It is an analogue process.
水没したと思われるDME。ほぼ水没関連の不具合作業は終わったと思っていたらROMの合わせ目からも塩を吹いたような形跡が。
今の所読み出しは出来て居るので、まともなデータが取れるうちに別のROMに焼き直しをして置いた方が良さそうだ。 こちらは昨日も掲載した燃料品質に応じて点火時期とかを微調整するセレクトスイッチ。
デジタル処理だから多少の汚れとか関係なかろう?と言いたくなるけど、実はこの信号の取り込みはアナログ。
8段階の信号を0V-5Vの間を8分割する語りで取り出して居る。それをADコンバータで読み取ってマイコンに送っている。だからアナログ的に信号が安定していないといけないわけ。
たぶん8051の入力ポートが足りなくて、エアフロ入力とかに使って居るADコンバータの入力ポートが余って居たのでこう言う構成になって居るんだと妄想。それにしても8051でO2センサの処理までして居るんだから凄い。
今のエクセルが凄いのは当然だけど、ロータス123の時代でも既に基本的な事は出来ていたのに通ずる物を感じる。初代のMINIにあの機能を詰め込んだのにも近いかもしれない。 まあ、そんな事をグダグダやって居たら復活した。色々試験するけど安定しているので復活したと判断しても良かろう。あとは依頼者とROMをどうするか相談してから納品になる。
オシロの画面は点火トランジスタのコレクタ電圧とコレクタ電流波形。教科書に載っているような綺麗な波形になった。ドエルタイム制御されて居るから通電時間が短く感じるけど、高回転域になると大半の時間は通電している感じに成るし少し足りないので定電流域も無くなって電流波形が三角になる。
3.2Lのコイルはかなり激しいコイルだけど、それですらこう言う状態になってしまう。その流れを推し進めて行くと各気筒毎に点火コイルを用意したら良いやん。の思想になるのは当然の流れだろう。
| 固定リンク
コメント