Is this Alclad?
白骨号のフロンドバンパー、理由は解らんけどアルミで出来て居る。電触がきっかけかな?と思うけどボルト穴の周辺が変な感じに成っていたので修理して置こうと思った。
一部分だけを削る積もりだったのに、分厚い一枚板では無くて複数の板がミルフィーユというかパイというかパラタというか、まあそんな感じで重なって居た。
最初は航空機みたいにアルクラッドかな?と思ったけど、各層が冶金的に接合されていない。単純に重なっていて間に汚れが溜まったか、接着剤で接着して有ったの?的な感じ。 大げさにならない程度に削り取ってTIGで盛ってみた。でも予想通りに汚れと薄いアルミ板が積層状態の部分は弾いて溶けるだけで何もできない。
それでも何とか溶接してみたけど、酷いところはどんどん進んで手に負えなく成りそうだったので止めた。 ヤスリで均したらこんな感じ。何カ所か未溶接の部分が有るけど今の状態では無理だ。私の腕と言うよりも誰がやっても駄目な状態委有る様な気がする。
一瞬だけ彫り込んで溶接を繰り返そうか?と思ったけど、あっさりと諦めてエポキシで埋めてお終いとした。
理由は何だろうか?。航空機と同じ思想でアルクラッドだったのか、一気にプレスが難しいので接着剤を塗って積層した薄板をプレスしたのか、電触で圧延に依って出来て居た層が剥離したのか。。。
とっちにしろこの時代の930のバンパーを溶接で補修しようとしない方が良さそうな感じだ。
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