troublesome job
越前会長がMCナイロンの部品を取りに行くと電話してきた。オイルシール打ち込み治具は1個だけ削って見たけど、用途の解らん変なスペーサは未だだった。
仕方無いから作ろうかと思って図面を見たら最大径が30mm、対して支給材は60mm。アホか!?。
手持ちの材料を探してみたら黒のPOMの端材が使えそうなのでそれで削り出した。25mmの所の一部が24.5mmしか無かったけど、まあ一部だから良かろう。 こっちは長崎の不良地方公務員が持ち込んでいたヤツ。グライダー曳航用ウインチのローラらしい。今は合成樹脂の索だからローラもアルミ製で行けるのか、時代の変化を感じる。
これのベアリングを抜いて欲しいらしい。直ぐに抜けるだろうと思っていたけど、組むときに赤のロックタイトを使ったとか。赤って永久固定用だろ、取り外しには加熱が必要なヤツ。まともに接着されて居たらだけど。 少しだけ暖めてプレスで押したら抜けた。この感触ならキチンと表面処理がされて無かったみたい。怪我の功名か?。
なんでもBRGの幅よりもプーリの幅の方がデカくて、側面の押え板との間に隙間が有るらしい。
測定して見るとBRGは15.9mmくらいに対してプーリは16.3mmくらい有る。確かにガタがあって側板で固定は出来て無い。 プーリの両側面を合計で0.35mmくらい削り込んだらOKだけど、うちの旋盤だとこのプーリは掴めない。フライスの円弧補完で削るには段取りが面倒臭い。そんな話をしていたら大学の工場で削って貰おうという話に成った。
その工場は私が時々ブログを見ているここだと思う。毎回へんてこりんな作業をこなしていて、町工場とは違う面白さを感じる職場の雰囲気。このプーリの側面を削るかんて簡単すぎてブログの記事には成らん様な気がする。
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