Goodbye, my sister's piano.
オーストリアにピアノ留学した妹が行方不明になって今年で40年になる。彼女のピアノは処分できずに持ち続けて来たけど、生活苦から手放すことにした。不甲斐ない兄を許しておくれ。。。
(笑)そんなドラマが有る訳でも無く、妹が子供の頃弾いていたけど、その後はずーっと置きっぱなしだったピアノをO/Hする事に成った。 レベルに関して私は解らんけど、我が家は私以外は全員が何らかの楽器を演奏できる。嫁さんはピアノを弾くし、長男は長い名前のバンドをやって居たし、次男と三男も見よう見まねでギターとピアノを弾く。私だけは怖くて触る事すら出来ん。
事の発端は数年間のちゃしろの散歩中に「たくみ工房」と言うピアノの作業場?を見つけた事から始まる。
主がいたので話を聞いてみたら、調律だけじゃなくて修理とか再生みたいな事をやって居る事が解った。その話を嫁さんにして居たら、数年経った今になって「修理して貰う!」と成ったと言う次第。 今日はその搬出の日。家から歩いて行けるくらいの工房に運ぶだけだけど、専門の業者が専用のトラックでやってきた。
話には聞いていたけど2人で15分くらいでトラックに積み込んで出て行った。5分も走ったら再び降ろす事に成る工房へ。 ずっと見ていたけど恐ろしく段取りが良い。そして自作のバンドとか踏み台とかも素晴らしく機能的で惚れ惚れする。こう言うプロフェッショナルな作業を見るのは気分が良いモンだ。
搬出した後は一気に部屋が広くなった。化粧ベニヤとアルミサッシが昭和の空気を醸し出している。1月くらいで出来上がるらしい。 ピアノの弾けない私はこんな事をしていた。0127と言うスペシャルICの互換回路は出来たので、次はピンコンパチの基板を作ろうという訳。
意外と難しい、スペース的に。でも何とか成りそうな気がしてきた。出来上がったらアメリカのエンスーに100万円で売ろう。
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