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2023年11月

2023年11月30日 (木)

Will they be OK?

11301_20231130200901  以前もやった事があるドアロックのアクチュエータ。電源を直接繋いでも動かないとのことで入って来た。
 これは接着してあって非分解の構造なのでヤダな・・・と思いながら受け入れ検査したら動いた。

11302_20231130200901  内部の接触不良か減速比の大きなギヤが入って居るから何らかの原因で一時的にロック状態だったか。それかもしかしたら上部の接点経由の接続だとしたら接点の不良だったのかも知れない。
 接点をテスタで当たると正常に2個とも動作して居た。でもモータの駆動電流を流せるほどかどうかは解らんので、内部を洗浄して電源装置で2A位の電流を負荷させながらオンオフを繰り返して置いた。
 磨ける接点は磨くけど、磨いた後でもこんな感じの実負荷の開閉をしておくと実負荷での電圧降下が低下する事が多い。接点が良い感じに洗浄されるのか、それとも良い感じに荒れるのか?。
 洗浄と給油と接点のメンテを繰り返したら、明らかに入庫時よりも動きは速くなったのでOKとした。でも最初から動いて居たのが気に成る。別に原因があるかもしれん。

 昨日は我が宮若市に関してネガティブなニュースが報道された。市長の罵声も訪問先でスマホ弄る職員も、両方ともパッとせん田舎町を象徴する様で悲しい。
 そして今日は福大の大麻。航空部のヤツらは大丈夫だろうか?、格納庫の裏とか中村家の花壇を捜索されたりせんやろうなあ(笑)。

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2023年11月29日 (水)

Should I have built a hut?

11291_20231130190501 福岡の冬が始まったかもしれない。九州の日本海側と言うか玄界灘に近い地域は冬場に「日本海式気候」的だったりする。
 綺麗な晴れは無くて何時も時雨れている感じ。ただの曇りでは無くて時々冷たい小雨がぱらつく感じ。
 まあ夏に作業していたら暑くて死にそうと書くだろうし、春なら虫が付いてダメだと騒ぐはず。人生には問題は付きものだ。
 数日前に下の家に人から言われた事を思い出してしまう。「小屋を建てたらよかろうもん」と。この人はトラクターとか田植え機置き場とかを簡単に建ててしまう。この手の事が凄く得意。でも私は彼ほどは得意じゃ無いから小屋無しで進んでしまった。
 今に成って小屋というか東屋的な屋根だけのヤツでも良いから先に作って置くべきだったかも?と後悔している。あまりに天候不順が続くようなら、今からでも屋根を作ってから作業を再開した方が効率的かもしれない。

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2023年11月28日 (火)

Some improvements

11281_20231128204001 構造が悪くて水が溜まる場所。折角の機会なので改善してから塗装したいと考える。
 第一は給油口の部分で、給油口の蓋が上面にあるから水は確実に入る。でもその奥に凹形状の部分が有ってサビで穴が開いて居た。
 全部をFRPで作ろうかと思ったけど、流石に大仕事に成りそうなので却下。最終的に錆びた部分はエスコで処理して、凹部はエポキシで埋める事にした。
11282_20231128204001  こちらはフロントのピラーの下端部。溝の一番下が凹部になって居て水が溜まる。ここも同様にエスコとエポキシでなだらかに谷を埋めてしまい、滑り台のように水が全部流れ出る様にした。


11283_20231128204001  上からプラサフを塗ったらこんな感じで、まあ悪くないけど埋めた部分が滑らかじゃ無い。もう一回パテを盛ろうか考え中。




11284  ごくごく一部だけどプラサフまで終わった状態。ワイパーの軸の部分も凹部になって居て水が溜まるけど、ここは簡単に改善する方法を思いつかなかったのでそのまま。
 この部分はあとは上塗りをしたら終わりだけど、フェンダーが全然進んで無いから組立には進めない。
 ようやく全体の5%が終わった感じかな?。

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2023年11月27日 (月)

I chose to be a cheat.

11271_20231127224001 窓ガラスを外すかどうか悩んで居たけど、性格的にインチキの道を選んだ。
 一番の理由は時間がかかりすぎると意欲が減退してしまう事に加えて、年末年始の天気が不順な時期にバラバラの状態で過ごすのが気に成った。さらに来週にはいよいよディスカスも入って来るみたいなので時間も無い。
11272_20231127224001  ガラスを外さない場合でも、出来るだけ奥までさび止めと塗装はしておきたい。そんなときのインチキ技としてインチキ?塗装屋から教えて貰った技を使う事にした。
 ロープとか電線とか形状が良ければカードみたいな薄板を挟んで塗装する。乾燥後に外せば見事にゴムを外したような仕上がりに成るという仕組み。
11273_20231127224001  今回はスプレーで吹くので簡単にマスキングした。今日の所はエスコを吹いたらお終い。今の季節だと丸1日置かないと固まらない。



11274_20231127224001  ワイパーは外したかったけど簡単には外せなかった。仕方無いのでガタガタに成るまで分解して奥に引っ込めた。ここでもインチキだ。
 ウォッシャーのズルは外した。電熱タイプが付いて居たけど、福岡で必要に成ることはめったに無いと思う。
11275_20231127224001 一番ヤバいところは峠を越した。あとはプラサフとかパテとか地道な塗装作業。多分素人的な情けない出来に成ると思うけど、今回の目的は錆の進行を止めてあと10年間穴あきの心配無しで乗ることだから。。。まあOKとしよう。

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2023年11月26日 (日)

Looks like a geologist.

11261_20231126211801 細々した用事はあるけど、休みの日は出来るだけ白骨号の作業に時間を割きたい。
 昨日試験的に剥いでみた右リヤの損傷部。オリジナルの黒い下地が見えるところまで塗料を履いて見た。これが前回修理時の塗装を剥いだ範囲という事に成る。

11262_20231126211801  最低でも2回の修理が行われて居て、2回目のパッとしない修理後がこれ。塗料とパテが手のひら大でパリッと剥がれた部分だけど、下地を見ても他の部分と比べて汚くて痛みが激しい。


11263_20231126211801  一番深い部分は50%くらいの厚みしか残って無い様な気がしたけど、ここをやるには内部のオイルタンクとか外さないと行けないので60%残って居る事にして(笑)エスコを吹いた。


11264_20231126211801  当然ながらエスコ程度では埋まらない穴が見える。取りあえずはパテで埋めてプラサフ塗って誤魔化すしか無いな。
 全部の塗装が済んで時間が出来たら、次の作業としてバルブガイドの交換を考えて居るので、その次の作業としてここの鈑金作業をリストアップしておこう。
11265_20231126211801  フロントボンネットをはずした。2柱リフトを設置していて本当に良かった。中古なら10万くらいのモンだから自分で色々やる人にはお勧めしたい。



11266_20231126211801  ゴムシールが付いて居た溝の掃除。溝の中には錆があるけど、溶接で補修する程じゃ無い。
 上の角の2mmくらい下に塗料の段がある。たぶん同色を上から塗ったときのマスキング跡だと思う。
 面白いのは左側にはこの断が無い訳で、全塗装では無くて右側の補修塗装だったのかもしれない。
11267_20231126211801  いよいよ窓ガラスに近くなってきた。あと数日でガラスを外すか外さないかの決断をしないと行けない。

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2023年11月25日 (土)

Should I remove the glass?

11251_20231125204901 フロントバンパー回りの穴あき部分は溶接修理が終わったので、後はサビている部分の浮き錆を落としてエスコを塗っていく。
 完全にサビを落とそうとすると広範囲に作り替えに成ってしまうし、表面研磨を最深部までやると板厚が薄くなってしまう。
 トタン屋根でエスコの実力は把握しているので「浮き錆+α」のサビだけを落とす方針。
11252_20231125204901  オリジナルの塗装も無理矢理剥がさない。ディスクグラインダに付けたワイヤーブラシで落ちる分は落とすけど、落ちない分はそのままで行く。



11253_20231125204901  マスキングが面倒なのと刷り込む効果を期待して、エスコは原液を刷毛塗り。




11254_20231125204901  良い感じに仕上がった。これよりも下の部分はオリジナルの下地と耐チッピング塗装が生きているのでそのまま行こうかと考え中。
 当然痛んで居る部分は剥離して下地からやるけど。それ以外に問題なのは窓ガラスだ。
 今は窓からの水漏れなど無いけど、多分窓枠の部分にサビはある筈。でも窓ガラスまで外して居たらとても正月までには終わりそうに無い。
 今回は窓を外さずにマスキングで誤魔化して、春くらいに窓を1枚ずつ外して部分塗装で行こうかな?とか考え中。でも二度手間に成るから今回やった方が良いのかな。
 うーん、悩む。
11255_20231125204901  フロントバンパー以外にもう一つ不味そうな部分が右リヤバンパーの塗装剥がれ。
 ここは多分事故をして居て、その補修塗装が手のひら大でパリッと剥がれて来た場所。ナフコのさび止めと油性ペイントで数年乗ってきた。
 これを見る限り広範囲な黄色のパテと剥がれた部分と最後部に赤のパテが確認出来る。最低でも2回の補修が行われて居る。
11256  拡大して見るとフロントと同様にパテの下から錆が発生して居る事が確認出来る。この上の方のオリジナルの黒い下地の部分は錆が出てないので、やっぱり鉄板の生地に直接パテは防錆能力が低いと感じる。
 と言う事で補修された部分に関しては鉄板まで出してエスコを塗り、それ以外の場所は剥がれる下地は剥ぐ方針で行こうと思う。

 問題は窓ガラスだなあ。。。

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2023年11月24日 (金)

60% would be a success.

11241_20231124185301 昼前に作業していたら悪徳外車屋のオッサンが来て「金はいくらでも払うから昼飯食わずに修理しろ」と言い残して帰って行った。
 何か良く解らん警告灯の集合物の様だ。ただの豆電球の集まりかと思っていたら中にトランジスタが2個も使って有った。
11242_20231124185301  他に何も無いので想像しながら回路を追いかけて行ったら上側のトランジスタが常時導通状態だった。
 型番を調べて行くとトランジスタじゃ無くてサイリスタだった。そうか、ブレーキパッド警告灯だから、一瞬でも導通すればオンに成りっぱなしにしたかった訳だ。その為にはサイリスタの特性がピッタリという訳。たぶん合っていると思う。
11243_20231124185301  白骨号の方は細かい穴埋め作業をやった。穴は無いと思っていたけどワイヤーブラシでガーッと削ったら数個の穴が出て来た。



11244_20231124185301  私は完璧な人間じゃ無いので6割出来たら十分と思っている。今回も6割の厚みが残って居たら10年は持つだろうとの判断。
 だから穴が開いて居たり6割以下まで薄くなって居る場所は修理するしか無い。
11245_20231124185301  YouTubeに上がって居る様な複雑な鈑金は出来ないので、単純な形状で済む最小限の鈑金で誤魔化す。




11246_20231124185301  この穴の回りは広範囲に薄くなって居るので面倒臭いけどパッチを作って切り貼りするしか無い。
 この手の作業にはノンガスの溶接機が気楽に使えて便利が良い。TIGの方が綺麗に仕上がるけど、前処理としてサビとか綺麗にしないといけないのでレストアには向かん気がする。
11247_20231124185301  完璧を目指すなら5倍くらいのパッチを作るべきだけど、穴開け作業とかも面倒臭いし6割の板厚は確保出来たのでOK。




11248  ここは局部的なので裏に銅板を当てて溶接の繰り返しで「板」を作って補修。





11249  表面の凹凸は残って居るけど、ピンホールは無くて全部繋がって居るので良かろう。

 表面の不具合は組立てた後でも再塗装が出来るけど、この手の場所はもう一回分解するのは億劫。完璧は無理だけどメチャ悪い所を6割の完成度で潰して行けたら良いなと言う感じ。

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2023年11月23日 (木)

I want to change the design of the fuel supply port.

11231_20231124094401 昨日は葬式があったし、今日は溜まった仕事が有ったので白骨号の作業があまり進まなかった。
 夕方から作業を始めて左フェンダーを外した所でタイムアップ。歳だから夜の作業までやるモチベーションが無い。

11232_20231124094401  心配していたフロントガラス前のサビは意外と少ない。人によって感じ方は違うと思うけど、少なくとも穴は空いてないし重なった各板の厚みや端面が綺麗に判別出来るのは素晴らしい。


11233_20231124094401  一番前の部分。右側に比べたら傷み方が極端に少ない。こっちが正規の?痛み方で右側は事故修理が完璧では無かった為だと思う。
 とは言えメーカ出荷時と同じ処理は難しいと思うので、あの程度で済んだという事は右側も悪い修理では無かったのかも知れない。
11234_20231124094401  ドア前の軽く袋になって居る部分。見ての通り全くサビが無い。そして下に空いている水抜き穴の大きさに驚かされる。
 ドイツ人の思い切りの良さよ。


11235_20231124094401  この車は38年前の車で、我が家に来てから10年間は雨ざらしで使って居る。それでもこの状態で済んでいると言うことは、この時代から採用された亜鉛メッキの効果が絶大なんだろうと思う。
 もし程度の悪い空冷ポルシェを買ってレストアしようと思って居るなら、亜鉛メッキが採用されて以降の車体をお勧めしたい気持ち。
 唯一ダメだな・・・と思ったのは給油口の部分。ここは化粧蓋の隙間から雨が入るのだけど、その下が複雑なお椀構造になって居て水が溜まってしまう。結果的にこんなに穴だらけの状態に。
 トランクとの貫通穴の関係とかいろいろ有ったんだと思うけど、この構造のままで修理するのは気が乗らない。より良い構造に変更して修理したい所。

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2023年11月22日 (水)

Scholastic First Dictionary

11221_20231124092801 英英辞典を買った。オックスフォードとかロングマンとかじゃ無くて幼児用のヤツ。
 先日宮若の図書館で借りて来た辞書が面白くて、返した後で調べてみると350円で中古が出て居たので直ぐに注文したヤツ。
 「First Dictionary」の名の通りに子供が最初に手に取る辞書の位置づけ。全く開いてない様な感じの本なので、意識高い系お母さんが子供に買ってやったけど全く興味を示さなかったのか、本屋が仕入れたけど売れなかったのかな?とか想像。
11222_20231124092801  だいたいの単語は解るので調べる為に使う事は無いけど、意味の文章とか例文とかが今の私には丁度良くて読み物として面白い。と言う事は私の今の英語力は英語圏の幼児レベルという認識で良いのだろう。
 これをコーヒーとか飲みながらペラペラ捲って居ると新たな発見が有り、勉強的な事をするよりも興味を持って英語に触れる事が出来る。

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2023年11月21日 (火)

Dual Vacuum Distributor

11211_20231121211701 昨日少しだけ書いて居た930ターボのディストリビュータ。改造エンジンでバキューム進角は接続されて無いと言う話だったけど、技術的な興味から色々調べてインチキ修理してみた。


11212_20231121211701  この中に2番目のダイヤフラムが入って居て、ここは分解する事が出来なかった。でもダイヤフラムに穴は無かったので金属部分を手入れしてエスコを塗っておしまい。
 バネも錆で崩壊していたのでオリジナル寸法を想像して再制作。

11213_20231121211701  中間にあるスペーサも崩壊して居たけど、崩壊の程度が軽かったので構造用接着剤でインチキ修理。




11214_20231121211701  何とか組上げた。動作にカンしてはペリカンのフォーラムに20ページを超える議論が載っていたけど、流石に頭が痛くなったので全部読めなかった。
 取りあえず漏れも無く、2個とものダイヤフラムでロッドが正常に動くようになった。

11215_20231121211701  本体と遠心進角機構は何時もの作業なので問題は無い。





11216_20231121211701  こちらのピンの削り出しとカシメも問題は無い。





11217_20231121211701  簡単に回転させたら綺麗な波形が出て来た。明日はこれの進角特性を測定して完成の予定。
 でもディストリビュータ試験機を改造中なので、改造を止めて組み直さないと行けない。

11218  こちらは964のオルタネータ。特殊サイズのフロントベアリングのモデルだけど、このモデルのヤツは強固にさび付いているのが多い気がする。
 かなり苦労して痛めずに分解する事が出来た。

11219  スリップリングは厚みが残って居たので旋削して手入れ。軸も錆を落として軽く研磨したらロータ側はできあがり。
 ステータコイルが少しだけ汚れて居たので洗浄して端っこだけワニス処理して置いた。明日には硬化して組める予定。

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2023年11月20日 (月)

Rust, rust, rust.

11201_20231120203101 日曜は終わったので仕事もしないといけない。年金が月に100万くらい有れば働かんでも良いのに・・・と思うけど、やっぱり退屈するから働くような気もする。
 良く解らんリレーが3個も入ったコントロールボックス。トランジスタと妙なコンデンサとか入って居て簡単には意味が解らんかった。
11202_20231120203101  ここまでバラバラの状態で入ってきた930ターボ用のデスビ。





11203_20231120203101  内部の錆が酷い。でも遠心進角の方は何とか成りそう。





11204_20231120203101  問題はこっちのデッカイバキューム進角。ターボだから正圧にも成るかな?





11205_20231120203101  配管接続口が2個付いて居るけど、片一方が全く反応しないので非分解のカシメ部を分解して見たらギャーッ。




11206_20231120203101  もう一つのダイヤフラム側もギャーッ。
 中のバネは錆で折れてしまっているし、いくらインチキ修理が得意と言っても治るかなあ。。。



11207_20231120203101  白骨号の作業も少しやった。
 チンスポイラーの上塗り塗装。今日は光りの加減を見ながら上手に塗れたように見える角度を探った。
 綺麗に見えるけどパテ作業を手抜きした部分まで見えてしまった。

11208  今回の作業で初めて垂れた。割と短時間に5回か6回くらい塗り重ねたのだけど、途中の乾燥が足りなかった様で塗りおえてからちょっとしてから見ると垂れて居た。
 原因は私の技術だけど、それ以外で改善出来る項目にシンナーがある。今は20度か25度をターゲットにした標準シンナーを使って居る。でも最近は10度くらいだったりするので標準では明らかに乾燥が遅いはず。
 プロだって気温に応じてシンナーを変えるのだから、素人の私こそ細かく適応温度に応じた機材を使うべきだったと反省。

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2023年11月19日 (日)

almost there

11191_20231119190901  昨日作ったパーツは隙間が大きすぎたので作り直す事にした。ハンマーだけで作ったけど、この手の緩いカーブした部品だと何ちゃらローラーみたいな工具が欲しくなる。


11192_20231119190901  なんか板厚が分厚い気がしたので切り取った板を測定して見たら1.0mm有った。
 自動車は0.8mmくらいと書かれている事が多いけど白骨号のフェンダーは1.0mmだった。少し溶接が楽になった。

11193_20231119190901  点付けで仮止めをして、






11194_20231119190901  歪まないようにあっちこっちと移動しながら溶接していった。





11195_20231119190901  中国製のノンガス機にスズキッドの0.6mmフラックスワイヤーを使って居るけど悪くない。
 板厚が1.0mm有った事も有利に働いていると思うけど、点付けの連続をしなくても連続溶接で行ける。

11196_20231119190901  裏面の溶け込みも悪く無い。スズキッドのフラックスは白い粉?が出るみたいだ。





11197_20231119190901  大まかにビードを削って、ハンマーの凹凸を均しながら細かい形状を合わせて行った。




11198_20231119190901  まるまる1日かかってここまでが限界。さび止めを塗るまで行かなかった。まあさび止めは仕事の合間に塗れるからここまで行けたら一安心。
 横向きの接合部は比較的上手く行ったけど、縦向きの接合部は最初のピースの末端形状が悪くて溶接部が「く」の字になってしまった。
 この写真で筋が見えるのは「く」の字の所がへこんで居るから。ここはあとでパテで埋めるしか無い。取りあえず溶接自体はキチンとくっついたのでOKとしよう。

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2023年11月18日 (土)

Rome wasn't built in a day

11181_20231118192501 天気も良いし今日こそは白骨号のフェンダーを外そうと決意した。
 何故か解らんけどこんな場所が溶接してある。鬱陶しいのでディスクグラインダでガーッと削ってフェンダーを引き剥がした。

11182_20231118192501  オイルクーラ上部のボルトを前から外そうと四苦八苦したけど、30分くらいして後ろから簡単に外せる事に気がついた。



11183_20231118192501  穴が空いていると思っていたフロントガラス前の接合部、錆を削り落としたら意外としっかりと鉄板が残って居た。
 この状態ならしっかりとさび止めを塗っておけば後10年は行けそうな感じ。


11184_20231118192501  前回やった部分の上の方。ここはボンネット周囲の水が流れる道になって居る。一番錆びている理由の一つかもしれない。




11185  懸案の穴が空いて居る部分。前回の修理では生地に直接パテが塗ってあるけど、パテの下は全部錆びている。オリジナルの下地が残って居る部分は錆が殆ど無いので、極力オリジナルを残すか、生地を出す必要が有っても最初にさび止めのプライマーを使った方が良さそうな気がしている。
 まあ今回はその為にエスコを準備して居るから、この修理よりは長持ちすると期待。
11186  問題の裏面。ここには何も塗料が塗ってなかったか、ホームセンターのカンスプレーレベルの塗装しかされて無かったみたい。私が気がついた時には穴が貫通してしまっていた。
 よく見るとハンマで叩いた後なのか表からスポットで引っ張った後なのか解らんけど、多数の凹みがある。表側は綺麗に削ってあるから解らなかったけど、裏面は酷い状態だ。そして削られた山の頂上が薄いので穴が空くというストーリー。
11187  前回の修理範囲というかオリジナル下地を剥いだ範囲をマーキング。





11188  似た形の板を切り出して、






11189  ハンマで叩いてそれっぽい形にしていく。





111810  裏からも当ててみる。






111811  今よりは良くなりそうな段階に来たので、思い切って穴を開けた。
 この車を買うときよりもドキドキした。




111812  さらに調整して合わせていく。






111813  技術が不足して居るので隙間が2mmくらい開いている場所が出来た。ここに溶接棒でも置いて隙間を埋めていくか、ゼロから作り直すか考え中。
 まあ最悪の事態には成らなくて済みそうだ。

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2023年11月17日 (金)

No matching roller

11171_20231117215101  雨は降るし寒くて一瞬だけは霙になったりしてヤナ天気の1日だった。
 DMEリレーの注文があったので組立てて試験中。まだコネクタを作って無い。。。



11172_20231117215101  白骨号の塗装作業は出来ないので、ねじが死んだゴム部品の状態を確認してみた。
 ゴムの中に埋め込んで有る鉄板がグサグサになって居る。純正品が出るのは有り難いけどメチャ高い。出来るだけ修理して見たいけどどうやろうか?。

11174_20231117215101  0.8mmでの作業は少しキツかったので0.6mmのワイヤを買ってみた。そしたら送りローラの付属品が0.8/1.0と1.0/1.2しか付属して無くて0.6mmは使え無かった。
 待つのは嫌なので廃材から旋盤で削り出してみたのがこれ。

11173_20231117215101  2本の溝は両方とも0.6mmにしてみた。材質はS25CかS45Cと思う。もしS45Cなら軽く焼きが入るので表面を焼き入れしておきたい。
 あとはノズルも0.8mmしか無いので0.6mmが必要。まあこっちは無理したら使えん事は無い。
 時間が無くて溶接までは出来なかったけど、何らかの変化が有ると期待したい。

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2023年11月16日 (木)

10-year warranty

11161_20231116200901 夕方から雨の予報なので午前中に白骨号の錆取りとエスコ塗りまでやりたかった。
 昨日の残りの塗料を剥いだりして居たら妙な感じがする。スポット溶接の「窪み」では無くて丸い綺麗な「穴」にしか見えない物が存在する訳。

11162_20231116200901  凄く強くスポット溶接されて、その後で局部的に腐食されたらこうなるかもしれんけど、普通に考えたらスポットカッターの穴じゃ無かろうか?と思うわけ。
 となると、この辺りのパネルが一部交換されて居る可能性が高まった。でも接合部以外は錆が浮いてないし、それ以外の場所はオリジナルと見分けが付かない様な耐チッピング塗装がしてある。まともで上手な作業だったのかもしれない。
11163_20231116200901  完璧は追い求めないし素人なので出来ないけど、一応は10年間は錆が出ないことを目標にして居る。
 と言う事でかなり広範囲に塗装を剥がし、綺麗では無いけど全ての腐り穴を溶接で埋めた。
 一部は鉄板を切り接ぎした方が速そうだったけど、勢いで溶接で穴を埋めて削っての繰り返しで「板」を作った。


11164_20231116200901  外側の上の方はフェンダーを外してからじゃ無いと手が入らないので後回し。でも今日の分だけでもさび止めを塗って置きたい。







11165_20231116200901  エスコの原液を刷毛で塗った。何となく10年持ちそうな気がしてきた。









11166_20231116200901  外側も刷毛塗り。ここは耐チッピング塗装の場所なので刷毛目が出ても問題無い。









11167  サンルーフだったかウイングだったか忘れたけど、その手のアクセサリー的な機器の駆動モータ。
 トルクが足りないと言う話で入って来たけど、樹脂で一体成型されていて分解不可の構造。

11168  新品手配したから壊しても良いとの話だったけど、中を壊したら負けのような気がして少しずつ探りながら分解した。
 分解前に電源を繋いだら綺麗にモータが回って原因不明かな?と思って居たけど、それっぽい原因が出て来て良かった。
 一つ前の写真で解るけどモータの回りにスポンジが巻いて有る。これが崩壊してボロボロになって居たので、モータがガタガタ踊って居た可能性が高い。
 その振動とか、時期的に鉛フリーの脆弱さなども組み合わさってのクラックかもしれない。

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2023年11月15日 (水)

redoing

11151_20231115203301 今日は雨が降らないので先日のやり直し塗装。ほぼ同じ感じに仕上がったけど、一番目立つフロントのバンパー上面が今日の方が出来が悪い気がする。
 まあナフコの缶スプレーで塗装してある今より良いのは確かなので気にしない。
11152_20231115203301  リヤバンパーは変わらず良い感じ。先日の方が写真写りが良かったけど、これは私の撮影技術の問題だ。




11153_20231115203301  フェンダーを外す前に錆び穴の空いた箇所を修理しようと思った。
 フロントバンパーの支柱が着く部分。鉄板が何枚も重ねてある部分が錆びていて一部に穴が開いて居る。


11155_20231115203301  こんな場所を外して鉄板から切り出して・・・とやって居たら、ここだけで1年くらい過ぎてしまいそう。
 適当に溶接で穴を開けながら何とか穴を埋めた状態。ここまで来れば後はピンホールの上を数カ所溶接で埋めて削れば良いので気分が全然違う。
11154_20231115203301  前の画像の下の部分。トランクルームに貫通する小さな穴が開いて居る。





11156_20231115203301  ここくらいなら1週間くらいかければ新規の鉄板で修理出来そうな気がしたけど、面倒なので全て溶接で埋めてしまった。
 こちらも後はピンホールの処理が必要。

11157_20231115203301  これはトランク内側。ここの穴が一番酷い感じ。とは言ってもパネル全部を作るようなレストアに比べたら雲泥の差で楽をしている。
 ありがとう亜鉛メッキ。






11158_20231115203301  作業のしづらい場所だけど、ここも何とか穴を塞ぐまではできたので一安心。

 左に比べて右に錆が集中しているけど、これは右のフェンダーを事故しているのが関係しているかもしれない。
 右のストラットは左とショックを固定するねじの形状が違っていて、たぶん事故の時に中古品とでも交換したんだろうと思う。
 それから考えるともしかしたら一部のパネルを新品に交換してあるのかもしれない。その際に再スポット溶接か、穴を開けてTIGかMIGで溶接した部分から腐食が始まったのかもしれない。
 どっちにしろ穴を完全に塞いで、エスコを染み込ませて置けば10年は十分に持つと思う。同様の処理をしたサビサビのトタン屋根がまだ持って居るからエスコには期待して居る。
 どうせ運転出来ん様になるから、10年以上持つ必要も無かろう(笑)。

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2023年11月14日 (火)

Not a hundred points, but usable.

11141_20231114230701 昨日の失敗で心が折れかけていたけど、落ち込んでいても前に進まないので渋々リカバリー作業。
 影響の無い所まで研削したら最終的に上塗りは全部剥がすことになった。灰色に見えて居るのが下塗りのアルミ用プライマーとプラサフ。
11142_20231114230701  注意して削った積もりだけど、一部はアルミが見えてしまったのでプライマーを部分的に塗った。
 ここまででほぼ午前中が潰れてしまい、気持ちの余裕も無くなったので普通の仕事に切り替え。

11143_20231114230701  前向きな人生を送っていたので?、夕方になって中国通販の神様がアジテーターカバーを届けてくれた。
 サイズ的にはピッタリでは無いけど取り付ける事ができる。でも取っ手の剛性感が無かったので針金で補強。

11144_20231114230701  回転部が機械で回すタイプだったので指で回すと痛いし回しにくい。
 スケッチして、3D-CADで図面を書いて、3Dプリンタで印刷したらアームのできあがり。


11145_20231114230701  3Dプリンタじゃ無くても何とでも成るけれど、せっかく買ったのだし活用しようと思う。そしてこう言う用途にはかなり適して居ると実感する。



11146_20231114230701  問題はPLA樹脂が有機溶剤雰囲気の中でベチャベチャに成ったり折れたりしないか。
 もし溶ける様な材質でも、このカバーの密閉性が良ければ問題無いとは思う。ただシンナーが着いた手で触ったりする事はあると思う。
 まあ溶けたら新しく買ったカーボン入りナイロンで作り直そう。

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2023年11月13日 (月)

I'm disappointed.

11131_20231113200901  早朝の散歩の時はほぼ快晴だったのに徐々に雲が増えて来て小雨もぱらつく天気になってしまった。前にも書いた様に玄界灘は日本海に繋がって居る事を実感する。
 今年は絶対に全塗装をやると決めたんだから、少々の障害があっても前に進むつもり。今日も雨の合間を縫ってバンパーの表側の上塗りをした。
11132_20231113200901  私にしては素晴らしい出来映え。流石に「KIWAMI」と書いて有るだけの事は有って素人の技術を補完してくれる。
 写真を撮って部屋に入って別の仕事をして居たらなんか音がする。エッ?と思って外に出たら既に雨降り。。。
 ギリギリ乾いたかな?と言う感じだったけど、雨が上がってからみてみたら見事にクレータの連続で泣きたくなった。人生のやる気が8割方無くなった気分だ。
 どうやって回復させよう。完全硬化させてからサンドペーパで凹凸部を削り落とし、上から上塗りを2-3回塗るくらいかな?。どんだけ時間がかかるんだろう。はあ。。。
11133_20231113200901  今年の前半に急死した近所の鈑金塗装屋を思い出す。そこは屋根の無い家の庭と道ばたみたいな所で仕事をして居た。しかもメインはディーラーの仕事。
 自分がこう言う目に遭うまで想像もしなかったけど、仕事として屋外で鈑金塗装をやるとかよく考えたら目茶苦茶だ。でもひっきりなしに車は入っていたから、ディーラーの要求する基準には達していたという事だ。
 そういえばマイクロバスが入ったりもして居た。下手に建屋が無いからマイクロでもウェルカムだったのかも知れない。ある意味万能だな(笑)。
11134_20231113200901  彼が死ぬ前に実際の運用をみておけば良かったと後悔している。ひたすら観天望気で自然と共に仕事を進めていたんだろうか?。急な雨で目茶苦茶に成った事は無かったんだろうか?。
 もう聞けんから遅い、悲しい。そして自分のミスが情けなくて悲しい。

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2023年11月12日 (日)

I celebrated Diwali with my dad.

11121_20231112192501  今日はバンパー回りの上塗りまで終わらせたかったのに、朝は神社の掃除が有ったし昼過ぎまで雨が止まずに思ったように作業が進まなかった。
 冬になると福岡は日本海的な気候の時が増えるけど、ディスカスの作業の時くらいは良い天気が続いて欲しいモンだ。
11122_20231112192501  久住から持ち帰った手元圧力計を使って見て存在意義が理解出来たけど、取り回しが悪く成るのと減圧弁じゃ無くてスピコンと圧力計の組合わせでしか無かった事から買うまでは行かなかった。
 でも素人だからこそ供給源の圧力管理だけでは無くて、手元の圧力を管理すべきだろうと言う気持ちは強い。そこで手持ちの部品を組み合わせてこんなモンを作って見た。これこそ正に手元圧力計「だけ」の機能。
 これでガンのサイズ毎に手元ホースの圧力降下が解るので、あとはこれを外して目的の値に供給元の減圧弁を合わせればOKと言う考え。今日のところは上手く行って裏面が無駄に綺麗に仕上がった。

11123_20231112192501  ディワリでは甘いお菓子を食べると書いて有ったけど、西葛西まで買いに行く事は難しいのでスーパーでブルボンのセットを買って来た。



11124_20231112192501  この週末は嫁さんが旅行で居ないので、ちゃしろと二人でお菓子を食べてお祝いした。

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2023年11月11日 (土)

Preparation for Diwali

11111_20231111203601 今年から我が家にもインドの血が入って来た訳で、文化的にもインドの正月?で有るディワリを祝おうと思った。
 先日はLED作業灯を灯してみたけど流石にインドの神様に失礼な気がしたので、ダイソーで小皿を買ってきてサラダオイルとたこ糸でインチキランプを作ってみた。
 正式には違うかもしれんけど、日本人の感性的には良い感じだ。甘いお菓子を食べるらしいので、明日はチョコレートでも買ってこよう。
11112_20231111203601  このネットからダウンロードしてきた絵は捨ててしまおう。ガネーシャの像は3,000円くらいしたので捨てるのは勿体ないので悩み中。
 取りあえず我が家のメインは強い女の神様ドゥルガーで行ってみよう。

11113_20231111203601  こっちは先日アドバイスを貰った工具の色分け。色のお祭りはホーリーらしいけど、まあ良かろう。
 取りあえず手持ちの色で10(黒)、12(赤)、13(橙)、14(黄)、16(青)、にラインを入れてみた。
 凄く解りやすい。あとはこれがどのくらい長持ちするかの問題と、赤と橙を間違いそうな不安と、ありがちな寸法の17とか19の色がイマイチ見にくそうな事くらいか。取りあえずこれで手持ちのソケットを塗ってみよう。

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2023年11月10日 (金)

Relocation of a switch to the opposite side

11101_20231110195401  車の作業とか、塗装する時に光線の具合が悪いときの補助光源?として使って居るLED作業灯。
 スイッチの位置が気に入らないので反対側に移設する事にした。


11102_20231110195401  折りたたんだままで使う人は問題無いと思う。でも伸ばして使うとオンオフボタンが光源側に来てしまってまぶしくて押す度にヤナ感じに成る。
 ちなみにこのライトはアマゾンで買ったけど2本入る電池ケースに電池が1本しか入って無かったので手持ちの電池を2本入れて使って居る。
 ストレートの安売りのチラシにも同じと思われる写真が掲載されて居たけど、こっちは充電時間とかから想像すると電池が2本入って居るかもしれない。だとしたらストレートで買った方が良いと思う。
11103_20231110195401  スイッチが裸だと不安だったのでゴムカバーを接着で追加した。
 劇的に使いやすくなった。素晴らしい。




11104_20231110195401  こっちは半導体式DMEリレー。注文の有った品を出荷前試験中。





11105_20231110195401  丸ピンの方も3Dプリンタでキッチリと作るとか書いて居たけど、結局何も作業せずに次の試験がやってきた。
 人生、こんなんで良いわけ無いよな。。。

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2023年11月 9日 (木)

Primer for Aluminum

11091_20231110074101 アルミ用のノンクロムプライマーが来たので前後のバンパーに塗ってみた。エスコよりも随分硬化が速いので作業性が良い。
 全部カンペでそろえたせいもあるけど、アルミプライマーとプラサフとエスコの全てが全くと言って良いほど同じ色なのは戸惑う。もう少し歳を取ったら何を塗ったか忘れてしまうな。
11092_20231110074101  酷い腐食を溶接とパテで補修した所は綺麗な仕上がり。
 そういえばアルミ用のパテじゃ無かったから、本来なら先にプライマーを塗ってからパテを塗るべきだったのかも。


11093_20231110074101  腐食が軽いので何もしなかった所は凸凹が解る。間違い無く電触が原因と思われるので、強固な塗膜を心がけると共に取付の際に可能な限り絶縁対策をしてみよう。



11094_20231110074101  フロントバンパーの下に着く鉄製のチンスポイラー。フォルランプ回りは旧塗膜を落とすのに苦労したしさび止めを塗るのにも苦労した。
 塗装の作業性からだけ言えばSCの方が楽だと思う瞬間。

 天気予報が明日は雨だという。本当に少しずつしか進まん。まあ塗装作業は1日まるまるやっても待ち時間が有るから整備作業ほどは進まん様な気もするけど、正月までに終わるのかな?と少し不安。

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2023年11月 8日 (水)

Paint Can Lid

11081_20231108210201 仕事やら家の用事をしながらだから少しずつしか進まない白骨号の全塗装。今日は5マイルバンパー回りのカバー類の表側を塗った。
 表側は2液エスコの上に2液プラサフを塗って、その上にPG80のグランプリホワイトという順番。
 プラサフが追加された事と裏面よりは少しだけ気合いが入ったので平坦度が向上している。
11082_20231108210201  塗装の品質に関しては新しく買ったガンが凄く良い感じ。貰い物のワイダー88に比べると塗粒が小さくて塗りやすい。
 当然ながらワイダー88を使ってもプロはちゃんとした作業が出来る。でも私は素人だから1~2万で楽ができるならそれを選ぶのもアリだと思う。
11083_20231108210201  ここは変な改造で長穴というかひょうたん型の穴になって居た所。オリジナルの写真を撮り忘れたけど溶接で改造部分を埋めて大まかに削った所。
 こんな感じの小さな不具合がポツポツ出てくるので、まあいつまで経っても終わらない気持ちになってしまう。
11084_20231108210201  そんな感じで少しずつしか進まないので、さび止めとかも50gずつ塗る感じに成ってしまう。すると4L缶から小分けで出すのが面倒だし難しい。
 1L缶ならテープを貼ったらそれなりに上手く行くけど、4L缶だとイマイチなのと汚れたテープを剥いだりするのも汚い。
 4L缶から50gを取り出すには、テープよりも料理用の小型の「おたま」を使うのが良い事に気がついた。でもこれは毎回シンナーで洗わないと行けない。
11085_20231108210201  それらを解決するのがアジテーターカバーだけど、カンペのこの缶に合うのは5千円から6千円もする。中国製の1,300円くらいのを見つけて注文しているけど未だ来ないので、業を煮やしてインチキ改造をしてしまった。
 オイルなんかの缶の口。それを塗料缶に半田付けして、その口にホームセンターで売っているノズルを装着しただけの構造。攪拌用として中に大きなボルトを放り込んであるけど完全じゃ無い。
 インチキ作業の割に役に立つ。特に今みたいな50gとか100gだけ調合する用途には十分な機能が有る。もうアジテーターカバーが来なくても良いかもしれん。

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2023年11月 7日 (火)

Start with the easy stuff

11071_20231107201501 5マイルバンパー回りの金属部品。全面にエスコを塗って、表面だけにプラサフを塗って、裏面に上塗りを塗った状態。
 と言う事で裏面はエスコの上にPG80のグランプリホワイトが塗られて居る。特に問題も無く塗ることができた。素人レベルの意見だけど。

11072_20231107201501  板金だけしてパテ付けは面倒なのでそのまま上塗りを塗ってみた。よく見なくても中央部にウネウネの妙な反射部が見える。
 まあこれはリヤバンパーの下の部品なので見えない場所。見苦しかったらこの上から耐チッピング塗装をしてみよう。

11073_20231107201501  ここはオリジナルの黒いメッキ層か下塗り層がほぼ残って居て、一部だけそれが剥がれた場所。そのままエスコを塗っただけではうっすらと跡が見える。
 同じような状態の箇所が表面にも有るけど、表はパテで拾っていかないとダメだろうなあ。薄付け用を謳ったパテなら上手に埋めることができるんだろうか?。いや、たぶん技術だろうな。

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2023年11月 6日 (月)

Subaru 360 tachometer repair

11061_20231107115401 割と定番作業に成ったスバル360のタコメータ修理。症状は1000rpm以下程度をちょろちょろ動くだけと言う話だったけど、受け入れ検査でも全く同じ症状が出たので一安心。


11062_20231107115301  電気式のタコメータでは検出方法が沢山有って、ポイント上流の0-12V変化で動くヤツとか、ポイントオフ時の逆起電力を検出するヤツとか、ハイテンションコードのノイズ的なヤツを拾うヤツとか、イグニッションモジュールからの単純なデジタル信号を貰うヤツとか、まあ色々有ってそれに適合した試験方法で試してやらないとトラブルシューティングも修理後の検証もできないのが面倒臭い。
11063_20231107115301  基板は綺麗な状態なのでそのまま使えそう。パターン側は流石に一部が剥がれてしまうけど小修理で行ける範囲。
 ゲルマニウムの時代なので今風のシリコンTrに交換したら幾つか定数を見直さないと綺麗に動作しない。

11064_20231107115301  よし、動き始めた。コイツはかなりリニアリティは良いのだけど軸の摩擦がある。針の上昇方向と下降方向で値が違ってきて、振動を与えないとピッタリにならない。
 飛行機前提の高度計をグライダーに付けても似た状態になったりするけど、スバル360なら常時振動が有るからまあ大丈夫だろう。

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2023年11月 5日 (日)

I played with Chappy.

11051_20231106105501 エイミーのお母さんが黒ラブのチャッピーを連れて遊びに来てくれたので、ちゃしろと二匹をちゃしろランに入れて遊ばせた。
 動画で撮ったので静止画に切り出すのが面倒で、短く編集したのをインスタのちゃしろのページにあげたのでアカウントが有る人は見て下さい。
 一回だけ追いかけっこをして遊んだけど、ちゃしろが既に10歳と高齢なのであとは適当に並んで歩いたり寝転がったりと、遊ぶと言うよりも兄弟みたいな感じで過ごして居た。連休最後の日にふさわしいゆったりとした時間が過ごせた。

 雄同士はダメとか色々言われるけど、彼らは雄同士だけど相性は悪く無い。よく考えるとちゃしろと相性が悪いのはオスメス関係無しに柴犬だと言うことに気がついた。
 オスの雑種とも挨拶できるし、オスの秋田犬とも普通に接することができる。でもオスの柴とメスの柴とは相性が悪くてガウガウに成る。何だろう、サイズ感だろうか、気性だろうか。

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2023年11月 4日 (土)

Things can only go slowly.

11041_20231104204601 チンスポイラーに正規とは違う位置にナンバー取付用の穴が追加で空けられて居たので溶接で埋めた。
 まずはディスクグラインダで削ってみたけど削り具合が良く解らん。しかも穴の周囲がへこんで居るのでさらに解らん。一旦エスコかプラサフ塗った方が見やすいかもしれん。
11042_20231104204601  焼いた所も錆を落としてエスコを塗って置いた。パーツリストに依るとこの支柱の根物とにはワッシャとナットがあるけど白骨号には何も付いて無い。そしてそれなのに抜けない。うーん。


11043_20231104204601  伸び縮みしない5マイルバンパーの支柱。ボルト修理した両端にエスコを塗って、




11044_20231104204601  全体はホームセンターの油性スプレーを塗った。





11045_20231104204601  5マイルバンパーの蛇腹の後ろに着く部品も塗料を全部剥がしてエスコを塗った。基本的に錆は少ないけど穴の周辺とかに薄い錆が有る状態。



11046_20231104204601  リヤバンパーの下のカバー。これも耐チッピング塗装だったけど他と違ってパリパリして居た。直ぐ前にマフラーがあるから変質してしまったのかもしれない。
 凹みがあったので軽く鈑金してからエスコを塗装。このサイズの写真では解りにくい位には板金できたから上出来。
11047_20231104204601  昼過ぎにインド嫁と電話で話したら日本語検定のN1に合格したらしい。英検1級みたいな位置づけで求職の際にかなり有利だろう。
 次は漢検の勉強をしたいとか言っていたので向学心のある人みたいだ。それは良いことだけど、もう30過ぎたんだからプライオリティを・・・と嫁さんと顔を見合わせる(笑)。
 嫁さんはお友達と外食なので私の夕食は似非ターリー。レトルトのキーマカレーとレトルトのトマトソースにチャパティの組合わせ。インドのおかげで私の人生に変化が出て来た。

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2023年11月 3日 (金)

Is this Alclad?

11031_20231103202101 白骨号のフロンドバンパー、理由は解らんけどアルミで出来て居る。電触がきっかけかな?と思うけどボルト穴の周辺が変な感じに成っていたので修理して置こうと思った。


11032_20231103202101  一部分だけを削る積もりだったのに、分厚い一枚板では無くて複数の板がミルフィーユというかパイというかパラタというか、まあそんな感じで重なって居た。
 最初は航空機みたいにアルクラッドかな?と思ったけど、各層が冶金的に接合されていない。単純に重なっていて間に汚れが溜まったか、接着剤で接着して有ったの?的な感じ。
11033_20231103202101  大げさにならない程度に削り取ってTIGで盛ってみた。でも予想通りに汚れと薄いアルミ板が積層状態の部分は弾いて溶けるだけで何もできない。
 それでも何とか溶接してみたけど、酷いところはどんどん進んで手に負えなく成りそうだったので止めた。
11034_20231103202101  ヤスリで均したらこんな感じ。何カ所か未溶接の部分が有るけど今の状態では無理だ。私の腕と言うよりも誰がやっても駄目な状態委有る様な気がする。


11035_20231103202101  一瞬だけ彫り込んで溶接を繰り返そうか?と思ったけど、あっさりと諦めてエポキシで埋めてお終いとした。
 理由は何だろうか?。航空機と同じ思想でアルクラッドだったのか、一気にプレスが難しいので接着剤を塗って積層した薄板をプレスしたのか、電触で圧延に依って出来て居た層が剥離したのか。。。
 とっちにしろこの時代の930のバンパーを溶接で補修しようとしない方が良さそうな感じだ。

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2023年11月 2日 (木)

Small restoration work

11021_20231103075801  昨日貰ったペイントリムーバ、比較的長時間を要する様に書いて有ったので一晩おいて削って見た。
 結果は耐チッピング塗装に対してはネオリバーと同じくらい。オリジナルのウレタン塗装?に関しては少し弱い感じだった。
 物が違うので特性的なモンが違うのは感じるけど、それなりに使えるので凄く助かる。
11022_20231103075801  分解作業中に起こった小さなトラブルも修復していかないといけない。
 リヤバンパーを止めて居るM8のボルトが2本折れた。



11023_20231103075801  古いのはウェルドボルトだったけど、巨大なスポット溶接機とか無いので普通のボルトを加工したのを溶接した。
 こんな所の溶接には新しく買った半自動が凄く便利。手棒では最初のスタート時に何回もずれてしまうしTIGは準備が大げさ。それに比べて半自動は狙ってビッとやれば完成。
11024 こっちはリヤバンパーの下の部品をぶさ下げている棒。ここもねじが折れ込んだ。
 この棒は車体から生えているけど外し方が解らず、仕方無いのでこのまま炙ったら取れたので一安心。

11025  こんな事をやって居ると、比較的新しい車をパーッと吹くだけは20万とか言う業者がいても、古い車を真面目にやると200万以上とか言う話も十分に理解出来る。

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2023年11月 1日 (水)

Different kind of paint remover

11011_20231101202901  朝一に電話がかかって来た。「アルミ用のプライマなら有るぞ、でもクロム入りの毒物だから発送ができん、ガハハハ」と。
 近くなら取りに行きたいけど片道250kmくらい有るから諦めてノンクロムプライマーを注文した。

11012_20231101202901  白骨号の作業をしていたら車が上がって来て「リムーバーの一斗缶を6缶貰ったから1缶あげる」と言い残して一斗缶を置いて帰っていった。
 今使って居るネオリバーが減って来たのでありがたい。そしてコイツは中性でヒリヒリせずに、生分解性で環境にも優しいらしい。
11013_20231101202901  ネオリバーは体に悪そうだしコイツが使えるなら凄く有り難い。早速リヤのバンパーと関連部品にベトベト塗ってみた。
 WEBの説明によると橋梁とかに使うヤツで基本は24時間必要らしい。このままで明日まで待ってみよう。

11014_20231101202901  ネオリバーもどろっとしているけど、こっちの方が少しだけ粘度が高い感じ。色も白でブルガリアヨーグルトその物。そして臭いもそんなに刺激的じゃ無いのも良い感じ。


11015_20231101202901  フロントの小物は元が白だった記憶が有るけどリヤの方は金色だった。綺麗に剥げてくれるのだろうか。

 そんな事やお金になる仕事やら色々していたら夕方になった。ちゃしろの散歩に行こうとしたら行橋の不良地方公務員が今季最後のイチジクを持って来た。
 なんか今日は色々来るなあ。それなら「お金に困っている」「金地金が欲しい」「A5ランクの牛肉が欲しい」と書いておけば明日は良い物が来そうな気がする。

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