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2024年2月

2024年2月29日 (木)

Replacement of bushings and brushes

02291_20240229210801 ブラシの出っ張りが見た事の無い何かのブロアファン。軸がガタガタするのとブラシが減っている感じ。




02293  軸受が楕円形に摩耗してしまって居る。界磁磁石に接触し始めた感じで、これ以上使い続けるとブシュ交換だけで済まなくなる。




02292  このクラスは色々と在庫して居るので、一番近そうなヤツを探し出して交換。スポット溶接の代わりにアルミのリベットで固定。




02294  写真を撮り忘れたけどブラシも近いのを削って交換。ファンの掃除はしたけど完全には綺麗には成らなかった。
 試運転したら930のエンジンルームブロア以上の消費電流だった。まあモータとファンのサイズから行くと妥当な線だ。

02295  今日は朝から晩まで雨なので白骨号の作業は何も出来なかった。これは数日前の写真で燃料給油口。
 キャップのOリングというか変な断面のシールと、これまた変な形状のゴム板を交換した。こう言う部分がスッキリすると気持ちイイ。でもお財布は軽くなる(笑)。
 今回は一部のゴム部品しか注文して無いけど、総額で25万円くらいした。39年前の車の細々した部品が数日後に揃うのは驚異的だけど値段も安くは無いのは確かだ。
 ちなみに930の全塗装で関連部品を注文すると60万近くに成るらしい。今回の作業に加えてガラスとドアを外してプロが作業する訳だから、総額で250万の見積もりが来ても安いかもしれんな・・・と今なら思う事が出来る。

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2024年2月28日 (水)

Finally, I'm here.

02281_20240229143801 下塗りを削らないように注意しながらパテ盛りを繰り返して6回目?かな。ようやくインチキ修理の許容範囲に入ってきた。
 じっくり見たら素人の私にもウネウネが見えるので完全で無いのは確かだけど、もう疲れたのと次の段階に行くには一気にハードルが上がりそうなので諦めた。
02282_20240229143801  パテ部分にプラサフを吹いた。まあ悪く無いと思う。工学の世界は妥協点を探す世界だし、人生に於いても妥協が無いと死ぬまで結婚も就職も出来ない。完璧な英語を求めたら恥ずかしくてオンライン英会話すら開始できない。

02283_20240229143801  今日は天気が良い。実は今日も葬式だけど嫁さんの方が関係が強い家だったので私は塗装作業が出来た。神様ありがとう。
 ウネウネに見えるのはリフトの支柱が反射している影。実際はそんなに悪く無い感じ。


02284  夕方にマスキングを剥いでみた。後は組立てと塗装の細かい修正は残って居るけど、ようやくここまで来た。
 10月の末に作業を開始したからここまでで4ヶ月かかった事に成る。トータルでは5ヶ月くらいかかりそうだ。自分の葬式よりも前に完成しそうで良かった。
02285  明日は雨の予報なので上にテントを設置した。雨が降り出すまでには硬化して居ると思うので、横殴りの雨がかかっても塗り直しには成らないと思う。



02286  窓ガラス外側のモール。所々アルミの地肌が出て居たので黒に塗ってしまった。
 チンチングブラックという小学生が喜びそうな名前の原色を塗ったので、少し下品な感じがしないでもない。


02287  こっちはドアノブ。やっぱり原色の黒は強すぎてイマイチだ。少しだけガンメタ的な調色にすべきだった気がしている。
 まあいいや。人生には諦めも必要。

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2024年2月27日 (火)

Need one more drive IC.

02271_20240228205201  フラップモータの動作がおかしい964のエアコンユニット。ドライブICを4個とも取り外した状態だけど駆動されるフラップモータは5個有る。
 このドライブICには2個の出力が有り、それぞれ0Vと12Vを出力出来る。

02272_20240228205301  こんな配線を考えたら良く解るけど、モータ両端の電圧が0Vと0Vなら停止。12Vと0Vなら正転。0Vと12Vなら逆転。
 こんな感じでフラップモータは正逆のコントロールが成されて居る。これから解るように素直に考えると3個のモータには3個のICが必要となる。


02273_20240228205201  ポルシェ964には5個のフラップモータがあるので本来ならエアコンユニット内のドライブICも5個無いとおかしい。
 でも、当初の設計では4個のモータだったけど途中で5個に増えたんだと思う。








02274_20240228205201 ポルシェの担当者がHELLAに頭を下げに行ったけど、既に部品配置とかは出来上がって居た。そこを何とか・・・と頼んだ結果、HELLAのハード屋さんは配置はそのままでパターンをこんな感じに引き直した。
 今度はHELLAのハード屋さんがソフト屋さんに頭を下げに行き、凄くトリッキーな制御を実装して貰った。



02276 これは「L」モータを正転、「R」モータを逆転する場合だけど、この場合は普通の制御で行ける。
 でも問題は端子を共用しているモータを回す場合だ。HELLAのハード屋さんが考えたやり方は以下の通り。





02275  例えばデフロスタのモータを正転させるとしよう。上側の端子に12Vを印加すればデフロスタのモータは正転する。しかし共用しているフートモータが逆転してしまう。
 そこでフートモータの逆転を防止する為に、フートモータの反対側端子にも無駄に12Vを印加する訳だ。これによってICを共用しているけど、デフロスタのモータだけを回す事が出来る。
 HELLAのソフト屋さんの嫌そうな顔が想像出来る。でもハード屋さんだって好き好んでこんなトリッキーな案を考えた訳じゃ無い。元はと言えば途中で仕様を変えたポルシェの担当者が悪いんだから。

 物語はフィクションですが、制御の内容は事実です。世界中でも964のエアコンユニットの修理をしようとする人か、フラップモータの端子電圧を測定してトラブルシューティングをやりたい人にしか役に立たない情報だけど、あまりにも変態的な制御だったので誰かに話したくなっただけ。

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2024年2月26日 (月)

Keep in mind the regular operation.

02261_20240227104501 930辺りに付いて居る警告灯ユニット。パッド警告が消えないと言う症状で入って来たヤツ。
 パッド警告はトランジスタとサイリスタを使った自己保持回路に成って居て、キーオン中に一回でもエラーが出たらキーオフするまではエラーを出し続ける回路。
02263_20240227104501  その辺りは前回もやったし簡単な回路なので問題無いけど、シートベルトの警告灯が切れていた。
 凄く特殊な形状の電球で手持ちが無かったので一番小さいメータ球を使ってインチキ修理。今になって思えば、3個とも寿命の長いLEDにしとけば良かった気がする。
02264  このユニットはシートベルト、サイドブレーキ、ブレーキフルード、パッド残量、の警告を出す。
 シートベルトに関しては装着の有無では無くてキーオン後に一定時間赤く点灯して注意を促す仕組み。
 あとは球切れを知らせるために通常点灯しない電球に関してはキーオン後に強制的に点灯する様になって居る。これは油圧警告のスイッチを兼用して巧妙な仕組みで実現して有るので、エンジンを始動しないと消えない。
02262_20240227104501  以前は車検対応として警告灯の球を抜いたりして居たけど、最近は「一度エンジン切ってからオンにして下さい」とか言われて、キーオン後の全点灯を確認されたりする事が有る。
 だから球抜きは徐々に通用しなくなって来ていて、全ての機能が正しく動作する様に整備をしておく必要が有る。
 ダイハツみたいにタイマー組込めば騙せるけど、まあ人の道に反する行為だから誇らしい気持ちで車検場を後には出来ん。

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2024年2月25日 (日)

a seesaw struggle

02251_20240227103401  左ドアのパテ埋め。これで何とか行けるかな?と言う感じまで成った。鈑金屋さん的には全然駄目な状態だろうけど、素人が自分の車を塗るんだから誰も文句は言わない。



02252_20240227103401  右はかなり問題。今までは全体の2/3位にパテが盛られて居たけど、パテ毎塗料が剥がれて居たりしたので極力パテは減らしたい。
 でも鈑金の範囲が広いのとサイドインパクトビームの辺りとかは凹凸が残って居てかなりのパテ作業が必要に成りそう。
 はあ。。。だ。
02253_20240227103401  そんな事をして居たら上手に塗り終わったと思っていたミラーの部品を落として締まった。
 若い頃ならイラッとして壁に投げつけて居たと思うけど、今はそんなに感情が高ぶる事は無い。良い事か悪い事か解らんけど(笑)。


02254_20240227103401  年式違いのバンパーとヘッドライトウォッシャー。ググっても85年式の穴形状が見つからなかったので、現物合わせで位置決めの窪みを追加してみた。
 古い位置決めの穴はエポキシで埋めたので、パテとサフェーサで処理した後は狭い範囲の再塗装をすればOK。
 こう言うのが難しい。たぶん境目がくっきり残ると思う。

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2024年2月24日 (土)

It stopped raining.

02241_20240224184101 久しぶりに天気が良いので白骨号の作業を進める。変な形の治具とか作って鈑金屋の真似事。




02242_20240224184101  右のドアミラーの周辺がかなり変形して居たけど、パテで誤魔化せる位まで修復出来た。




02243_20240224184101  左に比べて右のドアは状態が悪いなあ。これもこの車の歴史だ。新車で買っても自分で事故をする事が有る。古い物を使い続けるという事は、修理し続けるだけじゃ無くて蓄積してくるネガティブな事を受け入れると言う面も有る。

02244_20240224184101  変な理屈を言いながらも右ドアを剥離してエスコまで塗った。





02245_20240224184101  左はエスコのブツブツをサンディングしてその上からプラサフを塗った。あとはパテで気に成る所を修正していく必要が有る。かなり難しそう。



02246  昨日の夕方にノンクロムプライマーを塗っていたアルミ製のドアミラー。これに関しては実験的にプラサフを塗らずに上塗りを直接塗ってみた。
 ダメならやり直せば良い。小物は気が楽だ。

02247  昨日届いた純正部品。ヘッドライトウォッシャーの形状が合わない。調べて見るとノズルは85年式用で正しいけど、バンパーが84年以前の物と言う事が解った。
 この車を買ったときはバラバラに成っていて、前の持ち主に依るとFRPのバンパーが付いて居たらしい。それを純正に戻そうと部品を買い集めた所で力尽きた感じ。
 と言う事で85年式が見つからずに年式違いを買ったんだろうと思う。手間だけで言うとノズルを買い換えるのが楽だけど、年式警察みたいな人に指摘されるのも嫌なのでバンパーを修正しようと思う。
 うーん、なかなか終わらんけど先が見えて来たので気分は悪く無い。

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2024年2月23日 (金)

I fainted.

02231_20240224181801 ポルシェ930のエアフロ。ハンチングの異常という事らしいけど、多分エアフロだけでは治らん様な気がする。
 取りあえず受け入れ検査的に外から測定。これで内部のバネ力を弄って有るかどうか位は判断できる。

02232_20240224181801  次はアナログメータを使ってインチキのリニアリティ検査。正確な角度と出力電圧の関係は蓋を開けないと測定出来んけど、抵抗体がすり減って変化が滑らかじゃ無い事くらいはハッキリ解る。


02233_20240224181801  アイドルより少し開けた所でほんの少しふらつきがあったので蓋を開けたら、こんな感じで抵抗体がすり減って筋が出来て居た。
 この位なら摺動子の位置をずらすだけで行けるけど、抵抗体が完全にすり減ったら補修した上で摺動子の位置をずらす必要が出てくる。
02234  同じのが続くと書いたけど、前日と同じ930の89年?くらいのアラームユニット。




02235  前回の修理で疑問だった右側のパターンカットとジャンパ線。これも全く同じ作業がやってあると言う事は、メーカ出荷レベルでの作業という事だ。BOSCHかHELLAか知らんけど、こう言うのを見ると気持ちが和んで安心する。

02236  損傷はダイオードの焼損。そしてパターンも燃えて消失して居る。ここまで燃えるという事は逆接か何かだろうか?。
 治るかな?。複数来るなら試験機を作って置いた方が作業が速い。


02237  祭日にもかかわらず仕事をして居たら、ポルシェ様からのプレゼントが届いた。
 前回に頼み忘れて居た部品とドア回りのゴム部品を注文していたのだけど、今回も数日で届くから凄すぎる。ただ今回は1個だけドイツ在庫に成って居たけど。
 38年前の車の部品なのに凄いなあ・・・と思って居ると中に紙が入って居た。その紙を手に取ってご請求額という数字を見た途端に気を失って倒れてしまった。色んな意味でポルシェ様は凄いな(笑)。

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2024年2月22日 (木)

Can I sell it?

02221_20240222225701  昨日のインチキベアリング。話をしたら作ってくれと言う事に成ったので真面目に3個を作った。
 砥石とか条件を試行錯誤したらパッと見インチキとは解らん程度の仕上がりに成った。でも見た目だけで真円度とか円筒度はベアリングレベルでは無いと思う。
02222_20240222225701  まあ今回の用途は歯付ベルトだから減速機の部品を作るような事は考えなくても良い。
 ハメアイは次のベルト交換の作業性を考えて、少しだけ隙間ばめにした。基準寸法が12.45mmみたいなので、穴径は12.454から12.458辺りに入るイメージで削ってみた。この位だと手でギリギリスムーズに挿入出来る感じ。
02223_20240222225701 こっちは白骨号のドアハンドルのボルト。奥のヤツは付いて居たヤツで中央の六角形の鍔が腐ってグサグサに成って居た。材料を探したら快削?のSUSが有ったので削ってみたのが中央のヤツ。
 六角をフリーハンドで削ったので汚くなってしまった。細かい作業でもキチンとA軸を使わないとダメだ。
02224_20240222225701 組み付けたら指で引くロックレバーの位置が綺麗に揃った。
 今日は1日中雨だったので塗装は出来なかったけど、明日は降らないみたいなので下塗りだけでもやっておきたい。

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2024年2月21日 (水)

I modified the bearings for a Porsche 964.

02211_20240221230001  ポルシェ964のツインプラグ用のデスビ。ドイツ人らしく無い力業の部品。
  ベアリングを抜いて分解してくれとの依頼。と言う事は簡単には抜けんと言う事だろう。


02212_20240221230001  アンギュラ玉かマグネトー軸受のアウターが残って居る。引っかかりは角Rだけ。




02213_20240221230001  カシメの凸部はナイフで削る。2STのヘッドのスキッシュ部をナイフで削った話をしたら、そんな事は出来ないと言われた事が有るけどアルミは簡単にナイフで削れる。



02214_20240221230101  底面のニードルベアリングはポンチ1個で止まっているだけ。ギヤのスラスト力で押しつけられるから問題無いと言う設計思想みたい。



02215  なんとか抜けた。こう言う使い方をすると工具は消耗品と考える必要が有る。先端がちびたら使え無い。




02216  サイズを調べたら単列アンギュラ玉の7201の内径だけ拡大した特殊品と言う事が解った。構造的にアンギュラを使う意味が解らんし、軸方向の固定がいい加減なのでデメリットの方が多そうな気がする。
 ポルシェ様の設計に文句を言ったら罰が当たるけど、少し気に成ったので深溝玉の6201の内径を研磨して同寸法のベアリングを作って見た。
02217 何となくそれっぽいのが出来た。能力的には6201でもほぼ同じなので問題は起こらない気がする。
 7201の改造品にした理由は7201だと内輪を分離出来るから加工が簡単な事くらいしか思いつかない。
 大前提としてブシュ時代の妙なシャフト径を使い続ける設計思想の方が変だと思うけど、もしかしたら当初はブシュだったのかも知れない。
02218  このタイプの内側マイクロメータは使い方が難しい。素人ほど3点で測定するホールテストみたいなヤツを使うべきだ。




02219  雰囲気は悪く無い。オリジナルは進角機構もベアリングも錆でドロドロに成って居たから、それよりは新品のインチキベアリングに交換した方が何倍も良いと思う。
 お金の有る人は純正ベアリング?を使うリビルト業者に出した方がもっと良いのは確か。
 でも、機械設計者としてこの構造で単列アンギュラを使うのはどうかなあ・・・と、最後までポルシェ様の設計に文句を言いたい私(笑)。

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2024年2月20日 (火)

My door handles have a skin disease.

02201_20240221162001 エラーが出るというABSユニットのアクチュエータ部。良く解らんので取りあえずチェック。
 リレーが2個付いて居た。端子に少し腐食があるけどこれが原因じゃ無いと思う。念のために中を開けて回路と動作を確認したけど問題無し。
02202_20240221162001  リレーの下の台座は何かが入って居る感じだったけど、単なる配電盤レベルの配線だった。




02203_20240221162001  回路をスケッチしながら動作を考えた。3本林立しているバルブは賢そうなコントローラが駆動しているみたいだ。2個のリレーはDMEリレー的な感じで、各ユニットへ電源を供給するくらいの役割みたい。
 3個のバルブは取りあえず動いて要るけど、高圧の試験装置とか作って無いのでABS的な特性までは確認出来ない。モータは正常に動いている。現時点で出来るのはこの位だな。
02204_20240221162001  天気が悪くて白骨号のボディーは何も出来ない。雨の止み間にドアミラーを分解して塗装を履いた。こんな構造なのか。。。
 アルミなので本当は塗装を剥ぎたくなかったのだけど、所々パリッと剥がれて居たので仕方無く全剥離。鉄板部分は黒い下塗りだけど、アルミ部分は肌色の下塗りだ。私はノンクロムプライマーを使う予定。
02205_20240221162001  夜は雨が降り出したのでガレージの中でドアノブを磨いてみた。
 皮膚病的なブツブツが沢山有って手では追いつかない。ベルトグラインダでガーッと削ってみたら、どうも黒っぽいメッキ?がしてあって、そのメッキの下がプツプツと膨れてきてこんな状態に成ったみたい。
02206_20240221162001  全剥離は大変なのでやってない。9割のメッキとプツプツの部分はアルミ鋳物?的なヤツ。これの下塗りは何を塗るべきか?。
 何を塗ったとしても、割と早期に剥がれてしまいそうな気がするなあ。

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2024年2月19日 (月)

The same thing keeps happening.

02191_20240219230201  同じ作業が続く事が有る。CDIが続いたりオルタネータが続いたり、今回は930系のヒーターファンコントローラ。
 全く関係の無い2名の方から同じものが同じタイミングで到着するのは不思議だ。


02192_20240219230201  1台は大リレーが断線していたけど、もう1台は大リレーと小リレーの両方とも断線していた。これは初めての経験でもしかしたら過電圧とか有ったのかもしれないと想像。
 故障部品を交換するのは当然だけど、お客さんに相談して今までに故障した実績のある部品も予防的に交換する様にしている。
 ここまで開けて作業するなら追加の部品代とか手間は大したさじゃ無い。
02193_20240219230201  YouTubeにも上げているけど、エンジンルームのブロアの電流を検出して、それが一定値以上だったら初めて足元のアディショナルブロアへ電源が供給される仕組み。
 そのあたりをやっているのがこの銀色の箱。私の想像だけどエンジンルームのブロアが回って無いのにアディショナルブロアだけが回ってしまうと、ミキシングフラップの所から冷たい空気を吸い込んでしまう恐れがあるからじゃ無かろうか?と思って居る。
 そこまで気にしなくても良さそうな気がするけど、理屈っぽいドイツ人的な思想が感じられて面白い。

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2024年2月18日 (日)

It was the hardest thing I have ever done.

02181_20240219213901 前回のエアコンユニットも苦労したけど、今回のこれは入庫時よりも症状が悪くなったりして、自分が壊して締まったか・・・と精神的にも大変だった1台。
 最終的に全ての機能が生き返ったから良かったけど、作業中に症状が酷く成って修理出来ない事も有り得るので、総合的に考えて納期やら金額を設定せんと行かんなあ、と考えさせられた。
02182  こちらは比較的お気楽なフラップモータ。






02183  見ての通り摺動子が焼損して無くなって居るヤツが有る。ここはモータの駆動電流が流れるのでいい加減では良く無い。




02184  今回は部品取りを支給してもらって居たので、それから程度の良い摺動子を外して移植した。
 あとは通常のパターンの修理とかをやったら完成。


02185  白骨号の右ドア。この部分は塗装を剥がずにパテが盛ってある。色々なやり方がある。そしてこの車の歴史を感じる。




02186  こっちも下半分は完全に生地にしてからパテが入って居る。こっちの塗装はパリパリ剥がれたりはして無いので、左よりも右の方が下地処理が良好だったと言う事かな。
 天気の良い間にエスコまで塗りたかったけど、やる事も有って右はここまでしか進まなかった。

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2024年2月17日 (土)

I feel the history of this car.

02171_20240219211901 情けない作業がしてある電動ミラーの配線。取りあえず半田付け部を外すしかない。





02172_20240219211901  こんな時に自作したマキタのポータブル半田鏝が役に立つ。





02173_20240219211901  ドアの塗装を剥いでみた。純正の黒い下地の所は極力残すようにして居るけど、そんなに上手に研磨は出来ない。
 下半分は広範囲にパテが入って居たけど、事故?の範囲が完全に生地が出して有った事が解る。ここのパテは密着が悪くてパリパリ剥がれて来ていた場所。
02174_20240219211901  全部剥いでからエスコを塗った。ドアを外してないので縁の部分が中途半端に成るけど、両側から攻めたりして何とかさび止め処理だけは十分にやりたいと思っている。

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2024年2月16日 (金)

He disappeared into the labyrinth.

02161_20240216184401 CDIと一緒に来たデスビ。このタイプには珍しくガタが殆ど無かった。でも各部が固着して居たり樹脂製のスラストワッシャが割れて居たりして、乗ってないけど放置状態の車両だったのかもしれん。


02162_20240216184301  未だにバラックのデスビ試験機。。。これはバキューム進角も付いているのでそちらの確認中。
 構造からも想像出来るけどバキューム「遅角」タイプだった。


02163_20240216184301  夕方になって白骨号の作業を少しだけ。
 左の窓枠を外してみた。





02164_20240216184301  ポルシェ屋のオヤジから「ここのねじを落としたら袋小路になって居るから」と注意を受けていたのに、ワッシャを1枚落として締まった。
 迷宮のアンドローラは小泉今日子。


02165_20240216184301 一番錆の酷い所。まあ何とか成りそうだ。






02166  意外にもドアの下はそんなに錆が酷く無い。この時代のアルファなら指が通ると思う。




02167  誰がこんな事をしたんだ!。怒りと悲しみがこみ上げて来るけど、適当な所にコネクタが無いのも原因の一つだ。責任は前回の鈑金塗装屋とポルシェの電装設計の両方に取って貰おう。
 でもどうするかねえ。。。コネクタ取り合いに改造するしか無いかな。

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2024年2月15日 (木)

3-pin type CDI

02151_20240216182301  3ピンのCDIとポイント式デスビ。まずはCDIからO/Hと言うかリフレッシュ的な作業を開始。




02152_20240216182301  メインコンデンサは2割ほど容量が減少して居て、内部抵抗は新品で使って居るヤツの3倍くらいになって居た。でも普通に使えて居たと思う。
 トランスは問題無い。


02153_20240216182301  特にギャーッという部分は無かったので、通常の作業を済ませて試運転と測定。





02154_20240216182301  発振回路とコンデンサ回りの試験の時は放電電圧は関係無いのでテストプラグで放電。




02155_20240216182301  6000rpm相当時に308V出て居るので問題無い。前回はメイントランジスタが死んで居たので大ごとに成ったけど、今回はスムーズな作業で良かった。



02156_20240216183301  忘れて居た。3ピンタイプは半分くらいの確立で端子の回りの黒い樹脂が欠損している。
 今回も欠損していたのでインチキ修理をしたけど、オリジナルが割れるような環境か力が加わるのなら、インチキ修理では長持ちしない様な気もする。
 まあ割れたまま納品するのは何となく嫌なので、自分の気持ちに対する誤魔化しみたいなモンかもしれん。

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2024年2月14日 (水)

Steel wire for reinforcement

02141_20240215185901 天気とモチベーションの両面からドアを外す作業に着手出来てない。
 代わりにリヤ回りを全部組み終えた。




02142_20240215185901  分解して塗ったので、こう言うアングルから見上げると綺麗で満足感が高い。





02143_20240215185901  930あたりの間欠ワイパーのボリュームかな?、軸が折れたらしい。
 高級車のくせにプラスチックの軸なのは戴けんなあ。。。



02144_20240215185901  そのまま接着では直ぐに折れるので、双方に10mm深さの穴を開けて直径1.6mmで長さ20mmのピアノ線を入れて接着した。




02145_20240215185901  少し傾いて接着されて締まった。1.6mmに対して1.6mmの穴を開けたのが悪かった。1.7mmくらいの穴にすべきだったかもしれん。でもあまりに隙間が大きいと接着力が出ないかもしれん。
 どうでも良い仕事だけど、意外と難しいな。

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2024年2月13日 (火)

resurrection

02131_20240215184701 悩ましい状態だった356のダイナモ。なんとか修復してグローラで検査。





02132_20240215184701  静バランスが狂って居たと言う事は、当然ながら動バランスは取られて無かったはず。
 うちでも動バランスは取れないので静バランスだけ取ってお茶を濁した。早急に動バランス取りが出来る機械を作りたい。

02133_20240215184701  ヘンテコな配線を引き直したりした。






02134_20240215184701  この半導体式レギュレータは古くから有るバッテリ電圧とダイナモ電圧の差が無くなったら消灯する仕組みでは無くて、チャージランプ用のスイッチング回路が追加して有る。
 そこでその回路のテスト。

02135_20240215184701  発電試験で制御電圧が少し低めなのは、カットアウトリレーの代わりに入って居る出力用ダイオードの電圧降下のせいだと思う。
 ダイオードの手前で汎用の回路を使って14.7V程度に制御してあるから、最終的な出力電圧が14.2V位になった感じ。

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2024年2月12日 (月)

Refilling coffee beans

02121_20240212210401 何となくドアを外す作業に着手するモチベーションが湧かず、リヤ回りの細々した作業をしていたら1日が終わった。
 マフラーの横を通るから耐熱電線が使って有るナンバー灯の配線。末端部がボロボロに成って居たので熱収縮チューブで纏めた。版バーを通過するグロメットは純正品を取った。
02122_20240212210401  ウインカーレンズを装着する前に手入れ。縁の黒いのが剥げて居たので塗り直し。何時もは安物の缶スプレーをコップに出して筆塗りして居たけど、今回は2液ウレタンを塗ってみた。


02123_20240212210501  少しずつ部品が付いてきた。ナンバーも付いた。封印がちゃんと付いているのに突っ込んではいけない(笑)。
 一度体験するために行ってみても良いかな?と言う気持ちも有るので、全部が終わったら封印を壊して再封印してみようか?。
02124_20240212210401  そう言えばちゃしろと力丸ダムから千石郷をドライブしてきた。帰ってからコーヒーメーカーにコーヒー豆を補充。
 今回は全部が澤井コーヒーのヤツ。500g袋が6袋なので3kg補充した事に成る。

02125_20240212210401  向かって左が空に2kg補充したホッパ。右が少し残って居たのに1kgを補充したホッパになる。その右は抹茶ラテ。
 エスプレッソは楽しめないけど、家庭用デロンギに比べたら業務用は楽で安定しているのが良い。
 ただ我が家は井戸水で使って居るので、タンク内にカルシウム分が付着して何時か不調になりそうな気がする。まあそのときはまた8,000円のジャンクでも買って来て修理するか、タンクを外してクエン酸洗浄でもするか。。

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2024年2月11日 (日)

Collapsed brush holder

02111_20240211222701 こないだやった古めのオルタネータ。発電しないと言う事で帰って来た。これはレギュレータ無しでプラス側コントロール。だからフィールドコイル端子とケースの導通を見たら無限大。
 分解して見ると、ブラシホルダが崩壊していた。このオルタネータはあまり程度が良く無くて、テールベアリングの受けも削り出して作ったヤツだった。
 私が優れた整備士だったら、念のために樹脂製のブラシホルダを入念にチェックしてあらかじめ補強とかして居たはず。そうじゃ無いから二度手間になってしまった。私もお客さんも。
02112_20240211222701  なんかのアラームユニット。部品番号は928になって居るけど928じゃ無いと思う。




02113_20240211222701  半田面にベッタリコーティングしてあるので、まずはそれを剥がさないと導通チェックすらできない。




02114_20240211222701  こいつの試験機は作って無いので見て行くと一箇所パターンが切れた場所が有る。反射的に?ジャンパで繋いだけど、回路的に何か変な気がしてきた。
 茶色の太いのは最初から付いて居たジャンパ。青いのは私が追加したジャンパ。もしかして新品時にパターンカットして茶色のジャンパを追加して有ったんだろうか?。
 こうなると回路をじっくり追いかけて行かないとダメだ。あーぁ。。。
02115_20240211222701  リヤバンパーとその上のゴム部品が装着された。内側の仕切り板も無事に付いた。見た目が段々と普通の930に成って来る。



02116_20240211222701  ライトユニットの中がボロボロだったので、塗装とメッキを大まかに剥いで塗り直し。




02117_20240211222701  手持ちの中で一番反射率が良さそうな、レタンPG80のSUホワイトをべっとり塗ってみた。
 本来ならアルミ用のノンクロムプライマーを塗るべきだったのかも知れない。でも面倒臭かったので直接塗ってしまった。1年後くらいに剥げてくるかも。
02118_20240211222701  純正のゴムシールを装着。今まで付いて居たのと厚さがあまりに違うので驚いた。

 ドアは数カ所錆が見えるので、やっぱりバラバラにして内部までやるべきかな・・・と考え中。

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2024年2月10日 (土)

Completion of the project is in sight...?

02101_20240210204201 リヤエンブレムを赤に塗ってみた。還暦過ぎたら赤基調で生きて行こう。
 裏面に両面テープを貼って文字の形に切り抜くのに苦労した。完全硬化して無かったみたいで、赤の表面に指紋が付いた。

02102_20240210204201  遠くから見たら解らん。それよりもバンパーとの間に入れるゴム部品を付けるのを忘れて居た。本来ならリヤガーニッシュの前に付けた方が良い構造。



02103_20240210204201  少し悩んで、少しインチキして無事にゴム部品を装着。
 赤のエンブレムも悪く無い気がする。これでサイドのカレラデカールとホイールが赤になったらどんな感じだろう?。
 下品かな。まあ乗っているのが私だから下品でも良いや。
02104_20240210204201  ゴム部品の左右が余る。これは切り取って良いんだろうか?。それとも何らかの意味がある余分だろうか?。
 切るのは一瞬だけどやり直しが利かないので慎重に考えねば。


02105  サイドステップの所のプロテクタも付けようとしたけど、前を合わせると。。。





02106  後ろは40mmくらい足りない。38年の間にこんなに縮んだのか。
 これは純正を買うか、汎用のゴム板とかアルミのチェッカープレート辺りで作るか考え中。

 その前にドアが残って居た。

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2024年2月 9日 (金)

Should I remove the doors?

02091_20240209213301 リヤガーニッシュ固定用の金具を装着して、装着時に塗装が剥がれた所が有るのでタッチアップ。




02092_20240209213301  折角外したのでガーニッシュ裏側の塗装剥がれを補修して外側も軽く磨いた。





02093_20240209213301  バチンバチンと装着。12万円が割れなくて良かった。





02094  窓ガラス横のモールを外したら数カ所にサビが。でも穴が空く程じゃ無くてエスコとパテで十分対処出来そうな状態。
 縁まできれいにするにはサッシュを外す必要が有る。そこまでするならドアも外して縁も綺麗にしたい。でもドアを外すには配線を外さないとダメで、その事を思うとフェンダーが外れて居る内にやっておくべき仕事だったと今になって気がついた。
 段取りの悪い男だ。
02095  こうやって見ると前回の塗装はモールの所だけマスキングし、サフェーサ吹いて上塗りしただけだった事が解る。そしてドアハンドルとかミラーの付け根もマスキングの跡が素人でも解るのは格好悪い。
 でも色々と外して塗って貰うと金額が直ぐに倍とかなるのでマスキングで済ます気持ちも解らんでも無い。
02096  側面のカレラステッカーが来たのでリヤエンブレムとホイール用の色を作ってみた。





02097  仕事の方は面倒臭いのと進まないのが溜まってうーん。。。と言う状態。
 旋盤に乗せて見たら鉄心自体がえらく偏芯しているんだけど。。。問題は巻線だけじゃ無いのかな?。動バランスを取った形跡は無いけど、この感じなら静バランスすら合って無い感じが濃厚。

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2024年2月 8日 (木)

Right is better than left.

02081_20240208211401 そう言えば昨日も葬式だった。年寄りが死ぬのは国にとって良い面の方が多いけど、若い世代も死んだりしているからモヤモヤした気持ちにも成る。
 数日ぶりに雨が止んだので白骨号の塗装作業。今日はサフェーサを磨いて凹みをパテで修正して上塗りまで。
02082_20240208211401  左は2箇所垂れたけど右はタレ無しで綺麗に塗れた。技術とか気合いでは無くて光線の具合が良かった事がほぼ全てだと思う。



02083_20240208211401  良い感じだ。あとは両側のドアが残った。ゴム部品を注文したのでミラーとハンドルは外す積もりだけど、ドア自体を外すかどうか悩み中。



02084_20240208211401  怪しいおっさんが怪しい部品を持って来た。これが修理出来たら森高と食事が出来るかもしれん、とかインチキ臭いことを言って置いていった。
 ブレーキ関係の部品でブレーキフルードが漏れて居る。こんなの塗装の時に触るのは嫌だ。その辺にほったらかして今日の仕事はお終い。

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2024年2月 7日 (水)

That's pretty bad.

02071_20240207223701 珍しい電子式レギュレータが乗っかった356のダイナモ。チャージランプつきっぱなしと言う症状で入って来た。
 まずは受け入れ検査でモータリング試験をするのだけど、なんとコイツは逆回転する。しかも断続的にクックッと。
 昔から「モーターとして回る方向の逆に回したら発電する」と主張する人が一定数居るけど、そんな人が作業したのだろうか?。
 理屈でも実績でも正しいのは全く逆で、「モーターとして回して居る方向に、もっと速く回すと同じ極性で発電する」のが正しい。だからモータリング試験では発電機に書いて有る矢印の方向に回らないといけない。
02072_20240207223701  小さな違和感。ブラシが外れない。ブラシホルダは外しやすい方向にねじ曲げて有るにもかかわらず。
 社外品とか混ぜてニコイチとかサンコイチされて居るのかな?。発電性能には関係無いけど困る状態だ。

02073_20240207223701  レギュレータは簡単な試験では動作している。マイナス側の制御として。





02074_20240207223701  クックッとしか回らない原因は直ぐに解った。ロータのコイルが界磁鉄心に接触して居る。
 しかもロータの最外周の削り方というか磨き方がなんか変だ。手と紙やすりで磨き込んだ感じ。

02075_20240207223801  ここも接触して居る。






02076_20240207223701  接触の相手はここだ。反対側の鉄心にも小さめの接触跡が有る。ロータと界磁鉄心の直径が合って無いのか、界磁コイルが厚すぎて鉄心がキッチリ締まって無いのか。


02077  界磁コイルの端面がベアリングホルダに干渉して居て、インローの角で絶縁皮膜が切れてしまって居る。ここも短絡して居たかもしれない。
 総合的になんかアーア・・・。と言う気分だ。治るんかな?、人ごとみたいだけど(笑)。

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2024年2月 6日 (火)

Finally I found it.

02061_20240207214901  ラッチアップを起すような妙な回路を修正し、既に交換して居たけど関係のICを再交換した事までは書いた。
 そのおかげだと思うけどトラブルシューティングがスムーズに進み始め、ようやく悪い所にたどり着く事が出来た。
 古い車だからと言う訳じゃ無いけど、トラブルは複雑に絡み合って居る事が多いので見つけるのは苦労する。でも見つけた時はかなりの達成感があるのも事実。
02062_20240207214901  この手の作業をしている人以外は単なる絡み合った配線にしか見えないけど、これがトラブルシューティングには欠かせない試験ボードだ。
 面積があまりに広くて4chのオシロの近くに持って行けず、ハンディーの安物オシロしか使え無いのは早急に改善したい所。

 ユニット単体では全ての機能が確認出来たけど、この写真を見たら解るように車体全体ではこれだけのシステムに成って居る。だからユニット以外にも故障の可能性が十分過ぎるほど存在する。
 今回はオンオフを繰り返すと言う症状がこちらのボード上でも再現出来たので、車載したら治って居る可能性が高い。でも通常は再現出来ない事も多々有るので、車体側をチェックするメカニックもそれなりにスキルの有る人じゃ無いと話が前に進まないのも事実。
 だから「エアコン効きません」的な内容の個人からの依頼には「ユニットじゃ無い可能性の方が高いですよ」と婉曲にお断りする事に成り勝ちだし、この写真の通りにユニットだけで治ると考えるのは技術に対して考えが甘いと思う。

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2024年2月 5日 (月)

I have identified the area where the culprit is located.

02051_20240207213101 永遠に終わらんのじゃ無いか?と感じ始めていた993のエアコンユニット。しつこくやって居たら少し光りが見えた。
 「ここだ!」とまでは行かんけど、この辺りという所までは見えて来た。人間しつこくやって居たら何らかの結果が出るもんだ。
02052_20240207213101  このユニットは基板固定のねじが純正じゃ無い事からも想像出来たけど1回は修理して有る。そしてファンモータのフィードバック回路の抵抗がそこだけ1/6Wだったりして変更されて居る?事が解る。
 で、抵抗の付いて居ないパターンがあって変だなと思って追いかけて行くと、なんとVddが5VのICの入力に5V以上が印加される回路になってた。そして実際に5V以上が印加されて居るじゃ無いか。
 はぁ。。。だ。これじゃラッチアップとかそこまで行かんでも変な電流が回り込んだりして宜しくないのは素人でも解る。空いて居るパターンはGNDに繋がる抵抗だったので、適当なヤツを付けたら電圧は他と同等に落ち着いた。
 過電圧が入力されていたICは念のために再交換して色々と見て行ったら少し解って来た訳。今までは過電圧で色々な所が妙な挙動をして居て混乱していた可能性が有る。
 早く気づけよ!と言う気もするけど、まあなかなか気づけんモンだ。でも諦めなかっただけでも自分を褒めておこう。

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2024年2月 4日 (日)

Primer for Aluminum

02041_20240206215401  少しの晴れ間を見つけて白骨号の塗装作業。
 右後ろフェンダーはエスコで終わって居たけど、軽くサンディングして上にプラサフを塗った。


02042_20240206215401  まあ悪くは無い。数カ所だけ小さな凹みがあるのでパテで拾っていく必要が有る。




02043_20240206215401  これはドリドリ君で削り出したインチキカレラエンブレム。今までは銀色の地肌で使って居たけど、今回はサイドデカールもホイールも赤にしてみようと思っている。その流れでリヤのこのエンブレムも赤にしたい。
 コイツはアルミなので塗料の食いつきが悪く、最初にプライマーを塗らないと良く無い。時代的にジンクロとか有害そうなヤツは使え無いので、ノンクロムプライマーと言う弱いけど害の少ないヤツを塗る。

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2024年2月 3日 (土)

Setsubun

02031_20240206214501 嫁さんと二人しか居らんけど、まあやって置こうか?的な乗りで豆まき。
 今年の豆に付いて居たお面は何か怖くないな。怖くないどころか間抜けな感じすら有る。これなら豆が無くても退治できるかも。






02032_20240206214501  ちゃしろはこんな間抜けなお面は嫌らしい。










02033_20240206214501  室内に蒔いた豆を食べていた。観察したら上手に殻だけを割って中身だけを食べて居る。ちょっと肝心。
 あまり食べさせても良く無いかもしれんので、2個だけ残して残りは拾って人間が食べた。
 これでこの1年、悪い事は無くて良いことばかりが舞い込んで来るだろう。。。と期待したいけど、日本中で皆が同じ事をやって居るから効果は無いな。

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2024年2月 2日 (金)

Paint when the weather is good.

02021_20240202203001  貴重な晴れ間なので他の事はほっぽり出して(笑)白骨号の作業を少しだけ進めた。
 今日は右後ろフェンダーのさび止め処理。ペイントリムーバとオービタルサンダを併用して旧塗膜を落とし、全体にエスコを吹いたところでお終い。

02022_20240202203001  鈑金後のパテ埋め処理も今の所悪くは無い。エスコが硬化したらプラサフを吹くけど、その後でどんな感じに成るか、ちょっと心配ではある。



02023_20240202203001  数日前に盛大に垂れた左フェンダー。そろそろ固まったかな?と言う感じなので軽く削ってみた。
 240番、400番、800番、と削ったのがこの状態で悪くは無い。この後1500番くらいまで番手を上げて行って、最後はコンパウンドで磨けばほぼ垂れは消えそう。
 今回の経験から言えるのは、ザラザラにしてしまうと塗り直ししか無いので手間だけど、垂れは完全硬化後に削れば誤魔化せるのでこっちの方が罪が軽い気がする。
 まあソリッドだから言える事だ、素人はソリッドが良いね。

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2024年2月 1日 (木)

I don't know who the culprit is.

02011_20240202202501 993のエアコンユニット、断続的な動作になってしまう原因が解らない。当初はリレーで制御される12V系かと思っていたら違って居た。
 次に内部で作られて居る5V系かな?と思ったけどこれも違う。でも部分的に5V系がオンオフして居るパターンを見つけたので、5V系の枝分かれした「何処か」が犯人である可能性が出て来た。
 可能性の有りそうな回路ブロックをスケッチしては回路図にして意味を考える作業を繰り返して居るけど、今の所犯人は見つからない。
02012_20240202202501  そんな事をして居たらもう1台のエアコンユニットが入って来た。こっちはボタンが1個なので964用かな?。
 こっちも動作不良で試験機にかけたら確かに妙な動作をして居る。一般的なリフレッシュでやって居る部品交換で直れば良いけど、たぶんこっちも面倒臭そうな感じ。

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