It is not a genuine part.
これはオースチンセブンのオリジナルダイナモ。こちらはお尻側というか入力軸と反対側。軸と直角に大きな穴が見えるけど、ここにデスビが刺さるという妙な構造。
と言う事はダイナモの駆動もVベルトとかでは不味いわな。 これは空冷VWとかポルシェ356辺りに使われて居るデスビ。遠心進角のみとかバキューム進角付きとか色々有るけど、まあこの際どうでも良い。
ただ356用だと凄く高いのでVW用を使う。VW用なら安いのから高いのまで多数の互換品が存在する。 これはデスビの先端に付くギヤ。純正品かどうかは知らんけど純正形状らしい。まあ100年前の車だからオリジナルは無かろうと思う。
これらの部品を適当に組み合わせてオースチンセブンのダイナモの後ろにVWのデスビを付けてしまおうという話。
オリジナル至上主義の人は眉をひそめるかも知れんけど、さすがに100年前となるとそうも言ってられんのも現実。
イベントとかで走り回りたい人は、大きく逸脱しない範囲で修理とか改造をやりたい気持ちに成るのは良く解る。 ギヤの加工は少し大変だった。小物部品だから全ての部分に焼きが入って居て、ちょっとした加工でも超硬じゃないと歯が立たない。
でも理由は解らんけど基本寸法がVW用とほぼ一緒なので、想像したよりもスムーズに合体作業が出来そうな雰囲気。 軸方向の固定と回転方向の位置決めをするプレート状の部品はゼロから作るしかない。
基本部分は何となく出来た感じ。あとは細かい部分を詰めたらエンジンがかかるかな?。
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