Why is a high-pressure system tested under vacuum pressure?
家庭用エアコンの取付で使った「ナイログ」と言うネチャネチャの液が残って居たので、同じエアコンだろ(笑)と白骨号のOリングにも使ってみた。
外したOリングに若干むしれた様な跡が有ったので、以前にアップして居たサイズよりもほんの少し細いのを使って見た。
いい加減なO/Hをしたコンプレッサと、適当に組んだ配管類なのに10年も持ったのは素晴らしい。途中で1回だけガスを追加して見ただけなので、思うほど漏れて無かったという事だろう。 漏れの試験は正圧でやった。家庭用エアコンの時にも書いたし10年前のコンプレッサO/Hの時にも書いた様に、私はエアコンの系統を負圧で試験する行為に納得出来ない。しかも15気圧以上行くような系統をマイナス1気圧で長時間試験しても意味なかろう。
まあ巷のプロにケチを付ける気は無いけど、自分の作業くらいは自分の感覚を信じてコンプレッサの正圧でやっている。
もし私が拘りのエアコン屋オヤジなら、もっと高圧の窒素でも充填して試験すると思う。そして他店との違いを偉そうにYouTube辺りで披露する訳だ。 とは言ってもこの手の作業系の仕事は車で行ける範囲が商圏に成らざるを得ないから、全世界に向けてPRしても商売には直結しない(笑)。
インチキ圧着の周辺も漏れは無かった。フロントのコンデンサ部分もOK。 漏れが無かったら次はガスの充填。充填前には負圧で引く必要が有るのは当然。
使って居るガスはコールド12と言う、これまたインチキ臭いヤツ。計算上は450gくらい必要だけど100g缶が2缶の200gしか無かった。でも仕方無いので取りあえず200gだけ充填して試運転。 2000rpmを1分くらい維持したら8°C弱まで下がった。夏場に涼しいと感じる事は出来ないと思うけど、梅雨時期に内側の曇りを取るには十分だ。
さて、残りの冷媒250gを何とかしないといけない。コールド12は100gが1,500円くらいしてメチャ高い。手元に家庭用のR32が有るけど特性が違いすぎて流石の私でもR12の系統にぶち込む事はしない。
コールド12の成分はイソブタンとプロパンの混合物らしい。イソブタンとプロパンの混合物と言えば、マジ登山用のガスボンベが思いつく。。。この辺りの妄想は明日にでも。
| 固定リンク
« This is the heaviest starter motor I've ever repaired. | トップページ | I'd rather burn myself to death than destroy the environment of my offspring. »
コメント