1/50 slope
白骨号のマスキングを剥がしてみた。細かい問題は有るけど概ね問題無い。素人がやったにしては満足できる仕上がり。
一番嬉しいのはこう言う部分が綺麗に成った事、やった甲斐が有った。
残って居るのはドアとかリヤフェンダーとか垂直面が多いパーツ。天井と同じようには行かないと思う。
少し晴れ間が見えたのでディスカスの修理も進めてみた。白骨号は雨に濡れても良いけど、ディスカスの研削面を濡らす訳にはいかん。
ゲルコートと積層材の厚みを実測し、積層材の50倍の長さで周囲に線を引く。これが切削時の目安の線になる。
他のFRP構造物は知らんけど、航空機のFRP修理では1/50のテーパで接合すればオリジナルと同等の強度が得られるとされている。
やって見ると1/50は意外と緩い傾斜で削り出すのは難しい。もう忘れたけど木材は1/25だったかな?。
ゲルコートとFRPは硬いので、最初は動力工具を用いて荒削りする。少しドキドキするけど削りすぎたら死んでしまう程の作業じゃ無い。削りすぎたらそこを基準に新たに1/50の面を作れば良いだけで、修理面積が少し増加するだけの失敗。
とは言っても延々と失敗すると翼全面をやり直す事に成るので動力工具はかなり手前で止めておき、中盤から終盤は手で削って行く。
手がかじかむので寒い時期にやる仕事じゃ無いな。
まあまあの感じに仕上がった。次はガラスクロスをエポキシ樹脂で積層する作業に進む。
この作業自体は単純だけど、圧縮して温度維持しながら硬化させるには段取りが大事になる。後は屋外でやって居るので天気も重要。
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