Multiple defects.
先月もやったと思うけど続いてスバル360のタコメータ修理。
全然動かない訳じゃ無くて動きが可笑しいという内容なので着手前に測定して見たら確かにおかしい。 ゲインがおかしいか、各部品が劣化して妙な感じに成っているか。いずれにしても分解するなら全部品を交換した方が良い。
そう思って分解したら既にコンデンサだけ2個交換して有った。でもタイミングに関係のある方に高誘電率のセラミックを使って有るのはなんか疑問。それにここまでやるならどうして全部品を交換しなかったんだろう?。 いつもの様に全部品を交換したけど表示がなんかおかしい。よく見るとムーブメントの各部品が斜めに付いている感じがする。そこで分解して見ると銀色の皿状の部品が変形して居た。
さらに針を戻すバネが絡まっていてリニアに反力を与える事が出来て居なかった。この写真は綺麗に整列させた後の写真。
ようやく基準信号通りに針が振れるようになった。古い機器は複数の問題が絡み合って居る事が多いから面倒だ。
これは3.2LのDMEとDMEリレーの試験依頼。エンジンエミュレータに装着してしけんしてみた。
アイドルスタビも実負荷で試験出来る様になった。これは白骨号についていたポルシェ純正品。白骨号にはジャンクで買ったBMWか何かのヤツを付けて試験して居る。
今の所まったく問題は無いし同じ特性に思える。純正部品もBMW用で買うと少しは安いかもしれない。 これは点火コイルとインジェクタに実負荷をかけた時のコレクタ電圧波形と電流波形。電流プローブが1個しか無いので電流波形はインジェクタの分だけ。
もう少し仕事して電流プローブを2本に増やしたいな。
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