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2024年3月

2024年3月31日 (日)

Fake "Kiwami"

03311_20240401225601  素人なので何かを縫う度に調べて居るけど、裁縫の世界では定量的な話が非常に少ない気がする。
 香川綾先生がみたら怒ってしまうんじゃ無いか?と感じる事が多かったので、自分だけでも定量的に行こうと思って下糸の張力を測定してみた。
 購入時そのままだと0.12Nくらいだったけど縫いはイマイチ。それを0.20Nくらいまで高めたら良い感じに成って来て、スポンジとか挟んだ変な厚い物を縫うときは0.30Nくらいまで上げた方が良い感じ。
 もう少し厚くなるとどうなるかな・・・と調べて行くとベビーロックの新しい機種に皮革用に特化した「極」と言うモデルが出て居た。上糸のテンションを強めるのか安定させる為に、天びんの直ぐ糸巻き側に抵抗増大装置?が付いている。
 位置関係から天びんが下の時は抵抗の増大量が少なく、上に上がるときにテンションが増大するのかな?と言う感じに見える。良く解らんけどこれ以外に自分のミシンと違いは無い感じ。
03312_20240401225601  そんな事を思って居たら作業場にこんな部品が落ちて居た(笑)。何に使うのか、どこに付けるのか良く解らんけど自分のミシンに当てがってみると良い具合に付く場所が有る。


03313_20240401225601  配置的に「極」と同じような上糸のテンション増大効果とか安定効果があるかもしれない。
 でも8番の糸が無いので今日の所は試せない。針も18番じゃ無くて20番とか有ると面白いかもしれない。
 軸径が違うから特殊な型番を買うしか無いみたいだけど。

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2024年3月30日 (土)

ExcimPro 9400

03301_20240401222001  何時までもShinakoさんに借りっぱなしでは申し訳ないのと、自由に作業が出来ないので自分用のミシンを買った。
 嫁さんの一般家庭用では能力不足、Shinakoさんの家庭用の上位機種でもあと一歩。厚くてでっかい部品を縫うには懐のサイズも重要。という所まで確認出来たので、ミシンの世界で言う「職業用ミシン」とやらを。
03302_20240401222001  新品は買えないのでヤフオクの中古。未知の世界なので1万以下のジャンクは怖い。多量に出て居る同一機種は明らかに工場の入れ替え品。単体で出て居るヤツの中から、無難そうなヤツを選んだらこれになった。
 ベビーロックのエクシムプロ9400。質実剛健なデザインが気に入ったのと、付属品が沢山付いていたので個人所有品かも?と期待して税込み25,000円。
03303_20240401222001 全般に酷くは無いしかなり程度が良い。でも針板には針の傷が多数あって、まずはこれの修正作業が必要。
 付属の針が18番とか革用ばかりな事から想像すると、レザークラフト用に買ってみたものの能力不足で早期に手放した。そして多分工業用に買い換えたと妄想。
03304_20240401222001  針板を滑らかにしたら普通に縫えたので、最初という事で中を開けてメンテ作業。ミシン屋じゃ無いので機械屋的なメンテしか出来ないけど、まあ清掃と注油をしただけでも良い方向に行ってくれると信じて。


03305_20240401222001  中を見ても使用頻度は低い。この手の綺麗な中古は逆に大きな問題が隠れて居る事が有るけど、今の所それは見つかってない。
 ミシンの神様ありがとう。



03306_20240401222001  底板の中には糸が2本入っていただけだった。ギヤの片方はプラスチックだったのでプラ用のグリースを塗って置いた。
 送り機構に一箇所だけ金属カムが使って有ったので、そこにはリチウム系の普通のグリースを塗って置いた。それ以外はVG10くらいの適当な油。
03307_20240401222001  嫁さんの一般家庭用では縫い目が一定にならなかった。Shinakoさんの家庭用上位機種では集中したら綺麗に縫えた。このミシンだと何も考えなくてもこの位縫える。
 たとえ素人でも、この手のことをやりたいなら職業用ミシンくらいは買った方が楽に綺麗な物が出来上がると言う事だ。
 「激安ミシンでもここまで出来る!」みたいな動画が有るけど、これって「ミニ旋盤でもここまで出来る!」と一緒だと思う。かなりの技術を有する人が工夫したら「出来る」世界。
 アルミブラケットを補修したい初心者に「素人には交流TIGとか早い」と言った所で作業は進まない。「パナソニックの高級機は止めて中国製の安物買って見たら?」的なアドバイスの方が前に進むアドバイス。
 ただ120Aの機種を買うべきか250Aの機種を買うべきか、1万円の機械を買うべきか5万円の機械を買うべきかに関しては、自分が溶接したい物と溶接機を使って体感してみるしか無い。結局、誰かに借りてやって見るのがスタート地点かも知れん。

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2024年3月29日 (金)

Just in case

03291_20240401203001  アース不良が原因と思われるセルモータを作業したけど、同じ車体の充電不良のオルタネータも念のために再入庫。
 アース不良の話が出るまでは、このオルタは電圧検出がチャージランプ線なのでノイズが乗っているかも?と思って居た。
 電圧検出がB+線のヤツは低インピーダンスなのでそんな事は無いけど、チャージランプ線は車両の配線にしてはハイインピーダンス。ここにノイズが乗ると電圧が高いとレギュレータが誤検出して速めにフィールドコイル電流を減らしてしまう事が有る。
03292_20240401203001  でも太いアース線が緩んでいた話が入ってきたので、セルの回転不良も発電電圧が1Vくらい低いのも、両方ともそれが原因だろうと思った。
  とは言っても911のオルタネータを何回も脱着するのは嫌らしい作業なので、念のためにノイズ対策だけしておく事にした。
 アース不良の話が来るまではB+線検出のレギュレータに作り直そうと思っていたけど、アース不良の話が来たのでチャージランプ線にコンデンサを追加してノイズ対策とした。
 コンデンサの容量としては、メーカと型式に依っては入って居る事が有る2.2uFとした。まあこんなモンでしょ。

 今回のアース不良の話、私はプラス側の接触不良までしか思いつくことが出来なかった。911は回転中にオルタネータ端子を測定する事が出来ないので、バッテリ端子との電位差を測定出来ない。
 でもアース側ならエンジン電位とバッテリのマイナス端子の電位差を測定する事が出来た。そういう用途の為に5mくらいある試験リードも持ち歩いている。どうしてそこまで思いつかなかったのか残念だ。
 人は経験で学ぶとは言うけど、本当に賢い人は経験する前に知識をベースに思いつく事が可能だ。私はそこまでの頭が無かったので今回の経験によって初めて思いつく事が出来た。ハハハ。

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2024年3月28日 (木)

Multiple problems were caused by the same cause.

03281_20240401191801  充電不良の964から外されてきたセルモータ。セルモータの回りも悪かったので外して見たところ、アース線が締まって無かったらしい。
 充電不良もセルの回転不良もアース線が原因の様な気がするけど、念のためにチェックしてくれと言う依頼。
03282_20240401191801 お尻のねじがポジドライブだ。最近の電装品に増えて来たので、ドライバの1、2、3番とショックドライバ用のビットを準備して居る。フィリップスよりも舐めにくいので好きだ。


03283_20240401191801  試験用バッテリで回したら正常。中を確認したけど新しくて良い状態。





03284_20240401191801  モータの軸というかサンギヤの軸が少し焼け気味。





03285  遊星ギヤ機構に少しグリスっ気が無いかもしれない。とりあえず給脂しておこう。
 そのほかは問題無くて、軽い分解点検だけどおしまい。たぶんアース線が原因だろう。

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2024年3月27日 (水)

I couldn't find any problems.

03271_20240401190701  ポルシェ964のオルタネータ。充電不良というか充電はするけど電圧が13Vくらいまでしか上がらない。
 実車も軽く見たけどレギュレータの制御電圧が可笑しいか、どこかの接触不良かな?と言う感じ。
 オルタネータ単体での接触不良箇所としては、ダイオードボードと+端子のボルトが内側に隠れた薄いナットで締めて有った。軽い腐食があったので磨いて締め直したのが怪しいと言えば怪しい箇所。
03272_20240401190701  その他も分解して確認していくけど不具合点が出て来ない。電圧だけじゃ無くて立ち上がりの挙動とかまで見たけど解らない。




03273_20240401190701  うちの試験器はモータの出力が低いので充電電流が10Aくらいまでしか検証できないけど、取りあえず1100rpmで14.5Vが確認出来た。



03274_20240401190701  実際の964ではクランク軸に対してオルタネータは増速してある。だから800rpmくらいのアイドリングでも満充電に近いバッテリなら14.5Vくらいまでは上がるはず。
 ここまでやって完成とした。うーん、なんかスッキリせん。

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2024年3月26日 (火)

Is this a little too flashy?

03261_20240401214801 破れてボロボロの背もたれを外してみた。意外と重たい。全部外したら軽量化できそうだ。




03262_20240401214801  中は「木」で出来て居る。ペダル奥の板もベニヤ板だし、この時代のポルシェは木が好きみたいだ。




03263_20240401214801  場所によってステープルの幅が違う。長さ違いならステープルの買い足しで済むけど、幅が違うと打ち込む機械が変わってくるから困ってしまう。



03264_20240401214801  試しに買ってみた椅子用の生地を巻いて見た。ちょっと派手すぎる気もするけど、両端のビニールレザーの色がバーガンディになったら丁度良いくらいの新車の色になるかもしれん。


03265  ここのスポンジは12mmから15mmくらいある。それと裏の布を一緒にして縫うのは結構ハードだ。
 Shinakoさんから借りているミシンの針を折ってしまった。縫製技術的には素人の初心者だけど、作業内容は家庭用の上位機種では荷が重い領域なのかもしれない。
 これは前回のレザーとスポンジを一緒に塗った時にも感じて居た事で、もう少し強力なヤツが必要な作業のような気がする。それとは別に他人のミシンでヘビーな作業を続けるのも良く無い。
 自分用に買うしか無いかな。。。

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2024年3月25日 (月)

It's not that bad.

03251_20240401213601  縫製が終わったビニールレザーをヘナヘナで安っぽいボードにタッカーで貼り付けた。
 隅っこの方を引っ張りすぎたので皺がよってしまったけど、このまま気にせずに行こうかな?と考えながら仮装着。
 装着時に隅っこの方が引っ張られて皺がもっと酷くなった。これは針を抜いてやりや押した方が良いかもしれん。
03252_20240401213601  背もたれを立てたらこんな感じで悪くない。色合い的にはバーガンディは明るい方だと思うけど、退色した今の色に合わせるには茶色系を選んだ方が良さそうだ。
 色よりも以前の話として椅子の背もたれの布を何とかせんといけん。

03253_20240401213601  天気が悪かったけど外からの映像も1枚。
 やっぱり椅子の背もたれの布が破れているのが一番目立つ。皺よりも先に次はこれだな。

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2024年3月24日 (日)

Learning a new skill

03241_20240324203501 午前中にShinakoさんがミシンを持って来てくれた。いかにも高機能で強そうなヤツ。家庭用の上位機種で古いヤツらしい。
 スーパーキルトと言う名前が今回の作業に適して居る感じで期待が膨らむ。


03242_20240324203501  昨日の夜メールをしたのが21:00。それから試し縫いでこの手提げを作って見たらしい。訳が解らん、やっぱりスーパーだ。




03243_20240324203601  一通りレクチャーをして彼女は帰っていった。その後の一作目がこれ。形には成っているけど縫い目が全然揃ってない。




03244_20240324203501  一作目で行こうか・・・とも思ったけど、手間とビニールレザーの値段を考えてもう一回チャレンジすることにした。今度は良い感じだ。



03245_20240324203501  裏面もそれっぽく出来た。一作目の反省から端が縫いにくかった。そこで両端にあえて不要部分を出して居る。あとで切り取る予定。



03246_20240324203501  アップしてもそれなりに見える。素人的には十分だ。やって見て感じたけど溶接に似ている。新たな技能を習得できたのが嬉しい。




03247 糸かけの角の樹脂部品が壊れてスポーツ用のテープでグルグル巻きにしてあったので、借りたお礼としてアルミで修理して置いた。




03248 お昼は昨日買った黒ひよこ豆でインド式カレー。水を吸った豆をしばらく煮て柔らかくしたのがこの状態。




03249 調理は無職の三男。この位は仕事をして貰わないと困る(笑)。





032410 チャパティは私が焼いた。銀色のでっかい皿を買ったらもっとインドっぽく成る。

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2024年3月23日 (土)

Yousafzaihalal Miyawaka

03231_20240323213401  ユズフライハラールの宮若店が復活していたので三男と昼飯を食べに行って来た。
 以前はコルカタ出身のインド人が一人でやって居たけど、今日は厨房に3人も人が居てびっくり。日本語の堪能な一人は同じくコルカタ出身らしい。
 写真では食べてしまったけどケバブとチキンビリヤニとスピナッチカレーとチーズナンを注文したら、マンゴーラッシーをサービスでくれた。
 食い物なので好き嫌いはあるけど、街道沿いに良く有るチェーン店的なインド料理屋よりも私はこの店の方が好きだ。
03232_20240323213401  店の隅っこにインド食材が置いてあったので乾燥豆を一袋買って来た。買ったのはカラチャナという黒ひよこ豆で、以前のオンライン英会話でインド人の先生が簡単だから作れと言っていたレシピに登場した豆。
 乾燥豆なので取りあえず水に浸けて置いた。明日の昼は豆カレーでも作ろうか。
03233_20240323213401  白骨号の内装修理に向けてレザー縫いの試験を始めた。
 家に有ったごく普通の家庭用ミシンにレザー用の針と滑りの良い押さえを付けただけの仕様。


03234  ビニールレザーを3枚重ねまでなら取りあえず針は通る。でも左側の様に何も考えないと負荷が重くなるにつれてピッチが極端に狭く成ってしまう。
 右も3枚重ねだけど意識して引っ張った例。素人なのでこう言う技術が無くても安定して作業出来る機械の方が望ましいのは事実。でも機械工具の例でも解るように、そういうのは高価で単機能の玄人用になって行く傾向がある。
03235  大半の場所はビニールレザー単体では無くてスポンジシートと併用してキルティングみたいに成って居る。これはそれの試験片。




03236  スポンジだけでは引っかかるので接着芯を上に置いて縫った。でも細かくずれるので難しい。
 調べて見ると「レザー」「厚物」「キルティング」と素人がやりたいと言うけど難しい物の代表例みたいな事をやって居る事が解って来た(笑)。
 行き詰まったのでShinakoさんにメールしたら、手持ちのミシンを1台使わせて貰える事に成った。彼女は大阪国際女子に出るランナーで有りながら、業務用ミシンで鞄を作るスーパーウーマンだ。
 長期間借りるわけには行かんので、もし具合が良かったり違いが理解出来たら使えそうな中古を買うのも有りかな?と思って居る。完成品を買ったり業者に依頼する事を思えば、差額は一瞬でペイできる。
 自分の労力は必要だけど、趣味とか楽しみと捉えれば安上がりの趣味だ。

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2024年3月22日 (金)

Are you a Pakistani mechanic?

03221_20240322214701  軸端がガタガタのポルシェ356用DCダイナモ。今度阿蘇で開催される唐沢君のラリーに出る車なので急いで欲しいと。
 ガタガタ以前にベアリングが裸だしアウターまで見えてるってどういうことよ?。スペーサも普通のワッシャが2枚重ねてあるし。。。
03222_20240322214701  中を開けたらサビサビでギャッ。受け入れ検査で発電はして居たけど、なんかヤナ感じではある。




03223_20240322214701  ここに銀色の何かが付いて居ると言うことは、コンミュテータに巻線を止めて居る半田が溶けて飛び散ったという事。
 確かにコンミュテータの接合部は何か作業の跡が有って、もうこれ以上弄れない様な雰囲気も有る。さて。。。

03224_20240322214701  まずはアウターが丸見えでガタガタのベアリングを固定。相手が鋳物なので点付けの溶接と構造用接着剤でインチキ修理。




03225_20240322214701  15h7くらいの軸が14.79まで減っている。ここは片持ちでVベルトがかかる所なので、グリングリン回って加速度的に症状は悪くなる。



03226  ここのキーは3mmの半月キーだけど、軸のキー溝は4mm以上に広がって居る。相手は一回交換して有るのか綺麗。
 オーナーは50年以上乗り続けている80代の方らしい。エントリーが受け付けられたならラリーは走りたいだろうなあ。正しい修理はオーストラリアの旋盤屋がやって居る様に肉盛り溶射して研削だろう。でもコンミュテータと巻線が焼けるかな。しかも彼の作業は1回が数十万とか100万以上行きそうなお化け建機の部品。同じ考えでは上手く行かんのは解る。
 短期間にそれなりに機能する修理をしたい。パキスタンの整備工なら手棒で肉盛りして旋削する感じか。幸いにもこの軸はそんなに硬くない事は知って居る。グルッと肉盛りしたら不味いかもしれんけど、半自動でチョンチョンと玉を乗せていく感じなら行けるかも。仕上がりがブツブツに成っても0.2mm細いよりはマシ。。。。。
03227  そんな事を考えて居たらこんなのが出来上がって居た。キー溝の所は苦労した。最後はリュータで削って、3mmのキーを叩き込んでは形を作った。
 見た目は悪いけどガタは無くなった。ラリーの期間中にここが壊れる事は無いと思う。もしトラブルが起こるならコンミュテータの接合部だ。ここは度重なる修理と修正でガチャガチャになっているので、もうこれ以上はどうにも手が出ない感じ。次に入って来たらどうしよう。
03228  取りあえず完成した。モータリングで軽快に回る様になったので、しばらく馴染み運転して最後に発電試験をしたらお終い。
 オーナーが唐沢君のラリーを楽しめます様に。

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Difficult to identify race.

03211_20240322184101 アトランタで暮らして居る嫁さんの妹がやってきた。どんどん人種不明な人になって行く。エクアドル出身にしては色が白いですね?と言われそうな雰囲気。空港でも英語でしか話しかけられないらしい、当然だろう(笑)。
 今までは旦那のジムと来ていたけど、ジムが死んでしまったので今回は一人。我々もそんな歳に成ってきたと言う事だ。死ぬ前に好きな事やって置こう。
03214_20240322190601  そう言えばうちの嫁さんが若い頃はフィリピン人と言われていた。この写真なんか子供達も含めて全部の雰囲気がフィリピンと言えなくも無い。
 私もインドでネパール人か?と繰り返し聞かれたし、英語のレッスンでピンクのスキーウエアを着て居たら、貴方は本当に日本から受講しているか?と聞かれる。次男は韓国人と言われるらしい。どうも我が家系の見た目だけじゃ無くて雰囲気というか挙動みたいなモンが日本的じゃ無いのかもしれない。
03212_20240322184101  犬はそれほど好きじゃ無いらしいけど、ちゃしろは熱烈歓迎していた。そして彼女用の布団を占領して怒られる。
 



03213_20240322184101  お土産はジョージアらしいピーカンナッツとワッフルみたいなヤツとブルボンでも有りそうなヤツ。
 全てがトレーダージョーズブランドだった。興味が湧いたのでどんな店か聞いて見たら、少しだけ拘りの有るスーパーらしい。
 ワッフルみたいなヤツを開けて食べるときに「甘さが足りないからハーシーズのチョコシロップかけよう」と言ったら嫌な顔をされた。
 ありがとう。

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2024年3月20日 (水)

Porsche brakes are the best in the universe.

03201_20240322182601 訳の解らない画像と思うけど、ポルシェ964だったか?の車内でオシロを眺めて居る所。
 ABSの具合が悪くてロックさせた時に油圧ユニットへ信号が来ているかの実車試験の様子。
 流石に舗装路では危ないので雨降りの工業団地でやろうと計画していたのだけど、あいにく天気が良かったのでダートの道を探して試験した。
 結果はABSユニットのソレノイド?へ12Vが印加され、ロックしたら電気側のユニットがソレノイドの反対側をOCでGNDに落として居る様子が観察された。
 取りあえず電気ユニットは白だ。油圧ユニットは単体試験ではバルブがカチカチ動いて居たので、圧力がかかった動的な状態では動かないのか、はたまた内部のチェックバルブみたいなヤツの故障か。要するに訳わからんと言う事(笑)。
03202_20240322182601  白骨号の内装作業。一番痛みの酷いリヤのスピーカーボードと言うのだろうか、そいつを外してみた。




03203_20240322182601  縫わなくて良い上半分だけを交換しようと思っていたら、間にレザーを挟んだような奇妙な構造だった。どうしても全部をバラバラにするしか無い。
 そうなると縫い目の有る方も交換する事に成る。ミシンなんか使えんぞ。最悪はShinakoさんにすがるという手も有るけど、彼女も忙しい人だから全部を頼むわけにはいかん。
03204_20240322182601  取りあえず覚悟を決めて全部バラバラにした。安物家具の背面みたいな材質の板だ。ちょっと悲しい瞬間。




03205_20240322182601  買ったシートを広げてみた。まあ悪く無い。でも室内が全部こんな色で綺麗に成ってしまうと、作業着で乗るわけにはいかんかもしれんな(笑)。

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2024年3月19日 (火)

Burgundy is the name of the color

03191_20240319192701 昨日は意気消沈していたけど、一晩寝て貰い物のミルクチョコレートを食べたら元気が出た。
 無職の三男に手伝わせてリヤウインドウの装着に再チャレンジ。無理せずに途中で2回やり直したけど細かい修正が功を奏して今回は成功。ようやく全塗装の大きな作業が完了した。
03192_20240319192701  細かい問題点はある。昨日の作業で外れたアルミモールを入れようとして傷だらけにした左上の角。
 全てが落ち着いたらタッチアップしないと行けない。まあこの位は塗装と関連するインチキ作業に慣れてきたので何とか成る。
 アルミモールの一部が浮き気味の所が有るけど、細かい所は見ないことにした(笑)。雨漏りする場所じゃ無いし高速で飛ぶ程じゃ無かろう・・・と自分を誤魔化す。
03193_20240319192701  下の方は綺麗な感じに仕上がった。あとは汚れを洗って磨けば完成。





03194_20240319192701  勢いの有る内に汚い内装を少しだけやっつける。手始めはリヤのスピーカが付いて居る板。日光が当たるからだと思うけど、こんな感じでボロボロに成って居る。



03195_20240319192701  平面に近いので張り替えてみようと思い、似た色のビニールレザーを買ってみた。
 サンゲツの難燃性で車検対応というヤツ。色はUP1076と言う色にして見たけどちょっと違う。
 でも81色有る内でこれが一番近い感じなので妥協しよう。ちなみにこの内装色は「バーガンディー」と言う色らしい。どっかの赤ワインの名前らしくて、「小豆色」とか「ワインレッド」とか言うよりも少し気取った感じの言い方だ。私は知らなかったので材質の名前かと思った。
03196  色あせが少ないと思われるスピーカの取付面と比べると割と似ている。カーペットの色はもっと明るい感じを受ける。
 総合的にまあ悪く無い感じなので、もし技術が有れば室内を全部張り替えれば綺麗に成ると思う。

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2024年3月18日 (月)

Everything went wrong.

03181_20240319184701 白骨号のリヤガラス、やって見たけど上手く行かなかった。悪あがきしたので傷だらけになった。
 まあ割らずに取り外し出来たし、傷は自分でタッチアップすれば良い。でもガラスの作業は難しい、3万円かかるだけの事は有る。
 もし私が整備工場をやって居るなら、直ぐ来てくれるガラス屋が居れば頼むと思う。ド田舎でガラス屋が居なかったら自分でやるしか無いけどやりたく無い作業だ。
03182_20240319184701  悩んで居るエアコンユニットも上手く行かなかった。ここしか無いかな?と思って結構時間をかけて追求した箇所が違って居て疲れ果てた。
 レーザープリンタの黄色が出なくなった。トナーはまだ8割くらい残って居るのにうっすらとしか出ない。
 寝る前にオンライン英会話で取った先生がイマイチだった。聞き取りにくい話し方で、授業も教材にそって進めるだけ。私の文章の間違いとかもタイプして教えてくれなかった。
 唯一の救いは午前中に行った歯医者の定期検診で、磨き方に大きなダメ出しが無かった事くらいかな。

 これより酷いドツボにハマったことは沢山有るけど、軽い不調が重なった時の方がモチベーションの維持が難しい気がする。

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2024年3月16日 (土)

Preparation for glass installation

03161_20240316214601 天気が良いので朝一にマスキングをし直してエスコの上に上塗りを塗った。





03162_20240316214601  縁ゴムには全部で12個の穴を開ける必要が有る。ゴムの穴開けは結構面倒だけど、このサイズならリューターに尖った砥石か超硬ビットを付けてやると上手く行く。



03163_20240316214701  ガラスをはめながら配線も接続する。後でシーラントを流す必要が有りそう。密閉空間で銅が存在するからバスコークを使う必要が有りそうだ。



03164_20240316214601  こんな感じで配線が出てくる。ほぼオリジナル通りに復旧出来た。





03165_20240316214601  アルミのモールも填めていく。フロントに比べて外に広がり勝手なのでバンドで締めて置いた。




03166_20240316214601  補修塗装は綺麗にできた。もう一息だ。






03167_20240316214601  内装も塗装同様に酷い状態。その辺の解体車よりも酷いと思う。
 内装もお金をかけようと思えばいくらでもお金が出ていく。上手に工夫してやりくりしたい。
 そしてオイル消費大のエンジン。。。死ぬまでに終わらんな(笑)。

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2024年3月15日 (金)

I installed the front windshield.

03151_20240315200101  今朝の白骨号。前と後ろの窓ガラスを外して有るのでこんな格好で夜を過ごす。
 窓枠部分の上塗りから2日経過したので、今日はいよいよ窓ガラスを装着してみる事に。


03152_20240315200101  割れてバキバキに成ったダッシュボード。窓ガラスを外さないと脱着が出来ない変な構造。今回はここまで手が出ないけど、将来的に何とかしたい気持ちは有るのでねじを全部外しておいた。既に数本はカバーが割れてねじが効いてなかったので問題は無い気がする。
03153_20240315200101  無職の三男と一緒にみっちり4時間の作業。脱着回数は10回を超えた。ガラス屋に頼んだら3万くらいするのが理解出来る。
 人によって感覚は違うと思うけど、私は0.5sq位の電線が使いやすかった。最初は2sqでやったら太すぎて、次にたこ糸でやったら細すぎて縁を少し切り込んでしまった。最終的に0.5sqに落ち着いた次第。
 切り込んだ所はダッシュボードを外した時に接着したいけど、これは何時になるか今の所解らない。
03154_20240315200101  コントラストがクッキリしてドヤッ!と言う気持ち。何だかんだで窓ガラスまで外す事に成ってしまったけど、まあ出来てしまえばやって良かった様な気もする。
 ああ、でもリヤが未だだった。リヤは配線があるので面倒臭い。高名の木登りを忘れてはいかん。
03155_20240315200101  意地悪な人に縁を捲られても何とも無い。ただ少しだけ不安はある。外したガラスとゴムには多量のシーラントが使われて居たので、今の状態ではかなり確実に雨漏りすると思う。これを潰して行くのに1-2ヶ月はかかるんじゃ無かろうか。その間はカバーを掛けるしか無いかな。
 取りあえずここまで来た。

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2024年3月14日 (木)

And I was at a loss.

03141_20240315092501 こないだやった993?のエンジンルームブロアのモータ。こうやって作業内容を書くと次が来る。。。のかも。




03142_20240315092401  先日のに比べると軸のガタが少ない。使用時間のせいも有ると思うけど、軸受の構造が違って居た。
 先日のは油溜まりのフェルトが無かったけど、これにはフェルトのリングが付いて居る。もしかしたらそれが摩耗が少なかった一因かもしれない。
03143_20240315092501  同じようにブシュとブラシを交換して作業完了。これも試運転でファンを付けたら25A以上も電流を食う。
 フリーで回して居るのでハウジングに入れた時とかダンパを閉じたりした時と状況は違うけど、今までに作業したどのモータよりもフリーでの電流が大きい。
 先日のは初めてだったので少々不安だったけど、今回も同様に25Aを超えるような電流が計測されて安心?した。
03144_20240315092401  白骨号の方はフロントの上塗りが乾く間にリヤのガラスを外す事にした。
 デフロスタの配線がどうなっているか探って行くと妙な構造が出現。



03145_20240315092401  組んでからシーラントで埋めなさいと言う事かな?。なんか好きじゃ無いなあ、こう言う構造は。




03146_20240315092401  コードを分解出来ない事が判明した。サイドミラーの再来か(笑)。930の電機屋はいい加減な仕事をしすぎだな。




03147  結局この部分で切断して分解と再組立を行い、新たにギボシでも追加しようかな、と言うのが私の結論。どこかのガラス屋さんが良い案を出して居ないかと探したけど見つからなかった。
 さらに純正のゴムには穴が空いて居ない事が判明。自分で穴を開けるみたいだ。。。はあ。本当にこれが正規のやり方なのかな。でも自分で穴を開けるのは数名の人が書いて居るからそうなんだろう。
03148  何だかんだで割らずに分解出来たのでヨシとしよう。





03149  サビはたいしたことない。塗装が悪いと明記してあった98万円の車体を買い、10年間雨ざらしで使って来た車齢39年の車である事を考慮すると驚異的だ。
 亜鉛メッキの偉大さと言うか、イオン化傾向の素晴らしさというか、卑なる金属の犠牲に感謝する毎日。

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2024年3月13日 (水)

a cumbersome friend

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 以前にやったエアコンユニットが帰って来た。それは完全に修理出来てなかった事を意味する。。。情けない。
 色々試して一つ解ったのは、以前も壊れて居てアナログマルチプレクサが再び壊れて居ること。これの原因を突き止めない限り、又同じ事の繰り返しになってしまう。
 これは「うーん?」と感じる修理がしてあったユニットで、1箇所は気がついてやり直したんだけど他にも何か有るのかも知れない。かなり面倒な話に成るかも。
03132_20240313214701 そんな事をして居たら越前会長が旋盤を貸せと言って来た。ただで使うのは気が引けたのか、中古のドリルとデジタルノギスとアイスを持参して。
 面倒臭いヤツだけど、今回は許してやろう。

03133

 白骨号の方はエスコが硬化したのでマスキングをやり直して上塗り塗装。

 

 

03134

 前回の塗装との間はインチキマスキング。効果があるのか?



 

03135

 効果があるのか無いのか解らんけど、スパッと段が付いたよりは後のペーパかけが楽そうに見える。
 でもこうやると何故かぼかした積もりの所が黒っぽく成るのは何故だろう?。

03136

 サビサビの所も綺麗に成った。水抜きの穴を開ける案は一発で外に出ない場所だったので今回は却下。

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2024年3月12日 (火)

I took the easy way out.

03121_20240312213501 色々悩んだけど、ガラスを割らないようにゴムを切ってから取り外し、新たに純正のゴムを注文する道を選んだ。
 これで再利用な形でガラスとゴムを外す経験は出来なく成ったけど、トータルで最も安心かつコストパフォーマンスの高いやり方かな?と言う気はする。03122_20240312213501
 とは言っても本気でそんな風に考えて居るならヤリスでも買うだろうから、まあ基本的な部分ではそういう人間では無かったという事だ。



03123_20240312213501  縁を切ってしまえば外すのは一瞬で安全。






03124  一番酷い錆の場所。ここが窪地に成って居るんだから当然の構造だ。水抜き穴でも開けたら良さそうだけど、ここに穴を開けたら下には抜けんのかな?。


03125  錆と塗料を落としたらこんな感じ。これならエスコだけでも良さそうな感じ。もしこの面でシールして居るなら微量のパテで凹凸を均した方が良いかも?程度。
 今回の作業では各所で亜鉛メッキの威力を痛感している。もし楽がしたいならレストアのベースには亜鉛メッキ以降の車体を強くお勧めしたい。
03126  こんな感じで養生して、






03127  筆塗りでエスコを4回くらい塗り込んだ。






03128  完璧と思っていたら土砂降りの雨が降り出した。先に小屋を作るべきだった。じり貧の日本軍みたいなやり方をしている。こう言う部分はアメリカ軍を見習わないと行けないな。

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2024年3月11日 (月)

Reviving the lathe

03111_20240312205801 古めの911のウインドウモータ。動作不良というかトルク不足?で入ったヤツ。
 左と書かれたヤツは普通の感じだったけど、右と書かれた方は明らかに変だった。



03112_20240312205801  カバーを開けて見ていると界磁磁石がポロッと外れた。反対側も触ったらポロッと取れた。
 これがずれて干渉して居た可能性は有る。取りあえず再接着が必要。


03113_20240312205801  ロータとの隙間がえらく大きい。これはトルク低下を意味するので出来るだけ小さくしたい。
 色々悩んでフレームと磁石の間に薄い鉄板を挟んで接着する事にした。これで普通くらいのロータとの隙間になった。結構面倒臭い作業だったけど、試運転で明らかに低速高トルク型に変わったのでやった甲斐が有った。
03114_20240312205801  反対側は水が入っていたようで錆が酷い。分解して再メッキとかは出来んので、錆を落としてローバルを塗って置いた。




03115_20240312205801  水の浸入防止の為に、カバーとの隙間にシーラントを塗っておいた。





03116  ようやく旋盤に新しいインバータが付いた。渡良瀬橋みたいな設計という方針で見える場所に解りやすく設置。
 でも埃対策や200Vの感電対策と切り子によるショート対策としてカバーはあった方がよさそう。

03117  まだ配線を綺麗に纏めたりは出来て無いけど、仕事で頻繁に使う事があるし、越前レーシングの会長が使いたいから早く治せと五月蠅いからひとまず完成としておこう。

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2024年3月10日 (日)

I prefer glycerine to soap.

03101_20240310205401 リヤの三角窓の下に付く化粧モール。外したのにはエアコンパテみたいなヤツがびっしり充填して有ったけど、何となく同意出来なかった。
 ただ間隔の開いたねじの間が振動するのは嫌なので、スポットでシーラントの残り物をポツポツ置いてみた。
03102_20240310205401  こんな感じで先に装着してから三角窓を装着する。本当はそれを忘れて居て1回やり直した(笑)。




03103  ボディーにドリルで穴を開けて木ねじで直接取り付けてある。サイドスカートも同じやり方でボディーの鉄板に穴を開けて木ねじ。
 ランボルギーニなら解るけど、ポルシェ様もやっつけ仕事をするんだ、ドイツ人が少しだけ身近に感じられる瞬間。

03104  車の窓の脱着は初めてだけど、同様の作業にはゴムの潤滑用に濃い石けん水を使って居た。今回作業の参考にするために色々調べて見ると、外人のアンチャンがグリセリンを使って居たので真似した。
 薬局に注文するしか無いと思っていたけど、近所のドラッグストアに普通に売っていた。見た目は似ているけど日本薬局方では無い。化粧水を自作するお姉様方に向けた一般向けグリセリンらしい。
03105  石けん水よりも乾きにくいのでグリセリンの方が使いやすい。そして石けん水と同様に親水性なので水で洗えるのも美点。
 もし隙間にシーラントを入れたくなったとき、かすかに残ったグリセリンがシーラントの接着性に悪影響があるかもしれない。それは今後の課題だ。取りあえず割らずにガラスを入れる事が今回の目標なので細かい事は気にしない。
03106  久しぶりに天気の良い日曜日なので作業ばかりで汚れて居た白骨号のボディーを綺麗にしてみた。
 一部のパネルだけサンドペーパで磨いてコンパウンドをかけて見た。まあ悪く無い感じになって来た。
 今使って居るのは荒目というか肌調整用というヤツなので、もっとピカピカにしたいなら仕上げ用を買うべきかもしれない。まあ先の話だ。

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2024年3月 9日 (土)

What's the best way to do it?

03091_20240309204601 前後のガラスも外すしか無かろう、と腹を括ったのでストレートまで吸盤を買いに行った。
 でも使えそうなサイズの吸盤は変なヤツしか無かった。売れないのか半額に成って居たのでこれを買うことに。

03092_20240309204601  今回の用途にふにゃふにゃのヒモは使いにくいので適当なアルミパイプに交換した。ふにゃふにゃのヒモは取っておいて、ドアのガラスとかの作業に使おう。



03093_20240309204601  まあ何とか成りそうだ。でも新たな問題が発覚。サイドのゴムは柔らかかったけど前後のゴムは硬い。特に後ろのゴムは硬い。
 無理して外そうとしてガラスを割ったら高く付く。切って外したら楽だけど新品のゴムは高い。
 うーん、最善の方法は何だろう?。何を選ぶのも自分の勝手だし、何を選んでも失敗したらやり直しは利かない。私はゲームはやらないけど、この辺りがゲームよりも現実の人生の方がスリリングで面白い所だと思う。
03094_20240309204601  車体側の拡大写真。少なくとも1回はゴムを外して再塗装してある事が解る。これ以外にゴムを付けたままでマスキングでの再塗装の跡も有る。地層のようで興味深い。


03095_20240309204601  結局刷毛で塗った。この位の距離から見たら解らない。近寄ると解るけど今回は錆の処理が出来ればOKと割り切っている。




03096  ガラスを磨いてゴムとアルミのトリムを組み合わせてみた。やって見て解ったけど車体に装着した状態では99%トリムを組むことは出来ないと思う。



03097  ヒダヒダの状態が良い方。取り合えずここは再利用で組んで見ようと思う。ダメなら外して新品を買おう。重要度が低いので社外品でも良いかな。それでも1万を超えるけど。

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2024年3月 8日 (金)

The first time you do a task you are nervous about doing it.

03081_20240308203401 旋盤のインバータが来た。今回買ったのは中国製で1万円ちょっとで売って居るヤツ。見るからに安っぽいけどボール盤で使って今の所問題は無い。



03082  仮に接続してみたら普通に動いた。インバータ本体から動作させてOKなので、リモートにしても問題は無かろう。
 電流値も正常なのでモータは壊れて無くて安川のインバータが壊れた事が確定した。まあ普通に考えたら全閉外扇の三相モータなんか壊れんわな。
 感心したのはインバータに電流を投入するときにバチッと成らなかった事。大容量のコンデンサが入って居るのでバチッと成りがちだけど、コイツにはソフトスタートが入って居る。安物中国製も侮れない。
03083  以前の場所に入ることは入るけどVベルトとの隙間が5mmくらいしか無い。今回の様にトラブル時の事を思うと、外に設置した方が良いだろうと思う。
 同世代がガンガン死んで居るので私も何時死ぬか解らん。私が死んだ後で「解りにくい構成と配線だなあ・・・」と思われるのは嬉しくない。「馬鹿みたいな配線」と言われながらも、誰もが見て直ぐに解る配線を心がけるべきだ。
03084  白骨号の方は次のステージへ進んだ(笑)。別の仕事で空冷界の有名人?Z氏と遣り取りをして居て、モールの事を聞いたら「先に装着する物」と返事が来た。心が決まった。


03085  ガラスを割らないように、まだ弾力のあるゴムが再利用できるように、そんなケチ臭い事を思いながら怖々作業したら割らずに外せた。



03086  メチャ高そうなゴム部品だ。多分片方で2万以上する。絶対に再利用したい。





03087  片側でこれだけシール剤が使って有った。しかもブチルゴムっぽいのとエアコンパテみたいなヤツとガラス部には透明シリコーンみたいなヤツの3種類が。
 もしかして「合わない」とちまたで評判の社外品のゴムなんだろうか?。うーん悩ましいぞ。
03088  車体側の痛みは殆ど無い。ごく一部に錆が出ていただけで、後は汚れと外す時に付けた傷。




03089  錆にエスコを塗ってその他は掃除したら綺麗に成った。後は足付けしてグランプリホワイトを塗っておこう。
 スプレーで塗るとぼかし際が黒っぽく成ってしまうので際まで筆で塗ろうかな?と考え中。

030810  一部のベロが反対側にめくれて居たので癖を付けて居る所。前回の作業者はあまり良好な作業では無かったみたいだ。そのせいで沢山シール剤を追加したんだろうか?。
 どうやって組むかも悩みの種。さらに悩ましいのは前後のでっかいガラスだ。こっちのガラスは値段が20万くらいするらしいしゴムは4-5万はしそう。どうするかねえ。腰が引けているのは事実だけど、死ぬ間際に「あのとき自力でガラスの脱着やっておけば良かった」と後悔するのもヤナ感じだ。
 バイちゃ

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2024年3月 7日 (木)

I may have made a big mistake.

03071_20240307212401 ネチャネチャで剥がすことが出来る接着剤は見当たらなかったので、代わりに剥がせる両面テープを買って来てドアの防水シートを貼り付けた。



03072_20240307212401  ドア内装の助手席側は下が腐っていたので数年前にベニヤ板で作り直した。運転席側は腐っては居ないけどベコベコなので近いうちに作り直した方がよさそう。



03073_20240307212401  最後にガラスのモール類を付けていこうとして問題が発生。
 パチンパチンと外せたので、付けるときも強めに押し込めば付くと思って居た。でも。。。
 シリコーンスプレーを吹いてもダメ。ドロドロの石けん水を塗ってもダメ。溝にヒモを入れてみたけどダメ。ヒモの位置を変えてみてもダメ。
03074_20240307212401  なんかやり方があるかも?と思って検索してみたら、外したガラスにゴムのシールを装着して、その溝にモールを装着し、その状態で車体に装着するみたいだ。ハッハッハ。そんな事知らんかったわ。
 フロントとリヤの大きなガラスはやってないけど、側面の窓で四苦八苦した感想は「特殊な治具を作れば出来るかも知れない」。
 明日はフロントガラスのモールに挑戦してみよう。サイズが大きいしゴムの体積も有るので少しはやりやすいかも知れない。全然ダメかも知れない。
 今回の塗装作業に於いて、一番ヤバイ状況の様な気がする。窓ガラスを外してサビの手入れをしなさいと言う、修理の神様からのメッセージなのだろうか。

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2024年3月 6日 (水)

Carrera Stripes

03061_20240306190401 天気は良くないけど側面のデカール貼りには水スプレーをする位なので問題無い。
 まずはデカールの下部分だけサンドペーパとコンパウンドで磨いて置き、位置を見ながらストライプを貼り付けた。


03062_20240306190401  塗装はやり直しが利くけどデカール貼りは失敗したら買い直すしか無い。しかも失敗したのを剥ぐときに塗装を痛める可能性も有る。塗装の時よりも相当緊張して貼った。
 気合いが入っていたおかげで大きな失敗無く貼り終える事が出来た。ほぼイメージ通りの位置と雰囲気に成ったけど、ホイールの赤がもう少し明るい赤の方が良かった様な気もする。
 まあ完璧を目指すと死ぬまで完成しないのでこれでOK。それに赤は退色しやすいので、1年もしたら色合いが変わってしまう可能性も有る。
03063_20240306190401  センターキャップの色に関して悩んで居たら、こどおじをして居る三男が「赤が良い」と言うので赤にした。
 たとえ無職で有っても(笑)老いては子に従うのが正しい動物の生き方。


03064_20240306190401  外回りが一息ついたので次は内装。内装は基本的に組み付けるだけだけど、あまりに酷い所は修理しながら組むつもり。
 ボロボロに成って居た防水シートは農業用の0.1mm塩ビで作り直した。「農業用」と印刷してあるのが格好良いのか悪いのか解らんけど、機能的には問題無い。
 このシートの固定には再接着出来るネチャネチャの接着剤が具合が良い。ナフコかグッデイで探してみよう。

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2024年3月 5日 (火)

Broken inverter

03051_20240306184501  930か何か?のオルタネータ。異音がするという話で入って来たけど、オルタネータには原因となる様な箇所は見つからなかった。
 ちょっと面白いと言うか気に成る初めての構造。通常はこの写真の手前側にベアリングを押さえる板が有り、3本か4本のビスで固定して有る。
 でもこのオルタネータは外輪の周囲をプレスで圧縮して固定して有った。リング状の治具で押した跡と、外輪の縁に盛り上がった畝が確認出来ると思う。
03052_20240306184501  そのせいでメチャ外しにくかったけど、なんとか壊さずに分解してベアリングの交換は完了した。
 ここに押さえが無いと最悪はロータが後ろにずれてしまう可能性が有るので、外周をポンチ攻撃で再固定して置いた。
 今後はこう言う構造が増えてくるんだろうか?。コストダウンの為と思うけど、整備性は悪いしベアリング交換後の再固定とかも悩ましいのでヤナ感じだ。
03053_20240306184501  こっちは自分の旋盤。起動時にエラーが出るようになって、何回か繰り返したら使えて居たけどとうとうダメに成った。
 よく見たらインバータに過電流エラーが出ている。でも主軸は手で普通に回るしモータの絶縁も巻線抵抗も異常な値じゃ無い。
 中古で買った三相用をインチキで単相で使って居るから仕方無いか。。。と思ってインバータを取り出したら違って居た。
03054  銘板を見ると単相用のインバータと書いて有る。しかも安川製だ。忘れてしまったけど途中で単相用に交換したみたいだ。
 安川のインバータが壊れるかあ。。。意外な気持ちと悲しい気持ちで呆然としてしまう。モータの異常の可能性も少しは有るけど、9割の確立でインバータが壊れたんだと思う。
 国産の単相用は入手性が悪いので、次は中国製の安いのを手配しよう。中国製なら単相用が沢山売っている。性能は解らんけど安川でも壊れるなら高いのを買う意味が無い。

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2024年3月 4日 (月)

It's going to rain tomorrow.

03041_20240304202401 定番のスバル360ヤングSSのタコメータ。受け入れ試験では全く針が振れなかった。ムーブメントが死んで居たら手間だ。。。




03042_20240304202401  ムーブメント以前に導光筒がドロドロに溶けて死んで居た。でもここは前回データを作って居るので3Dプリンタで作れば良い。
 「そなえよつねに」だ。ボーイスカウトには入った事は無いけど。


03043_20240304202401  ムーブメントは生きていたので、メータは何時もの作業で生き返った。





03044_20240304202401  導光筒も3Dプリンタで出力し、内部を白に塗装したら完成。





03045  これで車検にも通る様になった。最近はインジケータも見られるから、徐々にインチキは出来ん様になって来た。




03046  こっちは白骨号の作業。明日は大雨?とか言うので慌てて作業している。
 これはレーザーカッタでホイールボルト穴カバーを切り出して居る所。中心の穴に釘を刺してカバーにする。


03047  総合的なマスキングはこんな感じに成る。これが一番時間がかかった。





03048  ノンクロムプライマを塗って、






03049  レタンPG80の赤を塗った。






030410  ホイールボルト穴カバーが具合良くマスキングしてくれた。これなら完全硬化前に車体に装着出来る。




030411  ホイールキャップの色を迷っていたけど、赤に塗るよりも黒の方が良さそうな気がしている。
 先にサイドスカートを付けてカレラストライプを貼った方が良いかな?。でもカレラストライプを貼るには周辺部だけでも研磨しておく必要が有る。
 うーん、雨が続くと作業が出来んなあ。。。



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2024年3月 3日 (日)

The original color was red.

03031_20240303202501 今日は時折降る雨の中、ホイールの塗装を剥いだ。順調なら下塗りまで行きたかったのに丸1日かかって剥ぐまでが精一杯だった。




03032_20240303202501  もう10年前に成るので買ったときの記憶があやふやだけど、オリジナルの色はフロントは黒でリヤは赤だったみたいだ。その上にナフコの298円くらいのスプレーで白に塗装した。ナフコホワイトも10年持てば文句ない。


03033_20240303202501  ここまで来たのが夕方の5時。ペイントリムーバーとワイヤーブラシの作業の連続で、夕食の時に箸を持つ手が震えた。
 ここまで剥いだので後はノンクロムプライマーを塗って下地処理するしか無い。本当なら下地っぽい黒い所で止めたかったけど、中途半端に剥がれてしまったので仕方無く全剥ぎに成ってしまった。
03034_20240303202501  センターキャップも塗装を剥いだ。こっちは簡単に剥げた。
 1個だけ種類の違うのが付いて居た。色だけじゃ無くて中央付近に2個の穴がある。塗装前に埋めて置こうと思い、エポキシ接着剤で穴を埋めて置いた。
 これの色は何色にしようか?。これも赤が良いのか黒とか銀にした方がアクセントに成って良いのか・・・。うーん。

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2024年3月 2日 (土)

The answer is in NAFCO.

03021_20240302204501 ドア回りのゴム部品とかモール類を付けていく。
 短毛のブラシみたいなワイパ。1本で1万円以上もするのに装着具合がイマイチ。



03022_20240302204501  しかもコイツは固定金具と中の芯が鉄で出来ていて年数が経つとこんな感じに崩壊してしまう。




03023  もしかしてSUSに材質変更して有るかな?と期待したけど甘かった。
 イラッと来た訳じゃ無いけど、折角綺麗にした部分に錆びやすい部品を付けるのは馬鹿っぽい。


03024  困ったときはナフコ。売り場を彷徨っていたら似た形状の物を見つけた。機能が同じとは言わんけど、崩壊した純正品より高機能なのは誰でも理解出来る。
 しかも純正品は1本が1万円以上するのに対し、コイツは2本分で480円と激安。毎年張り替えても良い位だ。しかもサビの心配が無いのは素晴らしい。
03025  こうやって見ると「純正品ですよ」と言われても解らない・・・とインチキ修理を自画自賛。




03026  こっちは他人のやった格好悪い作業の手直しというか、ポルシェの基本設計の悪さを少しでも改善しようという試み。ミラーの根っこをコネクタ取り合いにした。そして熱線の回路は無しにした。
 もし熱線を使う場合は6ピンが必要だけど、この系列の6ピンコネクタも穴を通過する事は確認済み。ただ熱線の電流値だとギリギリなので、ミラーに4ピンコネクタと熱線は別にギボシとかの組合わせにした方が理屈に合うかも知れない。
03027 内部のコネクタは不要になったので直結した。シンプルで美しい。





03028  ミラー側のコネクタは少し長めにしたので、ドア内にコネクタが入る感じに成る。振動で抜けんとは思うけど、もし抜けたらビニテで巻いて置こう。
 もし抜けても重大な事故には繋がらん。


03029  ミラーも付いて気分が良かったので、カレラストライプをあてがって見た。サイドスカートとゴム部品が付いて無いのでサイドにナロー的な丸みがあり、高さの感じが掴めない。明日にでもスカートとゴム部品を付けて930としてのストライプの位置を決めたい。
 後はいよいよホイールの塗装だ。これでホイールが赤になればストライプとセットで纏まった感じに成るんじゃ無いか?と妄想中。

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2024年3月 1日 (金)

A small job remains to be done.

03011_20240301203101 ゴチャゴチャした配線図から、ハザードの回路と盗難防止の回路を拾い出して構成を確認する作業。
 盗難防止はウインカーがピカピカするのかと思っていたら、フォグランプとストップランプがピカピカする様になって居た。

03012_20240301203101  グサグサに腐っていた植毛ワイパみたいなヤツが付いて居た場所。今回の全塗装ではこう言う所を潰して置きたかった。



03013_20240301203101  中央部も良い感じだ。見えない所だけど耐久性を考えて上塗りまでして置いた。




03014_20240301203101  ヘッドライトウォッシャー取付部。84年式を85年式に改造した部分もそれっぽく仕上がった。形状は私の想像だけど。




03016_20240301203101 マスキングでは出せないクッキリ感が気持ちよいけど、チンチングブラックの単色はやっぱりコントラストがキツすぎて下品な感じがする。



 03017直ぐに縮むくせに高い樹脂製のプロテクタ。今度縮んで交換時期が来たらアルミの縞鋼板で自作しよう。




03018 スーパーXで亀裂を修理しながら使って居たゴム部品も新品だ。このゴムは1万円以上する。円安の馬鹿野郎、私には良いことなんか一個も無いぞ。



03019 センスの無い作業がしてあったサイドミラーの取付部。丁度良い感じのコネクタが有ったのでコネクタ取り合いにしよう。
 そうなるとミラー内のコネクタと2重になるのも面白く無いので、ミラー内のコネクタは廃止しようと考え中。
 それとこのミラーには熱線が入って居るけど、今まで使った事も無いし、右は熱線無しのミラーが付いて居るし、配線もシンプルになるし、福岡に住んでいるし、温暖化も進むだろうし。。。総合的に判断するとミラーの熱線は無しにした方が良いような気がして居る。それなら配線は4本で済む。

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