Vulnerable connections
何用か聞いたけど忘れたリレー。ちょっと特殊な回路図が印刷して有ったけど、中身はもっと変なヤツだった。
大型のオルタネータに使われて居る位のダイオードが入っている。そしてそれがアルミ板に取り付けられて居て、さらに分厚いアルミのケースにキチキチではめ込んで有る。
Vfを測定したら普通の電力用ダイオードで、ここまで放熱を考慮すると言うことは20Aくらい流れるんだろうか?。
分解前も特に悪い所は無かったけど、でっかいブスバーの接続分にクラックかも?的な筋が有ったので全部を再半田しておいた。
もし動作不安定とか有ったら治ったかもしれない。
こっちは普通のO/Hと思って居たら色々有ったオルタネータ。
殆ど摩耗してないのにブラシの当たった跡がおかしい。そしてスリップリングからのびが配線がぶらぶら。なんかヤナ感じ。
抵抗を測定したら目茶苦茶な値だったので、もしかして変な酸化皮膜かも?と思って一皮剥いても変わらなかった。
そして配線をグリグリして居たらポロッと取れた。配線が浮いていたので遠心力と振動で半田付け部にクラックが入った様な感じ。
結局スリップリングは抜いて新しい配線を半田付けし直して、1mmほど深く圧入して配線は接着剤で固定した。
これで行けると思う。
もう一つの困ったヤツはテールのベアリング。分解前にゴリゴリして居たけど、何とハウジングが叩かれて変形して居た。
ここはレギュレータAssyを外さないと見えない所なので、車両から外す時に落としたりした訳では無く、前回のオルタを分解した時に落とすか叩いたとしか思えない。
よく見たら小さなクラックが有るようにも見えてヤナ感じがしたけど、ここが割れても重大な事故には成らんので内側から叩いて修正した。
定番のBrgホルダは崩壊して居たのでPOMで削り出した。
直ぐに終わって次をやろうと思っていたけど、想像以上に面倒臭いヤツだった。まあ治ったから良いけどね。
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