Climate Control Unit
964と993に付いている大層な名前の制御機器。これのボリュームを左に回せば温暖化も直ぐに解消される(笑)。
複数の不具合があるみたいなので、高性能?試験機に付けて一個ずつ検証していく。でも以前に書いた様に車体側もかなり複雑なシステムなのでトラブルシューティングはなかなか難しい。 これはコンデンサファンとオイルクーラファンだったか?、高速と低速を制御するリレー。DMEリレーみたいな感じで内部に2個のリレーが入っている。
中を見たら半田クラックが多数あったので、再半田して置いた。実害は無かったと思うけど、もしかしたら不安定さは引き起こして居たかもしれん。 この車両は発電電圧の低さもある。シガーライタに付ける簡易電圧計でも13.3Vくらいまでしか上がらん。
それとは別に半日くらい置いただけで11.7Vとかまで下がる。バッテリーは去年交換したらしいのに。
地面にある白い線はフロントにあるバッテリのマイナス端子から引っ張って来ている線。これとエンジン本体とかファンアウジング(=オルタネータのGND)とかとの電位差を測定する事で、マイナス側の接触不良とか電圧降下の概略が把握出来る。
ポルシェは回転中のオルタネータのお尻にアクセスできないので、プラス側で同じ事が出来ないのが残念というか難しい所。
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