Sometimes it rotates, sometimes it does not.
昨日の新しそうなオルタネータに比べて、誰が見ても「部品が出ないかも?」と感じる時代のDCダイナモ。
まずはモータリングテストをしてみるとゴツゴツした感じで回る。詳細に見て行くと入力軸が特定の角度ならOKだけど別の角度だと回転しない事が解って来た。
これはコンミュテータかロータ巻線の一部に不具合がある時の典型的な症状だ。コンミュテータは見た目的に綺麗なのでロータ巻線かもしれない。
ロータ巻線の巻替えは動バランスを取る機械が出来て無いので、仕事としては受けてないけど将来的な課題として出来る様に成れば作業の幅が広がる。 レギュレータは電子式が付いていた。オリジナルは壊れてしまったのかもしれない。
制御方式はダイナモもレギュレータもフィールドコイルの+側を制御する方式で合っている。時々これすら合っていない事が有るので必ず確認が必要だったりする。
制御自体も定性的には正しいけど、フィールドコイル電流を制御する部分に少し疑問が。それは「全力発電命令」にしても0.5Vくらい電圧が残ってしまう事。もしトランジスタのCE間なら0.1V以下になりそうなモンだし、FETなら今回の試験電流だともっと電圧降下は低いはず。
回路を見てないので不調なのかそういうモンなのか解らんけど、低回転時の立ち上がりが悪くなる方向なのは事実だ。ボチボチ見ていこう。
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