Today I bought a fucking good knife.
今日ヤバイ包丁を買った。
一部のインド料理動画ファン?にしか解らないネタだと思うけど、インドの屋台で使われて居るヤバイ包丁を買ってみた。
過去か現在、刃物に興味を持った事が有る人なら、こことか、こことかを見たら絶対にこの包丁が欲しくなると思う。
まあこの包丁を手に入れたからと言ってこんな切り方が出来る様には成らんのだけど、日本国内で買っても800円くらいしかしないのだから買うしか無い。 形とメーカのロゴを見たら解るように金ノコの刃に柄が付けてあるだけ。ただしこのタイプの刃は大きめの機械式鋸の刃なので、今の日本で買おうとしたら1本が2,000円以上してインドの完成品を買う方が安い。
赤い塗装を剥ぐ感じに削ってあるだけなので今は全然切れない。刃の具合が知りたかったので研ぎの動画も探してみたらこんなのが有った。これを見る限りかなり寝かせた角度で研磨していると思われる。
屋台のおっさん達は毎日研いでいるか、毎日この手の研ぎ師に頼んでいるんだろう。我が家には電動のグラインダがあるのでインドの研ぎ師よりは楽に研磨できるけど、こう言うのを見てしまうと自転車に砥石を付けたくなってしまう(笑)。 このナイフとそれを使いこなすインド人を見て居るとインドの電動リキシャを思い出した。
インドでは至る所で走り回っているリキシャだけど、パトナでは一定の割合がEVで驚かされた。
EVと言っても高性能なバッテリとモータが入って居る訳では無く、トラック用みたいな120Ah?くらいの鉛蓄電池が4個積んであるだけ。駆動はインバータじゃ無くてブラシ式モータにPWMドライバ程度だろう。
日本人が「3分充電で1000km走れる様になるかでEVは使い物に成りません」とか言っている間に、インド人はこれで毎日走り回っている。しかも金儲けして居るのだ。
この包丁も日本刀の構造とかダマスカス鋼とかと対極にある刃物だけど、そいつで結果を出す彼らを見ていると、世界的大企業のCEOの多くがインド人である事の理由の一つが解るような気がしてくる。
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コメント
定年退職のカタログギフトにSKDの三徳包丁があったのでもらいました。切れ味抜群ですが、鏡面仕上げなので我が家の砥石では曇るし、研ぐの大変です。鋸刃の折れたやつでつくった小刀も切れ味よいです。
投稿: 楽々園の秀 | 2024年4月 6日 (土) 10時19分
鏡面仕上げは実用部分には困りますね。良く解らん砥石を山ほど買いましょう(笑)。
私も子供の頃から金ノコの刃を削って彫刻刀的な刃物は作ってましたが、長いままで包丁にする考えには至りませんでした。生活の中で見た事が無かったからでしょうね。
投稿: みつやす | 2024年4月 6日 (土) 12時53分