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2024年4月 1日 (月)

This apostille is suspect.

04011_20240403083801  東京のおばちゃんからお菓子とコーヒー豆が送られて来た。以前に麻布台ヒルズの事で揶揄されたのが悔しかったみたいで、今回は本当に行ってきたらしい。
 チョコレートもコーヒー豆も洒落た入れ物に入っている。嫁さんは「これチョコフレークやん」と言いながらボリボリ食べていた。
 コーヒーは封を開けた瞬間にプシューッと音がして、窒素でも充電されて居たのかな?と言う雰囲気。格好だけじゃ無くて中身もちゃんと考慮されて居るみたい。
 ありがとう。

04012_20240403083801 年度初めという訳じゃ無いけど、たまたまのタイミングで書類が揃ったので市役所へ次男達の婚姻届を提出してきた。
 日本と公務員に対してイラッと来ると言うか、頭にくるというか、理不尽さを感じるというか、無能さを感じるというか、でもどうしようも無いのかな?と言う気分に成ったので以降の文章は公務員の方は読まない方が良い(笑)。

 彼らはインドで婚姻を成立させた後に日本の役所へ報告的届け出をするやり方を選んだ。その為にはインドの婚姻証明が必要だけどインドではIT化されて居てデータを勝手に印刷して使う。真偽の確認は受領者がWEBサイトにアクセスして同一性を確認するという方法。
 所が日本ではこのやり方は認められて居らす、アポスティーユと呼ばれる判子がベタベタ有る様なお墨付きが必要らしい。君たちが土人と馬鹿にしている国の方が5分くらいで済む遙かに洗練された方法と思うけど、判子と紙がないと仕事が無くなるなら仕方無いね。
 ちなみにインドでは国が主導で整備した電子決済システムが使われて居て、道ばたの露店みたいな店でも電子決済出来る、手数料は無料で。この面でも「電子決済市場は数兆円の市場規模が見込まれる」とか寝ぼけた事を言っている国とは隔世の感が有る。日本は数兆円を決済会社に献上し続ける事を意味する訳だから。
 話がそれた。息子達は外務省か領事館か知らんけど行ってきて結婚証明書の裏に判子と証紙みたいなモンを山ほど貰って来た。それを郵送してきたので私が役場に持参した訳。それからが今日の話。

 それまでの遣り取りで法務局からは「アポスティーユ等の公証が付されている場合は内容に疑義がなければ、管轄法務局に受理照会することなく審査のうえ受理する。」との返事を貰っていた。だからスイスイ受理されてお終いと思っていたわけ。
 でも現実は違って居た。まずは4月1日ということで今まで対応して居た職員は異動で居ない。誠実そうではあるけど不慣れそうな不安そうな対応の職員が対応。唯一の救いは昔みたいに高圧的じゃ無い事。
 50分ほど待って出た結論は「このアポスティーユの真偽がここでは確認出来ないので法務局送りになります」と言う信じられない結論だった。
 これって自分たちが受理してしまうと問題が起こったときに怖いから、失敗しないように上に送るという思想に思える。目の前の職員が自分で決めたとは思えないので上司が決めたんだろう。もしかしたら上司の上司かもしれん。もしルールがあったなら市民を50分も待たせるな、だ。
 法務局の提示したルールによれば受領できるはずだけど、そこには日本のお役所的な内容に疑義がなければ と言う逃げの文章が入って居る。「もし偽物だったら責任問題に成るよ!、責任取れるの?」的な事を上司に言われて、「受理します」と言えるようなタイプの人間は役所には勤めて無いだろう。
 役場で大声で怒鳴るオッサンには成りたく無かったし、上司の上司を呼んでも進まないだろう事は解った。指摘はしてみたけど前に進まない感じなので預けて帰る事にした。
 法務局でさらっとOKが出て帰ってくれば良いけど、アポスティーユ無しと同じ流れとかになると1.5ヶ月くらい余分にかかってしまう。無能な国だな嫌になる。彼らには日本に住んで欲しいとか思わんけど、日本でも法的な婚姻は成立させて起きたいのは事実。
 嫌にならずにボチボチ進もう。そして英語の勉強も続けよう。

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