Wheel Alignment jobs
白骨号のコーナーウエイトバランスに続いてアライメントも確認して調整している。
現状ではリヤが両方ともハの字になりすぎていて、フロントは特に左がハの字になりすぎていた。要はちょっと下品な感じ。
そこでそれぞれを調整する訳だけど、調整作業は単なるネジを緩めたり締めたりなので難しく無い。難しいのは測定作業だ。
うちにはアライメントテスタとか無いので、色々と工夫しながら測定していく必要がある。
基本的には周囲に糸を張って糸からの距離を測定すれば概略が把握出来るけどセッティングが面倒臭い。そこで今はこんな感じでトーの測定をして居る。
レーザーポインタを板に固定した治具を作り、測定したい車輪に平行なレーザー光を発射する。本当なら車輪側面よりもホイール端面に当てた方が良いとは思う。
そのレーザー光を対応する車輪の横に置いた受光板に当て、その位置で単体のトーを測定するというやり方。
白骨号は前後でトレッドもタイヤサイズも違うので、受光板の基準位置は「前から後ろ」の時と「後ろから前」の時で違う。これらの基本データはあらかじめ糸を張ったりでっかいノギスみたいなモンを作って把握する。
キャンバの測定は簡単。下げ振りの位置を目盛りを書いた板で読めばOK。
車を弄りたいなら「三角関数とか使う事ねーし」とか言ってはいけない事が解る。
フロントのキャンバを調整したので、それに対応させる意味でトーも調整した。
今までは強いネガティブキャンバをトーアウトで相殺していたけど、ネガティブキャンバを0に近い所まで弱くしたのでトーイン側に少し調整。
カンジニアリングで1/4回転伸ばしたけど、サイドスリップまでは測定していない。取りあえず普通に走るけど次の車検までにはサイドスリップも確認して調整しておく必要がある。
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コメント
この前買ったアングルゲージ
結構な精度だった気がする。
貸そうか??
取り付けステーとかは自作せないかんけど。。
投稿: MASA | 2024年6月 6日 (木) 18時28分
タイヤが付いた状態ならこのゲージでも問題無いけど、タイヤを外した状態でディスクに貼り付けて作業できたら楽が出来たと思う。
取りあえず今回の作業は終わったから借りる必要は無くなったけど、廻りの鉄とかに影響を受けんなら今後の為に買った方が良いかも?と考え中。
投稿: みつやす | 2024年6月 6日 (木) 18時35分