I did it !
検出にしくい場所での電流検出に目処が付いたので、今日はそのデータを元にPWMで電流制御。
BOSCHの技術者は凝り性だからかインジェクション回路では普通の事なのか知らんけど、PWM制御中はフライホイールダイオードが生きていて、最後にインジェクタを全閉にする所だけフライホイールダイオードを切り離す制御になって居る。
これの理由は最後までフライホイールダイオードが付いたままだとダラダラと環流電流が流れてしまってピシャッと閉まらないからだと思う。
そこで第一歩はPWMで定電流制御を行い、最後はピシャッと閉める制御。当然の事ながら最後だけコレクタ電圧がピッと立ち上がる。
第一段階が上手く行ったので次は問題の2段階制御。数年前はロジックICを使ったフリップフロップで実現したけど、今回は製品化?に向けた実験だからシンプルに小型化出来る回路を考える必要が有る。
何となく出来て居るけど高電流から低電流への切替がダラダラ。
これの理由がわからなくて延々悩んで、夕方のちゃしろの散歩でふと思いついた事が有ったので帰ってから試してみた。
もうグチャグチャすぎて自分でも良くわからん状態。もし上手く行っても今晩中に回路図を起しておかないと訳わからん様になってしまうパターン。
出来たかも。
上からコレクタ電圧、過電流を制御するトランジスタの出力、インジェクタ電流、の順。
散歩中に思いついたのが上手く行って綺麗な2段階制御になって居る。さらに素晴らしいのはDME基板側を何も弄ってない事だ。今の段階では名詞くらいの基板が必要だけど、ICとピンコンパチで入れ替えが出来る所まで来た。
額に入れて記念に飾りたいくらい(笑)の電流波形だ。
数年前からやろうとして居たけど、今回みたいに仕事としてお尻に火が付かないと頭がフル回転しないみたいだ。これは子供の頃からこんな感じの人間だった気がする。
あとは基板にしてから各部の定数を煮詰めて行き、安全の為の付加回路とかも考える必要が有る。ああもう一つあった。このICはタコメータ信号も作って居るからその回路が必要に成る。これは単純なI/F回路を追加するだけで行けるはず。
はあ、やっとここまで来たよ。
| 固定リンク
コメント