on-site repair
珍しく出張修理。基本的に送付されたり持ち帰ったりした単体部品を修理しているけど、たまに現地で故障診断とか有る。
今回は故障診断したら車体側のハーネス修理が必要と成ったので、道具を持って出張修理となった。
ごく一部の人は解ると思うけど930のDMRリレーを取り付けるメスコネクタの裏側。親指で押している辺りに力を加えるとエンジンが止まる。
椅子を跳ね上げて貰ってその下で作業。3.5SQくらい有る線を小さな穴に入れて半田付けしないといけない。
かなりメンドクサイ作業だけど、徳の高い生活をして居るので整備の神様は私を助けてくれた。ありがとう。
こちらは帰ってからの作業ででっかいホーン。端子台を恐る恐る分解してみた。
この手のヤツは分解したら崩壊して泣きそうになったり、ネジが折れて途方に暮れたりするけど、何とかバラバラに出来た。
こっちは絶縁と防水の為のブッシングが崩壊して居る。これはゴムじゃ無くてPOMあたりで削り出してシーラントを併用して組む感じか。
左側の端子のメネジが死んで居る。これが分解しようと思った一番大きな理由。割れて居た樹脂部品はメタルロックで接着してみた。
出来ん事は無いけどヘリサートを入れるにしても狭すぎる。真鍮なので丸棒を半田付けで埋めて新たにメネジを切るやり方の方が良いかもしれない。
特に6V車だとかなりの大電流が流れるので、端子類はキッチリとしておかないと怖い。先日の火災のように燃えるまでは行かんと思うけど、もしここから火が出たら後ろは燃料タンクなので、ある意味エンジンルームの火災よりもヤバイかもしれん。
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