Inflammation of the conjunctiva
小さな破損やら錆やら有ってササッとは進まなかったBOSCHのホーンだけどようやく塗装まで来た。
普段は塗装とかせずに機能回復までの作業が殆どだけど、この手のホーンは薄いパッキン紙を介してしっかりと固定し、最終的に接点を調整して完成となる。
見た目が悪かったので塗装をするとの話だったけど、折角機能回復まで持って行っても分解再塗装したらズレたり音が出なくなったりする可能性が出てくる。だから今回はこちらで塗装までして組上げる事に成った。
時代的にはフタル酸系のエナメルとか塗ってあるのかも知れんけど、作業性と耐久性から今風のウレタン塗装にした。錆の酷い所はエスコを使い、それ以外の所は2液のプラサフを塗ってからチンチングブラックで黒塗装。
まあまあの感じに成ったので気分良くガンを洗っていたら悲劇が起った。
手持ちのシンナーの中でも一番強いエポキシシンナーがバシャッと両目にかかってしまった。と言うか自分でかけた訳だ(笑)。
バイクのキャブとか触って居たときは結構ガソリンがかかったりしたけど久しぶりにギャーッ!!と叫ぶ感じに成った。
両目なので前が見えず、手探りに近い状態で手洗い場まで行って水洗いした。とにかく痛かったけど少し痛みが落ち着いて来たら色々考えるようになった。これはガソリンよりも強そうだ。角膜がベローンとめくれるくらいは成って居て、1週間くらい不自由するかも知れん。
病院に行くべきか、行っても自分の再生能力しか頼りには成らんのだろうなあ。。。それ以外にも瞼とか目の周りがヒリヒリする。ここも皮膚がカサカサになって一皮むけるくらいは成るな。
体は自己再生するけどスプレーガンがウレタンで固まったら大変な事に成る。涙を流しながら見えない目で残りの洗浄作業を終えてしばらく家で寝ていた。下向きの方が涙が流れ落ちて良さそうな気がしたのでうつ伏せで。
痛みは指数関数的に落ち着いて来て、晩飯の頃には少しコロコロするくらいまでになった。鏡を見たら角膜はめくれて無かった。結膜は赤く充血していたけど、そりゃそうだろう。
取りあえず明日も作業は出来そうだ。パキスタンの歯医者のオネエチャンとの英会話レッスンは流石にやる気に成らなかった。
| 固定リンク
コメント
溶剤に対する 耐性と言うか
抵抗力は 人間ならそこそこあるはず
体質にもよるけど それと 粘膜で覆われてるわけで 結構丈夫よ!!
人間以上の スペックだから 大丈夫と思うよ!! 笑
その点 常時眼鏡かけてる環境の人間は
とりあえずの バリアは有るわけで
そう言う事になる機会は少ない。。
投稿: MASA | 2024年10月31日 (木) 14時55分
目に物が入るたんびにメガネは良いよなと思う。やっぱりアメリカ人みたいに半袖でもゴーグルとかイヤーマフとか付けた方が良さそうな気がする。
投稿: みつやす | 2024年10月31日 (木) 15時40分