Scrollpoint Mouse
愛用のスクロールポイントマウスが壊れた。向かって右から2番目のヤツ。私はこれが好きだけど一般的には人気が無かったようで廃盤に成って居る。仕方無いから変なオッサンに貰った右から3番目のローラー式を使って居たけどどうも調子が出ない。
と言う事で500円位でジャンクのスクロールポイントプロという左端のヤツを買って見たけど、スクロール機能が末期の雰囲気なのとボール式なのとサイズが私の手には大きすぎた。
色々探し回ったらe-bayに新品が出て居たので2個買った。でもそれは移動検出がボール式の旧型だった。
中を開けて見ると予想通りにスクロールポイント機構は同じだったので、その部分だけを光学式の本体に移植して修理完了。これで後数年は使える。
壊れたスクロールポイント機構を分解して見た。PC用と同様の上下左右の両方向を検出する。だから大きなページを左右にスクロールする事も可能。
構成部品はシンプル。
印刷された抵抗体の上に網目状の導電体が有り、その上に弾性パッドが有り、その上にロッカーアームがある。
ロッカーアームが傾くと特定の導電パッドが抵抗体に強く押しつけられ、その押しつけ圧に応じて抵抗が減少する仕組み。
上下左右に4個の抵抗体がある。1個の抵抗値は35kΩ程度で、パッドが強く押し付けられるとその値が32kΩ程度までアナログ的に低下する。
ここまで解析できれば後はバネとVR辺りで電気的な互換品は作れる。このサイズに纏めるのは難しいので現実的にはよく似たジョイスティックでも探すのがよさそう。
アリエクスプレスにはIBMのパソコン用ユニットが安価に出て居るので、ここまで分解する積もりならそれを移植するのも有りかもしれん。
とりあえず復活して良かった。
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