« Reupholstering of chair seat | トップページ | Primitive electric dynamic balancer »

2024年8月27日 (火)

Austin 7 dynamo

08271_20240828134701  オースチン7と言う戦前の車に使われて居たDCダイナモ。相当古いし相当重い。
 もう1年くらい前になると思うけど、同じ形式のダイナモが送られて来た。でもそのダイナモはブラシ廻りも無いし、ロータはガチャガチャに傷んで居たし、フィールドコイル関係も抜かれていて状態の悪い「外れ」品だった。
08272_20240828134701  でもこの位の車を維持している人は流石で、静かに追加のダイナモを探し続けて別のを手配して送って来た。それがこれ。
 これも失われて居る部品がいくつかあるけど、モータリング試験で何とか回転したのが凄い。

08273_20240828134701  こう言うオーナーの方の考え方というか態度には感心すると同時に、こうじゃ無いとこの手の車を維持できないんだと再認識させられる。
 海外の出品者に怒り散らしても物事は進まないし、その時々のベストの道を静かに模索する姿は見習いたい。
08274_20240828134701  ニコイチで1台は出来そうだけど、もし復活できるのなら駄目な方も生き返らせたい。
 こっちは駄目な方のコンミュテータ。探してみると中国にほぼ同じヤツが有ったので手配した。何回も書くけど日本のメーカでそういう所は無いのかな?。
 まあ有ったとしても間に商社が入っていて「お問い合わせください」とか成って居るんだろうから実質的に買えない事に変わりは無い。
08275_20240828134701  ここは軸端。ネジ山が途中から折れて居る。キャッスルナットがかかる場所だからインチキ溶接で肉盛りしてネジを切ったら再生できそうな気がする。
 パキスタンの整備士ならやるはずだから、日本人の私が出来ませんというのは恥ずかしい。インド嫁がお土産にクルタパジャマを買って来てくれたらしいので、それが届いたらパキスタン人に成りきって作業しよう。

|

« Reupholstering of chair seat | トップページ | Primitive electric dynamic balancer »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Reupholstering of chair seat | トップページ | Primitive electric dynamic balancer »