Burnt printed wiring pattern
エンジンルームが燃えた!ポルシェ964のエアコンユニット。運転席は燃えて無い筈なのに、コネクタに何か変な樹脂成分が付いて居た。関係ないと思うけどヤナ感じ。
試験機にかけると不具合が山ほど出た。色んな所が壊れているのか、大本が中途半端な状態になっているのか、その両方か。
2枚の基板を分離して見て行くと、最初に目視で解るくらいの焼損箇所が有った。
ブラシで燃えかすを落とすと下から痩せ細った銅箔が出現し途中で切れていた。事前のテスタでの測定でもMΩのレベルだったので測定通りの結果。
ここはアナログセンサ類のコモンGNDの部分。普通なら高インピーダンスの電圧だけの信号が来ていると言うか、その基準点の筈。
それが燃えると言うことはどこかのセンサ回路に12V直みたいな低インピーダンスの電源が繋がったか、本来のデカいGND回路が断線して信号用のGND線に大電流が流れたか。
ハーネスも燃えているらしいのでどちらも可能性が有る。
色々と試験するにしても配線をふっきゅうしないと 始まらないので仮配線で復旧した。
これ以外に焼損箇所は無いのか、周辺の部品類に過大電流が流れて破損とか変化が起こってないのか色々と調べて修復してから、今までやって居る動作チェックとかリフレッシュ作業に成るから結構面倒な作業に成りそうな予感。
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