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2024年5月

2024年5月31日 (金)

Two acquaintances passed away.

05311_20240606103301 こないだから知り合いが続けて亡くなった。二人とも私よりも若い。一人はキツイ言い方をすれば自業自得的な最期だったけど、もう一人は何とも言いようのない死に方だった。
 人の人生が様々である様に、その終わり方も様々何だろうと思いながらこれを書いて居る。私もこのブログの最後に句点をターンと打った瞬間に死んでしまうかもしれない。人生はその程度の脆弱なモンだ。

 草刈のシーズンが本格的に始まった事と、次男が山から引きずり出してくれた竹を前の田んぼに移動して燃やす作業が大変なのと、なんかモチベーションが上がって夜にオンライン英会話のレッスンを三つも取ったりして居る事の複合的な要因でブログの更新が止まって居た。まあネガティブな停止じゃ無いのでご心配なく。
 写真は地道な検証作業の一つで整流用ダイオードのVf測定。100Vとか200V系に使う整流用ダイオードならVfの微妙な違いは問題に成らないけど、12V系とか6V系で使う時はVfの微妙な違いがかなりの差になって出て来たりする。
 ショットキーならVfは低いけど耐圧も低いしタフさも低い。さらに最近はこの手の部品の入手性が極端に悪くなって来ているので、そういう環境の中で旧車のレクチファイヤやレギュレータに使えるヤツを探し出して検証しておかないといざという時に提供できない。
 遊んで居る様に見えるかもしれんけど、取りあえず仕事な訳ですわ(ターン)。

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2024年5月30日 (木)

SUZUKI ECSTAR GL-5 75W-85

05301_20240531112301  数日前に書いた様にオイル交換の気運が高まっている(笑)間にミッションオイルも交換しようと思った。
 最初は化学合成油を試して見たくて国産の安いTAKUMIと言うオイルを注文していたけど来ない。そこで次を探してみたらスズキの75Wと言う化学合成油が見つかった。
 このオイルの缶にはトランスアクスルにも使える様に書いて有るけど、ジムニーシエラのTMには使われて居るけどデフには別のGL-5規格油が指定されて居る。これの意味することは横置きのデフしか考慮されて居ないという事だろう。
 白骨号はデフも兼用なのでGL-5が指定。緩い乗り方しかして無いのでどうでも良いかな?と思ったけど、流石にハイポイドギヤに対して精々横置きのデフくらいしか考慮してない油を使うのは躊躇われた。
05302_20240531112301  そこで選んだのが同じスズキの75W-85と言うGL-5規格の油。今までトヨタのオイルとコメリのオイルを使ってきたので新しいスズキを試して見たかった気持ちからの選定。



05303_20240531112301  鉄粉は殆ど付いて無い。数年前にシンクロ周りを交換してから1回はオイル交換していたと思うので普通の感じか。
 よく見ると0,05mmx2mmくらいのトゲ状の異物がある様に見える。これは鉄系?と思われるポルシェシンクロの削りかすかも知れない。
05304_20240531112301  オイル自体にはうっすらと黒銀色のそれっぽい汚れが混じっている。まあこんなモンだろう。
 交換後に20kmほど試運転してみたら悪く無い。O/H後はギヤ鳴りは一切無くなったしシフトダウン時にダブルクラッチの必要もなくなった。でも特定の変則で渋い時があった。その渋さが緩和された感じがした。
 まあこれは自分で交換したから感覚にバイアスがかかって居る可能性が高い。しかし少なくとも悪い方向には一切行ってないし走り出しのシフトフィーリングはハッキリ良い。
 ミッションが熱くなるような走りをしない私に取って、指定の90番よりもこの位の硬さの方がポルシェが想定して居る動粘度のゾーンに入っているんじゃ無かろうか?と思う。

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2024年5月29日 (水)

Rear Wheel Loads

05291_20240529222101  白骨号のリヤ加重が測れる秤が来たので早速測定してみた。
 いつもの様に中国製の安物で1台が8,000円くらいしかしない。でもロードセル4個にBTの送受信機に表示器だけなのでそんなモンかもしれない。
 殆どの店で最大荷重が450kgfなのか300kgfなのか解らない表示だったので不安いっぱいだったけど、その中でも一番450kgfが期待出来そうな(笑)店から買ったおかげか300kgf以上も表示できた。
 驚くのは配達の速さで、22日の夜に注文したのが29日の午前中には中国から到着した。それに対して16日に在庫ありで注文したTAKUMIと言うギヤオイルは日本製の直販を謳っていながら未だ到着せず、6月になるという連絡が入ったのでキャンセルした。なんか悲しいよ。
05292_20240529222101  動作が不安だったので自分の体重で試して見たら良い精度だった。ただ300kgも体重が無いので上の方は解らんけど。
 適当にスロープを作って後輪だけ測って見た。前輪用は以前に買ったのがあるけど、高さが微妙に違って居て同時に測定する意味が無さそうだったので今日は後輪だけを測定。
05293_20240529222101  期待して居なかったけど素晴らしい一致具合で驚いた。とは言え人が乗ったらかなり変わってしまう訳で、それをどんな風にセッティングすべきか悩む。



05294_20240529222101  前輪用に使って居るのはヤフオクでうっぱらい、前輪用にこれと同じのを買いたそうかな?と考え中。
 今前輪用に持って居るのも悪くないけど、形状とか高さが一緒の方がスロープとか周辺機器の統一性の面でメリットが有る。何十万もするなら別だけど、8,000円だし手持ちのを売った金額は差し引かれるので大きな出費じゃ無い。メリットの方が大きいような気がする。

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2024年5月28日 (火)

It cannot handle the overload.

05281_20240529202501  1週間くらい前の事だけどコンプレッサが動かなく成った。見てみるとインバータの表示が消えている。さらに見て行くと端子まで200Vは来ている。



05282_20240529202501  そこでインバータを外して見て行くと、200Vから大電流用の直流を作る部分と制御用の直流を作る部分は生きていた。と言う事は制御ボード自体が死んでしまったという事か。これは全体の死を意味する程度に重傷なので買い換えを決意。
 これは毎日使うからと富士電機のヤツを奢ったのだけど、結局数年で壊れてしまった。振動なのか結露なのか解らんけど。
05283_20240529202501  今度は安い中国製にしてみた。このタイプは我が家に3台有る、どれも正常に動いているので一定の信頼は有るので買ってみた次第。
 とは言ってもコンプレッサの場合、塗装を剥ぐとき等は100%負荷で回りっぱなしになる。大丈夫だろうか?。
 心配をよそに普通に起動した。圧力スイッチとの連動も問題無い。しかし少しだけ問題が発生したそれは過負荷エラー。
 富士電機だと65Hzで回してもエラーは出ていなかったけど、この中国製だと60Hzでも数回に1回は過負荷のエラーが出る。2.2kWのモータに2.2kWのインバータなので本来なら適合している筈だけど、中国製なのでもしかして消費電力が2.2kWか(笑)。
 まあそれだと流石に計算も合わないので100%負荷ギリギリの設定なんだろうと思われる。仕方無いので50Hzまで下げて見たらエラーは出なくなった。50Hzだと少し吐出量が減るので悲しいけど、突然エラーで止まるよりは良いと諦めよう。
 たぶんコイツを他に回して買い換えるにしても、国産の2.2kWにするよりも安物の3.7kWを買う方が安いと思うのでそうなると思う。

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2024年5月27日 (月)

Diabetes quietly kills people.

05271_20240528193701  昨日のCDI。基板だけじゃ無くてパワー素子廻りの配置というか取付方法も違う。今までも数種類の違うCDIを見て来たけど、この部分はどれも一緒だった。これだけが違う。と言う事はこれは何か改善点が有ったのかもしれない。

05272_20240528193701  小信号用のトランジスタも違うけど互換性のある様な違い。気に成るのは缶がベコベコへこんで居ること。どうしてこんな事に成るんだろう?。「調子が悪いときは叩け!」を実行したのかな(笑)。


05273_20240528193701  途中の写真を撮り忘れたので一気に完成写真。トランスは生きていたので酷い手間には成らなかったけど、配線作業は2倍くらいの手間がかかった。



05274_20240528193701  まともな高圧波形が出て来た。6000rpm相当の信号入力でメインコンデンサ電圧が312V有る。十分な性能に復活した。




05275_20240528193701  テストプラグの画像だけどマルチスパークという訳じゃ無い。単純にシャッタースピードの話。
 いや、デジタルカメラでシャッタースピードってフィルムと同じような意味を持つのかな?。ちょっと解らん様になって来た。調べてみよう。

 本当は夜に別の作業をする予定だったけど、従姉妹が亡くなったので連絡とかして居たら時間と意欲がなくなってしまった。
 この従姉妹は小さい頃から酷いデブで、最終的に糖尿で足を切断したくらいの不健康な人物だった。大人になってからの健康管理は本人の責任だけど、子供の頃からそういう生活習慣になってしまったのは親の責任だと思う。その部分だけはちょっと可哀想な気がする。

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2024年5月26日 (日)

This may be the oldest CDI.

05261_20240528191801  弱い発振音がするけど火が飛ばないと言うCDI。3ピンのタイプなので入力信号はデスビのポイントから。
 裏蓋の固定ネジが接着剤で固めて有る。それを剥いだらネジ山にもネジロック剤が塗ってあった。でも日頃の行いが良いので折らずに分解出来た。
05262_20240528191801  確かに火は飛んでない。高圧部をオシロで測定したら奇妙な波形が現れた。うーん、複数箇所が死んで居る様な感じ。




05263_20240528191801  部品配置が今までに見たのと違う気がしていたけど、基板と配線は大幅に違っていた。
 3ピンのCDIには沢山の種類が有り、BOSCHとPORSCHEはかなり苦労したんだと思われる。
 このCDIは型番も001だし内部の配線が一番多くてゴチャゴチャして居る。要は洗練されてない訳でもしかしたら一番初期のCDIかもしれない。
05264_20240528191801  今までにやった事が無いタイプだったので、慎重にメモをしながら分解して行った。
 只でさえこの手のCDIは真空管ラジオ的な配線が沢山有るのに、これは他のタイプの1.5倍から2倍ちかい配線がのたうち回って居る。トランスとメインコンデンサを分解した所で力尽きた。

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2024年5月25日 (土)

It is in better tune than the sewage pipes.

05254_20240526225101  グライダーの大先輩から「ちょっと来い!」と言われたので、白骨号のMAFセンサの試験がてら阿蘇の方まで行って来た。
 VAFセンサの場合は温度補正や気圧補正が必要だけど、MAFセンサの場合は原則的に必要無い。930の3.2Lには座席下に気圧センサが付いているけど、MAFにしたのでこれを切り離して居る。久住から阿蘇の道は気圧が低いのでこれの試験にも適して居る。
05251_20240526225101  下水管の時よりも全域で調子が良い気がする。変換のマップが上手く行ったと言うよりも、実使用域で純正の口径の方が安定した流速が得られるからじゃなかろうか?と想像しながら目的地に着いた。


05252_20240526225101  パイロットから「先に確認しよう」と言われたので、一緒に機体の下に潜ってゴソゴソ確認作業をしてきた。
 ちなみにこの機体は全木製機で軽いのに180hpのエンジンが搭載されて居る。翼端上反角の主翼も面白い。飛行機の免許があれば乗ってみたい。
05253_20240526225101  これは曳航索を巻き取る装置らしい。私は昔の飛行機曳航しか知らないので、パイパーが目の前に索を落とすやり方しか知らなかった。時代は進化するモンだ。
 今日の所は電流・電圧測定とクラッチ部の洗浄とプリロードの調整だけして組んだ。

05255_20240526225701  これは航空機用の20W-50。エンジンの型番が360なのでインチ立方だとしたら5900ccくらい有る水平対向空冷4気筒エンジンに使われるオイル。そう考えるとカッコイイ気がする(笑)。
 ワーゲンとかポルシェで拘るならコイツを入れるべきだな。こっそりとオイルとアブガスを白骨号に給油して帰れば良かった。

 帰ってから晩飯を食べていたらグライダーのニュース速報が入ってびっくり。それからは英会話のレッスンとかする余裕も無く、延々とネット検索を繰り返して居た。
 曳航索の不具合という話も出ていたので、関連部分を分解した自分としてはドキッとする。でも構造的に今日の部分が破損しても切り離される様な構成じゃない。もし作業に問題が有ったら腹を括ってごめんなさいしよう。。。
 幸いにも今回はグライダー側からの離脱で、その後の不時着が完璧ではなかったので機体は大破してしまった感じか。搭乗者がほぼ無傷なのが幸いだ。生きていれば何とでも成る。
 詳細は事故報告書を待ちたい。

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2024年5月24日 (金)

He came back again.

05241_20240526223701  以前に紹介していたポルシェトラクタのセルモータが帰って来た。
 英文を考えるときにセルモータはHeかSheか悩んだけど、クラッチハウジングに差し込まれて居るからHeにしてみた。
 症状はセルが回りっぱなしになるらしい。でも単体試験ではまともに動いて居ると。帰って来たのを試験してもまともに動いて居る。もしや他車種用で回転方向が違うかも?とかも考えたけど合って居た。
05242_20240526223701  1個1個見て行くしか無いと思って再び分解して細かく見て行く事に成った。
 最初に気がついたのはピニオンを出し入れする爪の摩耗。ここが摩耗するとピニオンの出方が遅くなり、相対的に接点が早く閉じてモータが速めに回り始める。オフの時は逆でモータが何時までも回る傾向になる。
05243_20240526223701 ここは一つの要因かもしれん。これと同じ方向の摩耗はあらゆる所に発生する訳だから、使う込むとモータが何時までも回りたがる傾向に成るみたいだ。
 それ以外も見て行くとアームの腕の部分が微妙に変形して居ることも発見した。これも上記と同じ傾向の変化をもたらす変形だ。
05244_20240526223701  他の部分の摩耗とかガタを考慮して、この辺りを少し多めに修正したら良いかもしれん。
 そんな気持ちで他も見て行ったけどそれっぽい原因は見つからなかった。そこでアームの廻りを初期よりも少し多めかな?程度に修正して組み直した。
 これをやり過ぎるとピニオンばかりでて接点が閉にならず、モータが回らない方向に成ってしまう。何回か試したけど適切な余裕を保持してモータは回り始めた。これでもう一回試して貰おう。
 二度手間に成って申し訳ございません。いや、二度手間で終わる保証はないな。。。これで終わりますように、整備の神様お願いいたします。

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2024年5月23日 (木)

corner weights

05231_20240524101401  タイヤの下だけでもリフト下の地面が平らになったので、白骨号のアライメント関係を真面目に見ていこうという気分に成ってきた。
 この車を買ったときは車高がベタベタに下げられて居て、それを標準まで上げたけどアライメントが合っていたとは言えない状態だった。
 他の911に乗ったことが無いからこれが標準なのかどうか解らんけど、高速でもランティスよりは明らかに一生懸命運転する必要が有った。それで今までも何回か調整して随分マシになって来たけど、水平が出たので詳細にやって見ようという訳。
 まずはコーナーウエイトと呼ばれて居る各車輪の接地力の測定と調整。これに関してはポールフレール氏の本にもバランスを取ったら劇的に改善したような文章が有ったので911に取って重要なんだと思う。
 私の持って居るスケールは最大荷重が300kgfのヤツで前輪しか測れない。後輪用に500kgfくらいのヤツを探しているけど数千円(笑)ではなかなか見つからないのが現実。
05232_20240524101401  リフトで持ち上げて載せたので正確じゃないけど、車高を少しだけ弄ったら左右がほぼ均等になった。




05233_20240524101401  でも私の車はマクラーレンF1じゃないので運転席に乗っただけで数十kgfのアンバランスが生じる。この辺りをどういう風に考えてセッティングすべきか悩ましい。
 まあ、サーキットでタイムを競うわけじゃないけど、一般道であっても同じ速度で走るときに楽に操縦できる事は大事だと思う。

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2024年5月22日 (水)

brush holder

05221_20240523093101  2柱リフト下のレベル調整だけど、素人左官屋がモルタルを盛ったので凹凸がある。そう言えば変なオッサンから125mmのディスクグラインダをもらって居たのを思い出した。あれで凸部を削ろう。
 そう思い立って電源を入れたけど何か変な感じ。ブラシの火花も凄くてじきに止まってしまった。あのオッサンも何処かから貰って来たヤツだろうから手入れされて無い。仕方無いので分解して見た。
05222_20240523093101  ブラシ廻りがグチャグチャだった。片方はキャップとブラシが溶着してしまって居る。しかもバネが密着してしまって圧力がかかってない。
 もう一方はキャップに穴が空いて居て紙が詰めてある。うーん。

05223_20240523093101  ブラシは何かを流用すれば問題無いけどキャップが無い。アマゾンにはM12とかM13とか色々有ったけど、コイツはどうもインチサイズだ。1/2-20山が近い感じ。どう見てもM13じゃ無い。耐熱性に問題が有りそうだけどPOMしか無かったのでPOMで削り出した。流石に私でも真鍮で作る気にはなれない。上にテープでも貼れば行けるとは思うけど。
05224_20240523093101  テールのベアリングが627だったか手持ちに無いミニチュアベアリングだったので洗って再利用した。
 詰めるグリースだけは合成油のベアリングとかLMガイドに使うヤツをおごってやった。


05225  良い感じで復活した。ワット数はそれほどでも無いけど、100mmよりも125mmの方がパワーを感じる。
 これにはカップと石が付いていたので好都合だったけど、コンクリを削って居たらあっという間に砥石も減ってしまった。ダイヤモンドのヤツを買うしか無いな。

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2024年5月21日 (火)

Rusted-out silencer

05211_20240523091901  薪割り機のマフラーが錆びて朽ち果ててしまった。田舎だから騒音問題とか発生しないけど、近くで作業している自分が五月蠅い。




05212_20240523092001  適当にその辺の缶にグラスウールを詰めて差し込んで置いたけど、グラスウールが直ぐに飛び出るし機械的に美しくない。




05213_20240523091901  ヤフオクで三菱汎用エンジンのマフラーが売っていたので買ってみた。排気量は解らんけど少し小さい。
 まあ出力を云々言うエンジンじゃ無いので良かろう。


05214_20240523091901  良いパイプが無かったので3.2mmの鉄板を巻いてパイプを作った。3.2mmを曲げるのは一苦労だ。




05215_20240523091901  そんなに違和感なく仕上がった。別の所からステーを取っておかないと振動でパイプが割れると思う。まだやってないけど(笑)。
 肝心の音は少しだけ静かに成ったかな?程度で拍子抜け。排気音以外の音が大きいという事かも知れない。水冷エンジンにするべきか?、ハハハ。

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2024年5月19日 (日)

Sticking brakes

05191_20240519202301  ミーブで次男を駅まで送っていったら何か転がりが悪い。そう言えば数日前に三男が黒崎まで行ったけど、家まで帰ったら残量がゼロに成ったと言って居た事を思い出した。
 普通は小倉を往復しても少し残って居るはずなのでアクセルワークの下手なヤツだ・・・と思って居たけど違ったかも。
05192_20240519202301  止まったミーブのホイールを触ってみると右だけが明らかに熱い。これは引きずりだ。以前にも起こったけどブーツの隙間にラバーグリースを吹き付けてインチキ修理した所だ。今日は真面目に修理しよう。


05193_20240519202301  右と左で明らかにパッドの残量が違う。EVがここまで減ること自体可笑しい事だ。長期間にわたって引きずりが発生して居たと思われる。



05194_20240519202301  ピストンが分解出来ない様な固着では無かった。でも「ミニキャブ ブレーキ引きずり」で検索すると沢山出てくるので、このブレーキはそういう傾向があるみたいだ。
 普段ならワイヤーホイールで磨いてお終いだけど、800番と1000番で2-3umくらい直径が減るようなイメージで磨いてみた。
05195_20240519202301  嫌な傷が有るけど今日の作業じゃ無い。前回のインチキ作業の時に付けたのか、ディーラーの整備で付いたのか?。取りあえず手入れだけして組み直した。
 突発で部品とか無かったのでゴム部品は水で洗って再利用した(笑)。こんな事を書くと○○警察みたいな人から怒られるけど、こんな下の方まで読んでないと思うから大丈夫だ。
 赤木峠で試運転したら惰行のスピードが相当上がった。素晴らしい。エア抜きが少し甘い感じがしたので後でやり直そう。
05196_20240519202401  夕方になって2柱リフトの下にモルタルを盛り上げた。精密な測定?に依ると車輪の位置で最大11mmの高低差がある事が判明してしまったので、それのインチキ修理。
 全部を平らにとか出来ないので、車輪の下の所だけを±1mmくらいを目標に修正してみた。
05197_20240519202301  1000mmx500mmくらいのパッド状にモルタルを盛って高さの修正。これで光軸の修正とか輪荷重の測定とかが精度良く作業出来るようになる。。。はず。



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2024年5月18日 (土)

It used to be less expensive.

05181_20240519102001 無職の三男が帰ってきて職探しをして居るのは書いた気がするけど、1週間くらい前から次男もインドから帰ってきている。3人の息子のうち2人が無職だ、大丈夫か?光安家(笑)。
 幸いにも次男は次の仕事が決まって居て明日には名古屋に発つ。インド嫁は配偶者ビザの関係で2-3ヶ月遅れて来日の予定。
 トヨタの金融関連を独立させたような会社らしく、嫁さんからは「これからはトヨタの悪口言ったらダメよ!」と言われて居る。私はトヨタが嫌いな訳では無くトヨタのやり方に納得出来ない事が有るだけだから、今後も気に入らん事が有れば悪口?を書いてしまうと思う。ごめんなさいトヨタ様。私の息子を首にしないで下さい。

 スパイスに飽きた三男がラーメンが食べたいと言うので夕食はラーメン屋に行って来た。宮田の泰平楼は車で行きにくいのでその先の山小屋というチェーン店へ。
 メニューを見ていると殆どのラーメンが1,000円弱して驚いた。この辺りの最低賃金でラーメン1杯も食えなくなった訳だ。ありがとう安倍さん。ありがとう円安推進者様。
 昼間は裏山の竹切りで肉体労働をして居た次男はラーメンを2杯食べた。朝から学童で働いてきた嫁さんは帰りにルミエールに寄って揚げあんパンを買って追加で食べた。未だ若い三男は替え玉をした。何もしてない私は半分の替え玉をした。
 今日の我が家は炭水化物を食べ過ぎだな。

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2024年5月17日 (金)

Would you choose Nissan or Toyota?

05171_20240517214801  これは日産のエアフロセンサ。センサと言っても内部に回路が入っていて電源さえ与えれば出力が得られるユニット。
 4年前の下水管MAFにはトヨタのセンサを使ったけど、今回の純正VAFのケースに組込むにはトヨタじゃ無くて日産にした方が良かった様な気がして居る。
05172_20240517214701  トヨタのは検出部と取り出し部が90度に曲がっているので、純正ケースに組込むには変に凝った構造が必要に成る。




05173_20240517214701  もし今回の用途に日産を使っていたら、機械加工は必要だけどかなり簡単な加工で行けた様な気がするわけ。
 とは言っても日産のデータは何も無いので、実走行までの時間で言えば日産の方が時間がかかった可能性も否定できない。
 この辺りは何時もの仕事だったり世の中の流れで良く有る話。まあ動いて居るからOKとしよう。もし売り物を作るなら日産ベースでやり直しかな?。
05174_20240517214701  ここまでは検出用のベーンを除去する場合の話だけど、ベーンは生かしたままで検出部だけ非接触にする解決法も考えられる。
 これは既に仕事として何台か施工している訳だけど、タイミングベルトを使ったりしてメカ的に複雑なのと、使用していたセンサの入手が困難になって来た。そこで違う構成で摺動部のみを無くすやり方も検討中。
 スペースの制限があるのでセンサの選定が難しい。センサと電子回路をシンプルな構成で組み合わせて、それなりの信頼性と実用的な価格に纏めたいので悩ましい。
05175_20240517214701  色々と試行錯誤して居たけど、こちらもようやく形に成ってきた感じ。
 基準のエアフロと同じ出力が得られるし、構造的にもシンプルで良い感じにまとまって来た。

 オリジナルの検出は摺動式のポテンショメータなので、10万kmくらいで筋が出来て常用域でエンジンの挙動が変に成って来る。
 1回目なら摺動子の位置を変えたりして誤魔化す事も不可能では無いけど、2回目はまず無理。かと言ってセラミック基板の上に抵抗体を成型し、10個の補正抵抗をレーザーカットで調整するとか出来る訳が無い。そうなると今回の様に無接点のエアフロをでっち上げて修理するしか選択肢が無い訳だ。
 今の所ベーン式だと配線を全く変える事も無く、純正のエアフロと交換するだけでOKなのは美点。それに対してMAFタイプにしてしまうと、ベーンが無くなって吸気抵抗とか可動部のトラブルの面からは美しいけど、熱線を使う関係上12Vで150mA程度の別電源が必要に成ってしまう。
 物理的な配置とエンジン性能的には良い感じになって来たので、あとは12V電源の問題を何とか解決出来ないかなあ・・・と言うのが今の状態。

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2024年5月16日 (木)

theoretical air fuel ratio

05161_20240517103701 訳の解らんグラフと思うけど、これは自作のMAFセンサのセッティングデータ。青がMAFセンサの出力データで赤がO2センサの出力データに成る。私は空燃比計を持って無いのでO2センサのH/L信号で代用している訳。
 得体の知れないエンジンとか、大幅に手を入れたエンジンをゼロからセッティングするには空燃比計が有った方が楽で正確なセッティングが出来るけど、今やって居るのは既に解った仕様のエンジンの制御系に対して、オリジナルと同等出力のエアフロセンサをでっち上げる作業。
 このエンジンは4000rpm以下ならO2センサのフィードバック制御が生きていて理論空燃比に合わせ込もうとする。それを逆に考えると、O2センサの信号が忙しくオンオフする状態に持って行けば、でっち上げたエアフロセンサがO2センサの守備範囲(±3%とか±5%)に入って居ると言う検証になる。

 4年前はかなり苦労したけど、そのときの蓄積データがあるので今回は1発目から実走行出来るくらいに仕上がっていた。あとはこんな感じでO2センサの反応を見ながら、この出力電圧の辺りは少し濃すぎるかな?、少し薄すぎるかな?とマイコンのプログラムを弄って行けば良い。
 前記したようにこのやり方では4000rpm以上は解りにくい。O2センサの出力が0Vに張り付いているか0.9Vに張り付いて居るかで濃すぎるか薄すぎるかを判断しなければ成らない。
 とは言ってもそんなにガンガン回して乗ることは少ないし、BOSCHのROMデータも高回転域はポツンポツンとしかデータが入って無い。常用域の1/5くらいの密度でしか制御してない感じ。だからO2センサのデータを眺めながら、4000rpm以下のデータを外挿してカンジニアリングででっち上げても大きな問題には成らんと思う。
 と言うか4年前に下水管でMAFセンサを作ってから4年間使い続けて来た訳だけど、その間で問題を感じた事が無いのだから実用工学的にはこれで良かろうと思っている。大学の研究とかならダメだろうけどね。

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2024年5月15日 (水)

oil change

05151_20240515201601  久しぶりにオイル交換をした。この写真はオイルリターンパイプの付け根で、全塗装の時に若干漏れて居たので掃除した。そしたら合わせ目にシリコーンが盛ってある事が解ったので除去した。そのままじゃ漏れると思うのでインチキ修理としてパイプをグルグル回してOリングを落ち着かせて置いた場所。
 インチキ修理の効果があったのか今の所漏れて無い。ヘッドをはぐらなくても交換出来る対策パイプもあるけど高い。このまま漏らずに過ごせますように。。。
05152_20240515201601  ドレーンボルトには何も付着してなかった。もう削れるような場所も無いんだろう(笑)。
 全塗装で5ヶ月くらい動かして無いのもあるけど、今回はトータルで2年くらいオイル交換して無いはず。3000kmとか半年ごとに!と言う人から怒られると思う。
05153_20240515201601  使ったオイルは今回もシーホースの0W-30。缶のデザインが好みなのと広島時代に工場が近所だったという理由で選定している。
 最近は「0Wとか入れたら壊れますよ!」的な人が減ったのは好ましい傾向だと思う。使用環境が過酷なら上は40の方が良いかもしれんけど、今日の気温で往復20kmの道のりをナフコまで行って帰っても油温は80°Cを超える程度。
 高速や久住辺りを気持ちよく走っても85°C辺りで安定しているので、私の使用環境では上が30の方が好ましいと思っている。
 化学合成油に関しても、もし本当にオイル漏れするように成るなら、オイル漏れしないように修理するのが本来の考え方だし、ピストンリングの溝にスッと染み込んで炭化せずにちゃんと潤滑してくれる方を私は選ぶ。
 何回も書くけど、貴方の大事な車に無理矢理0W-30を入れたりしないので安心して欲しい(笑)。どうぞSDの20W-50でも何でも入れて下さい。
05154_20240515201601 白骨号は右リヤを事故しているのでオイルタンクが少しへこんで居る。たぶんオイル容量が標準よりも少ない筈。それでも10L以上のオイルが必要なのは環境に優しくないエンジンだ。
 そういう意味でも半年に1回とかオイル交換すると環境の神様に怒られる様な気がしている。

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2024年5月14日 (火)

Survival confirmation

05141_20240514222701 今日は死んで居るんじゃ無いか?と家に来た人が居たので(笑)、生存確認の意味で簡単に空白期間に関して書いておこうと思う。
 色々ありすぎて1日分が15分くらいしかかかって居ないブログの更新が面倒臭く成って居た。その間の出来事をダイジェストで。
 連休中に薪割りをやり続けたけど、20インチのハスクバーナが調子悪い。キャブのダイヤフラムを変えたり点火コイルを疑って見たり、
05142_20240514222701  薪割り機のマフラーがもげてしまった。e-bayには有ったけどアリエクスプレスには無かった。純正品は高いので適当な修理でお茶を濁したり、



05143_20240514222701  買って2日目の革手がボロボロに破れて人生のやる気を失ったり、





05144_20240514222701  懸案事項だった白骨号のMAF化が進展して形に成り、





05145_20240514222701  蓄積データが有るのでエンジンも1発でかかり、2回目の修正で4000rpm回転以下は全域でO2センサ補正範囲内に入って喜んだり、
 そんな事をしておりました。詳細はボチボチ書いていきます。

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2024年5月 5日 (日)

Complex mechanisms are prone to durability problems.

05051_20240505222301  取りあえずキャブを外してみた。小型エンジンに対しても排ガスの事を言い始めた時代なのでキャブみたいなバルブが2個も付いていたりして複雑。こう言うの好きじゃ無いけど時代だから仕方無い。
 ダイヤフラムは穴とかは無かったけど、硬い感じで「くせ」が付いていた。この辺りが原因かもしれん。
05052_20240505222301  あとはプラグを中華イリジウムに変えた瞬間は調子が安定したりするので、点火も弱いのかもしれない。
 外人のオッサンのYouTubeで、この機種はシリンダヘッドにイグニッションモジュールが直付けされているから熱に弱い・・・的な事を言っていた。
 点火時期の事があるから場所は変えられんけど、間に断熱ワッシャとか遮熱板を挟むのは意味があるかもしれん。
05053_20240505222301  せっかくの休みなので小型のチェンソーを駆使して切れる分を切っていった。





05054_20240505222301  薪割り機を異動してきて道の横で薪作り。手前の砂利道まではうちの土地でその手前側に舗装路が有る配置なので、あと2mくらいはみ出ても通行の邪魔には成らん場所。
 こう言う部分だけは田舎が良いな。

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2024年5月 4日 (土)

That V-belt is too short.

05041_20240505203001 白骨号の方は細かい手入れという事で、クーラーコンプレッサのVベルトを交換した。
 今までは省エネ型のAタイプで確か45インチを使って居た。それがこの写真の様に調整範囲ギリギリまで伸びて来たので更新という訳。
 純正部品では無いからと思うけど、45インチだと新品でも既に調整範囲の半分くらいに来て居る。そこで今回は44インチを手配してみた。
05042_20240505203001  取りあえず付くことは付く。付いてしまえば大きな問題は無い。でも付けるときにコンプレ差を最近位置まで持って来ても、こじらないとVベルトが装着出来ない。この部分だけが問題だけど最初の1回だけなので許容範囲。


05043_20240505203001  とか思って居たら冷却ファンのVベルトも調整範囲ギリギリまで伸びていた。これも交換すべきだった。
 仕方無いから今から手配して交換するしか無いけど、このベルトを交換するにはクーラーコンプレッサのベルトを外さないと行けない。と言う事は、身近すぎるベルトの脱着をもう一回やる必要が有るわけだ。
 あー、面倒臭い。自分のせいだから誰にも文句は言えんけど。

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2024年5月 3日 (金)

High carbon steels should not be welded.

05031_20240505185801  白骨号の塗装が一息ついたので、この連休は家の周りの作業をやろうと思っている。今日は生け垣の手入れをするためにヘッジトリマの手入れ。
 これは近所の人から貰ったエンジン式のトリマで、エンジンは調子が良いけど燃料タンクが漏れて居るのと刃が1箇所欠けていた。
05032_20240505201201  刃の欠けは1箇所だけど、そこに入った笹や草だけが残って意外と具合が悪い。刃を買おうとしたけど既に手に入らない。
 と言う事で、草刈機の刃から切り出した三角の小片を溶接してみた。


05033_20240505185801  パキスタントラックのコメントに書いてあるように「高炭素鋼を溶接しても直ぐに壊れる」のが正しい工学的な知見だけど、田舎の爺さんは見た目が元通りになればOK。
 20mくらい刈ってみたけど外れたりしなかったのでOKと言う事にしておこう。

05034_20240505185801  下の土地に置いたままに成って居た木も散り始めた。こないだのレッスンで「trunk」と言う事を知った。
 ソーチェーンは研いだので良く切れるけどエンジンの調子が良くない。まだ新しいのに・・・と思って調べて見たら2014年に買って居るから10年前だ。そりゃダイヤフラム式のキャブとか調子が悪くなってもおかしく無い。
05035_20240505185801  今日のヤツは20インチのバーがギリギリ届くくらい。これの1.5倍くらいのヤツが横に有るのだけど、流石にエンジンの調子が悪いままでは切れない気がする。
 ダイヤフラムは安いから買うか。良い機会だからあとの不具合点も潰して置こう。10年前は4万くらいで買って居るけど、今の日本で50ccクラスを買おうとしたらプロ用じゃ無くても2-3倍はする。修理して使うしか無いな。

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2024年5月 2日 (木)

It is difficult to drive a trailer.

05021_20240505184701 天気も良いので家の裏に置きっぱなしに成って居た木を割ろうと思った。斧で割っても良い位の太さだったけど、薪割り機を長い間使って無かったので整備がてら上に上げた。
 以前は人力で押したりユンボで引っ張ったりして居たけど、まさお君に牽引ボールを付けたので楽になった。
 とは言えバックは難しい。最近はグライダーの運搬も牽引でやるのが普通に成って居るけど、あんなのを引っ張って公道を走るなんて私には出来ん。
 雨ざらしで放置して居たのに、アメリカ製なのかアメリカ製のコピー品か知らんけどエンジンは普通に始動した。このエンジンとシンプルな機構の薪割り機は素晴らしい。ロビンエンジンよりもタフな気がする。
 残って居た木は直ぐに処理出来た。あとは下の畑においたままになって居るでっかい木を玉切りにして割って行く仕事が残って居る。次の冬までは長いけど、今のうちにやらないと真夏は熱くて出来ない。

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2024年5月 1日 (水)

Things have optimal sizes.

05011_20240501221801 千早のストレートで買って来たラチェットコンビ?、ちょっと使って見たけど第一印象通りに長さが長すぎた。 力のかかる部分なら躊躇するけど、どうでも良い場所なのでガーッと切ってビビッと溶接してしまった。
 スパナ側は使わないから強度とがどうでも良い。開先を取らずに付き合わせて溶かすだけで溶接したらまあ許容範囲のできあがり。
 この手のは数種類売っていたけど、トルクはどうでも良い用途なのでラチェットの感触だけで選んで来た。だから気に入らなかった長さを修正したので気分良く使う事が出来ると思う。
05012_20240501221801  こっちはお気に入りだったけど裏蓋の固定が宜しくないラチェットハンドル。
 今までは縁にポンチを売って誤魔化したりして居たけど、新しいのを買ったので少し大胆に接着剤を塗ってみた。
 これで上手く行けば2丁態勢で行けば良いし、またまた外れそうになったら今度は溶接してしまおう。
 それまで軸受の部分とかラチェット部分が持てば・・・の話だけど。

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