが来ていたので数点買った。例の独身の日に絡んだセールみたい。
 スプレーガンのアダプタとか数百円の物を買ったけど、3点で送料無料との事なのでもう1点として傾斜計を買った。
 これは確か変なオッサンがお勧めして居たヤツだ。同じ物では無いと思うけど、中華の傾斜計という意味では同じ。
 使えるかどうか解らんけど、これの凄いところは630円しかしないことだ。先日の気圧計に続いてスマホの部品を使った測定器だと思うけど、技術の進歩と量産効果は恐ろしい。

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2024年11月17日 (日)

I've done my job.

11171_20241117213101  北九州空港のモグラ作業の最後日。塗装が完全硬化したので磨きに行ってきた。写真は撮って無いけど今日はホンダジェットの横にヘリが置いてあった。
 1枚目は作業前の状態で、写真では全然解らないけどマスキングの境目がザラザラに成っているのでその処理。
 最初は800番で段差を落とし、1000番、1500番と目を細かくしていって最後はコンパウンド。近所の塗装屋のオヤジから教えて貰ったコンパウンドは具合が良くて、1500番でも十分に目が消える。
 塗装の勉強にも成るしボロボロの家に住んでいるのにでっかい船を持って居たりと面白いオッサンだった。でも死んでしまったのでもう話は出来ない。ちなみに残された船は娘が免許を取って維持している。変な親子だ。
11172_20241117213201  磨き終わりの艶の感じをライトを当てて確認中。ウイングレットを塗った色を持っていったけど、現地で合わせてみると少し黄色が足りない感じがしたので足した。そしたら今日は塗った部分が黄色すぎる気がした。
 塗った時の周囲は表面が汚れて居たと言うか劣化した白色だった様で、今日はその表層まで削って磨いてしまったのでフレッシュは白に成り、相対的に新たに塗った部分が黄色すぎる感じに成ったイメージ。
 ほぼ満足いく仕上がりと思っていたけど、この部分だけは少し失敗・・・とまでは行かんけど力不足だった気がする。
 取りあえずこれで終わった。やっぱり飛ぶ物は気を遣うからホッとしている。

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2024年11月16日 (土)

You really have nothing to do, don't you?

11161_20241117085001  何となく片付けと機材の整備。これは13mmのボール盤に付いて居るキーレスチャック。私にしては珍しくアルブレヒトの高級品。
 これは油谷で買ったジャンクボール盤に付いて居たヤツで、単品で買うと2万以上するチャックが1万くらいのジャンクに付いて居て喜んだ。そしてボール盤も接点を磨くだけで復活したので大勝利のジャンク買いだったヤツ。
 最近は最初の締め付けがギュッと締まらずに空回りする事が多くなったので分解掃除してみた。最初はスラストボールBrgみたいな部分を手入れしたけど治らず、次に爪周辺と爪外側の当たり面を手入れしたら復活した。
 旋盤の心押し台にはMonotaroの安物を付けているけど、そっちの方が締め付けた時の感触は良い感じ。
11162_20241117085001  こっちはフライスのテーブルとVブロックとイケールの手入れ。このVブロックも安物で、見て解るようにフライスの切削目が見える程度の品物。しかも荒っぽい作業にも使って居るのでめくれたりして程度が悪い。
 油砥石で丁寧に磨いていったらそれっぽく成った。でも本当なら機械加工用にはまともなVブロックを準備すべきだろうと思っている所。

 暇なんですね?と言われそうだけど、こういうことをしたくなるのは忙しかったり煮詰まって居る時。様は気持ちが弱いんだと思う。逃避行動だな(笑)。

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2024年11月15日 (金)

An important skill in rural areas.

11151_20241115222401  夕方の散歩の時にエマちゃんのお母さんからヤヅを貰った。旦那が釣ってきたばかりらしい。「料理しっきろうもん?」と1匹渡されたけど、魚を捌くとか得意じゃ無い。
 そのまま嫁さんに出すと不機嫌に成るので自分でヤルしか無い。出刃包丁を出して来たらしばらく使って無いので研ぐ必要が有り、真面目な砥石では時間がかかるので作業用に使って居るダイヤモンド砥石で適当に刃を付けた。
11152_20241115222401  包丁は良く切れるけど腕が悪いのでアラの方が多いかも(笑)。





11153_20241115222401  一番難しい皮挽きでさらに食べる部分が減少する。





11154_20241115222401  刺身にしようとしたけど、このサイズならそのままムニエルにでもした方が良かったかも。




11155_20241115222401  刺身包丁も切れが悪そうだったので1000番と1500番で適当に研いでから切った。
 美味しかったけどブリ特有の風味は無く、目をつむって食べたら解らなかったかも。



11156_20241115222401  こうやって並べるとバランスが変だ。研ぎ減ったのか最初から短いヤツだったのか、我が家の刺身包丁は短い。
 それに対して出刃は嫁さんが嫁入り道具?で持参したヤツなのでまだ新しくてでっかい。このペースなら10代先まで使えるな。

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2024年11月14日 (木)

I think a component of this tool is missing.

11141_20241114193601  アバルトと書かれたDCダイナモ。検索してみるとこの手はフィールドコイルが裸みたいだ。と言う事はテープを巻かない状態で固まって居ないといけない。
 今の状態で界磁鉄心を外すとバラバラに崩壊しそうなので、取りあえず固定された状態のままでエポキシを染み込ませて巻線を固定する事にした。
11142_20241114193601  ロータ側は順調に作業が進んで機能的にも見た目的にもOKと成った。





11143_20241114193601  安物スプレーガンは口径1.7mmを試そうと思ってニードルを抜いたら???。
 ニードルのお尻の方の太い部分が支持されてないではないか!?。後ろはガタガタでバネが大きな穴の中で踊って居る。
 アマゾンにレビューを書くような人なら怒り心頭だろうけど、私は特殊な訓練を受けているので(笑)何ともない。真鍮棒からスリーブを削り出して挿入した。
11144_20241114193601  引き金とエアーのバルブが当たる所の形状が悪い。弾き始めにエアーのロッドが強く下向きに曲げられて、しばらく押されてようやく直線に近くなる。
 これは直ぐにエアーのバルブがガタガタになると思う。何とかしたいけど今日の所は注油だけしておしまい。
11145_20241114193601  キャップの取付部の黒い化粧リング?。シンナーで洗浄してしばらく横向きに置いて居たら、黒い樹脂が溶け始めた。
 色々と「悪い中国」が残って居る感じだけど、この状態からまともな技術者が改善していけば素晴らしい製品を作るようになるだろう。大国は恐ろしい。
11146_20241114193601  口径1.7mmに付け替えた後、カンペの2液プラサフを吹いてみた。このプラサフの仕様書にはスプレーパテ仕様が書かれていて、シンナーを5-10%で使うらしい。
 そこで5%で薄めたかなり濃いプラサフというかスプレーパテを吹いたのがこのパターン。
 吹いた感じも写真で見ても悪く無い気がする。幅の広がりとかは明らかにW-71よりも良いし、1.3mm口径のW-101ではこの濃さは上手に吹けない。
11147  全面を一様に吹いて見たらこんな感じ。これなら自動車の下地塗装に十分使えそうだ。
 早く買えば良かった。そしたら白骨号のドアにスプレーパテを吹いてサンディングできた。今の微妙なウネウネが少しは改善しただろうと思うと残念だ。

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2024年11月13日 (水)

It is big against my hand.

11131_20241113201601  スプレーガンを追加した。メイン用としては岩田のW-101-134BPG/Cと言うのを使って居てPG80を適当な技術で塗るには悪く無い感じがしている。
 それ以外のサフェーサとか油性とか水性をベニヤや鉄骨に塗る用途にはW-71を下カップから上カップに改造したヤツを使っていた。
11132_20241113201601  でもコイツは1.3mmを中国製の1.5mmノズルに付け替えて居るからか、なんかイマイチでパッとせん感じ。
 あとはサフェーサを纏めてガーッと拭くときに600ccカップを横に付けるとバランスが悪いと感じて居た。
 そこで上カップの安いヤツを買って試してみようと言うのがこれ。最近は使い捨てのカップばかり使って居るので使い捨てのセットを選んだ。
11133_20241113201601  これだけセットで総額4,200円しかせんのは恐ろしい。本当に拭けるのか不安だったけど、洗浄がてらシンナーを吹いたら悪く無い。
 下向きに拭いたので手前が距離が近い。その為に手前が濃いけど等間隔でやり直したらほぼ一定に成った。
11134_20241113201601  広がりはW-71よりも明らかに広く、W-101よりも広いような気がする。
 まだ本物の塗料は塗ってないけど、多分普通に使えると思う。



11135_20241113201801  レビューに重いと書かれて居たので手持ちのガンと重さを比べてみた。私的には重さよりもサイズがデカい気がして、そっちの方が気に成った。
 私の手は小さい、と言うか手のひらはデカいけど指が短い。そういう人に取ってはサイズが大きい感じがすると思う。でも使え無いとか使いたくない程じゃ無い。
11136_20241113201601  W-101と400ccの使い捨てカップのセットは444g。基本的にこれで白骨号の上塗りをしたし、ディスカスの翼端を塗ったりと一番気合いが入った時の組合わせ。








11137_20241113201601  W-71と岩田の400ccカップのセットは656g。一昔前の普通のセットと言った感じか?。
 これに600ccの使い捨てカップを付けてサフェーサを吹いたけど、横が重くてバランスの悪さが気に成った。
 あとは最初に書いた様にスプレーの具合にイマイチ感が有る。素人でも違和感を覚えるなら玄人は使えないのか、それとも玄人はサラッと使いこなすのか、どっちだろう?。


11138_20241113201601  新しいガンと付属の600cc使い捨てカップのセットは638g。何時も使う400ccカップに交換すると少しだけ軽くなるはず。
 とは言ってもW-101と比べるとかなり重たい。あとは塗料の質量が真上からかかるか横にかかるかの違いがどう出るか。
 岩田にも上カップのモデルが有るけど高すぎて買えない。作業のオマケとして塗装をしてお金を貰う事は有るけど、とてもじゃ無いけど塗装のプロという領域じゃ無い。
 取りあえずはこれを使い込んで、上カップ方式の感触を掴もうと思う。その上で上カップのメリットが見えて来たら、改めて岩田か何処かのちゃんとした上カップ方式を検討しようと思う。このガンがそのまま具合良く使えるならそれが一番安くて有り難い。
11139_20241113201601  サイズ感以外に気に成ったのは使い捨てのアダプタ。新しいのは青色のアルマイト処理に見えるけど、今まで使って居たクロームメッキ処理のヤツに比べたら脱着時の感触が硬くて悪い。
 寸法のせいなのか、表面処理のせいなのか。何となくメッキの方が滑りが良いのかな?と言う気がするけどどうだろう。

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2024年11月12日 (火)

Is insulation tape not necessary?

11121_20241113185101  良く解らんDCダイナモ。反対側から見たらプーリに「ABARTH」と書いて有るのでそういう車なんだろうか?。
 レギュレータと一緒に入って来ていて、DCダイナモの方はモータリングは取りあえず回る。


11122_20241113185101  形状的にD+端子の取り出した出来ないので、穴の一部が斜めに削ってある。これは後で加工したんじゃ無い感じがするので、途中で気がついて図面もこうなっているんじゃ無いか?と想像。


11123_20241113185101  ロータ側はそんなに傷んでなかったので、まずはコンミュテータを真円切削した。あとはグローラでチェックしてワニスを含浸か塗布して傷んだ絶縁皮膜をしっかりさせたらOK。



11124_20241113185101  問題はフィールドコイルだ。絶縁テープが全く無い。最初は崩壊したのかと思ったけど、よく見たら最初から裸で金属と接触する場所だけに薄い絶縁紙が入って居る様だ。
 と言う事はこの形で固めたコイルを絶縁シートを挟んで組立てて有るのか?。
 とは言ってもかなり傷んで居るので絶縁テープを巻くかオリジナルを尊重するならこのままで固め直す必要が有る。
 年月を考えると界磁鉄心を外したら巻線がホロホロと剥がれて来そうな感じ。それは避けたいのでまずはこのままで低粘度エポキシか何かで固めてしまう必要が有りそうだ。
 ちょっと想像して居たのとは違う、面倒臭いと言うか難しそうな作業だ。うーん。

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2024年11月11日 (月)

Making of a vacuum chamber.

11111_20241113183801  高度計試験機の続き。
 高度計の筐体に漏れがある場合、後ろのニップルにホースを繋いで試験すると少しずつ漏れて高度が変わってしまう。
 筐体の漏れは少しは許容されているので、漏れのある高度計を試験するには真空チャンバーが必要に成る。
11112_20241113183801  そこでこんなモンをでっち上げた。塩ビの水道管というか薄い方なので下水管と言った方が正確。
 それの前面に20mmのアクリル窓を付け、後面は標準のエンドキャップで密閉。前後の耐圧的なバランスが凄く悪いけど(笑)、入手出来る材料で作ったらこうなったので仕方無い。
11113_20241113183801  高度計を入れたらこんな感じ。サーキュラーに依るときちんと垂直に設置しないといけないので、内部に簡易的なブラケットを準備する必要が有る。
 後はバイブレータを準備したら性能的にも法規的にもOKの試験装置ができあがり。

11114_20241113183801  こんな感じで高度を上げ、半日くらい放置して居たけど変化は無い。サーキュラーに依ると各ポイントで1分くらい静止させる事に成って居たので、十分な性能が確認出来た。
 そろそろ大きな箱を作ってそれっぽい形に纏める時期が来た。今のままでも性能的にはOKだけど見た目が悪すぎるし、嫁さんから「早く片付けなさい!」と怒られる。

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2024年11月10日 (日)

No faulty parts were found.

11101_20241113182201 1週間くらい前に作業したオルタネータが帰って来た。まだ可笑しいらしい。
 前回は一体型レギュレータの配線を修理し、各ブロックに分解してチェックした。そこで今回は更に細かく分解して見て行くことにした。
 まずはステータコイルを単体にして確認するけど悪い所は無い。絶縁チューブと一部の絶縁皮膜が傷んで居たので交換したり補修したりしたくらい。
 3相の巻線が2組並列に成って居るのもあるけど、これは位相がずらして有って6相みたいな感じの結線。だからダイオードも中性点を含めて14個もある。

11102_20241113182201 ダイオードユニット側。念のため1個1個確認する為にそれぞれの接続を外して14個を単独測定した。でも異常は無い。

 

11103_20241113182201 ダイオードユニットを裏側から見たところ。黒くて小さい円筒形のヤツがそれぞれのダイオード。
 プラス側の放熱器とマイナス側の放熱器が有り、その中間地点のA-Kの接続分にステータコイルの出力が繋がる構造。

11104_20241113182201 最後にもう一回測定したけど大して変化は無い。
 1000rpmくらいで電圧が下がってきて、900rpmくらいで14Vのバッテリに対してチャージランプが点灯し始める。
 後で聞いたら3.2Lと言うことなのでアイドルは低くても800rpmは有る。プーリ比が1.2としてもオルタの回転数は960rpmでチャージランプは点かない計算になる。
 良く解らん。自分の3.2Lエンジンでも有ったけど、あるタイミングでレギュレータがバカに成っていたりするのかも。私は常に電圧計をシガレット端子に付けて居るので気がついてレギュレータを作り直したけど、普通のユーザーはそこまでせんよなあ。

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2024年11月 9日 (土)

Cute engine

11091_20241109210001  今日は北九州空港で作業。格納庫に行ったらホンダジェットが居た。写真では見たことがあるけど現物は初めて見る。
 意外と小さくて、以外とボリューム感が有る。アメリカで成功したらこんなのが買いたくなるのかな?。私なら家の前の牧場に滑走路があってJ3カブでウォルマートに行く生活の方が良いなと言ったら、依頼者のオッサンも同じ意見だった。
11092_20241109210001  ホンダジェットのウイングレットと翼端の整流板?。なんか凄いけどどういう理屈か解らん。




11093_20241109210001  私の仕事はパテを削って、






11094_20241109210001  飛散防止の為に刷毛塗りでサフェーサを塗り、





11095_20241109210001  サンディングして、マスキングして、






11096_20241109210001  上塗り塗装して、ウイングレットを装着するまで。
 取りあえず大きな失敗無く出来た。あとはマスキングとの境目がザラザラの帯に成っているので、完全硬化後にサンディングとコンパウンドかけをしないといけない。

11097_20241109210001  機首の方では耐空検査に向けて作業が有っていた。
 手前に見える銀色の円筒形容器はドライサンプ用のオイルタンク。この辺りは白骨号と一緒だ。純正オイルは1Lが6,000円もするらしい。Mobil-1で良いんじゃね?と話した。

11098_20241109210001  可愛らしい水平対向のエンジン。1000ccちょっとしか無いらしい。見た目もワーゲンのエンジンに比べて二回り以上小さい。
 その分高回転なのか左側には減速ギヤが見える。そして右側にはバイク用みたいなCVキャブ?が見える。
 このエンジンはターボだけどフロート室も加圧してあるのだろうか?。




11099  下から見たエンジン。航空機用なので下側にもプラグが点いていてツインプラグ仕様だ。この機体はマグネトー点火じゃ無くてイグナイタが2個積んであるらしい。
 発電機も2重で、エンジン直結のヤツに追加でプロペラ軸からベルトでデンソー製の小型オルタネータが装備されて居る。
 シリンダは空冷だけどヘッドだけ水冷という、ポルシェのレーシングカーにあった様な構成。


110910  小さなターボが見える。最近はその辺を走っている軽自動車にもターボが付いているので、これを見ただけでは「凄い!」とは言えなくなった。

 こう言うのを身近で見ると飛んでみたくなる。かと言って家の庭からJ3カブで離陸する夢は日本に住んでいる限り実現不可能だ。
 マイクロライトは制限が多すぎるし、LSAは私が死ぬまでにはアメリカ並みに成らないだろう。。。そうなるとモーターグライダーは最も現実的な妥協点に成る。
 アメリカで陸上単発取ってきて書き換えてモグラも申請して、2整もモーターの限定を取ってしまえば自分で色々出来る。関東に住んでいればクラブに入るなり無理して自分で機体を買えば何とか成りそうだけど、九州では場所の問題が有る。。。北九州空港に屋外駐機して機体カバーで運用するか?。
 妄想は膨らむ(笑)。

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2024年11月 8日 (金)

Paint job completed.

11081_20241108201901  ウイングレットの上塗り。垂直に立てて塗れば直ぐに終わるのだけど、私は塗装が上手じゃ無いから垂直面は垂れそうで怖かった。
 特に今回は翌日に空港まで持って行って装着する段取りなので硬化後に磨いて誤魔化すとか出来ない。一発勝負なので水平に塗れるように治具を作った。片面ずつひっくり返して塗っていく段取り。
11082_20241108201901  治具の鉄板は汚いけど(笑)塗装面はそこそこで仕上がった。塗装ブースとか無いから小さな埃はあるけど許容範囲。この位なら来週くらいに磨きに行けば良い。



11083_20241108201901  このまま一晩置いておけば輸送中にくっつく事は無かろう。
 明日は格納庫に行って主翼前縁の補修をしないといけない。パテ盛りだけは前回に済ませたので、朝一にパテを削ってサフェーサを塗り、昼前頃に上塗りが出来たら良いなと考え中。
 ウイングレットは全部を塗ったから境目が無かったけど、明日は部分的な補修なので境目が目立つと思う。自動車みたいに広範囲にぼかす訳にも行かんから、多少の境目には目をつぶって貰おう。
 取りあえず壊れる事は無い程度に補修が完了したので、明日の塗装ムラは整備の神様が許してくれると思う(笑)。

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2024年11月 7日 (木)

Strength enough.

11071_20241107194801  発電不良の911用オルタネータ。軸が短いからナローか930と思うけど詳しいことはよく知らん。




11072_20241107194901  回して見ても発電しないので見て行くと、レギュレータから出てくる線がボロボロだった。
 これは外側の保護チューブを除去した状態だけど、保護チューブがギリギリかかって居ない取り出し部の素線がアースに接触して居た。
11073_20241107194801  狭い所でやりにくかったけど、劣化した線を引き直して試験して見るとOKと成った。
 回転数1500rpmで14.7Vくらいのサチレート状態に持って行ける。エンジン回転数なら1000rpmくらいかな?。チャージランプは1000rpmくらいでうっすら点灯する感じ。
11074_20241107194801  昨日の夜中までかかってポストキュアしたウイングレット。真空パックから取り出したらこんな感じ。




11075  ピールプライを剥いだ翼端部。






11076  同じくピールプライを剥いだ翼根部。いずれも綺麗に積層出来て居るので強度的には何の問題も無いと思う。
 後は仕上げというか見た目だ。修理直後は廻りも自分も該当箇所が気に成るので、上手に作業出来てなかったら見窄らしい。

11077  表面研磨してサフェーサを吹こうと思って思いついた。これは全部塗装するから今の段階で調色して置かないとダメだ。




11078  カーボンは凹凸が解りにくい様でサフェーサを吹いたら結構凹凸があったのでパテ盛り。




11079  ホンの小さな凹みがあったので2回目のパテ盛り。これでお終いにして上から軽くサフェーサを吹き、明日は仕上げ塗装を済まそう。
 9日に耐空検査整備をするらしく、それに間に合わせたいので結構急ぎの作業だ。8日の午前中に吹けば9日の朝一は運搬して取付が出来ると思う。サンドペーパとかコンパウンドは1週間くらい後に成りそうだけど。
 何とか間に合いそうで良かった。後は見た目だ(笑)。

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2024年11月 6日 (水)

laminating work

11061_20241106203301  厚みを測定したら翼根部は2プライか一部に3プライの感じ。基本的に2プライで取付部から巻き込んだヤツが3プライ目かな?。
 そんな感じで研削範囲をマーキング。


11062_20241106203301  翼端部は2プライを基準にマーキング。






11063_20241106203301  ガラスと違ってテーパ切削作業は汚れて汚い。





11064_20241106203301  前縁に接合部の線が見えるので、ウイングレットも主翼と同様に上面と下面を接着して作っている様だ。
 厚みから考えるとサンドイッチは難しいというか意味が無さそうなので、最中みたいなガワを作って中に発泡材をプシューッと注入した感じかな?と想像。
11065_20241106203401  カーボンクロスを切り出した。ガラスに比べて各繊維も腰が強い感じがする。切断自体は普通の裁ちばさみで切れる。




11066_20241106203301  翼根部の積層が完了。ピールプライに吸わせるのでギリギリよりも少しだけ樹脂リッチで。




11067_20241106203501  翼端部も積層完了。






11068  ピールプライを仮置きしてビニテで固定。






11069  翼端部は強い3次元なのでピールプライは綺麗に沿わずに織り目が出来る。





110610  ビニール袋に入れてバキュームポンプで吸引。ピールプライを大きめにして居るので、積層部の外側まで余分な樹脂が浸透して出て来ている。



110611  電熱マットを使用して温度を上げる。樹脂の仕様書によると使用温度が-60~+54°Cの時は50~55°Cでポストキュアして、動力機の場合で使用温度が-60~+72°Cの時は80°C以上でポストキュアしろと有る。
 エンジンカウルなら80°Cで処理する事に成りそうだけど、ウイングレットだから50~55°Cで良かろう。そして処理中に80°Cくらいまで上がっても悪影響は無いと言う事だ。
110612  3時間くらいしたらほぼ硬化するので、真空ポンプは外して保温だけで10時間程度温度管理したら積層作業はお終い。
 積層時に失敗は無かったし、3時間後にちょっと見た感じは綺麗に固まって居たので問題無く行けそうだ。

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2024年11月 5日 (火)

Making a test piece.

11051_20241105202901  九大の矢野君が教証に受かったらしく話をしていたら、今は教証番号は西暦年と追番みたいな体系に成っていると言う話だった。どういう体系なのか興味が有ったのでググってみたらこれだ。。。
 検索結果に嘘や間違いが多いのは実感していたけど、最近トップに出てくる「AIまとめ」みたいなヤツは酷い。自分が関わっている事だと直ぐに間違いだと解るけど、知らない事は最初にこれを見て納得してしまうだろうと思うと怖い。
 こんな会社が金を出して「日本ファクトチェックセンター」とか作り、その結果を有り難がって居る訳だ、おめでたいよ。
11052_20241105202901 こっちは安物気圧計の精度に驚いて調べて見た気圧センサのスペック。
 デジキーのリストから適当に選んだSTマイクロのヤツだけど凄いスペックだ。そして今の時代の凄さはこのデータをI2Cとかで引っ張ってこれる事。超高級なアナログ回路とか準備出来なくても、I2C通信さえ準備したら24bitの絶対圧データが入手出来る。
 これの値段は1個売りで600円台、リールで買えば200円台。凄い時代だ。
11053_20241105202901  カーボン製のウイングレットを修理する事に成ったので真面目に基礎実験。
 中国通販じゃ無くて(笑)国内の航空関係から入手したクロスが来たのでテストピース作り。
 200gの綾織りを2プライ、3プライ、4プライと3種類の厚みで積層してみた。
11054_20241105203001  実際の作業に準じて上にピールプライを載せて、





11055_20241105202901  袋に入れて真空ポンプで引く。






11056_20241105202901  と同時にディスカスの時に準備した電気保温敷物?で硬化促進とポストキュア。
 確かこの樹脂はエンジン機に使う時はグライダーよりも高温のポストキュアが必要だった筈、本番前に調べておこう。


11057  厚みの実験なので3時間ほどで取り出してピールプライを剥いだらできあがり。





11058  欲しい人は居ないかも知れないけど今日の結果を書いて置く。
 2プライで0.65mm、3プライで0.90mm、4プライで1.10mmが大体の厚みだった。
 後は現物の厚みと比較して修理するときのプライ数を決めていく予定。メーカから積層図が出てこないのでベストの方法を選んでいる積もり。
 カーボンは初めて積層してみたけど剛性が凄い。最終的な強さは破壊してないので解らないけど、ガラスクロスで作ったテストピースに比べてはっきり解る位に剛性が高い。厚みは同等だからカーボンクロスのヤング率が高いのだろう。
 数値としては知って居たけど体感すると凄い。18mとか20mのグライダーを設計するなら、そりゃカーボンで作りたく成るわと実感。

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2024年11月 4日 (月)

Departure time is 4.00 am.

11041_20241104203201  ちゃしろを連れて朝の4時に家を出て久住まで行って来た。出たときは真っ暗だったけど、徐々に明るくなって見事な秋晴れの晴天に。
 9月の終わりに整備をした九大のASK21、それの試験飛行が雨の為に延び延びになってようやく今日は飛べそうな気配。
 これは学生の訓練飛行も出来てない事を意味して、今年の夏以降は悲惨な発数と思われる。ソロとか自家用とか目指しているヤツは悶々とした週末を送ったに違いない。可哀想だけど自然は仕方無い。
11042_20241104203201  去年か一昨年にもちゃしろは連れて来たけど、やっぱり酔わないかな?とか疲れないかな?と心配してしまう。でも滑空場でも普通通りのちゃしろだったのでOKと言う事だろう。
 本来今回は西武支部の競技会だったけど、競技フライトが始まる前に耐空検査の為に1発上げて貰った。
 貴重な1発を申し訳無い気持ちだけど、ASK21も競技機体にリストアップされて居るみたいだから、耐空検査を維持するために必要なフライトと言えば言えなくも無い。とは言っても夏からの悪天候を思えば「チッ」と思って見ていた学生も多かったんじゃ無いかと思う。
 取りあえず私的には肩の荷が下りてホッとした。あとは九大に会計的な書類を出したらお終いだ。
 4時出発は流石に疲れた。近所の婆さんが死んで通夜という事だったけど、行く元気が無かったので一眠りしてからちゃしろの散歩だけした。明日の葬式に少し顔を出して置こう。

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2024年11月 3日 (日)

Is this a real absolute pressure sensor?

11031_20241104201801 最近は絶対圧がマイブームなので(笑)、色々な絶対圧計やセンサが気に成る。古いアネロイド式の気圧計は買って遊んで居るので、今度は今風の電子式気圧計を買ってみた。
 見たら解るけど中国から送料込みで2,000円以下で送ってくるヤツ。気圧計・高度計と書かれていたので半信半疑だったけど、取りあえず気圧的な数値が表示される。しかもyokogawaの表示と比べても悪く無い値が。
 これを買う前に自分のスマホの圧力センサで遊ぼうと思い、「phyphox」と言うアプリを入れてみた。これはスマホに搭載されて居る各種センサの生データを表示・保存出来るソフトで、高校の物理の先生なら1週間くらい遊べそうなヤツ。でも私のスマホには圧力センサは搭載されて居なかった。そのほかのセンサはあったのでそれなりに面白く使って居るけど。
 と言う事で買った安物気圧計だけど、私の期待以上の精度がありそうな感じ。たぶんスマホ用に大量生産されて居る絶対圧センサを流用した製品なんだろうと思う。
 ちょっと前までは大層な機械だったGPSも電子コンパスも加速度センサも、スマホの中に組込まれた一つの小さなセンサになった。そしてその性能は大層な機械だった時代を凌駕している。オモチャみたいな気圧センサがそれなりのデータを叩き出しても何ら不思議では無いのかもしれない。

 夕方から夜は部落の神社のお祭り。4年に一度の祭典で深夜に御神輿を担いで川まで行ってお水取りみたいな事をする。
 4年前はコロナで中止。8年前はうちの息子が担いだ。この神事は独身男性だけでヤルらしいけど、それだけの人間がこの部落に居るわけが無い。8年前はかろうじて御神輿だけは独身男性で担いだみたいだけど今年は無理だった。そして年寄りでは担げないので軽トラに乗せて移動した。
 こんなお祭りも何時か誰かが始めた訳で、それが時代が進んで変わって行ったり中止になったりしてもおかしくない。はたして4年後は有るのかな?。

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2024年11月 2日 (土)

Am I conservative?

11021_20241103084401   晩飯を食い終わったら久しぶりにぶらタモリが始まったので見た。数少ない「点いていたら見る」番組だ。
 音楽が変わって居た、なんか違和感というか前の方が良かった様な気がする。
 女の子が変わって居た、今までで一番くせの無い普通に可愛らしい女子アナだ、何か物足りないかも。
 ナレーションも変わって居た、ゆるい関西弁のイントネーションが気に成って普通の気持ちで聞き流す事が出来ない。
 「今までこげえしよったと!(こうやって来た)」「これ誰が変更したの?」的な意見に反発し、息子がアメリカ人とかインド人を連れて来たら「面白いじゃ無いか」と感じ、自分の事をリベラルであるとか、たまには極左とまで言っていた私だけど、どうも心の中は保守なのかも知れないと思いながら見た。
 筑豊の田舎、炭坑の好景気にも影響を受けなかった様な小さな集落で生まれ育った人間だから、土にへばり付くようなねっとりした保守的な血が流れて居るのかも知れない。
 画像は番組中で紹介があった大津絵でWikipediaから。

11022_20241103084401
 嫁さんが次男とインド嫁の所に行っているのでちゃしろと二人暮らし。
 折角なので一緒に寝ようと私の布団の横にちゃしろのベッドを持って来たけど、彼は私の布団の上で寝ようとする。
 こちらが好きとか快適という感じでは無く、自分の匂いを付けて陣地を広げようとして居るんじゃ無いかと思う。
 昨日の夜は豪雨と雷が凄かったので、ちゃしろが怖がって私の足元にくっついて寝ていて寝苦しかった。嬉しいような鬱陶しい様な微妙な犬だ。

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2024年11月 1日 (金)

Out-of-tune variable resistor

11011_20241102134601  コンデンサが来たので組上げた6ピンのCDI。入力には任意波形発生器からデスビ相当信号を出し、出力には実際のコイルを付けて最終試験。



11012_20241102134601  300Hz=6,000rpmにて1.5uFの両端に300V以上が印加出来て居る。良い感じ。





11013_20241102134601  こちらは930のヒーターコントロールユニット。何回か書いたし動画もアップしたけど機能の割にメンドクサイ機器。




11014_20241102134601  まずは調整ノブの下にあるVRが絶不調。巻線が切れて居たら相当品に交換するしか無いけど、これは軽い補修で生き返った。
 これとは別に軸がスリップしていたので軽く接着と窪みに対して熱で溶かして固定した。最悪の場合は分解出来る程度に。

11015_20241102134601  サーボアンプはまずは単体でチェックする。これはOPアンプを使った単純なP制御のアンプ。なんかメチャ高いらしいので壊さない様に慎重に。。。



11016_20241102134601  試験機に繋いで総合試験中。試験機を作るまではバラックでVRやらスイッチが散乱して大変だったけど、今はかなりスッキリと作業が出来る。
 書類も作業機器もきちんと纏めて行くべきと解っては居るけど、なかなか出来んのよねえ(笑)。

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