Slowly improving
ポルシェ964とか993のエアコンコントローラを試験する為のエミュレータ。正式名はクライメートコントロールユニットだったか、かなり大層な名前のユニット。だから?エミュレータも大層な規模になる。
私は930しか持って無いのでこれは純粋な仕事用の機械。嫁さんやここを見ている人は遊んでいると感じて居るかも知れないけれど(笑)。純粋に仕事の為の機械な訳だ。
もしかしたらドイツにはBOSCH製の正式版が有るかも知れないけれど私は見つける事が出来て無い。そして見つけられたとしても100万以上はすると思う。だから自分で作るしか無い。 以前から少しずつ改善しては使って居たのだけど、今回はサーボモータのフレームを一新した。格好悪いインシュロックで括ったようなフレームは潔く捨て去って、レーザー加工機で切り出したアクリルのフレームに交換した。
交換してから思ったけど、こう言う用途には透明じゃ無くて色の付いたアクリルの方が良かった。そして同じ物が5個並ぶと良い感じに見える。自画自賛だから。。。
これでほぼ全てのセンサとアクチュエータを表現できているけど、今のままでは余りにもスパゲッティ配線でみっともない。こちらも少しずつで良いから綺麗に纏めて行こうと思っている。何時になるか解らんけど。
純粋に手早く修理するだけならそれっぽい部品をチャチャッと交換して納品し、様子を報告して貰うやり方も有る。でもそれって感と運に頼ったやり方で私的には格好良くない。アメリカの腕に入れ墨を入れたオッサンなら「ロックじゃねえだろ!」と言いそうなやり方。
だからDMEのエミュレータにしても同じ考え方だけど、自分の卓上で車載時と同じ環境で検証をしたい訳。それをやらないと「治りました」と言えないし、ここまでは正常だから他の○○を見て貰えませんか?とも言えない。
そんな感じでエアコンユニットのエミュレータは機能的には完成して後は仕上げの段階。次は964のDMEエミュレータかな?、こっちも少しずつ進めて居るけどかなり手強い。
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