Keep in mind the regular operation.
930辺りに付いて居る警告灯ユニット。パッド警告が消えないと言う症状で入って来たヤツ。
パッド警告はトランジスタとサイリスタを使った自己保持回路に成って居て、キーオン中に一回でもエラーが出たらキーオフするまではエラーを出し続ける回路。
その辺りは前回もやったし簡単な回路なので問題無いけど、シートベルトの警告灯が切れていた。
凄く特殊な形状の電球で手持ちが無かったので一番小さいメータ球を使ってインチキ修理。今になって思えば、3個とも寿命の長いLEDにしとけば良かった気がする。
このユニットはシートベルト、サイドブレーキ、ブレーキフルード、パッド残量、の警告を出す。
シートベルトに関しては装着の有無では無くてキーオン後に一定時間赤く点灯して注意を促す仕組み。
あとは球切れを知らせるために通常点灯しない電球に関してはキーオン後に強制的に点灯する様になって居る。これは油圧警告のスイッチを兼用して巧妙な仕組みで実現して有るので、エンジンを始動しないと消えない。
以前は車検対応として警告灯の球を抜いたりして居たけど、最近は「一度エンジン切ってからオンにして下さい」とか言われて、キーオン後の全点灯を確認されたりする事が有る。
だから球抜きは徐々に通用しなくなって来ていて、全ての機能が正しく動作する様に整備をしておく必要が有る。
ダイハツみたいにタイマー組込めば騙せるけど、まあ人の道に反する行為だから誇らしい気持ちで車検場を後には出来ん。
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