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2024年5月25日 (土)

It is in better tune than the sewage pipes.

05254_20240526225101  グライダーの大先輩から「ちょっと来い!」と言われたので、白骨号のMAFセンサの試験がてら阿蘇の方まで行って来た。
 VAFセンサの場合は温度補正や気圧補正が必要だけど、MAFセンサの場合は原則的に必要無い。930の3.2Lには座席下に気圧センサが付いているけど、MAFにしたのでこれを切り離して居る。久住から阿蘇の道は気圧が低いのでこれの試験にも適して居る。
05251_20240526225101  下水管の時よりも全域で調子が良い気がする。変換のマップが上手く行ったと言うよりも、実使用域で純正の口径の方が安定した流速が得られるからじゃなかろうか?と想像しながら目的地に着いた。


05252_20240526225101  パイロットから「先に確認しよう」と言われたので、一緒に機体の下に潜ってゴソゴソ確認作業をしてきた。
 ちなみにこの機体は全木製機で軽いのに180hpのエンジンが搭載されて居る。翼端上反角の主翼も面白い。飛行機の免許があれば乗ってみたい。
05253_20240526225101  これは曳航索を巻き取る装置らしい。私は昔の飛行機曳航しか知らないので、パイパーが目の前に索を落とすやり方しか知らなかった。時代は進化するモンだ。
 今日の所は電流・電圧測定とクラッチ部の洗浄とプリロードの調整だけして組んだ。

05255_20240526225701  これは航空機用の20W-50。エンジンの型番が360なのでインチ立方だとしたら5900ccくらい有る水平対向空冷4気筒エンジンに使われるオイル。そう考えるとカッコイイ気がする(笑)。
 ワーゲンとかポルシェで拘るならコイツを入れるべきだな。こっそりとオイルとアブガスを白骨号に給油して帰れば良かった。

 帰ってから晩飯を食べていたらグライダーのニュース速報が入ってびっくり。それからは英会話のレッスンとかする余裕も無く、延々とネット検索を繰り返して居た。
 曳航索の不具合という話も出ていたので、関連部分を分解した自分としてはドキッとする。でも構造的に今日の部分が破損しても切り離される様な構成じゃない。もし作業に問題が有ったら腹を括ってごめんなさいしよう。。。
 幸いにも今回はグライダー側からの離脱で、その後の不時着が完璧ではなかったので機体は大破してしまった感じか。搭乗者がほぼ無傷なのが幸いだ。生きていれば何とでも成る。
 詳細は事故報告書を待ちたい。

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コメント

インシデント時のタグパイロットは、ロバンのオーナーの加藤君では無かった聞いている。
今回のグライダー曳航は経験が少ないパイロットが行い、VTの 140km/h を超える速度になり、グライダーから「速い」とタグパイロットに連絡。
結果、ロバンが急に減速したのでグライダーが曳航索を追い越す状態になりグライダーが緊急離脱をしたと関係者から聞いている。グライダーは着陸時に大破したが、グライダーパイロットは無傷、優秀なパイロットだと思う。
因みにロバンのオーナーの加藤君は、私がグライダー初ソロに出した。(どうでも良い話)

投稿: 草刈隊長 | 2024年6月10日 (月) 16時58分

 途中からパイロットが若い人に変わっりましたが、その後で私は帰ったので最終的に誰が引いていたのか知りません。
 グライダー側は自家用持ちではあるけど経験はそれほど無かったと聞いています。それなのに落ち着いて操作ができた事に感心しました。
 我が母校のOBには悲しいニュースが有っただけに、今回は人間が無事で良かったです。

投稿: みつやす | 2024年6月10日 (月) 21時33分

悲しいニュースの教官は1学年下。
大学卒業後、私の母校の夜学を卒業して一級建築事務所開設。
自宅を建替える前の話、旧自宅を増築するに際に近所に住んでいる彼が設計してくれた。
どうでも良い話を追記。

投稿: 辻村真介 | 2024年6月27日 (木) 14時26分

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