Primitive electric dynamic balancer
やるやると言いながら何年間も放置状態のダイナミックバランサ、ようやく動き始めた。
全ての作業は秋月で売っている部品を使う(笑)と言う主義に基づき、ロードセルも計装アンプも秋月で売っているヤツ。
まずはアンバランスを検出出来るかどうかすら危ういので、適当な実験装置をでっち上げて検証を行ってみた。
システム系の人が「ちゃんとしてます」の代わりに「ロバスト性」とか使う様に、「適当・安っぽい」の代わりに「プリミティブ」を使うとカッコイイ気がして表面上は誤魔化せる。
本当は不要な加重が加わって良く無いと思うけど、縦だけ支持して横向き加重だけロードセルに印加する構造を考えるのが面倒だったので超手抜きの構造。
まあロードセルのスペックが500g用と過大なので、検出出来ないかも知れないけど壊れたり範囲がオーバーする可能性は低いと思う。
ホイールバランス用の10g重りをメグロの小さなロータ外周に貼り付けた状態。それを手のひらでブンッと回したらこんな波形が取れた。
重りを外すとサインカーブは出て来ないので、このカーブは明らかに重りに働く遠心力を検出して居る。最初の一発目にしては素晴らしい。
こう言う過程を動画にとってYouTubeにアップすれば、世界中の20人くらいの変人が喜んでくれると思うのだけど、そういうのは面倒でやりたいけど出来ない。そういうのも一つの才能だと思う。
| 固定リンク
コメント