« How should I handle bias tapes? | トップページ | I removed the dashboard. »

2024年4月15日 (月)

Terrible electrical insulation material

04151_20240415201701  なんか挙動が可笑しいナローのオルタネータ。チャージランプ側もなんか可笑しい。メカの人に依るとバックに入れたらバックランプの配線が爆発して燃えたらしい(笑)。
 IGオンの系統から電源を取って、チャージランプは別回路でオンオフするレギュレータを試作して試験したら行けた。
 でも最初の測定時も「行けた」時の測定時も、B+端子の電圧と61番端子の電圧の挙動がなんか可笑しい。
04152_20240415201701  何回も脱着して貰うのは申し訳無いけど、お願いしてオルタを外して貰って分解した。
 絶縁被覆がボロボロだ。何カ所かショートして居る様に見える箇所も有る。
 もし車体側も同じような箇所が有るとしたら、奇妙なトラブルが出続ける車なのかもしれない。保管環境的に絶縁材に良く無い何かが有ったのだろうか?。
04153_20240415201801  全部を外して手で揉んでみたら全ての絶縁被覆が崩壊して無くなってしまった。
 ハハハ、流石にこれはいかん。ダイオードも1個怪しいのが有った。こんな状態だと試す度に挙動が変に成ってしまうのも当然かもしれん。
 嫌らしいのはここまで分解しなければ行けそうに見える所で、外から測定しても振動も何も無ければOKの値が出る。
 高温環境で厳しい場所なので、新しい絶縁被覆はガラスクロスのヤツにした。ダイオードも2個交換した。毎回ここまで分解したら解る事だけど、そうなると問題無いヤツの工数が相当跳ね上がってしまう。気持ち的にも外からの測定で行けそうなら無駄に工数を増やしたく無いのも事実。難しいバランスだ、年数が一つの目安に成るかも知れん。あとは現地でも可能ならオシロで確認する事だ。
04154_20240415201801  いつまで経っても更新されない140Wくらいまでしか測定出来ないみすぼらしい試験機で試して見たけど、低回転での電圧立ち上がりが早く成ったし、何よりも数値が安定した。オシロで見ても綺麗な三相のブリッジ整流に見える。

04155  これでオルタネータ側の怪しいのは終わった。あとはチャージランプ側の怪しいのが残って居るけど、こっちは車体側の話なので付きっきりで数日かかるかもしれん。
 それは出来んので別回路で強制的にオンオフする様にレギュレータを新作する事に成りそう。

|

« How should I handle bias tapes? | トップページ | I removed the dashboard. »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« How should I handle bias tapes? | トップページ | I removed the dashboard. »