thin wall
3台纏めて入って来た356のDCダイナモ3台目。これはベアリング回りが妙な感じだった。
小さくて薄い「バリ」みたいなヤツがベアリング外輪のスラスト力を受ける壁。どう考えてもこれがオリジナルの設計・構造とは思えない。
私の想像では内部の組み間違えなどで外側に付くボスが干渉してしまい、徐々に鋳物部品を削ってしまったんじゃ無いかと。 こんな鋳物を溶接補修できる技術が有るわけも無く、色々考えたあげく鋼線ででリングを付くってはめ込み、
構造用の接着剤で接着する事にした。100点の作業じゃ無い事は解るけど、そのまま薄い壁で出荷するよりは100倍改善される。
内側から見たらこんな感じで、あくまでも位置決めと最初の力は薄い壁が受け持ち、その後ろで接着されたリングが受け持つ構造になった。
これの界磁コイルは巻替えて有るみたい。かなりしっかりとして居たので、ワニス処理だけしたらOK。
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